オトナの玩具

希京

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陵辱

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なんか体が重たいと思って目を開けると、ベッドの上に寝かされた僕の上に遠山さんがいた。

薄暗い室内、エアコンのおかげで涼しいが、体が密着しているところが汗ばんでいる。
「カオルは中学生?」
僕のパジャマのえりをさわりながら遠山さんが聞いてきた。
遠山さんは不思議なデザインのグレーの服を着ている。

「塾に行く途中だったんだって?運が悪かったね」

誘拐に運もくそもあるか。
文句を言おうと口を開いたが、遠山さんの重みが肺を圧迫する。
苦しくて涙が滲んでくる。

「幼い子を食べるのははじめてだ」

「…僕、食べられちゃうの…?」

僕は頭からバリバリ食べられる昆虫をイメージした。

「そう、食べちゃうの…」
パジャマのボタンをはずして中にするりと指を忍び込ませてくる。
何してるんだろう。
眠い頭では正確な答えが出ない。

遠山さんの唇が僕の口を塞いだとき、状況を把握した。
「…やっ…」
ファーストキスが男とだなんてひどい。
なんとか引き離そうとするが、僕の力では遠山さんにかなわない。

「いやだ!…、はなっ…‥」
いつの間にかパジャマの前がはだかれて上半身がむき出しになっている。
そこを遠山さんの舌が滑っていき、僕は不快感に鳥肌が立った。
足がシーツを蹴る。

「やだ‥あ…」
僕が泣きじゃくると遠山さんは喜ぶ。

「かわいい、カオル」
そんなこと言われても全然うれしくない。
「助けて‥ママっ…!」
誰もいない天井に手をのばすが、そこには何もない。

助けて欲しいのに、僕の小さなそれは欲望を主張して、遠山さんに咥えられると気持ちよくて力が抜けた。

「ぁ…、ぁ‥」
自分でもそんなに触ったことがないのに、遠山さんの熱い口の中で舌で弄ばれて何も出来なかった。

「こどもの体もいいな」

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