それでも、私は幸せです~二番目にすらなれない妖精姫の結婚~
家族のために、婚約者である第二王子のために。政治的な理由で選ばれただけだと、ちゃんとわかっている。
大好きな人達に恥をかかせないために、侯爵令嬢シエラは幼い頃からひたすら努力した。六年間も苦手な妃教育、周りからの心無い言葉に耐えた結果、いよいよ来月、婚約者と結婚する……はずだった。そんな彼女を待ち受けたのは他の女性と仲睦まじく歩いている婚約者の姿と一方的な婚約解消。それだけではなく、シエラの新しい嫁ぎ先が既に決まったという事実も告げられた。その相手は、悪名高い隣国の英雄であるが――。
これは、どんなに頑張っても大好きな人の一番目どころか二番目にすらなれなかった少女が自分の「幸せ」の形を見つめ直す物語。
※他のサイトにも投稿しています
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nico様
再び感想を書いてくださって、ありがとうございます。
ファルク王子は、そうですね。シエラとルカのやり取りを見て、想いを残しているという、妹だと思っている女性を実は…と気付いてしまったという…なんです。
技量不足、描写不足な所が沢山あったため、ファルク王子の掘り下げがあまりできなかったのですが、ファルク王子のことまで気にしてくださったnico様に感謝です。
この風景を見て、ルカがどう思うのか…これからの更新を楽しみにしてくだされば、とても嬉しいです。
nico様
感想、ありがとうございます。
完全に無意識です。自分が贈ったリボンを時々(結構頻繁に)身に着けるシエラの姿を見るとついついやりたくなるルカでした。
掃除婦に関しては、そうですね……元々ルカは結婚するつもりはないですので、気持ちが向けられてもおそらく気付きません。実際、身内の前ではシエラの態度がバレバレだったのに、ルカは……ですね。
ルカに寄り添ってくださって、本当にありがとうございます。
掃除婦に関してそれもありますし、例えると大好きなアイドルが結婚してて、「アイドル」という存在から「人間」になってしまった絶望をシエラのせいにしている…という厄介な思考になったから、なんです。
シエラがファルク王子に会いに行く結果、シエラがどんな結論に至るのか、ルカの目にはどういう風に移るのか。そして、二人の関係にどのような変化をもたらすのか。
物語が終盤になりますが、nico様を楽しめることができたら幸いです。
ありがとうございます。
バニー様
感想、ありがとうございます。
バニー様が望むざまぁがない、と思います。
ですが、再びシエラと再会し、シエラとルカのやり取りを見ること自体はファルク王子に「気持ちに気付いたらもう遅かった」ということを気付かせてしまい……
という、感じになっております。
lily様
感想、ありがとうございます。
まず、私の技量不足で色々表現し足りないため混乱させてしまい、本当にすみませんでした。
ファルク王子と王妹の関係についてなんですが、実はlily様が思っている後者の方です。
冒頭のシーンはあくまでもシエラから見た風景です。
冒頭のファルク王子と王妹のやり取りについて説明しますと
・城下町を案内している
・王妹がファルク王子に囁いたのがシエラが好きそうなものを発見した
・ファルク王子はシエラのことを思い出して了承しながら微笑む
・突風で王妹のフードが…と思い反射的に抱え込む
というところです。
この返信を書きながら、この情報を本編によりわかりやすく入れるべきだと、とても反省しております……
二人の夫婦仲に関してはビジネスライクで、王妹の方は王族の責務として割り切って結婚しましたが、ファルク王子の方は……
彼の気持ちに関しては27-2と27-3と後で出てくるルカ視点に描写してみましたが、それが、ちゃんと、描写できたらな…と今もものすごく心配です……
シエラのことを思い、理解してくださって、本当にありがとうございます。
もしよろしければ、シエラとルカの二人を、最後まで暖かく見守ってくださいませ。
nico様
感想、ありがとうございます。
掃除婦の言動に関しては次の更新がまだではないためあまり答えられませんが、簡単に言うとルカを神聖視しすぎるため……というところです。
言動に関しては生い立ちにより、ちゃんと教育されていない……というところです。
個人的にも整合性がちゃんと成り立つかどうかと悩みながら書いたシーンでした。
疑問や感想を送ってくださって、本当にありがとうございます。
このシーンはどういう風に見えるのかを客観的に知ることができて、今後のための参考になります。
ありがとうございます。
掃除女にまで偉そうに文句言われるってどんだけ侮られて底辺位置にいるのか酷すぎる😭お前は何様だ‼️ってぶっ飛ばしたくなりました😤
ななし様
感想、ありがとうございます。
シエラのために怒ってくださって、ありがとうございます。
掃除婦の彼女は、そうですね……(すみません、今はこれくらいしか答えられません)
何だかクズ多すぎて、、そんな国に尽くす意味あるのかな
小説すき様
感想、ありがとうございます。
全員ではない、一部にすぎない…のつもりで表現してみましたが、技量不足で表現しきれなくなり、そう感じさせてしまいました。
今後の創作の参考になります。
ありがとうございます。
ノコノコ様
感想、ありがとうございます。
ファルク王子と新しいキャラに関しては納得できるかどうかわかりませんが、これからの更新、です。
シエラの扱いに関しては、そもそもロートネジュ家は貴族社会に参加していないため、と考えております。
国王とシエラはまた後程というところですが、騎士団の面々は歓迎していないのではなく、場違いによりの好奇心…という感じです。
シエラの扱いが粗末と感じられるのが私の知識不足、認識不足だったためです。
今後の創作のために参考にさせたいと思います。
ありがとうございました。
1-1 恐怖対処→恐怖対象では?
HIRO様
ありがとうございます。修正しました。
シエラの婚約者だった王子とルカの国の王女が恋に落ち?結婚する為に、ある意味犠牲になり政略結婚した不器用な二人ですが徐々に距離が縮まってきましたね。
公爵家の家族のような使用人達と同じ気持ちで、心配、イライラしながらも微笑ましいなあと思って読み進めていますが、シエラの元婚約者は何しに来るのでしょうね。
ノコノコ様
少しずつで、ものすごくゆっくりなペースを二人を見守ってくださってありがとうございます。
元婚約者は今のところは後程……ですね。
感想をくださって、ありがとうございました。
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