75 / 132
第1章
75 急転、そして
しおりを挟む
流雨に抱き付いていた私を、実は私の後ろに控えていたユリウスが抱き上げた。
「もういいでしょう、姉様。魂が回収できないなら、何度やっても同じでしょう」
「え? でも、こんなこと、今までなかった――」
「ですから、ティカさまに聞いてみては?」
「あっ――そうね!」
さすがユリウス。わけが分からなくて混乱している私を、戻してくれた。
「ティカさま! ティカさまー! 緊急事態です!」
空を向く必要はないけれど、なんとなく、空に向かって叫ぶ私に、流雨が口を開いた。
「ティカさまって?」
「神の部下なの」
「神の部下……叫んだら来てくれるんだ」
「ちょっと時間が必要かもしれないけれど、たぶん来てくれるんじゃないかな。実は呼び出しは初で、やったことないの。でも監視人が伝えてくれるはずだから」
「監視人?」
私は説明するために口を開いた。
私たちは、死んだあとは神の審判を受ける。生きていた頃の行いは、その時に全てを知られている。というのも、私たち人間には見えないけれど、普段から生きている一人一人に記録する目が向けられているからである。人一人に対し、専属の監視カメラが付いているイメージだ。もちろん今も。つまり、ずっと私たちは神の世界から見られていて、それを記録されているのである。それを行うのは、私たち死神業が監視人と呼ぶ『何か』である。私たちも見たことはないが、ティカからそういうのがいるとは聞いている。
もちろん、私たち死神業の人間も監視されているので、死神業として、してはいけないことをしてしまうとペナルティを喰らうのは、監視人に見られているから後にバレるというわけだ。
基本、神の部下であるティカとは、一ヶ月に一度、報告の時にしか会わないことになっているが、緊急事態の時は、ティカを呼べば来てくれることになっている。
「なるほどね……」
私の説明に流雨はそう返事しながら、なぜかユリウスを見ている。ユリウスもなぜか流雨を見ている。どうした? なんだか視線がバチバチしていないか?
「ユリウス? もう私を下ろしていいよ? 重いでしょ?」
「重くないので、このままでいます」
なんで。さすがにずっと抱き上げているのは重いと思う。
「君がユリウスか。紗彩に聞いてるよ。紗彩を助けてくれているそうだね、ありがとう」
「流雨さんですよね。僕も姉様に聞いています。姉様をすごく可愛がってくださったとか。ありがとうございます」
お礼を言いあっているだけだよね? なんでピリッとしているんだ。
その時、私の視界の上から髪の毛がそろそろと降りてきた。
「みゃっ! ――ティカさま! 普通に来てくれませんか!? 幽霊かと思いました!」
胡坐をかいたまま、空中を逆さまにゆっくりと降りてくるティカに本気でビビってしまってユリウスにぎゅうぎゅうにくっつく。私以外もギョッとした顔をしている。
「いやあ、取込み中だったみたいだからさぁ。驚かせないようにそっと降りたつもりだったんだけれど」
「せめて逆さまは止めてくれませんか!?」
重力に逆らえない逆さの髪の毛がホラーだ。ゆっくりと逆さま状態から体を戻したティカは、胡坐も解いてそっと地に足を付けた。私もユリウスに地面に下ろしてもらう。ティカは流雨とアルベルトを見て言った。
「知らない顔がいるねぇ。それで? 緊急事態というのは?」
やはりティカが来てくれたということは、監視人がいる証明だなぁ、と思いながら、私は流雨の魂の回収ができない件を話した。ティカがじっと流雨を見る。
「……確かに、この体には魂が一つしかないね。体の本当の魂じゃないから、体と魂が少しずれているし。こういう異常な状態は、久々に見るね」
「久々ということは、今までもあったということですか?」
「何度かね。これって、いつからこの状態?」
「えっと……たぶんですが、一昨日?」
私と会った日から、こうなっているのではなかろうか。流雨が刺された日。
「一昨日かぁ、もしかしたら手遅れかも。ちょっと見てくるから、待ってて」
ティカがパッと消え、私は慌ててユリウスを見た。
「て、手遅れって!?」
「……分かりません」
互いに疑問の顔を合わせながらも、アルベルトの勧めで私たちはベッドの傍に椅子を置いて座った。そのアルベルトは、さきほどのティカが衝撃だったのか、「天使っているんだ……しかもいつも空から監視されてる」とぶつぶつ言っている。まあ、ティカって羽あるしね。驚くよね。
私は『手遅れ』の中身が怖くてドキドキしていた。これ以上、流雨に悪いことが起こらなければいいのだが。
そして、再びティカが何もない空中に現れて、そっと足を床に付けた。
「あはは、手遅れだった! あと一日早かったらね! 仕方ないね!」
「何がです!?」
「調べたら、その体、一昨日死んでるみたいなんだ。でもほら、魂が二つあったじゃない? 死んだから本来の魂は抜けたんだけれど、君の魂が残ったままだった。で、この国のなんだっけ、石の力? 使ったよね。その時に体は回復したから生き返っちゃったわけ。んー、生き返るという言い方はおかしいか。もともとギリギリ生きてたんだよ、魂は死んだと勘違いして抜けちゃったけど。で、体は元気になり、別の魂だけ残っていると。ここまでは分かった?」
ティカの声に全員が頷く。
「それで肝心の抜けた方の魂だけど、あっちはもう神の裁判を昨日受けちゃったんだよね。魂の洗浄に入っていたから、もう戻れないや。諦めて」
「……諦めてとは?」
「だから、元の魂を戻したいってことじゃないの? 違うの?」
「……えっと」
「あ、歯切れ悪いねぇ、違うんだ。じゃあ、手遅れってわけではなかったんだね。その体、また死ぬまで君が貰っていいよ」
ティカは流雨を指さした。
「一応、人間の肉体が死ぬまでは一つ魂を入れておく決まりなんだよね。だから、誰でもいいから、その体に魂は入れておく必要があるわけ。君の本来の体は死んでるんでしょ? だったら、ちょうどいいね。次にその肉体が死ぬまで、その体にいてよ。まあ、ボクなら君の魂を無理やり剥がすことはできるけど、他の魂を連れてくる必要があるから、それはそれで面倒だしね。ボク忙しいし」
みな驚愕して何の返事もできずにいると、ティカはそれを了承と思ったのか、「じゃあね」と言って消えていった。
「えっと……るー君って、ルーウェン・ウォン・リンケルトになっちゃうってこと?」
「……そういうことのようだね」
呆然と流雨が返事をし、その後みな思考に耽り、しばらく黙っているのだった。
「もういいでしょう、姉様。魂が回収できないなら、何度やっても同じでしょう」
「え? でも、こんなこと、今までなかった――」
「ですから、ティカさまに聞いてみては?」
「あっ――そうね!」
さすがユリウス。わけが分からなくて混乱している私を、戻してくれた。
「ティカさま! ティカさまー! 緊急事態です!」
空を向く必要はないけれど、なんとなく、空に向かって叫ぶ私に、流雨が口を開いた。
「ティカさまって?」
「神の部下なの」
「神の部下……叫んだら来てくれるんだ」
「ちょっと時間が必要かもしれないけれど、たぶん来てくれるんじゃないかな。実は呼び出しは初で、やったことないの。でも監視人が伝えてくれるはずだから」
「監視人?」
私は説明するために口を開いた。
私たちは、死んだあとは神の審判を受ける。生きていた頃の行いは、その時に全てを知られている。というのも、私たち人間には見えないけれど、普段から生きている一人一人に記録する目が向けられているからである。人一人に対し、専属の監視カメラが付いているイメージだ。もちろん今も。つまり、ずっと私たちは神の世界から見られていて、それを記録されているのである。それを行うのは、私たち死神業が監視人と呼ぶ『何か』である。私たちも見たことはないが、ティカからそういうのがいるとは聞いている。
もちろん、私たち死神業の人間も監視されているので、死神業として、してはいけないことをしてしまうとペナルティを喰らうのは、監視人に見られているから後にバレるというわけだ。
基本、神の部下であるティカとは、一ヶ月に一度、報告の時にしか会わないことになっているが、緊急事態の時は、ティカを呼べば来てくれることになっている。
「なるほどね……」
私の説明に流雨はそう返事しながら、なぜかユリウスを見ている。ユリウスもなぜか流雨を見ている。どうした? なんだか視線がバチバチしていないか?
「ユリウス? もう私を下ろしていいよ? 重いでしょ?」
「重くないので、このままでいます」
なんで。さすがにずっと抱き上げているのは重いと思う。
「君がユリウスか。紗彩に聞いてるよ。紗彩を助けてくれているそうだね、ありがとう」
「流雨さんですよね。僕も姉様に聞いています。姉様をすごく可愛がってくださったとか。ありがとうございます」
お礼を言いあっているだけだよね? なんでピリッとしているんだ。
その時、私の視界の上から髪の毛がそろそろと降りてきた。
「みゃっ! ――ティカさま! 普通に来てくれませんか!? 幽霊かと思いました!」
胡坐をかいたまま、空中を逆さまにゆっくりと降りてくるティカに本気でビビってしまってユリウスにぎゅうぎゅうにくっつく。私以外もギョッとした顔をしている。
「いやあ、取込み中だったみたいだからさぁ。驚かせないようにそっと降りたつもりだったんだけれど」
「せめて逆さまは止めてくれませんか!?」
重力に逆らえない逆さの髪の毛がホラーだ。ゆっくりと逆さま状態から体を戻したティカは、胡坐も解いてそっと地に足を付けた。私もユリウスに地面に下ろしてもらう。ティカは流雨とアルベルトを見て言った。
「知らない顔がいるねぇ。それで? 緊急事態というのは?」
やはりティカが来てくれたということは、監視人がいる証明だなぁ、と思いながら、私は流雨の魂の回収ができない件を話した。ティカがじっと流雨を見る。
「……確かに、この体には魂が一つしかないね。体の本当の魂じゃないから、体と魂が少しずれているし。こういう異常な状態は、久々に見るね」
「久々ということは、今までもあったということですか?」
「何度かね。これって、いつからこの状態?」
「えっと……たぶんですが、一昨日?」
私と会った日から、こうなっているのではなかろうか。流雨が刺された日。
「一昨日かぁ、もしかしたら手遅れかも。ちょっと見てくるから、待ってて」
ティカがパッと消え、私は慌ててユリウスを見た。
「て、手遅れって!?」
「……分かりません」
互いに疑問の顔を合わせながらも、アルベルトの勧めで私たちはベッドの傍に椅子を置いて座った。そのアルベルトは、さきほどのティカが衝撃だったのか、「天使っているんだ……しかもいつも空から監視されてる」とぶつぶつ言っている。まあ、ティカって羽あるしね。驚くよね。
私は『手遅れ』の中身が怖くてドキドキしていた。これ以上、流雨に悪いことが起こらなければいいのだが。
そして、再びティカが何もない空中に現れて、そっと足を床に付けた。
「あはは、手遅れだった! あと一日早かったらね! 仕方ないね!」
「何がです!?」
「調べたら、その体、一昨日死んでるみたいなんだ。でもほら、魂が二つあったじゃない? 死んだから本来の魂は抜けたんだけれど、君の魂が残ったままだった。で、この国のなんだっけ、石の力? 使ったよね。その時に体は回復したから生き返っちゃったわけ。んー、生き返るという言い方はおかしいか。もともとギリギリ生きてたんだよ、魂は死んだと勘違いして抜けちゃったけど。で、体は元気になり、別の魂だけ残っていると。ここまでは分かった?」
ティカの声に全員が頷く。
「それで肝心の抜けた方の魂だけど、あっちはもう神の裁判を昨日受けちゃったんだよね。魂の洗浄に入っていたから、もう戻れないや。諦めて」
「……諦めてとは?」
「だから、元の魂を戻したいってことじゃないの? 違うの?」
「……えっと」
「あ、歯切れ悪いねぇ、違うんだ。じゃあ、手遅れってわけではなかったんだね。その体、また死ぬまで君が貰っていいよ」
ティカは流雨を指さした。
「一応、人間の肉体が死ぬまでは一つ魂を入れておく決まりなんだよね。だから、誰でもいいから、その体に魂は入れておく必要があるわけ。君の本来の体は死んでるんでしょ? だったら、ちょうどいいね。次にその肉体が死ぬまで、その体にいてよ。まあ、ボクなら君の魂を無理やり剥がすことはできるけど、他の魂を連れてくる必要があるから、それはそれで面倒だしね。ボク忙しいし」
みな驚愕して何の返事もできずにいると、ティカはそれを了承と思ったのか、「じゃあね」と言って消えていった。
「えっと……るー君って、ルーウェン・ウォン・リンケルトになっちゃうってこと?」
「……そういうことのようだね」
呆然と流雨が返事をし、その後みな思考に耽り、しばらく黙っているのだった。
0
お気に入りに追加
284
あなたにおすすめの小説

キャンプに行ったら異世界転移しましたが、最速で保護されました。
新条 カイ
恋愛
週末の休みを利用してキャンプ場に来た。一歩振り返ったら、周りの環境がガラッと変わって山の中に。車もキャンプ場の施設もないってなに!?クマ出現するし!?と、どうなることかと思いきや、最速でイケメンに保護されました、
この度、猛獣公爵の嫁になりまして~厄介払いされた令嬢は旦那様に溺愛されながら、もふもふ達と楽しくモノづくりライフを送っています~
柚木崎 史乃
ファンタジー
名門伯爵家の次女であるコーデリアは、魔力に恵まれなかったせいで双子の姉であるビクトリアと比較されて育った。
家族から疎まれ虐げられる日々に、コーデリアの心は疲弊し限界を迎えていた。
そんな時、どういうわけか縁談を持ちかけてきた貴族がいた。彼の名はジェイド。社交界では、「猛獣公爵」と呼ばれ恐れられている存在だ。
というのも、ある日を境に文字通り猛獣の姿へと変わってしまったらしいのだ。
けれど、いざ顔を合わせてみると全く怖くないどころか寧ろ優しく紳士で、その姿も動物が好きなコーデリアからすれば思わず触りたくなるほど毛並みの良い愛らしい白熊であった。
そんな彼は月に数回、人の姿に戻る。しかも、本来の姿は類まれな美青年なものだから、コーデリアはその度にたじたじになってしまう。
ジェイド曰くここ数年、公爵領では鉱山から流れてくる瘴気が原因で獣の姿になってしまう奇病が流行っているらしい。
それを知ったコーデリアは、瘴気の影響で不便な生活を強いられている領民たちのために鉱石を使って次々と便利な魔導具を発明していく。
そして、ジェイドからその才能を評価され知らず知らずのうちに溺愛されていくのであった。
一方、コーデリアを厄介払いした家族は悪事が白日のもとに晒された挙句、王家からも見放され窮地に追い込まれていくが……。
これは、虐げられていた才女が嫁ぎ先でその才能を発揮し、周囲の人々に無自覚に愛され幸せになるまでを描いた物語。
他サイトでも掲載中。

まだ20歳の未亡人なので、この後は好きに生きてもいいですか?
せいめ
恋愛
政略結婚で愛することもなかった旦那様が魔物討伐中の事故で亡くなったのが1年前。
喪が明け、子供がいない私はこの家を出て行くことに決めました。
そんな時でした。高額報酬の良い仕事があると声を掛けて頂いたのです。
その仕事内容とは高貴な身分の方の閨指導のようでした。非常に悩みましたが、家を出るのにお金が必要な私は、その仕事を受けることに決めたのです。
閨指導って、そんなに何度も会う必要ないですよね?しかも、指導が必要には見えませんでしたが…。
でも、高額な報酬なので文句は言いませんわ。
家を出る資金を得た私は、今度こそ自由に好きなことをして生きていきたいと考えて旅立つことに決めました。
その後、新しい生活を楽しんでいる私の所に現れたのは……。
まずは亡くなったはずの旦那様との話から。
ご都合主義です。
設定は緩いです。
誤字脱字申し訳ありません。
主人公の名前を途中から間違えていました。
アメリアです。すみません。
逃げて、追われて、捕まって
あみにあ
恋愛
平民に生まれた私には、なぜか生まれる前の記憶があった。
この世界で王妃として生きてきた記憶。
過去の私は貴族社会の頂点に立ち、さながら悪役令嬢のような存在だった。
人を蹴落とし、気に食わない女を断罪し、今思えばひどい令嬢だったと思うわ。
だから今度は平民としての幸せをつかみたい、そう願っていたはずなのに、一体全体どうしてこんな事になってしまたのかしら……。
2020年1月5日より 番外編:続編随時アップ
2020年1月28日より 続編となります第二章スタートです。
**********お知らせ***********
2020年 1月末 レジーナブックス 様より書籍化します。
それに伴い短編で掲載している以外の話をレンタルと致します。
ご理解ご了承の程、宜しくお願い致します。
【完結】捨てられた双子のセカンドライフ
mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】
王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。
父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。
やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。
これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。
冒険あり商売あり。
さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。
(話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)

【完結】勘当されたい悪役は自由に生きる
雨野
恋愛
難病に罹り、15歳で人生を終えた私。
だが気がつくと、生前読んだ漫画の貴族で悪役に転生していた!?タイトルは忘れてしまったし、ラストまで読むことは出来なかったけど…確かこのキャラは、家を勘当され追放されたんじゃなかったっけ?
でも…手足は自由に動くし、ご飯は美味しく食べられる。すうっと深呼吸することだって出来る!!追放ったって殺される訳でもなし、貴族じゃなくなっても問題ないよね?むしろ私、庶民の生活のほうが大歓迎!!
ただ…私が転生したこのキャラ、セレスタン・ラサーニュ。悪役令息、男だったよね?どこからどう見ても女の身体なんですが。上に無いはずのモノがあり、下にあるはずのアレが無いんですが!?どうなってんのよ!!?
1話目はシリアスな感じですが、最終的にはほのぼの目指します。
ずっと病弱だったが故に、目に映る全てのものが輝いて見えるセレスタン。自分が変われば世界も変わる、私は…自由だ!!!
主人公は最初のうちは卑屈だったりしますが、次第に前向きに成長します。それまで見守っていただければと!
愛され主人公のつもりですが、逆ハーレムはありません。逆ハー風味はある。男装主人公なので、側から見るとBLカップルです。
予告なく痛々しい、残酷な描写あり。
サブタイトルに◼️が付いている話はシリアスになりがち。
小説家になろうさんでも掲載しております。そっちのほうが先行公開中。後書きなんかで、ちょいちょいネタ挟んでます。よろしければご覧ください。
こちらでは僅かに加筆&話が増えてたりします。
本編完結。番外編を順次公開していきます。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
婚約破棄されて辺境へ追放されました。でもステータスがほぼMAXだったので平気です!スローライフを楽しむぞっ♪
naturalsoft
恋愛
シオン・スカーレット公爵令嬢は転生者であった。夢だった剣と魔法の世界に転生し、剣の鍛錬と魔法の鍛錬と勉強をずっとしており、攻略者の好感度を上げなかったため、婚約破棄されました。
「あれ?ここって乙女ゲーの世界だったの?」
まっ、いいかっ!
持ち前の能天気さとポジティブ思考で、辺境へ追放されても元気に頑張って生きてます!

【完結】神から貰ったスキルが強すぎなので、異世界で楽しく生活します!
桜もふ
恋愛
神の『ある行動』のせいで死んだらしい。私の人生を奪った神様に便利なスキルを貰い、転生した異世界で使えるチートの魔法が強すぎて楽しくて便利なの。でもね、ここは異世界。地球のように安全で自由な世界ではない、魔物やモンスターが襲って来る危険な世界……。
「生きたければ魔物やモンスターを倒せ!!」倒さなければ自分が死ぬ世界だからだ。
異世界で過ごす中で仲間ができ、時には可愛がられながら魔物を倒し、食料確保をし、この世界での生活を楽しく生き抜いて行こうと思います。
初めはファンタジー要素が多いが、中盤あたりから恋愛に入ります!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる