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第四章
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「桜李君はこっち!さっ!桜李君が1番時間が掛かるんだからサッサと準備するよ!」
それから重たい着物を着せられ花魁風の化粧をされる。
化粧をされたのは今日が初めて。
だからどんな風な顔になってるのか分からないけど、ファンデーションとか口紅とかされてるとやぱ違和感がある。
女の人って毎日これしてるんだよね!
凄いとしか言えない!
そんな事を思いながらされるがままに身を任せた。
髪も結われ色んなかんざしを付けてやっと終了!
終わったー!と思って目を開けると完璧、女の人が鏡の前に立っていた。
え?これが僕?
深栗先輩を見ると下を向いてブルブル震えていた。
「深栗先輩…?」
声をかけるとバッと顔をあげて叫びだした。
「ビューティフォー!!素晴らしい!!僕のイメージ通りだよ!何て美しいの!あぁ…僕はこの為に今まで頑張って来たんだね。名スタイリストなーんてこれから呼ばれちゃったりして。あぁ~ん。どうしよ。そんな褒められたら…」
何やら最後らへんブツブツ言い出して自分の世界に入っちゃった。
「やっと終わったみたいだね。桜李君、すっごく綺麗だよ」
「桜李ー!色気半端ない!!これはもう襲ってくれって言ってる?」
翔先輩と光輝先輩も準備が終わったらしくてこっちへ来たみたいだ。
「わあ!先輩達もとてもカッコいいですよ!」
翔先輩は紫色の袴を来て髪は後ろへ流し腰に刀を差していた。
光輝先輩は青色の袴に少し長い髪を後ろに結んで腰に刀を差していた。
ちなみに僕はゴッテゴテにお花の刺繍がされた赤色の着物。
それから重たい着物を着せられ花魁風の化粧をされる。
化粧をされたのは今日が初めて。
だからどんな風な顔になってるのか分からないけど、ファンデーションとか口紅とかされてるとやぱ違和感がある。
女の人って毎日これしてるんだよね!
凄いとしか言えない!
そんな事を思いながらされるがままに身を任せた。
髪も結われ色んなかんざしを付けてやっと終了!
終わったー!と思って目を開けると完璧、女の人が鏡の前に立っていた。
え?これが僕?
深栗先輩を見ると下を向いてブルブル震えていた。
「深栗先輩…?」
声をかけるとバッと顔をあげて叫びだした。
「ビューティフォー!!素晴らしい!!僕のイメージ通りだよ!何て美しいの!あぁ…僕はこの為に今まで頑張って来たんだね。名スタイリストなーんてこれから呼ばれちゃったりして。あぁ~ん。どうしよ。そんな褒められたら…」
何やら最後らへんブツブツ言い出して自分の世界に入っちゃった。
「やっと終わったみたいだね。桜李君、すっごく綺麗だよ」
「桜李ー!色気半端ない!!これはもう襲ってくれって言ってる?」
翔先輩と光輝先輩も準備が終わったらしくてこっちへ来たみたいだ。
「わあ!先輩達もとてもカッコいいですよ!」
翔先輩は紫色の袴を来て髪は後ろへ流し腰に刀を差していた。
光輝先輩は青色の袴に少し長い髪を後ろに結んで腰に刀を差していた。
ちなみに僕はゴッテゴテにお花の刺繍がされた赤色の着物。
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