断罪なんて嘘でしょ!?

あい

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中等部編という名の

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そんなこんなで隼人のパーティーの後は、特に大きな出来事もなく、私達は初等部を終えた。

6年生の時には4人同じクラスとなり、学校では4人で過ごす事が多かった。圭一は暇になったら近所という事もありすぐに遊びにくるのだが、他の2人はたまにそれぞれの家に遊びに行く程度であった。よく考えれば皆お金持ちの子息のため、習い事等も多々あり忙しいので当然である。


中等部でも、4人一緒のクラスが続いた。それは海里が関係あるのではないかと予想している。が、確認はしていない。世の中には知らない方がいい事もあると思うんです!


両親の会社はどんどん大きくなり、日本では誰もが1度は聞いた事のある程の知名度にまでになった。

父親の会社の海外進出の進み具合は、海外6号店が開いており、まずまずの売り上げだそうだ。

母親の会社の方は、デザイナーや店舗数も増えている。更に、海外の有名セレブにも気に入ってもらっており、海外での知名度も着々と得てきている。

お兄様は学校首席で中等部を卒業し、高校では1年生から生徒会入りをしているそうだ。私の年齢が高校生に近付くにつれ、ゲームの時のように冷たくなってしまうかと思ったが、変わらず甘々でシスコンとなっていた。そして私も負けじとブラコンである。

そして、お兄様の友達の連夜様は攻略対象でないと思っていた。今までは授業中にしか眼鏡を使用していなかったそうだが、視力が低下し、一日中使用するようになったことで、攻略対象の1人である事が判明した。連夜様は確かに物静かなのだが、タレ目なこと、天然なところもあると思うが、とにかく雰囲気が優しいのだ。そう、いわゆる天然さんな癒し系。だから、ゲームの攻略対象のように怖そうというイメージを持った事がなかったのだが、眼鏡をかけるとイメージががらりと変わったので凄く驚いた。




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