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しおりを挟む生徒会執行部役員選挙当日になりました。
緊張してきました。
だからといって寝不足ということもなく、10時間睡眠出来てお肌はツルツルプルプルです。
朝食もしっかりと摂り、デザートにメロンまで食べたのでお腹一杯ですが、体調も良好。
心臓の音が少しいつもより大きく感じます。
選挙は午後からなので、午前中は通常授業でした。授業中の先生の雑談時間に暗記もばっちりできたし、怖いものなしです。
お昼からということで心配は眠気です。でも、1組から順に発表していくため、それも大丈夫だろうと高を括っています。
一緒に出場する隼人は、人前での発表等は慣れているみたいで、いつもと変わらず飄々としています。
一番苦戦していたのは写真撮影だったように思います。
そうそう飄々といえば、隼人が慌てふためく姿は年をとるにつれて珍しくなってきているため、ここ最近は見る事が出来なかったのだが、最近隼人の慌てふためく姿を見る事が出来たのだ。
それが、写真撮影である。
先日の休みの日に撮影しに行くということで私も見学をさせてもらいました。
何故私も見学させてもらったかというと、以前私が
「最近お母様のブランドのモデルをさせてもらうようになって、写真に興味をもってきた。色んな写真家さんの仕事もみてみたいな。」と話したことがあったので、それを覚えていた海里が呼んでくれたのだろうと思います。
今回隼人の写真を撮ってくれた写真家さんは親子2代で写真家の方達。父親の方は人間国宝になった方で、息子さんは国内外で活躍している方だ。隼人は息子さんと性格が合わず苦手らしい。撮影前に、息子さんとはくれぐれも2人きりにならないように、無理やり連れていかれそうになったら大声で叫ぶようになど沢山注意事項を言われた。
どんだけ息子さんの事苦手なのだろうか…。
今回は父親がメインで撮影し、息子さんがサポート役だった。お弟子さんも沢山いるためなかなかの人数での撮影であった。
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