転生したら溺愛騎士の魔剣

れく高速横歩き犬

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序 魔剣転生

3優しい手に奪われる※

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 ヴェルジークは剣を床に置く。イオを立たせると、自身が椅子に座り膝の上に前向きに座らせる。イオはこれでも自分は日本人男性の平均身長があり決して軽くはないが、子供のように膝に座らされて羞恥した。

「んッ・・・」

 太腿を這うように指先が触れてくる。騎士の職業柄からか少しザラついて無骨な指の感触がくすぐったくて、イオは身動ぐ。すると腹に回された片方の腕にしっかりと抑えられた。
 衣服の裾がどんどん捲られ脚の付け根まで見えると、まだ勃たないイオの性器に指先が当たる。

「ぁっ」

 他人に触れられた事のない敏感な性器なので、驚いて身体が跳ねた。一瞬ヴェルジークに笑われた気がしたが、顔が見えないのでどんな顔をしているかはわからない。
 指はイオの性器には触れずに、溝尾をなぞりながら胸のまで辿り着く。女性のように柔らかくはないが、それなりに男として筋肉はある胸筋を掴まれて揉まれる。

「ぁ、あの・・・」
「どうした?」
「女の子じゃないから、なんというか・・胸揉まれてもあんまり・・」
「・・・君はいきなり突っ込まれるのが好みなのか?」
「えっ、いや、痛いのは嫌だけど」
「なら大人しくされていなさい」
「うぅ・・」

 しばらく両方の胸筋を揉みしだかれると、乳首を親指の腹で撫でられる。くるくると円を描くように優しく押されていると、乳首が勃ち上がる。そしてキュッと摘まれビクッとまた身体が跳ねる。

「んうッ」
「フッ、君は敏感だな。可愛い」
「可愛いって・・・男に言われても嬉しくないというか・・」
「これから他の男にされて悦ぶ身体になると思うと・・・少しもったいないか」
「え、ぁッ、んッ・・・なんですか?」
「何でもないよ、私の指舐めて」

 摘んだりこね回して乳首を可愛がっていたヴェルジークの指は、イオの下唇をなぞる。イオは少し戸惑うが、舌を出してヴェルジークの人差し指を舐めた。
 そのまま指は口内へと滑り込み、ゆっくり擦り始めた。

「ぁっ、あっ、・・んっ、はぁ」
「・・この口に指以外も入って君を蹂躙するんだよ」
「んッ、ぅ、は、んグっ」

 人差し指と中指の2本で少し乱暴に舌を掴んだり奥まで差し込んで、イオの口内で動かされる。イオは、溢れた唾液が顎を伝っていくのを感じた。
 イオの腕はいつの間にか、腹を抱えるヴェルジークの腕をギュッと握りしめていた。

「・・・大丈夫、優しくする」

 ヴェルジークは、身体をさらに密着させてイオの耳にキスをした。

 イオの唾液を絡ませた指を口から抜き、ヴェルジークは下肢へと手を伸ばす。指先の裏でそっとイオの性器を撫でると、やんわりと握る。

「んッ・・・」
「ここを触られるの初めて?」
「は・・・はい・・うぁっ」

 ヴェルジークの親指が、イオの亀頭でゆっくりと回される。人差し指の先で裏筋を擦られたりすると、先端から先走りの液体が溢れてきた。先端に指を絡められ親指でぐりぐりと押される。

「んくっ、ふ・・あっ、そんな・・・ぐりぐり押したら・・ッ、あ、あ」

 しばらく先端をイジられていると亀頭は液体でヌルヌルと濡れそぼる。今度は握られて上下に扱かれ始めた。

「あぁッ、あっ、・・んッ、ぅ」
「勃ってきたぞ。君の先走りが溢れて俺の手がぐっしょりだ、ほら」
「ひあっ、あっ、見せ・・・な・・くっ」
「どうした?声を出したほうが楽になる」
「んっ、く・・・ふっ、ッ」

 強くなった起立への行為に感じ、イオは咄嗟に口を塞ぐ。完全に勃起する頃には脚がガクガクと震えていた。
 ヴェルジークは状態を察し、首筋にキスをするとイオを拘束する鎖を引っ張り手を離させた。そして指の動きを大きくして熱を解放させるために追い上げた。

「聞こえるか?同じ男に性器を蹂躙されてぐちゅぐちゅ鳴る可愛い音が・・あぁ、ドクドク脈打ってきたね」
「んんッ、ぅ、・・くっ、手、離し・・はな・・イク、は、ぁッ、イク」
「一度達しようか、楽にして」
「あ、あっ、はやいぃッ!あっ!うっ、出るぅ!んんッ、ああっーーーーーーッ!」

 背中を仰け反らせてイオは達すると、床にボタボタと精液を溢した。ぐったりとし前に倒れそうになると、後ろから力強く抱き締められる。
 身体は小刻みに震え掴まれた部分のヴェルジークの服は、皺くちゃになりまだ握りしめられている。

「ぁ・・・はぁ・・はぁ・・・」
「困ったな、可愛い」

 ヴェルジークは手に付いたイオの精液を眺めると、人舐めした。そのままぺちゃぺちゃとワザと音を立てて舐める。
 イオは薄れる意識の中その音を聞き、首筋にキスされたのを感じながら目を閉じた。
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