その学園にご用心

第三章

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おはようございます。
桜李です。

親衛隊が結成されて１日が立ちました。
雷先輩と連絡先を交換して何かあれば連絡取ることになった。

その翌日、雷先輩から副隊長を紹介したいから昼休みに時間があるか聞かれて今、トークルームに来ていた。

トークルームとは各階に設置されていて自販機があり長椅子が向かいあって置いてあったり丸いテーブルが3つあってその周りに椅子が4つずつ設置してあったりしてそこで休み時間や昼休み、過ごしたり喋ったりするだけの部屋。

煌達も着いて来るって言ってたけどあんなキラキラ集団がトークルームに集まれば大変だ。
すぐ近くだし何とか言いくるめて1人で来た。

中を覗いて見れば丸いテーブルの席に雷先輩ともう1人カッコいい人が座って喋っていた。

と言ってもカッコいい人がずっと喋ってる感じだけど。

見ていたらカッコいい人がこっちに気付いて、一瞬驚いた顔をしてニコッと笑って手招きしてくれた。
こっちに背を向けていた雷先輩がそれに気付き、振り向いた。

ペコリと頭を下げて中に入った。

「雷先輩！」

トトトっと走り寄って

ギュッ

チュッチュッ

「こんにちは！」

と挨拶をした。