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第一章
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僕は神獣 ペガサスのルル。
真っ白なピンッと立った耳と真っ白な長いフサフサのしっぽと出し入れが出来る翼が生えているのがその証。
僕は人型で生まれたけど、獣化も出来るよ。
あまり獣化しないようにって僕の周りにいる神獣達が言うからなるべく獣化はしないようにしてるんだ。
みんな人型にはなれないらしくて獣化のままだから、何で僕だけ駄目なの?て聞いてもいつか分かるからって教えてくれなかった。
そんなある日、僕が森の泉で水浴びをしていたらカサッと草を踏む音がした。
振り向くとそこには超絶美形な人間さんが立っていた。
物凄く驚いた顔をしているけど、それは僕も一緒。
人間さんを見た事はあるけど、会った事がなかった僕もかなり驚いた。
ここの泉に人間さんが来た事は1度もない。
お互い目を見開いたまま、見つめ合うこと数分。
先に超絶美形な人間さんの顔がだんだん真っ赤な顔になり慌てて話し出した。
「すっすまない!!そのっ…覗きをしていた訳ではないんだ!!たまたま来たらあなたが水浴びをしていて…!」
そう言って顔を逸らし腕で顔を隠してしまった。
最初は何を言っているのか分からなかったが人間さんは裸で行動しないって聞いた事がある。
現に目の前の人間さんは僕が見た事のないガッチリした服装をしている。
僕も人型の時はこれを着なさい。て虎の神獣がどこから持って来たのか分からないが人の体に合った膝丈までの布を咥えて持って来たのを着ているし。
だけど僕は別にそこは気にしていない。
だって普段は別の神獣達とも水浴びしたりするし今回はたまたま1人だっただけだ。
人間さんに裸を見られるのは初めてだが獣化すれば最初から裸だし。
「いえ。大丈夫ですよ。人間さん…ですよね?」
分かってはいたが一応、聞いてみた。
人間さんは腕から目だけを出し、こちらを見て来た。
するとまた慌てて目を隠し答えた。
「あぁ…人間だ。だが、すまない。先に服を着てくれるか?話をするのはその後からでもいいか?目のやり場に困る」
最後はボソボソと何を言っているか分からなかったが言われた通りにする事にした。
真っ白なピンッと立った耳と真っ白な長いフサフサのしっぽと出し入れが出来る翼が生えているのがその証。
僕は人型で生まれたけど、獣化も出来るよ。
あまり獣化しないようにって僕の周りにいる神獣達が言うからなるべく獣化はしないようにしてるんだ。
みんな人型にはなれないらしくて獣化のままだから、何で僕だけ駄目なの?て聞いてもいつか分かるからって教えてくれなかった。
そんなある日、僕が森の泉で水浴びをしていたらカサッと草を踏む音がした。
振り向くとそこには超絶美形な人間さんが立っていた。
物凄く驚いた顔をしているけど、それは僕も一緒。
人間さんを見た事はあるけど、会った事がなかった僕もかなり驚いた。
ここの泉に人間さんが来た事は1度もない。
お互い目を見開いたまま、見つめ合うこと数分。
先に超絶美形な人間さんの顔がだんだん真っ赤な顔になり慌てて話し出した。
「すっすまない!!そのっ…覗きをしていた訳ではないんだ!!たまたま来たらあなたが水浴びをしていて…!」
そう言って顔を逸らし腕で顔を隠してしまった。
最初は何を言っているのか分からなかったが人間さんは裸で行動しないって聞いた事がある。
現に目の前の人間さんは僕が見た事のないガッチリした服装をしている。
僕も人型の時はこれを着なさい。て虎の神獣がどこから持って来たのか分からないが人の体に合った膝丈までの布を咥えて持って来たのを着ているし。
だけど僕は別にそこは気にしていない。
だって普段は別の神獣達とも水浴びしたりするし今回はたまたま1人だっただけだ。
人間さんに裸を見られるのは初めてだが獣化すれば最初から裸だし。
「いえ。大丈夫ですよ。人間さん…ですよね?」
分かってはいたが一応、聞いてみた。
人間さんは腕から目だけを出し、こちらを見て来た。
するとまた慌てて目を隠し答えた。
「あぁ…人間だ。だが、すまない。先に服を着てくれるか?話をするのはその後からでもいいか?目のやり場に困る」
最後はボソボソと何を言っているか分からなかったが言われた通りにする事にした。
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