福引きで当てた魔獣王の愛し子

れく高速横歩き犬

文字の大きさ
16 / 36

15奉仕※

しおりを挟む
 お互いに洗いっこして何もしないと言った通りに確かにエロい意味では触ってこなかったけど、油断すると指とか項とかにやたらと触れてキスは仕掛けてきた。その度にいちいち怒るのも疲れ果てた頃、湯船に浸かりながらのんびりする。
 後ろから、ロギアに抱き込まれてるけどな。しかも髪に鼻を埋めたり、耳にもキスして来た。


 これは魔獣姿のロギアが毛繕いしてる、これはロギアの毛繕い・・・。オレは呪文を唱えて平常心を装った。
 しかしドクドク鳴る心臓の音は嫌でも自分の耳に響いて、ロギアに伝わっていないかと身動ぐ。ロギアは何もしないって言ったから、オレが意識してるのは不謹慎だよな。


「んっ」


 ふいに太もも辺りを触れられて、ちょっと変な声出した。気付かれてたかな・・・。


「ユト」
「な、なに?」
「・・・・いや、何でもない」
「うん?・・・・・ッ!?」


 ロギアは何か言いかけたけど、言葉をつぐんで後ろからさらにギュッと抱きしめて来た。身体が密着して気付きたくなかった事に気付く・・・・勃ってる。ロギアの・・・魔獣王の自己主張魔王がな。


「ロ、ロギア!?当たってる・・んだけど」
「何がだ」
「・・・ナニがだよ」
「あぁ・・・・・・・・・わざと当ててる」
「ヒィッ!?」


 わざと!わざとだったのか!そのわざと当ててる魔王サイズのモノを遠慮なくグイグイと腰に押し当ててくる。何もしないって言ったのにー!


「ッ、ぁ、・・・んぅッ」


 調子に乗って動いて擦りつけ始めたロギアから離れようとしたけど、腕を外そうとしてもびくともしない。ぐぬぬ・・・魔族の馬鹿力め。あれ?この台詞ルシエスにも言ったな?


「何もしないって・・・言ったのに」
「ユトが私を意識していたのが可愛いくてな、耐えきれなかった」
「そこは言った責任取って耐えろよ」
「無理だな、可愛い過ぎる」
「またそれ・・・ぃあッ」


 項に噛みつかれたかと思うと片胸をやわやわと揉まれる。女の子みたいに柔らかくないのに触って楽しいのかな・・・。そう、ふと思った矢先に乳首の先端を摘まれてコリコリと転がされた。さすがにそれは刺激が強すぎて身体が思わず跳ねてしまうと、逃げられると勘違いしたのかロギアの長い脚でオレの脚を開かせて固定してきた。


「ロギア、ちょっと痛いって!」
「大人しく良くされていろ」
「されてろって・・・お、オレ・・ロギアとそんな仲じゃないし・・」
「・・・そうだったな。なら私のことは一方的に奉仕する男娼か道具だと思えばいい。ペットでもいいぞ」
「んッ、っ、・・・そんなの無理だろッ・・ロギアはロギアだし・・・」
「・・・・・・ユト」
「んぐっ!?」


 顎を掴まれたかと思うと、顔を少し後ろに向けさせられてロギアが口を塞いできた。すぐ肉厚な舌がオレの口腔内を舐め回し、時々強く舌に吸い付く。キスしながらもオレの乳首を抓ったり、胸を揉んだりはやめないもんだから息も荒くなって来た。というかさっきからずっと口塞がれてるから、息が・・・。


「・・・は、・・ユト?」
「・・・・ぅ、はぁ・・・・はぁ・・くるしい」
「すまない。体制を変えよう」


 そういう問題でもないんだけど、やっと解放してくれるのかと思ったら素早くオレを抱えて向かい合わせに太腿の上に乗せられた。ロギアと目が合う。
 さっきよりも難易度が上がっている気がする。そしてまたキスして来た。


キス魔か・・・。


 腕と脚は自由だから逃げられるかと思ったけど甘かった、後頭部と腰を手で捕まれたら魔族馬鹿力にはやはり敵わない。
 唇が溶けてなくなるんじゃないかってくらいにキスされ、やっと満足したのか口が離れた。でもオレの耳や首筋にキスや甘噛みはやめずに、ペロペロしながらさっきまで弄られていた胸に舌を這わされる。


「っふ、・・・ぁ、・・や、ぁッ!」


 乳輪ごと大きな口にすっぽり収まってしまい、そのままツルンと食べられるかと思った。口の中に隠れて見えないオレの乳首がどうなってるかはわからないが、舌で上下に弾かれる感覚と時々先端がピリッとするから歯列に挟まれてるのかも・・・。


「ひあっ、・・・くぅ・・んぅッ!ロギア・・噛まな・・・で・・・んあアッ!?」


 いきなり下半身の性器が触れられ背を反らす。一番敏感な所を触られたら反応もするだろ。するよな・・・?
 まだ勃ってはいないけど、ロギアの大きな手にほぼ包まれて優しく玉ごと揉まれたらイヤでも反応するオレの正直な自己主張なムスコ・・・・ぅッ。

 お湯の中だからかスムーズには手は動いてないけど、経験浅はかなオレには他人に触られてるってだけでもういっぱいいっぱいだ。先端をグリグリされたり上下に扱かれるうちに、完全に勃ってしまった。


「勃ったな」
「うぅ・・・・言葉にするなよ」
「気持ちいいか?」
「っ・・・・・・・誰だって触られたら気持ちいいだろ、多分」
「ユトは今、気持ちいいか?」
「・・・き、もち・・・・・・・・ぃぃ」


 そんなにオレに気持ち良くなってなって欲しいのかな?こんな状態なのに揶揄うわけでもなく、真面目な男前顔してロギアが見つめて来た。
 素直に気持ちいいと小声で伝えると、喜んだのか顔にたくさんキスして来た。


「ユト、一緒に気持ち良くなろう」
「んッ、は・・・ッ、・・あぁッ!?や、な、なに!んアッ、や、ああッ!」


 大きさの違う二つの性器を一緒にまとめられて力強く擦りあげられる。ロギアの逞しい腕が上下に動くたびにバシャバシャとお湯を跳ねさせる音が、オレの鼓膜にやけに響いた。
 扱かれキスされの追い打ちで、限界が来た頃に突然ロギアがオレを抱えて浴槽から出た。


「うあっ!?ちょっ、どこ行くんだよ!」


 身体も拭かずにロギアは無言で抱えて歩き、オレは落ちない様に首に腕を回して・・・・腰には脚まで巻き付けてしがみついた。
 重みのある足取りが止まったかと思うと、身体が後ろに倒れて背中から沈みこむ感触がする。このままどこか深い底まで沈むみたいだ。

 ベッドに押し倒されたと思うと、またロギアがオレのと一緒に性器をまとめて扱き始める。水中と違って動く手はスムーズで、粘膜が擦れ合う音がはっきりと聞こえてくる。オレは恥ずかしくて腕を交差させて視界を塞いだ。


「目を隠すな」
「んッ」


 両手をまとめて頭上に抑え込まれると、ロギアと目が合う。


赤い瞳が獲物を狙う獣みたいにオレを見ている・・・。


 そう意識した瞬間に爪先から頭までゾクゾクと何かが駆け巡った。もう限界だった。脚がガクガク震えてるのがわかる。


「んぅ、んっ、・・も、ダメだ・・んあっ!あっあっ、いっ、イクッ!ロギア、オレ、イッ──────ッ!!!」
「ユト・・・っ、く───」


 強く擦りあげられた瞬間にオレは達し、腹に生暖かいモノがパタパタと落ちてくるのがわかった。でも余韻に浸る間もなく、大量の液体がボタボタとオレの顔にまで飛んできた。


「な・・・・ッ!!!」



 驚いて上体を起こすと、大量の白濁がオレの身体に飛び散っていた。しかも独特の匂いもするし、目の前のロギアは自身の性器を掴んで最後の一滴まで絞り出すようにまだ擦ってた・・・・。


「・・・・・・・出し過ぎ」
「ん・・・」


 ロギアははぁはぁと獣みたいな荒い呼吸で妖艶に微笑みながら、オレにキスしてくる。


 その後もなかなか寝かせてくれずに、さんざんオレの身体を堪能してくるもんだから途中からオレが根負けして意識がなくなった。


「ユト、──────だ」


 意識がなくなる前に何かロギアが言ってたけど、オレは深い闇の中へと溶けていって聞こえなかった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい

マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。 最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡) 世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

身代わり召喚された俺は四人の支配者に溺愛される〜囲い込まれて逃げられません〜

たら昆布
BL
間違って異世界召喚された青年が4人の男に愛される話

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました

よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、 前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。 獣人が支配する貴族社会。 魔力こそが価値とされ、 「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、 レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。 そんな彼を拾ったのは、 辺境を治める獣人公爵アルト。 寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。 溺愛され、守られ、育てられる日々。 だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。 学院での出会い。 貴族社会に潜む差別と陰謀。 そして「番」という、深く重い絆。 レオンは学び、考え、 自分にしかできない魔法理論を武器に、 少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。 獣人と人族。 価値観も、立場も、すべてが違う二人が、 それでも選び合い、家族になるまでの物語。 溺愛×成長×異世界BL。 読後に残るのは、 「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。

逃げる銀狐に追う白竜~いいなずけ竜のアレがあんなに大きいなんて聞いてません!~

結城星乃
BL
【執着年下攻め🐲×逃げる年上受け🦊】  愚者の森に住む銀狐の一族には、ある掟がある。 ──群れの長となる者は必ず真竜を娶って子を成し、真竜の加護を得ること──  長となる証である紋様を持って生まれてきた皓(こう)は、成竜となった番(つがい)の真竜と、婚儀の相談の為に顔合わせをすることになった。  番の真竜とは、幼竜の時に幾度か会っている。丸い目が綺羅綺羅していて、とても愛らしい白竜だった。この子が将来自分のお嫁さんになるんだと、胸が高鳴ったことを思い出す。  どんな美人になっているんだろう。  だが相談の場に現れたのは、冷たい灰銀の目した、自分よりも体格の良い雄竜で……。  ──あ、これ、俺が……抱かれる方だ。  ──あんな体格いいやつのあれ、挿入したら絶対壊れる!  ──ごめんみんな、俺逃げる!  逃げる銀狐の行く末は……。  そして逃げる銀狐に竜は……。  白竜×銀狐の和風系異世界ファンタジー。

【完結・BL】胃袋と掴まれただけでなく、心も身体も掴まれそうなんだが!?【弁当屋×サラリーマン】

彩華
BL
 俺の名前は水野圭。年は25。 自慢じゃないが、年齢=彼女いない歴。まだ魔法使いになるまでには、余裕がある年。人並の人生を歩んでいるが、これといった楽しみが無い。ただ食べることは好きなので、せめて夕食くらいは……と美味しい弁当を買ったりしているつもりだが!(結局弁当なのかというのは、お愛嬌ということで) だがそんなある日。いつものスーパーで弁当を買えなかった俺はワンチャンいつもと違う店に寄ってみたが……────。 凄い! 美味そうな弁当が並んでいる!  凄い! 店員もイケメン! と、実は穴場? な店を見つけたわけで。 (今度からこの店で弁当を買おう) 浮かれていた俺は、夕飯は美味い弁当を食べれてハッピ~! な日々。店員さんにも顔を覚えられ、名前を聞かれ……? 「胃袋掴みたいなぁ」 その一言が、どんな意味があったなんて、俺は知る由もなかった。 ****** そんな感じの健全なBLを緩く、短く出来ればいいなと思っています お気軽にコメント頂けると嬉しいです ■表紙お借りしました

美貌の騎士候補生は、愛する人を快楽漬けにして飼い慣らす〜僕から逃げないで愛させて〜

飛鷹
BL
騎士養成学校に在席しているパスティには秘密がある。 でも、それを誰かに言うつもりはなく、目的を達成したら静かに自国に戻るつもりだった。 しかし美貌の騎士候補生に捕まり、快楽漬けにされ、甘く喘がされてしまう。 秘密を抱えたまま、パスティは幸せになれるのか。 美貌の騎士候補生のカーディアスは何を考えてパスティに付きまとうのか……。 秘密を抱えた二人が幸せになるまでのお話。

処理中です...