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混乱
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大きなベッドの上で、僕の体は小さい。
そんな僕に覆い被さる遠山さんの体は大きくて怖い。
涙目の僕の顎に指をかけて、上を向かせてしげしげと見てくる。
「かわいいね」
そういう遠山さんの顔はなぜか綺麗だった。
もともと美形で整った顔をしているけど、こういうときに放つ雄の気配に、こどもの僕でも酔いそうになる。
僕の顔をじっと見つめながら、遠山さんの指は何かぬるぬるとしたものを塗って僕の穴をゆっくり触っている。
「…やだ…うっ…‥」
内側に圧迫感を感じて僕の体がのけぞった。
「ぬい…て…いたい……」
「このために買ったんだ。仕事しないと始末するぞ」
そんなこと言われてもどうしていいかわからない。
何もわからなくて、じっとしている事しかできない。
「カオルの顔を見ているだけでもいいな。大人でもこどもでもない、この辺りの年の子はかわいいね」
「…僕は‥、早く大人になりたい…」
「俺がしてやる」
気がつけば僕の中に遠山さんの指が2本入っていた。
中でうごめくそれは、なぜか僕をせり勃たせる。
「おじさ…ん…」
「いいねぇ、そう呼ばれると背徳感がハンパない」
遠山さんのいびつな興奮が指に伝わって変則的な動きになり、僕はすすり泣くような声しか出なくなってくる。
どこかで似たような声を聞いたけど、どこだっただろう。
「なんて、呼んだらいいの?」
「おじさんでいいよ。そのほうがカオルが幼く感じて燃える」
遠山さんの指がふとももをすべっていくと、泣き声とは違う声が漏れた。
くすぐったさに似てる、変わった感触。
「痛かったら痛い顔、苦しかったら苦しい顔して。加減がわからないから」
遠山さんはそんなことを言いながら決して大きくはない僕の穴を広げようとする。
「気持ちよかったら気持ちいい顔して」
難しくてよくわからない。
こういう事は女の人とするんじゃないの?
頭が混乱して息が苦しくなってきた。
そんな僕に覆い被さる遠山さんの体は大きくて怖い。
涙目の僕の顎に指をかけて、上を向かせてしげしげと見てくる。
「かわいいね」
そういう遠山さんの顔はなぜか綺麗だった。
もともと美形で整った顔をしているけど、こういうときに放つ雄の気配に、こどもの僕でも酔いそうになる。
僕の顔をじっと見つめながら、遠山さんの指は何かぬるぬるとしたものを塗って僕の穴をゆっくり触っている。
「…やだ…うっ…‥」
内側に圧迫感を感じて僕の体がのけぞった。
「ぬい…て…いたい……」
「このために買ったんだ。仕事しないと始末するぞ」
そんなこと言われてもどうしていいかわからない。
何もわからなくて、じっとしている事しかできない。
「カオルの顔を見ているだけでもいいな。大人でもこどもでもない、この辺りの年の子はかわいいね」
「…僕は‥、早く大人になりたい…」
「俺がしてやる」
気がつけば僕の中に遠山さんの指が2本入っていた。
中でうごめくそれは、なぜか僕をせり勃たせる。
「おじさ…ん…」
「いいねぇ、そう呼ばれると背徳感がハンパない」
遠山さんのいびつな興奮が指に伝わって変則的な動きになり、僕はすすり泣くような声しか出なくなってくる。
どこかで似たような声を聞いたけど、どこだっただろう。
「なんて、呼んだらいいの?」
「おじさんでいいよ。そのほうがカオルが幼く感じて燃える」
遠山さんの指がふとももをすべっていくと、泣き声とは違う声が漏れた。
くすぐったさに似てる、変わった感触。
「痛かったら痛い顔、苦しかったら苦しい顔して。加減がわからないから」
遠山さんはそんなことを言いながら決して大きくはない僕の穴を広げようとする。
「気持ちよかったら気持ちいい顔して」
難しくてよくわからない。
こういう事は女の人とするんじゃないの?
頭が混乱して息が苦しくなってきた。
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