38 / 55
月の見守り
しおりを挟む
反乱軍の指揮官を捕えたササーン達は指揮
官にチップが脳内にあるのか確認しようとし
ていた、だが、ササーンは不安を感じていた、
もし指揮官にチップがあったなら黒幕は誰な
のか、そしてまた振り出しに戻って皆が危険
に晒されてしまうと・・・、感情を表に出さ
ず問題を背負っていた。
もし指揮官にチップがあったらどーする・
・・、一体何の目的で・・・、黒幕は誰なん
だ・・・、此れから先・・・、クリアールに
未来はあるのか・・・?、早く帰って来てく
れ、ケーン。
『アラアラァ~、どう、なさいましたかぁ~
?、ササーンさん、感情が乱れてお有りの様
ですがぁ~?、残念ながらぁ、顔色の方は分
かりませんがぁ~、だいぶ深刻にぃ、お考え
の様ですねぇ~!!』
『ゲーツ!!、オマエハ、ココロヲ、ヨミト
ルコトガ、デキルノカ?』
『いいえ、決して読み取る能力はございませ
ん、ただ心の歪みを感じるのです、ササーン
さんもし、良ければ話しては、貰えないでしょ
うかぁ?、このゲーツに?』
『・・・、ナンダカ、オマエニハ、ナンデモ、
ハナセルヨウナ、キガスルナ、ナゼ、ヤサシ
サヲツツムコトガデキル?』
『此れが月星の役目なのでしょうかぁ~、ひっ
そりと見守る、そして、いつでも側にいる、
もしも月が出ない時は、どうか月を思い出し
て下さい、そしてその貴方の思いが満月を生
み出すのです・・・、この言葉はぁ~、昔か
ら伝わった言葉にございます』
『・・・』
何だ・・・、この感じは・・・、心が・・
・、安らぎに・・・、満ちてくる。
『スバラシイ、ツキノ、シハイシャヨ、ドウ
カチカラヲ、カシテクレ、クリアールセイノ、
ミライノタメニ!!』
『始めからそのつもりでした、ササーンさん、
此れからは、このゲーツにお任せ下さい、何
なりと!!』
まだ分かりませんが、多分チップの中身は
あのウィルスに違いありませんねぇ~、胸騒
ぎがします!!
一方その頃クリアール星に向かっていた三
人は、見た事がない星を目撃していた。
『何だ、何だ!!、お前ら見てみろ?、あん
な星あったか?、前から?あんなキラキラし
た星、初めて見るなぁ?』
『そうだね!!、そして凄く小さく見えるね、
あれは一体?』
『あれは多分、妖精が宿ると言われる妖星じゃ
ないかな?、以前父から聞いた事がある、そ
の星は妖精が暮らす星と、その妖星達は主人
を待っていて、その生命に合うものが取り憑
くと、良いも悪いも問わず、本質に宿らせる
とても恐ろしい星と言っていました』
『て事は、要するに良い妖精と悪い妖精がい
て、その本質に合った妖精が取り憑くって事
かぁ?』
『良い妖精が憑くと素晴らしい力を得て、も
しも悪い妖精が憑いた者は破滅すると・・・』
官にチップが脳内にあるのか確認しようとし
ていた、だが、ササーンは不安を感じていた、
もし指揮官にチップがあったなら黒幕は誰な
のか、そしてまた振り出しに戻って皆が危険
に晒されてしまうと・・・、感情を表に出さ
ず問題を背負っていた。
もし指揮官にチップがあったらどーする・
・・、一体何の目的で・・・、黒幕は誰なん
だ・・・、此れから先・・・、クリアールに
未来はあるのか・・・?、早く帰って来てく
れ、ケーン。
『アラアラァ~、どう、なさいましたかぁ~
?、ササーンさん、感情が乱れてお有りの様
ですがぁ~?、残念ながらぁ、顔色の方は分
かりませんがぁ~、だいぶ深刻にぃ、お考え
の様ですねぇ~!!』
『ゲーツ!!、オマエハ、ココロヲ、ヨミト
ルコトガ、デキルノカ?』
『いいえ、決して読み取る能力はございませ
ん、ただ心の歪みを感じるのです、ササーン
さんもし、良ければ話しては、貰えないでしょ
うかぁ?、このゲーツに?』
『・・・、ナンダカ、オマエニハ、ナンデモ、
ハナセルヨウナ、キガスルナ、ナゼ、ヤサシ
サヲツツムコトガデキル?』
『此れが月星の役目なのでしょうかぁ~、ひっ
そりと見守る、そして、いつでも側にいる、
もしも月が出ない時は、どうか月を思い出し
て下さい、そしてその貴方の思いが満月を生
み出すのです・・・、この言葉はぁ~、昔か
ら伝わった言葉にございます』
『・・・』
何だ・・・、この感じは・・・、心が・・
・、安らぎに・・・、満ちてくる。
『スバラシイ、ツキノ、シハイシャヨ、ドウ
カチカラヲ、カシテクレ、クリアールセイノ、
ミライノタメニ!!』
『始めからそのつもりでした、ササーンさん、
此れからは、このゲーツにお任せ下さい、何
なりと!!』
まだ分かりませんが、多分チップの中身は
あのウィルスに違いありませんねぇ~、胸騒
ぎがします!!
一方その頃クリアール星に向かっていた三
人は、見た事がない星を目撃していた。
『何だ、何だ!!、お前ら見てみろ?、あん
な星あったか?、前から?あんなキラキラし
た星、初めて見るなぁ?』
『そうだね!!、そして凄く小さく見えるね、
あれは一体?』
『あれは多分、妖精が宿ると言われる妖星じゃ
ないかな?、以前父から聞いた事がある、そ
の星は妖精が暮らす星と、その妖星達は主人
を待っていて、その生命に合うものが取り憑
くと、良いも悪いも問わず、本質に宿らせる
とても恐ろしい星と言っていました』
『て事は、要するに良い妖精と悪い妖精がい
て、その本質に合った妖精が取り憑くって事
かぁ?』
『良い妖精が憑くと素晴らしい力を得て、も
しも悪い妖精が憑いた者は破滅すると・・・』
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる