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デルトナ村
会合
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音宮達がデルトナ村を出発する少し前、王国にセルジールが帰還していた。
「セルジール様!任務ご苦労様でした!
…あれ?罪人の方は?」
「ハハハ…逃げ切られてしまったよ…」
「なっ…セルジール様が⁉︎」
セルジールの報告に兵士達がどよめく。
それもそうだ。セルジールはこの国の英雄。
彼が勝てない相手となると、この国の兵士では誰も太刀打ちできない事を意味する。
「職務放棄をした上に、肝心の罪人にやられてノコノコ帰って来るとはな。早く騎士団長の座から降りたらどうなんだ?」
「グレイソン!ハハ、全く厳しいなぁ。」
王国騎士団副団長である、グレイソン・デーヴァーがツカツカと歩み寄ってきて、セルジールへと耳打ちする。
「いいか、セルジール。お前はこの国の英雄なんだ。そんなお前が軽々しく負けたなんて言う言葉を使うな。兵士達の指揮に関わる。
お前は常に最強であらなければならない。
王が勇者なんてものを召喚してはいるが、所詮奴らなどその場凌ぎの戦力に過ぎない。
この世界を護るのは、この世界の住人である俺たちの役目だ。わかっているな。」
「ああ…わかっているとも。
私とて別に彼に負けただなんて思っていない。ただ、音宮奏を甘く見ない方がいい。
彼は自分のスキルを熟知している様だ。
他の勇者達とは一味違う。
もしかしたら彼はスキルの秘密に気付いているのかも知れないな。」
「そんな事がある訳ないだろう。
これまでの勇者達もそうだった。
与えられた力に興奮してこの世界を荒らすだけ荒らし、救ったなどの宣っては忽然といなくなる。そう言う奴らだ。
人間、そう簡単に強くなれる筈がないと言うのに…強い力にはそれ相応の代償が発生する。誰もスキルの代償については考えてもいない筈さ。」
「それもそうだな。
まあ、こっちとしては別に構わない。
適当に手綱を握って好きにやらせておけ。
使い捨ての戦力だ。年々、魔王軍も協力になってきている。勇者も使い物にならなくなってきた。死んでもいい部隊長クラスという認識で戦場に送り込む。」
「それでこそ我が国が誇る英雄だ。」
「グレイソン、部隊長達を全員集めておけ。
会議を行う。音宮奏は絶対に逃がさない。
そろそろ、勇者達にも現実を教える必要があるかもしれないな。」
ーーーーーーーーーー
「全員揃った様だな。
それでは会議を始める。」
「緊急招集だなんて…一体何事でしょうか?
今朝、兵士内で流れていた団長が勇者に負けたという噂に関係が?」
王国騎士団第1部隊隊長兼魔法隊総隊長
ナタリー・ベネット
攻撃力C
防御力B-
魔力S+
敏捷力C
運A
専用スキル『遅延《スローリー》』
魔術スキル『炎魔法《ほのおまほう》』
魔術スキル『水魔法《みずまほう》』
魔術スキル『風魔法《かぜまほう》』
魔術スキル『複合魔法《ふくごうまほう》』
魔術スキル『魔力探知《まりょくたんち》』
魔術スキル『力量検査《りきりょうけんさ》』
魔術スキル『偽装《ぎそう》』
兵士スキル『騎術《きじゅつ》』
「へえ、そんなに強え奴がいるのか。
是非ともやり合いたいもんだね。」
王国騎士団第2部隊隊長
ギル・オーガイ
攻撃力S
防御力D-
魔力F
敏捷力A+
運D-
専用スキル『死闘《デッドファイト》』
兵士スキル『剣術《けんじゅつ》』
兵士スキル『拳術《けんじゅつ》』
兵士スキル『騎術《きじゅつ》』
兵士スキル『気配察知《けはいさっち》』
「ギル。野蛮な発言は控えろ。
くれぐれも騎士団の名誉を傷付ける真似だけはするなよ。」
王国騎士団第3部隊隊長
エドワルド・モーリー
攻撃力C
防御力D+
魔力C
敏捷力S-
運D
専用スキル『死角《キルゾーン》』
魔術スキル『魔力探知《まりょくたんち》』
魔術スキル『力量検査《りきりょうけんさ》』
魔術スキル『偽装《ぎそう》』
兵士スキル『剣術《けんじゅつ》』
兵士スキル『気配察知《けはいさっち》』
特殊スキル『潜伏《せんぷく》』
「全員少し静かにして下さい。
兄様の話を聞きましょう。」
王国騎士団第4部隊隊長
セシリア・スクライド
攻撃力C+
防御力C-
魔力S
敏捷力D+
運B
専用スキル『鏡《ミラー》』
魔術スキル『光魔法《ひかりまほう》』
魔術スキル『魔力探知《まりょくたんち》』
魔術スキル『力量探査《りきりょうたんさ》』
兵士スキル『剣術《けんじゅつ》』
兵士スキル『騎術《きじゅつ》』
「セシリア、ありがとう。
第5部隊のフェルトが先日、音宮奏と安藤桜を捜索していたのは知っているな。」
「ええ、なんでも彼が手傷を負ったとか?」
「そうだ。ナタリーの言う通りフェルトは音宮奏と戦い敗れた。」
「マジかよ⁉︎ハハハ!フェルトの野郎、騎士団の面汚しだな。」
「ギル!そのような物言いは品格を疑うぞ。」
「ギルもエドワルドも少し落ち着いてくれ。
私も昨晩彼の後を追い、そして戦った。
だが、結果として彼に逃げられてしまったよ。」
「ーーーへえ
あんた程の腕前がありながら、逃しちまうとはな…で、今度は誰が向かうんだ。
俺が行ってやっても良いんだぜ。」
「馬鹿か。我々隊長格がそう易々と動ける訳がないだろう。しかし、団長から逃げ切る程の強者ともなればただの雑兵が行こうとも無意味…私が参りましょう。私ならば、個人で動けるので隊の運用にあまり影響がないかと。」
「気持ちはありがたく受け取って置くよ。
でも、もう向かわせてあるんだ。
一番信用できる人物を。」
ーーーーーーーーーー
「副団長!準備が整いました!
いつでも出発可能です!」
「よし!デルトナ村から目撃情報があった。
先ずはこの村へと向かう。
最速で行くぞ!しっかり着いてこいよ!」
「「「かしこまりました!!!」」」
王国騎士団副団長
グレイソン・デーヴァー
攻撃力A
防御力S-
魔力A
敏捷力B-
運C
専用スキル『統率者《とうそつしゃ》』
魔術スキル『魔力探知《まりょくたんち》』
魔術スキル『力量検査《りきりょうけんさ》』
魔術スキル『偽装《ぎそう》』
兵士スキル『剣術《けんじゅつ》』
兵士スキル『盾術《たてじゅつ》』
兵士スキル『気配察知《けはいさっち》』
「セルジール様!任務ご苦労様でした!
…あれ?罪人の方は?」
「ハハハ…逃げ切られてしまったよ…」
「なっ…セルジール様が⁉︎」
セルジールの報告に兵士達がどよめく。
それもそうだ。セルジールはこの国の英雄。
彼が勝てない相手となると、この国の兵士では誰も太刀打ちできない事を意味する。
「職務放棄をした上に、肝心の罪人にやられてノコノコ帰って来るとはな。早く騎士団長の座から降りたらどうなんだ?」
「グレイソン!ハハ、全く厳しいなぁ。」
王国騎士団副団長である、グレイソン・デーヴァーがツカツカと歩み寄ってきて、セルジールへと耳打ちする。
「いいか、セルジール。お前はこの国の英雄なんだ。そんなお前が軽々しく負けたなんて言う言葉を使うな。兵士達の指揮に関わる。
お前は常に最強であらなければならない。
王が勇者なんてものを召喚してはいるが、所詮奴らなどその場凌ぎの戦力に過ぎない。
この世界を護るのは、この世界の住人である俺たちの役目だ。わかっているな。」
「ああ…わかっているとも。
私とて別に彼に負けただなんて思っていない。ただ、音宮奏を甘く見ない方がいい。
彼は自分のスキルを熟知している様だ。
他の勇者達とは一味違う。
もしかしたら彼はスキルの秘密に気付いているのかも知れないな。」
「そんな事がある訳ないだろう。
これまでの勇者達もそうだった。
与えられた力に興奮してこの世界を荒らすだけ荒らし、救ったなどの宣っては忽然といなくなる。そう言う奴らだ。
人間、そう簡単に強くなれる筈がないと言うのに…強い力にはそれ相応の代償が発生する。誰もスキルの代償については考えてもいない筈さ。」
「それもそうだな。
まあ、こっちとしては別に構わない。
適当に手綱を握って好きにやらせておけ。
使い捨ての戦力だ。年々、魔王軍も協力になってきている。勇者も使い物にならなくなってきた。死んでもいい部隊長クラスという認識で戦場に送り込む。」
「それでこそ我が国が誇る英雄だ。」
「グレイソン、部隊長達を全員集めておけ。
会議を行う。音宮奏は絶対に逃がさない。
そろそろ、勇者達にも現実を教える必要があるかもしれないな。」
ーーーーーーーーーー
「全員揃った様だな。
それでは会議を始める。」
「緊急招集だなんて…一体何事でしょうか?
今朝、兵士内で流れていた団長が勇者に負けたという噂に関係が?」
王国騎士団第1部隊隊長兼魔法隊総隊長
ナタリー・ベネット
攻撃力C
防御力B-
魔力S+
敏捷力C
運A
専用スキル『遅延《スローリー》』
魔術スキル『炎魔法《ほのおまほう》』
魔術スキル『水魔法《みずまほう》』
魔術スキル『風魔法《かぜまほう》』
魔術スキル『複合魔法《ふくごうまほう》』
魔術スキル『魔力探知《まりょくたんち》』
魔術スキル『力量検査《りきりょうけんさ》』
魔術スキル『偽装《ぎそう》』
兵士スキル『騎術《きじゅつ》』
「へえ、そんなに強え奴がいるのか。
是非ともやり合いたいもんだね。」
王国騎士団第2部隊隊長
ギル・オーガイ
攻撃力S
防御力D-
魔力F
敏捷力A+
運D-
専用スキル『死闘《デッドファイト》』
兵士スキル『剣術《けんじゅつ》』
兵士スキル『拳術《けんじゅつ》』
兵士スキル『騎術《きじゅつ》』
兵士スキル『気配察知《けはいさっち》』
「ギル。野蛮な発言は控えろ。
くれぐれも騎士団の名誉を傷付ける真似だけはするなよ。」
王国騎士団第3部隊隊長
エドワルド・モーリー
攻撃力C
防御力D+
魔力C
敏捷力S-
運D
専用スキル『死角《キルゾーン》』
魔術スキル『魔力探知《まりょくたんち》』
魔術スキル『力量検査《りきりょうけんさ》』
魔術スキル『偽装《ぎそう》』
兵士スキル『剣術《けんじゅつ》』
兵士スキル『気配察知《けはいさっち》』
特殊スキル『潜伏《せんぷく》』
「全員少し静かにして下さい。
兄様の話を聞きましょう。」
王国騎士団第4部隊隊長
セシリア・スクライド
攻撃力C+
防御力C-
魔力S
敏捷力D+
運B
専用スキル『鏡《ミラー》』
魔術スキル『光魔法《ひかりまほう》』
魔術スキル『魔力探知《まりょくたんち》』
魔術スキル『力量探査《りきりょうたんさ》』
兵士スキル『剣術《けんじゅつ》』
兵士スキル『騎術《きじゅつ》』
「セシリア、ありがとう。
第5部隊のフェルトが先日、音宮奏と安藤桜を捜索していたのは知っているな。」
「ええ、なんでも彼が手傷を負ったとか?」
「そうだ。ナタリーの言う通りフェルトは音宮奏と戦い敗れた。」
「マジかよ⁉︎ハハハ!フェルトの野郎、騎士団の面汚しだな。」
「ギル!そのような物言いは品格を疑うぞ。」
「ギルもエドワルドも少し落ち着いてくれ。
私も昨晩彼の後を追い、そして戦った。
だが、結果として彼に逃げられてしまったよ。」
「ーーーへえ
あんた程の腕前がありながら、逃しちまうとはな…で、今度は誰が向かうんだ。
俺が行ってやっても良いんだぜ。」
「馬鹿か。我々隊長格がそう易々と動ける訳がないだろう。しかし、団長から逃げ切る程の強者ともなればただの雑兵が行こうとも無意味…私が参りましょう。私ならば、個人で動けるので隊の運用にあまり影響がないかと。」
「気持ちはありがたく受け取って置くよ。
でも、もう向かわせてあるんだ。
一番信用できる人物を。」
ーーーーーーーーーー
「副団長!準備が整いました!
いつでも出発可能です!」
「よし!デルトナ村から目撃情報があった。
先ずはこの村へと向かう。
最速で行くぞ!しっかり着いてこいよ!」
「「「かしこまりました!!!」」」
王国騎士団副団長
グレイソン・デーヴァー
攻撃力A
防御力S-
魔力A
敏捷力B-
運C
専用スキル『統率者《とうそつしゃ》』
魔術スキル『魔力探知《まりょくたんち》』
魔術スキル『力量検査《りきりょうけんさ》』
魔術スキル『偽装《ぎそう》』
兵士スキル『剣術《けんじゅつ》』
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(160話で完結予定)
元タイトル
「雑用係の回復術士、【魔力無限】なのに専属ギルドから戦力外通告を受けて追放される〜でも、ケモ耳少女とエルフでダンジョン攻略始めたら『伝説』になった。噂を聞いたギルドが戻ってこいと言ってるがお断りします〜」
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