2 / 135
プロローグ
しおりを挟む
ここは秋乃塚学園。
由緒正しきお金持ちの坊っちゃん達が通うエスカレーター式の全寮制男子校。
無事に今年も入学式を終え、高校生活も少しずつ慣れて来た頃、遅れてこの学園に足を1歩踏み入れる者がいた。
その名も
神笠 桜李-かみかさ おうり-
彼は誰もが見惚れる程の美貌を持っていた。
日本人の父とオーストラリア人の母を持つハーフなだけあってキラキラと光る見事な金髪に透き通るような綺麗なスカイブルーの瞳。
目鼻立ちもハッキリしており顔も小さい。
肌は日焼けを知らないようなキメ細やかな白い肌でその中に主張するような真っ赤な薄い唇。
手足が長くスタイルもいい。
身長は少し小さめの165センチ。
街を歩けば1歩目でスカウトされまくり10人中10人が必ず振り返る程の美貌である。
そんな彼はたった今、住み慣れたオーストラリアにある実家から遅れてこの学園に到着した。
遅れた理由はただ単に両親が寂しがってなかなか離してくれなかったから。
なぜ彼がオーストラリアから日本に来たかと言うと、先程も言ったように彼の父は日本人である。
父から小さい頃から日本について話は聞いていたしオーストラリアまで会いに来てくれる祖父母からのお土産で日本のお菓子やオモチャなど貰うたびに日本が好きになりいつか日本に行きたい。と思っていた矢先、この全寮制男子校を見つけたのだ。
最初こそ両親は大反対をしていたが桜李が必死に日本に行きたいことや卒業後には必ず帰る約束をし、両親も全寮制なら。としぶしぶ入学を認めてくれた。
そんなこんなで遅れての入学になってしまった為、桜李は友達が出来るか少し不安な気持ちを抱きながら理事長室に足を向けた。
ここから学園中に多大な衝撃を与えさまざまな出会いが訪れることは早速迷ってしまってキョロキョロと辺りを見回し首を傾げている桜李はまだ知らない。
由緒正しきお金持ちの坊っちゃん達が通うエスカレーター式の全寮制男子校。
無事に今年も入学式を終え、高校生活も少しずつ慣れて来た頃、遅れてこの学園に足を1歩踏み入れる者がいた。
その名も
神笠 桜李-かみかさ おうり-
彼は誰もが見惚れる程の美貌を持っていた。
日本人の父とオーストラリア人の母を持つハーフなだけあってキラキラと光る見事な金髪に透き通るような綺麗なスカイブルーの瞳。
目鼻立ちもハッキリしており顔も小さい。
肌は日焼けを知らないようなキメ細やかな白い肌でその中に主張するような真っ赤な薄い唇。
手足が長くスタイルもいい。
身長は少し小さめの165センチ。
街を歩けば1歩目でスカウトされまくり10人中10人が必ず振り返る程の美貌である。
そんな彼はたった今、住み慣れたオーストラリアにある実家から遅れてこの学園に到着した。
遅れた理由はただ単に両親が寂しがってなかなか離してくれなかったから。
なぜ彼がオーストラリアから日本に来たかと言うと、先程も言ったように彼の父は日本人である。
父から小さい頃から日本について話は聞いていたしオーストラリアまで会いに来てくれる祖父母からのお土産で日本のお菓子やオモチャなど貰うたびに日本が好きになりいつか日本に行きたい。と思っていた矢先、この全寮制男子校を見つけたのだ。
最初こそ両親は大反対をしていたが桜李が必死に日本に行きたいことや卒業後には必ず帰る約束をし、両親も全寮制なら。としぶしぶ入学を認めてくれた。
そんなこんなで遅れての入学になってしまった為、桜李は友達が出来るか少し不安な気持ちを抱きながら理事長室に足を向けた。
ここから学園中に多大な衝撃を与えさまざまな出会いが訪れることは早速迷ってしまってキョロキョロと辺りを見回し首を傾げている桜李はまだ知らない。
42
お気に入りに追加
624
あなたにおすすめの小説
不良高校に転校したら溺愛されて思ってたのと違う
らる
BL
幸せな家庭ですくすくと育ち普通の高校に通い楽しく毎日を過ごしている七瀬透。
唯一普通じゃない所は人たらしなふわふわ天然男子である。
そんな透は本で見た不良に憧れ、勢いで日本一と言われる不良学園に転校。
いったいどうなる!?
[強くて怖い生徒会長]×[天然ふわふわボーイ]固定です。
※更新頻度遅め。一日一話を目標にしてます。
※誤字脱字は見つけ次第時間のある時修正します。それまではご了承ください。
風紀“副”委員長はギリギリモブです
柚実
BL
名家の子息ばかりが集まる全寮制の男子校、鳳凰学園。
俺、佐倉伊織はその学園で風紀“副”委員長をしている。
そう、“副”だ。あくまでも“副”。
だから、ここが王道学園だろうがなんだろうが俺はモブでしかない────はずなのに!
BL王道学園に入ってしまった男子高校生がモブであろうとしているのに、主要キャラ達から逃げられない話。
平凡くんの憂鬱
慎
BL
浮気ばかりする恋人を振ってから俺の憂鬱は始まった…。
――――――‥
――…
もう、うんざりしていた。
俺は所謂、"平凡"ってヤツで、付き合っていた恋人はまるで王子様。向こうから告ってきたとは言え、外見上 釣り合わないとは思ってたけど…
こうも、
堂々と恋人の前で浮気ばかり繰り返されたら、いい加減 百年の恋も冷めるというもの-
『別れてください』
だから、俺から別れを切り出した。
それから、
俺の憂鬱な日常は始まった――…。
私の事を調べないで!
さつき
BL
生徒会の副会長としての姿と
桜華の白龍としての姿をもつ
咲夜 バレないように過ごすが
転校生が来てから騒がしくなり
みんなが私の事を調べだして…
表紙イラストは みそかさんの「みそかのメーカー2」で作成してお借りしています↓
https://picrew.me/image_maker/625951
俺の義兄弟が凄いんだが
kogyoku
BL
母親の再婚で俺に兄弟ができたんだがそれがどいつもこいつもハイスペックで、その上転校することになって俺の平凡な日常はいったいどこへ・・・
初投稿です。感想などお待ちしています。
お迎えから世界は変わった
不知火
BL
「お迎えに上がりました」
その一言から180度変わった僕の世界。
こんなに幸せでいいのだろうか
※誤字脱字等あると思いますがその時は指摘をお願い致します🙇♂️
タグでこれぴったりだよ!ってのがあったら教えて頂きたいです!
王道学園のモブ
四季織
BL
王道学園に転生した俺が出会ったのは、寡黙書記の先輩だった。
私立白鳳学園。山の上のこの学園は、政財界、文化界を担う子息達が通う超名門校で、特に、有名なのは生徒会だった。
そう、俺、小坂威(おさかたける)は王道学園BLゲームの世界に転生してしまったんだ。もちろんゲームに登場しない、名前も見た目も平凡なモブとして。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる