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棲家
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「今回のお気に入りは長いわね」
今日も看護師のおしゃべりは止まらない。
「飽きた患者の面倒を見るこっちの身にもなってよ」
「あれが私達の収入源なんだから仕方ないじゃない」
元々面会など誰も来ないが、病院の奥には『重症患者』がまとめて隔離されている。
「つらいのは夜勤ね」
にやにやしながらひとりが院長室のほうを指差した。
夜中になると、厳重に施錠された隔離室から淫靡な声が聞こえる。
「調子はどう?涼介くん」
涼介はぼんやりした表情でベッドに横たわっている。
注射器をかざしても、もう何の反応も示さなくなった。
離脱症状もなく日々を穏やかにすごし、夜は山中の性のはけ口になっている。
中は脱いで白衣は着たまま、涼介は一糸まとわぬ姿にされて足を開かされる。
暗い室内でふたつの影が重なると涼介は声をあげた。
「あ…ん…」
涼介の明るい髪がベッドに散り、朦朧とした表情は悦びを表しているように見える。
山中の動きが激しくなると涼介の声が大きくなった。
「あっ…、あ…ん!…は…あぁ……あ…ぅ」
感情はないはずなのに涼介の表情は蕩けて、声は甘い。
それがますます山中の支配欲を煽り、動きが激しくなる。
たまに看護師から指示をあおぐ連絡がきて、その時はさすがに動きを止めて呼吸を整える。
患者の安全のために「隔離室へ」。
それだけ言うわずかな時間でも涼介は物足りなさそうに自ら腰を動かしてくる。
「なに、もっと欲しいの?」
淫乱に仕上がった涼介を見て、山中はますます興奮する。
鬼畜。
狂気。
なんとでも言えばいい。
頭が壊れた人間をここに放棄していく連中が悪い。
そんな勝手な理由で何をしても許されるわけがない。
「…ああん…、ふ…う……」
骨のラインが浮くくらい細い涼介の身体。
山中に犯されてもそれが理解できず、脳が求める快楽を与えられて悦び、うつろな瞳が濡れている。
透明な液があふれてくると、山中は執拗にそこを指で攻める。
「い…やぁ……あ…あ…」
「嫌なの?やめようか?」
「んう……」
山中の親指が裏筋を執拗になぞるとおもしろいように涼介が締め付けてくる。
「いい子だね」
人里離れた病院で、今日も狂気の宴が繰り広がれている。
一度収容されればほとんどの人間は一生をここで過ごすしかない。
「ごめんね涼介くん。悪い医者で」
悪い笑顔を浮かべて山中は激しく動いて中に射精した。
ティッシュをシーツの上にしいてゆっくり抜くと、白い液体がごぼっと音をたてて流れ出す。
それを漏らさず受け止めて、山中は朦朧としている涼介の顔を覗き込む。
「今夜はまだ出来そうだから、楽しませてあげる」
ただ自分勝手な欲求を涼介のせいにして、ひくついている涼介の穴に勃起したままの自身をゆっくり埋めていく。
涼介の嬌声は森林に吸い込まれて、そこは静寂しか存在しなかった。
今日も看護師のおしゃべりは止まらない。
「飽きた患者の面倒を見るこっちの身にもなってよ」
「あれが私達の収入源なんだから仕方ないじゃない」
元々面会など誰も来ないが、病院の奥には『重症患者』がまとめて隔離されている。
「つらいのは夜勤ね」
にやにやしながらひとりが院長室のほうを指差した。
夜中になると、厳重に施錠された隔離室から淫靡な声が聞こえる。
「調子はどう?涼介くん」
涼介はぼんやりした表情でベッドに横たわっている。
注射器をかざしても、もう何の反応も示さなくなった。
離脱症状もなく日々を穏やかにすごし、夜は山中の性のはけ口になっている。
中は脱いで白衣は着たまま、涼介は一糸まとわぬ姿にされて足を開かされる。
暗い室内でふたつの影が重なると涼介は声をあげた。
「あ…ん…」
涼介の明るい髪がベッドに散り、朦朧とした表情は悦びを表しているように見える。
山中の動きが激しくなると涼介の声が大きくなった。
「あっ…、あ…ん!…は…あぁ……あ…ぅ」
感情はないはずなのに涼介の表情は蕩けて、声は甘い。
それがますます山中の支配欲を煽り、動きが激しくなる。
たまに看護師から指示をあおぐ連絡がきて、その時はさすがに動きを止めて呼吸を整える。
患者の安全のために「隔離室へ」。
それだけ言うわずかな時間でも涼介は物足りなさそうに自ら腰を動かしてくる。
「なに、もっと欲しいの?」
淫乱に仕上がった涼介を見て、山中はますます興奮する。
鬼畜。
狂気。
なんとでも言えばいい。
頭が壊れた人間をここに放棄していく連中が悪い。
そんな勝手な理由で何をしても許されるわけがない。
「…ああん…、ふ…う……」
骨のラインが浮くくらい細い涼介の身体。
山中に犯されてもそれが理解できず、脳が求める快楽を与えられて悦び、うつろな瞳が濡れている。
透明な液があふれてくると、山中は執拗にそこを指で攻める。
「い…やぁ……あ…あ…」
「嫌なの?やめようか?」
「んう……」
山中の親指が裏筋を執拗になぞるとおもしろいように涼介が締め付けてくる。
「いい子だね」
人里離れた病院で、今日も狂気の宴が繰り広がれている。
一度収容されればほとんどの人間は一生をここで過ごすしかない。
「ごめんね涼介くん。悪い医者で」
悪い笑顔を浮かべて山中は激しく動いて中に射精した。
ティッシュをシーツの上にしいてゆっくり抜くと、白い液体がごぼっと音をたてて流れ出す。
それを漏らさず受け止めて、山中は朦朧としている涼介の顔を覗き込む。
「今夜はまだ出来そうだから、楽しませてあげる」
ただ自分勝手な欲求を涼介のせいにして、ひくついている涼介の穴に勃起したままの自身をゆっくり埋めていく。
涼介の嬌声は森林に吸い込まれて、そこは静寂しか存在しなかった。
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やばい、このお話すごい好きです笑
初めて感想いただきました、ありがとうございます!うれし~♪