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第四章
9 桜李親衛隊員No.53サイド
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僕は桜李様に感服した。
初めて見た時から美しく、遠くからしか見た事なかったが宝石のようだと思った。
そんなお方がプチファッションショーに出られた!
桜李様の親衛隊員な為、ファッションショーに出るとゆうことは聞いていた。
だが!どんな格好でファッションショーに出るのかは聞かされていなかった。
嬉しい事に僕はファッションショーの為に開けられた道側の端の真ん中に座れた!
がっつり見れる!早く桜李様が見たい!
どんな衣装でも似合うんだろうなー。と思いながら今か今かと待った。
ファッションショーが始まった時、有名なモデルの2人が歩いて来た。
お侍さんの格好だ。
てことは、桜李様もお侍さんかな?
ってか、何で最初から桜李様が出て来ないんだ!
桜李様が後からだったら見る時間が減るだろ!
早く桜李様を出せー!と思っていた時だった。
曲が変わった。
シャリンシャリンと鈴の音が聞こえた。
壇上裏から出て来た桜李様を見た時、言葉を失った。
周りで騒いでいた人達も一緒だったようだ。
まるで桜李様だけが動けるかのようにゆっくりゆっくり歩いてモデルの2人の所まで行っていた。
桜李様、あなた綺麗なだけじゃなく色気もヤバかったんですね。
真っ赤な色がめちゃくちゃ似合っていて別世界の人みたいに光り輝いていた。
歩く姿もとても綺麗。
うっとりして見てしまった。
高等部に来た時、フフッて桜李様が笑った気がした。
それもまた色気が凄くて僕の横を通った時、無意識にドキドキしてしまった。
あぁ、その流し目ポーズも素敵です。
後ろ姿まで素敵です。
最後のポーズなんてフェロモンまで出して。
これでまた何人落としたんだろう。
親衛隊がどんどん大規模になって行く予感しかしない。
桜李様が裏へ行った途端に歓声が上がった。
もちろん僕も周りに負けないくらい歓声を送った。
どさくさに紛れて桜李様鎖骨も綺麗でしたー!て叫んじゃった。
あ、やば。隊長がこっち睨んでる。こわ。
結構離れててこんな歓声の中で聞こえるって…笑笑
すいません。座ります。
少し周りも落ち着いて来た所で聞こえて来た声。
鳥肌がヤバい!やら親衛隊入りたい!やら桜李様に対しての評価が凄かった。
立食パーティーで桜李様に近付けないかなって声が聞こえた。
おい。そこのお前。調子のんな。
親衛隊員でさえ、なかなか近付けないのにお前が近付けるわけないだろ。
あぁ、またファッションショーしてくれないかな。
そんな事を思いながら今日も桜李様の事だけを思った。
桜李様。僕は一生あなたに着いて行きますゆえ!
あ、時代劇に引っ張られて口調が…
初めて見た時から美しく、遠くからしか見た事なかったが宝石のようだと思った。
そんなお方がプチファッションショーに出られた!
桜李様の親衛隊員な為、ファッションショーに出るとゆうことは聞いていた。
だが!どんな格好でファッションショーに出るのかは聞かされていなかった。
嬉しい事に僕はファッションショーの為に開けられた道側の端の真ん中に座れた!
がっつり見れる!早く桜李様が見たい!
どんな衣装でも似合うんだろうなー。と思いながら今か今かと待った。
ファッションショーが始まった時、有名なモデルの2人が歩いて来た。
お侍さんの格好だ。
てことは、桜李様もお侍さんかな?
ってか、何で最初から桜李様が出て来ないんだ!
桜李様が後からだったら見る時間が減るだろ!
早く桜李様を出せー!と思っていた時だった。
曲が変わった。
シャリンシャリンと鈴の音が聞こえた。
壇上裏から出て来た桜李様を見た時、言葉を失った。
周りで騒いでいた人達も一緒だったようだ。
まるで桜李様だけが動けるかのようにゆっくりゆっくり歩いてモデルの2人の所まで行っていた。
桜李様、あなた綺麗なだけじゃなく色気もヤバかったんですね。
真っ赤な色がめちゃくちゃ似合っていて別世界の人みたいに光り輝いていた。
歩く姿もとても綺麗。
うっとりして見てしまった。
高等部に来た時、フフッて桜李様が笑った気がした。
それもまた色気が凄くて僕の横を通った時、無意識にドキドキしてしまった。
あぁ、その流し目ポーズも素敵です。
後ろ姿まで素敵です。
最後のポーズなんてフェロモンまで出して。
これでまた何人落としたんだろう。
親衛隊がどんどん大規模になって行く予感しかしない。
桜李様が裏へ行った途端に歓声が上がった。
もちろん僕も周りに負けないくらい歓声を送った。
どさくさに紛れて桜李様鎖骨も綺麗でしたー!て叫んじゃった。
あ、やば。隊長がこっち睨んでる。こわ。
結構離れててこんな歓声の中で聞こえるって…笑笑
すいません。座ります。
少し周りも落ち着いて来た所で聞こえて来た声。
鳥肌がヤバい!やら親衛隊入りたい!やら桜李様に対しての評価が凄かった。
立食パーティーで桜李様に近付けないかなって声が聞こえた。
おい。そこのお前。調子のんな。
親衛隊員でさえ、なかなか近付けないのにお前が近付けるわけないだろ。
あぁ、またファッションショーしてくれないかな。
そんな事を思いながら今日も桜李様の事だけを思った。
桜李様。僕は一生あなたに着いて行きますゆえ!
あ、時代劇に引っ張られて口調が…
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