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第十四話、お披露目の日
(一)
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私の頬にとんとん、と丁寧におしろいが乗せられる。
神様の悪戯心で長くなった髪はさらに“かもじ”と言う付け毛が付けられてゆるやかに、重ねられている小袿の色とよく合う濃緑の組紐で節のように結ばれる。それはまるで長毛猫さんのしっぽのように豪華で、毛先だけがふんわりと床に着いて広がっていた。
今日はいつもの濃緑の袴では無く緋色の裾の長い袴を身に着けている。既に練習で何回か着せて貰っていた花嫁衣装。藤色と新緑の若草色が重ねられた小袿、そして一番上に着せて貰ったのは白い地に金糸や銀糸で猫の紋様がいくつも豪華に刺繍されている物だった。
お披露目当日と言うことで到底、たまちゃんだけでは流石に手が足りないので普段は神様のいらっしゃる神殿で身の回りのお世話をされていると言う女の子たち――たまちゃんと同じように小袖の白衣に緋の袴姿のかわいらしい猫さんたちに手を借りて支度を進める。そんなたまちゃんも自らの支度の為に先ほどから席を外していた。
「奥方さま、とってもいいにおいですね」
すんすん、と匂いを感じ取っているたまちゃんと同じくらいの年ごろに見える三人の女の子たち。
一人がそうして吸いはじめると寄ってたかって三人に匂いを吸われてしまう。
「玉乃井さまがおっしゃっていたけど」
「確かに神さまのにおいもあるし、国芳さまのにおいと、あと……優しい、懐かしいにおい」
「茶白のおじさんたちが出掛けたまま帰ってこないのもわかる」
それぞれの口ぶりや素振りからこの子たちも元は飼い猫だったのかな、と思う。
そして茶白さんやキジトラさんはやっぱり“おじさん”だったのだとこんな時に発覚してしまう。だから国芳さんが嫉妬をするのも無理ない話。
おしゃべりが好きなのか、私のお化粧もあとは唇に紅を、と言う所まできて着替えを終えたらしいたまちゃんが私の部屋に戻って来た。
神様や国芳さんに仕える人の姿になれる女の子の猫さんたちの標準的な姿なのかいつもは動きやすい小袖の白衣に緋の袴だけのたまちゃんが今日は丈の長い白い羽織りものに袖を通して恥ずかしそうに入って来た。
羽織りものは透けるくらいに薄く軽やかで、所々に猫の文様が青みがかった緑色で描かれていて差し込む日差しに当たると透けながら輝き、とても綺麗だった。その首元には銀色の、私とお揃いのリボンのように房が付けられた組紐の首飾りがついている。
元になっている組紐はたまちゃんのこちらでの五十歳のお祝いにと国芳さんが贈って、それを今度は黒光さんが預かって私と同じ物に仕立てに出したもの。
「……国芳さまの奥方となられるすず子さまのお傍についているからには、と……首飾りだけじゃなくて、黒光さまがたまにこんな立派な羽織りまで、仕立ててくださって……」
今にも泣き出してしまいそうなたまちゃんの白い耳がそわそわと動いて心の葛藤を表していた。
「すず子さま、とってもお綺麗です……うう、泣いちゃだめなのに」
金茶の瞳を潤ませて鼻先もほんのり赤くさせ始めてしまうたまちゃんの姿に私も思わずつられてしまいそうになる。
そんな様子をにこにこと見持っていてくれた女の子たちが「仕上げの紅は玉乃井さまに」とたまちゃんの手のひらに大きなはまぐりの貝殻を手渡した。
玉虫色、と表現をしたらいいのか光沢のある不思議な……そう、まるで国芳さんの髪のように何色にも見える朱色の口紅が貝殻に乗せられていた。
「すず子さま、失礼します」
小筆も手渡され、そっとはまぐりの中にある紅を掬うたまちゃんの手が微かに震えているのが分かる。
でもその手は、人の姿をとっている手はつい昨日まで一緒にお裁縫を頑張ったりと繊細な動作を何度も何度も繰り返し練習してきた。私の髪だって、いつも上手に編んでくれている。
丁寧に、私の唇に筆が乗る。
真剣なたまちゃんの眼差しを邪魔しては、と私は少し伏し目でじっと動かないようにしていれば唇から筆が離れた。
「ふ、う」
どうやら塗っている最中、ずっと息を止めていたらしいたまちゃんが大きく息をして「できました」と伝えてくれる。ひと仕事を終えたたまちゃんの後ろから私を覗き込む三人の女の子たちは「いっそう華やかになりましたね」と言ってくれていたけれど突然すす、と身を乗り出すように覗き込んでいた姿勢から変わって私の背後に現れた人にお辞儀をする。
髪を乱さないようにゆっくりと体ごとゆるく振り向けば、御焚き上げの白い斎服の時とは違う黒地の袍――紫の袴には私と同じ猫の紋様が織られた礼装姿の国芳さんが同じく黒い袍に無紋の紫色の袴姿の黒光さんを伴って部屋にやってくる。
「すず子、綺麗だな」
なんの戸惑いもなく私に掛けられる言葉。
「国芳さんも、いつもと違って」
普段は自由な癖っ毛がきゅ、と纏められて頭上には黒い冠があった。
「惚れ直したか?」
「私はいつでも、あなたをお慕いしていますよ」
私の背後でははしゃぐように、にゃあにゃあと三人の女の子たちがお話をし始めてしまう。国芳さん、と言うよりは黒光さんの凛々しい姿に、だと思うけれど……本人の視線は明らかにたまちゃんに向いていた。すごい見つめている。
だって、黒光さんが仕立てた羽織りに袖を通しているなんて、私がもし黒光さんの立場だったら感激を隠せないと思う。
薄化粧をした今日のたまちゃんはいつにも増してとっても素敵だし私とお揃いの首飾りもしっかりと身に着けている。
もちろん、私の首元にも鈴が付いた首飾りがあった。
「玉乃井、すず子様の為に今日までよく頑張ったな」
「にゃ、にを……黒光さまが、たまを……ほめて、くださるにゃ、んて」
あ、駄目かも、とたまちゃんはあまり刺激が強いと白猫に戻ってしまうのを知っていた私はそれが失礼な程に杞憂だったのだと知る。白い耳はぴん、と立ち、深く息を吸って自分の気持ちを落ち着かせてからしっかりと背筋を伸ばすたまちゃんがいた。
「たまはすず子さまのこと、大好きですから」
この日の為に、ずっと準備をしてくれていたたまちゃんの変化に気が付いたのか国芳さんの口もとが優しく、弧を描く。
神様の悪戯心で長くなった髪はさらに“かもじ”と言う付け毛が付けられてゆるやかに、重ねられている小袿の色とよく合う濃緑の組紐で節のように結ばれる。それはまるで長毛猫さんのしっぽのように豪華で、毛先だけがふんわりと床に着いて広がっていた。
今日はいつもの濃緑の袴では無く緋色の裾の長い袴を身に着けている。既に練習で何回か着せて貰っていた花嫁衣装。藤色と新緑の若草色が重ねられた小袿、そして一番上に着せて貰ったのは白い地に金糸や銀糸で猫の紋様がいくつも豪華に刺繍されている物だった。
お披露目当日と言うことで到底、たまちゃんだけでは流石に手が足りないので普段は神様のいらっしゃる神殿で身の回りのお世話をされていると言う女の子たち――たまちゃんと同じように小袖の白衣に緋の袴姿のかわいらしい猫さんたちに手を借りて支度を進める。そんなたまちゃんも自らの支度の為に先ほどから席を外していた。
「奥方さま、とってもいいにおいですね」
すんすん、と匂いを感じ取っているたまちゃんと同じくらいの年ごろに見える三人の女の子たち。
一人がそうして吸いはじめると寄ってたかって三人に匂いを吸われてしまう。
「玉乃井さまがおっしゃっていたけど」
「確かに神さまのにおいもあるし、国芳さまのにおいと、あと……優しい、懐かしいにおい」
「茶白のおじさんたちが出掛けたまま帰ってこないのもわかる」
それぞれの口ぶりや素振りからこの子たちも元は飼い猫だったのかな、と思う。
そして茶白さんやキジトラさんはやっぱり“おじさん”だったのだとこんな時に発覚してしまう。だから国芳さんが嫉妬をするのも無理ない話。
おしゃべりが好きなのか、私のお化粧もあとは唇に紅を、と言う所まできて着替えを終えたらしいたまちゃんが私の部屋に戻って来た。
神様や国芳さんに仕える人の姿になれる女の子の猫さんたちの標準的な姿なのかいつもは動きやすい小袖の白衣に緋の袴だけのたまちゃんが今日は丈の長い白い羽織りものに袖を通して恥ずかしそうに入って来た。
羽織りものは透けるくらいに薄く軽やかで、所々に猫の文様が青みがかった緑色で描かれていて差し込む日差しに当たると透けながら輝き、とても綺麗だった。その首元には銀色の、私とお揃いのリボンのように房が付けられた組紐の首飾りがついている。
元になっている組紐はたまちゃんのこちらでの五十歳のお祝いにと国芳さんが贈って、それを今度は黒光さんが預かって私と同じ物に仕立てに出したもの。
「……国芳さまの奥方となられるすず子さまのお傍についているからには、と……首飾りだけじゃなくて、黒光さまがたまにこんな立派な羽織りまで、仕立ててくださって……」
今にも泣き出してしまいそうなたまちゃんの白い耳がそわそわと動いて心の葛藤を表していた。
「すず子さま、とってもお綺麗です……うう、泣いちゃだめなのに」
金茶の瞳を潤ませて鼻先もほんのり赤くさせ始めてしまうたまちゃんの姿に私も思わずつられてしまいそうになる。
そんな様子をにこにこと見持っていてくれた女の子たちが「仕上げの紅は玉乃井さまに」とたまちゃんの手のひらに大きなはまぐりの貝殻を手渡した。
玉虫色、と表現をしたらいいのか光沢のある不思議な……そう、まるで国芳さんの髪のように何色にも見える朱色の口紅が貝殻に乗せられていた。
「すず子さま、失礼します」
小筆も手渡され、そっとはまぐりの中にある紅を掬うたまちゃんの手が微かに震えているのが分かる。
でもその手は、人の姿をとっている手はつい昨日まで一緒にお裁縫を頑張ったりと繊細な動作を何度も何度も繰り返し練習してきた。私の髪だって、いつも上手に編んでくれている。
丁寧に、私の唇に筆が乗る。
真剣なたまちゃんの眼差しを邪魔しては、と私は少し伏し目でじっと動かないようにしていれば唇から筆が離れた。
「ふ、う」
どうやら塗っている最中、ずっと息を止めていたらしいたまちゃんが大きく息をして「できました」と伝えてくれる。ひと仕事を終えたたまちゃんの後ろから私を覗き込む三人の女の子たちは「いっそう華やかになりましたね」と言ってくれていたけれど突然すす、と身を乗り出すように覗き込んでいた姿勢から変わって私の背後に現れた人にお辞儀をする。
髪を乱さないようにゆっくりと体ごとゆるく振り向けば、御焚き上げの白い斎服の時とは違う黒地の袍――紫の袴には私と同じ猫の紋様が織られた礼装姿の国芳さんが同じく黒い袍に無紋の紫色の袴姿の黒光さんを伴って部屋にやってくる。
「すず子、綺麗だな」
なんの戸惑いもなく私に掛けられる言葉。
「国芳さんも、いつもと違って」
普段は自由な癖っ毛がきゅ、と纏められて頭上には黒い冠があった。
「惚れ直したか?」
「私はいつでも、あなたをお慕いしていますよ」
私の背後でははしゃぐように、にゃあにゃあと三人の女の子たちがお話をし始めてしまう。国芳さん、と言うよりは黒光さんの凛々しい姿に、だと思うけれど……本人の視線は明らかにたまちゃんに向いていた。すごい見つめている。
だって、黒光さんが仕立てた羽織りに袖を通しているなんて、私がもし黒光さんの立場だったら感激を隠せないと思う。
薄化粧をした今日のたまちゃんはいつにも増してとっても素敵だし私とお揃いの首飾りもしっかりと身に着けている。
もちろん、私の首元にも鈴が付いた首飾りがあった。
「玉乃井、すず子様の為に今日までよく頑張ったな」
「にゃ、にを……黒光さまが、たまを……ほめて、くださるにゃ、んて」
あ、駄目かも、とたまちゃんはあまり刺激が強いと白猫に戻ってしまうのを知っていた私はそれが失礼な程に杞憂だったのだと知る。白い耳はぴん、と立ち、深く息を吸って自分の気持ちを落ち着かせてからしっかりと背筋を伸ばすたまちゃんがいた。
「たまはすず子さまのこと、大好きですから」
この日の為に、ずっと準備をしてくれていたたまちゃんの変化に気が付いたのか国芳さんの口もとが優しく、弧を描く。
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