夢を紡ぐタイプライトな羊達
小説家を目指す、夏樹紗希(なつきさき)は、密かに恋焦れていた親友作家の小説をずっと読み続ける。……彼は風見詩経(かざみしきょう)というペンネームでネットの投稿小説で人気の上位を長年取り続けていた。ネットに投稿される圭介(風見詩経)の作品に耽溺する紗希。……ある日彼女が手に取った彼の小説はある時期からペンネームの被る別の作家の人物の作品とすり変わっていた。そしてペンネームを被らせる不穏な一人の小説家の存在とある事件に巻き込まれる事になるのだが……
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これは驕慢に華であり続けた娘と、華に惚れた《僕》の物語である。
谷崎潤一郎さまの《春琴抄》のオマージュです。著作権保護期間が2016年に終了しているため、二次創作のタグはつけておりません。
素晴らしい小説に敬意を捧げて。
《春琴抄》をご存知ではない御方にもお楽しみいただけるように書かせていただきました。なにとぞ、広い御心にてお読みいただけますよう、よろしくお願いいたします。
* こちらはカクヨムさまにも投稿しています
Webコンテンツ大賞の戦い方【模索してみよう!】
橘花やよい
エッセイ・ノンフィクション
アルファポリスのWebコンテンツ大賞。
読者投票もあるし、うまく戦いたいですよね。
●応募作、いつから投稿をはじめましょう?
●そもそもどうやったら、読んでもらえるかな?
●参加時の心得は?
といったことを、ゆるふわっと書きます。皆さまも、ゆるふわっと読んでくださいませ。
30日と31日にかけて公開します。