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始まり
グループ
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場面はリスランダ王国へと変わる。
音宮と安藤が脱走をした次の日の事だった。
現在、王宮でグループ分けが行われている。
「それでは、各々5人または4人1組となってグループを作ってくれ。その後、こちらから各国の情勢や特徴を説明するので好きな国を選ぶと良い。」
天野班 天野光輝《あまのこうき》 『勇者《ブレイバー》』
大井健司《おおいけんじ》 『巨大化《ギガント》』
寧々島千里《ねねしませんり》『千里眼《クレアボヤンス》』
岡崎弓子《おかざきゆみこ》 『追尾《ホーミング》』
神宮寺神加子《じんぐうじみかこ》『憑依《ポゼッション》』
所属国…王都リスランダ
天野班はバランスの取れたパーティとなった。
近距離の大井、遠距離の岡崎、万能型の天野に補助を得意とする寧々島。
最後に特殊なスキルを所有する神宮寺の5名である、
まさしく勇者パーティと言えるバランスだ。
所属する国は、リスランダ王国で全国家の中でも最も広大な面積を誇っており、騎士団や魔法隊、冒険者ギルドなど全てが揃っており、バランスの取れた兵士の育成を得意としている。
鬼頭班 鬼頭拳一《おにがしらけんいち》 『鬼化《デモンモード》』
不破壊人《ふわかいと》 『破壊《デストラクション》』
猿山太一《さるやまたいち》 『従者《サーヴァント》』
決得健太《けっとくけんた》 『決闘《デュエル》』
所属国…独裁国家デストリオン
鬼頭班は鬼頭の手下がそのまま入ったと言った感じだ。
決得はそのスキルに目をつけられて強制加入させられた。
決得のスキル『決闘』は指定した両者をを強制的にタイマン勝負へ持ち込むスキルだ。
一対一に置いて絶大な力を発揮する鬼頭と不破。
その2人の僕として従うことを対価に能力の一部を使用できるスキル『従者』のスキル。
予想に反して、非常に厄介なグループが完成した。
所属国も武力により成り上がった国家らしく、いつどの国に攻撃を仕掛けてきてもおかしくないそうで鬼頭達と相性が良い。
聖班 聖星矢《ひじりせいや》 『星光《スターライト》』
郡山深雪《こおりやまみゆき》 『絶対氷結《ブリザード》』
火元焔《ひのもとほむら》 『業火滅却《インフェルノ》』
大地茜《だいちあかね》 『地形変動《アースクェイク》』
天海風香《あまみふうか》 『暴風豪雨《ハリケーン》』
所属国…魔術大国ハーベスティア
聖班は聖の取り巻きの女生徒達で構築されたグループとなった。
バランスは決して良くないが、個々のスキルは全員強く、特に遠距離戦となれば勝ち目はないだろう。
女性の方が魔術への適応力が高い傾向があり、その関係上必然的に魔導士学院のあるハーベスティアに行くことが決まった。
多田班 多田存人《ただありと》 『存続《サバイブ》』
三國造《みくにつくる》 『創造《クリエイト》』
壁谷超《かべやこえる》 『限界突破《リミットブレイク》』
朝風晴香《あさかぜはるか》 『太陽《サンシャイン》』
和泉凪《いずみなぎ》 『平穏《カーム》』
所属国…冒険王国レゼスター
多田の班は、多田や朝風を筆頭に音宮と学校でそこそこ喋っていた人間を中心に集まり自分たちで音宮を探し出そうと集まったメンバーだ。
国は冒険者ギルドが栄えているレゼスターであり、冒険者として国に縛られず活動し音宮を探す事が出来るからである。
黒海班 黒海彰《くろうみあきら》 『影《シャドウ》』
柳生大和《やぎゅうやまと》 『領域《テリトリー》』
馬渡龍馬《まわたりりゅうま》 『騎手《ライダー》』
矢久保透子《やくぼとうこ》『透明化《インヴィジブル》』
加賀海幻《かがみかん》 『幻覚《ファントム》』
所属国…暗黒地帯ダリウエル
黒海班は、能力の相性で選ばれたメンバーとなった。
奇襲向きの能力に加え、幻覚で相手を惑わす事も可能。
さらに機動力まで備えており、いいコンビネーションを発揮するだろう。
所属国は日が昇る事のない暗闇の地域にあるダリウエル王国で、特に特徴のない国だが実態を掴ませない不気味さがある。
蛇河班 蛇河順平《へびかわじゅんぺい》 『毒蛇顕現《サーペント》』
檻本和馬《おりもとかずま》 『監獄《プリズン》』
脇谷信止《わきたにのぶと》 『停止《ストップ》』
催郷雅《さいごうみやび》 『催眠《ヒプノシス》』
所属国…経済大国オスヴィン
蛇河班は、対人戦で使用されると厄介な能力者が集まってしまった。
使用者の性格にも難ありの為、クラスの女子はスキルが判明して以降、一切近付かない様にしている。
国は奴隷売買が合法で認められており、人間や魔物の奴隷が多く存在する経済大国のオスヴィンだ。
福島班 福島由依《ふくしまゆい》 『豪運《グッドラック》』
反町真子《そりまちまこ》 『反射《カウンター》』
遠藤化澄《えんどうかすみ》 『化身《アバター》』
川野雫《かわのしずく》 『液化《リキッド》』
盾石守《たていしまもる》 『絶対防御《パーフェクトシールド》』
所属国…巨大要塞アラスカル帝国
福島班は、福島と仲の良い女子と福島の幼馴染である唯一の男性、盾石で作られたグループだ。
基本的には防御主体の構成となっており、無理をせず消耗戦に持ち込む戦法だ。
アラスカルは王国でも随一の要塞を誇っており、外敵に攻め入られる事がないと有名な国である。
久野班 久野永遠《ひさのとわ》 『永遠《エターナル》』
児玉萌《こだまもえ》 『魅了《チャーム》』
稲上聖羅《いながみせいら》 『聖騎士《パラディン》』
神薙紗耶香《かんなぎさやか》 『賢者《サーガ》』
後藤環《ごとうたまき》 『循環《サーキュレーション》』
所属国…宗教大国ロマリス
久野班は、個性の強い1軍女子集団が集まったといった感じだ。纏まりはないが個々の能力値は他のグループよりも上だろう。
所属国であるロマリスは協会などが数多く存在し、神をあがめる教徒が多数存在しているとの事だ。
信仰が深い人間ばかりである意味、国民の纏まりは一番取れている国らしい。
グループと所属国が纏まりかけたところに、慌てた様子で兵士が駆け込んできた。
「大変です!安藤桜様がどこにもいません!」
纏まりを見せていたクラスメイトがざわめきだす。
「逃げたんだろ。あいつカスみてえなスキルしてたからな。」
またしても、鬼頭がゲラゲラと笑いながら口を挟んできた。
「いい加減そういう事を言うのはやめろ!心配だとは思わないのか。
何者かに連れ去られたかも知れないのに…」
「思わないねえ。そもそもあんな暗いやつ攫って何になるんだよ。
まあ、下の処理くらいには役立つかもなあ」
「おまえ!」
天野が支給品で貰った剣に手を掛け、鬼頭を睨む。
まさに一触即発といった空気になっていた。
「皆さま、落ち着いて下さい。ここで争ってもなにも起きません。
音宮様の捜索隊も今朝、出発したところです。
伝令魔法を使って安藤様の事も探すよう伝えておきますので今はこれで我慢してください。
騎士団長の名に懸けて必ずや見つけ出しますので。」
セルジールが間を取り持ったお陰でなんとか落ち着きを取り戻し、王の話に戻った。
「ではこれより皆には各国に渡って貰う。
使者が来ているので道案内は彼らにお願いしてある。よろしく頼むぞ。」
王の背後から、フードを被り顔を隠している使者が現れ、各班の前に降り立った。
「勇者たちよ。皆の活躍を期待しておる。
どうかこの世界を救ってくれ。」
リスランダ王国の王、ディストレイ・リスランダ6世の声とともに各国の兵の案内の元、勇者たちは各々の国へと渡っていく事となった。
音宮と安藤が脱走をした次の日の事だった。
現在、王宮でグループ分けが行われている。
「それでは、各々5人または4人1組となってグループを作ってくれ。その後、こちらから各国の情勢や特徴を説明するので好きな国を選ぶと良い。」
天野班 天野光輝《あまのこうき》 『勇者《ブレイバー》』
大井健司《おおいけんじ》 『巨大化《ギガント》』
寧々島千里《ねねしませんり》『千里眼《クレアボヤンス》』
岡崎弓子《おかざきゆみこ》 『追尾《ホーミング》』
神宮寺神加子《じんぐうじみかこ》『憑依《ポゼッション》』
所属国…王都リスランダ
天野班はバランスの取れたパーティとなった。
近距離の大井、遠距離の岡崎、万能型の天野に補助を得意とする寧々島。
最後に特殊なスキルを所有する神宮寺の5名である、
まさしく勇者パーティと言えるバランスだ。
所属する国は、リスランダ王国で全国家の中でも最も広大な面積を誇っており、騎士団や魔法隊、冒険者ギルドなど全てが揃っており、バランスの取れた兵士の育成を得意としている。
鬼頭班 鬼頭拳一《おにがしらけんいち》 『鬼化《デモンモード》』
不破壊人《ふわかいと》 『破壊《デストラクション》』
猿山太一《さるやまたいち》 『従者《サーヴァント》』
決得健太《けっとくけんた》 『決闘《デュエル》』
所属国…独裁国家デストリオン
鬼頭班は鬼頭の手下がそのまま入ったと言った感じだ。
決得はそのスキルに目をつけられて強制加入させられた。
決得のスキル『決闘』は指定した両者をを強制的にタイマン勝負へ持ち込むスキルだ。
一対一に置いて絶大な力を発揮する鬼頭と不破。
その2人の僕として従うことを対価に能力の一部を使用できるスキル『従者』のスキル。
予想に反して、非常に厄介なグループが完成した。
所属国も武力により成り上がった国家らしく、いつどの国に攻撃を仕掛けてきてもおかしくないそうで鬼頭達と相性が良い。
聖班 聖星矢《ひじりせいや》 『星光《スターライト》』
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火元焔《ひのもとほむら》 『業火滅却《インフェルノ》』
大地茜《だいちあかね》 『地形変動《アースクェイク》』
天海風香《あまみふうか》 『暴風豪雨《ハリケーン》』
所属国…魔術大国ハーベスティア
聖班は聖の取り巻きの女生徒達で構築されたグループとなった。
バランスは決して良くないが、個々のスキルは全員強く、特に遠距離戦となれば勝ち目はないだろう。
女性の方が魔術への適応力が高い傾向があり、その関係上必然的に魔導士学院のあるハーベスティアに行くことが決まった。
多田班 多田存人《ただありと》 『存続《サバイブ》』
三國造《みくにつくる》 『創造《クリエイト》』
壁谷超《かべやこえる》 『限界突破《リミットブレイク》』
朝風晴香《あさかぜはるか》 『太陽《サンシャイン》』
和泉凪《いずみなぎ》 『平穏《カーム》』
所属国…冒険王国レゼスター
多田の班は、多田や朝風を筆頭に音宮と学校でそこそこ喋っていた人間を中心に集まり自分たちで音宮を探し出そうと集まったメンバーだ。
国は冒険者ギルドが栄えているレゼスターであり、冒険者として国に縛られず活動し音宮を探す事が出来るからである。
黒海班 黒海彰《くろうみあきら》 『影《シャドウ》』
柳生大和《やぎゅうやまと》 『領域《テリトリー》』
馬渡龍馬《まわたりりゅうま》 『騎手《ライダー》』
矢久保透子《やくぼとうこ》『透明化《インヴィジブル》』
加賀海幻《かがみかん》 『幻覚《ファントム》』
所属国…暗黒地帯ダリウエル
黒海班は、能力の相性で選ばれたメンバーとなった。
奇襲向きの能力に加え、幻覚で相手を惑わす事も可能。
さらに機動力まで備えており、いいコンビネーションを発揮するだろう。
所属国は日が昇る事のない暗闇の地域にあるダリウエル王国で、特に特徴のない国だが実態を掴ませない不気味さがある。
蛇河班 蛇河順平《へびかわじゅんぺい》 『毒蛇顕現《サーペント》』
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蛇河班は、対人戦で使用されると厄介な能力者が集まってしまった。
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国は奴隷売買が合法で認められており、人間や魔物の奴隷が多く存在する経済大国のオスヴィンだ。
福島班 福島由依《ふくしまゆい》 『豪運《グッドラック》』
反町真子《そりまちまこ》 『反射《カウンター》』
遠藤化澄《えんどうかすみ》 『化身《アバター》』
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基本的には防御主体の構成となっており、無理をせず消耗戦に持ち込む戦法だ。
アラスカルは王国でも随一の要塞を誇っており、外敵に攻め入られる事がないと有名な国である。
久野班 久野永遠《ひさのとわ》 『永遠《エターナル》』
児玉萌《こだまもえ》 『魅了《チャーム》』
稲上聖羅《いながみせいら》 『聖騎士《パラディン》』
神薙紗耶香《かんなぎさやか》 『賢者《サーガ》』
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所属国…宗教大国ロマリス
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所属国であるロマリスは協会などが数多く存在し、神をあがめる教徒が多数存在しているとの事だ。
信仰が深い人間ばかりである意味、国民の纏まりは一番取れている国らしい。
グループと所属国が纏まりかけたところに、慌てた様子で兵士が駆け込んできた。
「大変です!安藤桜様がどこにもいません!」
纏まりを見せていたクラスメイトがざわめきだす。
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またしても、鬼頭がゲラゲラと笑いながら口を挟んできた。
「いい加減そういう事を言うのはやめろ!心配だとは思わないのか。
何者かに連れ去られたかも知れないのに…」
「思わないねえ。そもそもあんな暗いやつ攫って何になるんだよ。
まあ、下の処理くらいには役立つかもなあ」
「おまえ!」
天野が支給品で貰った剣に手を掛け、鬼頭を睨む。
まさに一触即発といった空気になっていた。
「皆さま、落ち着いて下さい。ここで争ってもなにも起きません。
音宮様の捜索隊も今朝、出発したところです。
伝令魔法を使って安藤様の事も探すよう伝えておきますので今はこれで我慢してください。
騎士団長の名に懸けて必ずや見つけ出しますので。」
セルジールが間を取り持ったお陰でなんとか落ち着きを取り戻し、王の話に戻った。
「ではこれより皆には各国に渡って貰う。
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王の背後から、フードを被り顔を隠している使者が現れ、各班の前に降り立った。
「勇者たちよ。皆の活躍を期待しておる。
どうかこの世界を救ってくれ。」
リスランダ王国の王、ディストレイ・リスランダ6世の声とともに各国の兵の案内の元、勇者たちは各々の国へと渡っていく事となった。
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