莫大な遺産を相続したら異世界でスローライフを楽しむ

翔千

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ミニレターセット

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 『通販』で防災サバイバルリュックを買った紅音。
 だが、

「紅音、次コレ見たい」
「このお菓子、美味しいですぅ~」
「これ、美味しいね。紅音」
「やっぱり、他の世界の物はホンマおもろいわ!!」

 好奇心旺盛な神様達と、やはりと言うべきか、お菓子や飲み物、嗜好品に目を奪われてしまい、結局、複数のファミリーパックのお菓子と1000mlペットボトルのお茶とジュースを数本購入。
 人数分のコップとお皿、御手拭きが出現し、プチパーティーが始まった。

 皆でタブレットを眺めながら、コチラの世界では珍しい商品を見て驚き、皆興味津々。
 初めて食べる異世界のお菓子を摘み、お茶やジュースを飲み、それぞれいい反応を見せてくれた。

 特に、甘い系のお菓子の特大お得パックはロディ様、ルカ様、アディーダ様、パルアドルフ様に好評で、歌舞伎揚がたくさん入ったパックやポテトチップスは意外にもレイ様に好評だった。
 レニックス様は緑茶を気に入り、ドルーネ様は炭酸飲料のジュースを気に入った様子だった。

「コレは美味いわぁー!!甘くてシュワシュワしてて、オモロいし、こっちの世界にも作り出せんやろうか?お嬢ちゃん、お替わり!!」
「ドルーネ、あまり図々しすぎるぞ」
「お菓子の袋を抱えて食べていると、説得力ないよ?パルアドルフ」
「ムッ、」

 ポテトチップスを食べながら微笑むレイ様に指摘され、パルアドルフ様は気まずそうに視線を逸らす。
 だが、その手の中にはまだお菓子の袋を抱えていた。
 それ二袋目ですよね?パルアドルフ様。

 なんだか、中学時代の友達が家に遊びに来たような空気にほっこりする。
 ・・・・神様なんだけど。

「でも、買ってもらって、今更なんだけど、こんなに買って大丈夫なの?紅音」
「あはは、本当に、今更ですね。アディーダ様」

 クッキーを食べながらのアディーダ様の言葉に私は苦笑する。

 流石にお菓子とジュースとお茶で5000円近く使ってしまった時は、買ってしまったと思ってしまったが、不思議と後悔は無かった。

「ンググ、現在、ご主人様のご利用可能金額残は残り、3550円、銀貨3枚銅貨5枚小銅貨5枚です」

 お菓子と一緒に買ってあげた無塩カシューナッツを食べながらシロが教えてくれた。

「ありがとう。シロ」
「はい!」

 シロ曰く、シロの食事に制限は無いらしい。
 見た目は少し大き目なリスだが、シロは魔獣にして私の従魔獣になるらしく、魔獣は基本的になんでも食べれるらしい。
 だが、好みはあるらしく、シロの好みはナッツ系や果物、ドライフルーツがお好みらしい。
 見た目通りのリスだった。

「そっか、とりあえず、食べ物、飲み物は買えたし、シロのご飯も買えた。あといる物は・・・・」

 防災サバイバルリュックで最低限の生活水準は保てる。一応、着替えも持っている。
『亜空間プライベートルーム』の外でも買い物や食事は出来る。

 次の『通販』は5日後。どうするなか?
 オレンジジュースを飲みながら思案する紅音。
 その時、

「紅音ちゃん!紅音ちゃん!コレなぁに?」
「え?」
「コレコレ」

 ロディ様がたまたま開いていた商品ページに興味を持った。

「コレって、」

 それは、彩どりのカラフルな模様の手のひらに収まるくらいのミニレターセットだった。
 小花が散りばめた淡い模様のカードタイプの便箋や夜空模様の封筒。
 ビンテージ風な物やシンプルな模様と様々だった。
 封をする封蝋も7つの色、7つの柄があった。

「ミニレターセットですね」
「ミニレターセットって、お手紙の事?」
「はい。でも、素敵なレターセットですね」

 普段はスマホで連絡を済ませてしまうから、手紙とは疎遠になってしまったが、美しいレターセットに目を奪われる。

「綺麗な紙だね」
「この空色、星空のも好きかも」

 レニックス様とアディーダ様も興味を持って、タブレットを覗き込んできた。

「あ!この便箋と封筒、シロちゃんにそっくり」
「あ、確かに」

 淡いミルクティー色のカード便箋と封筒に木の実を持った白いリスが描かれている。
 見ていると微笑ましい。

「ふむ、ご主人様、コレは使えるかも知れません」

 シロがタブレットのミニレターセットを見てそう言った。

「え?」
「このミニレターセットを連絡手段に使いましょう」
「連絡手段?」

 うん。手紙は元々連絡手段だけど?

「私のサポート魔法でこのミニレターセットにご主人様のスマホと連絡出来るようにします」
「出来るの?」
「はい!それに、今後この『亜空間プライベートルーム』へ訪れる場合、ご主人様の許可が必要になります」
「え?でも、レイ様達は普通にこの部屋に現れましたよね?」

 それは、もう、何も無い空間から突然。

「それは、我々が神現、神が人間の前に降臨する方法を使っているからだ」
「本当は滅多に使わない方法なんだけどねぇー」
「疲れるし、特に用が無ければ使わないな」

 ちゃぶ台の横でまったりと完全に実家感覚で寛ぐ神様達。

「めちゃくちゃ寛いでますね・・・」
「だって、ここ居心地がいいんだもん」
「ですが、皆さん毎回神現を使うのは大変なんじゃ?」
「否定は、しない」

 ポリポリとチョコレートを食べるパルアドルフ様。

「この部屋はご主人様のスキル『亜空間プライベートルーム』は本来ご主人様の承諾無しでは入る事は出来ません。今回は神現を使った特例に近い形でこの部屋に来られている状態です」
「元々、紅音に謝罪をしてすぐに引き上げる予定だったんだけどね」

 ポテトチップスで汚れた手を御手拭きで拭きながら苦笑するレイ様。
 ある意味、こうなる事は神様達とっても想定外だったんだろうな。

「ですが、ご主人様の招待であれば『亜空間プライベートルーム』への入室を許可されます。
 逆にご主人様が入って欲しく無いと思えば、その者は『亜空間プライベートルーム』を出禁となり部屋へ足を踏み込む事さえ叶いません」

 シロのその言葉に、一瞬白い部屋の空気がピシッと固まる。

「えっと、私が拒否した人物はこの部屋に入れない。招待しないと入れない。でいいの?」

「はい。なので、このミニレターセットをご主人様との連絡手段として使い、連続をとれるようにするのです」
「つまり、ミニレターセットで書いたメッセージが私のスマホに届くと言う事?」
「はい」
「なるほど・・・・」

 確かに、この世界にスマホやタブレットみたいな、電子機器は無いから、連絡手段が普段の私と違う。

「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」

 シロとの会話中、ずっと複数の視線を感じ、視線の方へ顔を向けると、皆様の熱い視線が。

 目をキラキラと輝かせる神様。ソワソワとする神様。ウズウズとする神様。ニコニコと笑う神様。
 反応は様々だけど、言いたい事はなんとなく理解出来た。

「・・・・・要ります?」
「いる!!!」

 神様の満場一致で、私はミニレターセットを買う事になった。


「ありがとうございます!紅音さん!!」

 ルカ様は淡い緑色に水色の小鳥が描かれたミニレターセットに青色の封蝋。

「ありがとう!紅音ちゃん!!大事に使うわ!」

 ロディ様は桃色のハートが散りばめられたミニレターセットにピンクの封蝋。

「お嬢ちゃんおおきに!!」

 ドルーネ様は黄色に招き猫が描かれたミニレターセットに黄色の封蝋。

「ありがとう」

 アディーダ様は様々は空の模様のミニレターセットに赤の封蝋。

「大切に使わせてもらう」

 レニックス様は元の世界の有名風景画のミニレターセットに緑色の封蝋。

「重ね重ね、済まない」

 パルアドルフ様は千代紙風のミニレターセットに紫の封蝋。

「ありがとう、紅音」

 レイ様はシンプルタイプのミニレターセットに黒の封蝋。

 それぞれ好みのミニレターセットをシロから受け取りとても嬉しそうだった。
 このミニレターセットのメッセージが私のスマホに届くようにシロがサポート魔法をかけてくれた。

「いえ、お気に召して良かったです」

 今回使えるお金は使い切ってしまったが、後悔はあまり無かった。

「あ、あの、紅音さん、」
「はい?」
「時々、此方にお邪魔して、大丈夫、ですか?」

 ほっぺたを赤く染めて、さっき受け取ったミニレターセットを大事そうに胸に抱き、モジモジと聞いてくるルカ様。

「事前に来ることを連絡してくれれば大丈夫ですよ」
「!!、ありがとうございます!」

 私の返事にパァっと笑顔になるルカ様。

「紅音ちゃん!!私も私も!!また遊びに来たーい!!いいでしょう?」
「ワイもワイも!!おねがぁ~い!!」
「ドルーネ兄さん猫撫で声気持ち悪い」
「ひどぃわぁ!!」

 なんだか、この神様達の絡みを大分慣れてきた自分がいる。

「ご主人様、そろそろお時間が」
「え?」

 皆でワイワイ話していると、シロが何処からか懐中時計を取り出し時間を見た。

「申し訳ございませんが、ご主人のがこの『亜空間プライベートルーム』に居られる時間が迫っております」
「え、」

 そうだった!私半日以上この部屋に居るとミイラになるんだった!!

「おやおや、それでは、我々もそろそろお暇をしようかな」

 レイ様が落ち着いた口調でそう言うと、神様達が立ち上がった。
 ちゃぶ台を囲み立ち上がった神様達。
 座った紅音とちゃぶ台の真ん中で立っているシロは立ち上がった神様達を見上げる。

 座ったままだと失礼だと思い、立ちあがろうとすると、レイ様は柔らかい笑みでそれを制した。

「紅音。楽しい時間をありがとう。兄妹共々感謝するよ」
「世話をかけた。ありがとう紅音殿」

 レイ様とパルアドルフ様が、そう言うと、光の粒子が神様達を包み出した。

「はい。私こそ、加護を授けてくれてありがとうございます」

 私は、皆様に深く頭を下げた。
 シロも、恭しく頭を下げた。

「必ず、お手紙出します」
「これから、頑張ってね紅音ちゃん」
「お菓子美味しかったよ」
「茶もな」
「ほな、また会おうな、お嬢ちゃん!!」

 ドルーネ様が元気にそう言うと、光の粒子は輝きが強くなり、パンと弾け、神様達はその場に居なくなっていた。

「・・・・・行っちゃった」
「はい。ご主人様」

 さっきまで騒がしかった白い部屋が急に静かに、そして急に広く感じた。
 たった数時間だったけど、なんだかとても寂しく感じた。

「・・・・静かになっちゃったね」
「はい」
「シロ」
「なんでございましょうか?」
「これからよろしくね」
「はい。ご主人様」

 シロと2人っきりになり私は、改めて、シロにそう伝える。シロは耳をピルピル動かして答えてくれた。

 と、その時、

 ポン!

「ん?」

 スマホから通知音が聞こえた。
 スマホを見ると、メッセージアプリに通知が届いていた。

『紅音さん、今日は楽しかったです!!
               ルカ』
『今度は女の子同士でお茶会しましょうね
              ロディ』
『お嬢ちゃん!!手紙、届いとるか?
             ドルーネ』
『今度、こっちの世界の美味いモノを手土産に持ってくる     レニックス』
『また異世界の色んなモノを見せてくれ
            アディーダ』
『また、菓子を頼みたい。出来れば、兄妹達には内緒で頼みたい  パルアドルフ』
『みんなからの手紙もう届いたかい?
              レイガン』

 神様達から一斉にメッセージが来た。

「・・・・いや、手紙書くの早くない!?」


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