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8話 差し出された幼馴染
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私は教室に戻ってから出来るだけ早くご飯を食べ終えた。時計を見ると昼休みが始まって15分くらいが経っていた。二人といたのは5分くらいか。それでも昼休みはまだ30分もある。今のうちに調べよう。
そう思ってスマホを取り出しネットに接続する。そして色々情報を調べてみるがさっきのお団子に聞いた以上の情報は出てこなかった。
私は落胆しながら、もう一つの方を調べる。SNSでなら何かあるかもしれないと思ったからだ。すると情報は色々と引っかかる。ブログ等と違って気軽に話題に出来るのがこういう所のいい所だ。ただ詳しく調べたり自身で詳しいことは調べていないようで眉唾な物ばかりなのが問題だ。風景屋という言葉が入っていれば何でもいいのか誤字とかでも検索に引っかかるのが気になった。
それでも根気強く調べていく。すると友達がその店見たっと言ったコメントやこれのこと?みたいに写真に撮られた写真が上げられていた。
その写真には木の看板に横文字で『風景屋』とだけ黒の筆で書かれていて、その下には看板同様に木で出来た古い扉があった。それか多くの人が見ているようで。それを見たという人もいれば鉄だったよという人やガラスだったというように色んな意見があって信憑性はかなり低そうだった。
キーンコーンカーンコーン
そうやって調べていたらあっと言う間に時間が来てしまった。まだまだ調べたいのに・・・。そうだ。私は思い立ち隣の席の人に話しかける。
「ねぇ」
「何?」
彼は角刈りで普通の人だ。特にお互い話すでもなくいい距離感を保てていると思ってる。
「ちょっと頭痛いから保健室行ってくる。先生に言っておいて」
「わ、わかった。一緒に行こうか?」
「大丈夫。それくらいは歩けるから」
私はそう言ってスマホをポケットに仕舞い込んでしっかりした足取りで教室を出た。
「普通に歩いてたけどホントなのかな・・・」
******
「うーんなかなかいいのがないなぁ」
保健室に行き、保健室の先生に適当に言ってベッドで休ませてもらう。寝るといってカーテンを閉め誰にも見られないようにしてスマホを構い続ける。保健室は静かで先生がカリカリと何かに記入する音と校庭から微かに聞こえる叫び声が窓から風と一緒に入ってくるだけだった。その風にカーテンが優しく揺れるが、私は一切気にしていなかった。
キーンコーンカーンコーン
「うーもう?早過ぎない?」
あっと言う間に5限目が終わる。すると誰かが近づいて来る気配を感じてスマホを隠した。
「日下部さん?起きてる?」
この声は保健室の先生だ。どうせ次もサボるんだから寝たふりをしておこう。
「・・・」
「まだ寝ているのね・・・」
そう言って離れていくのでスマホを取り出し再度調べ始める。休み時間になって3分くらいたったころ。騒々しく扉が開けられた。
「せんせーおひさー。日下部がここにいるって聞いたんだけどどのベッド?」
「日下部いるー?元気ー?」
この声はあの二人だろう。しかも私の名前も呼んでいるし、来づらくなるから来ないで欲しい。
「静かになさい。寝ている人もいるんですから。日下部さんも寝ていますよ」
「えーちょっと用事あったのにー」
「どうする?起こしちゃう?」
「止めなさい」
「ちょっと寝顔確認するだけだってー」
「そうそう、変なことはしないから」
「変なことしたらただじゃおかないからね?」
「「はーい」」
先生にそう言われて二人の声はどんどん近づいてくる。そしてカーテン越しに二人の影が見えたと思ったら一気に開かれた。
「お?起きてんじゃん」
「何だー寝顔見ようと思ったのに」
「何か用?」
私はスマホを仕舞い二人に向き直る。
「いや、放課後約束してたのに授業にいねーから見に来た」
「そうだよー教室に帰ったらいないんだもん。びっくりしちゃったよ」
「ちょっとくらっと来ただけ。放課後はちゃんと行くから」
「そうか?じゃあ戻るわ。お大事に~」
「ホントにそれだけの為に来たの?」
「?そうだよ?」
「それ以外に理由っている?」
「いらないけど・・・」
考えてないのだろうか?それをしたらどうなるとか。それをするとどう感じるかとか。取りあえずやってみる・・・って感じなのかな?私には出来ない行動だ。
「それじゃあまた後でね」
「またねー」
「貴方達は本当に・・・」
二人はカーテンをちゃんと閉めて出て行った。そういう所はしっかりしているんだなとちょっと感心してしまった。
それからまた直ぐにチャイムが鳴り、私は気にせずに調べ続ける。すると少しずつどこどこで見たといった情報が集まってくる。渋谷で見た。八王子で見た。長崎で見た。アメリカで見た。何でそんなところで見たんだといった内容まで様々だがそれらは本当かどうかは分からない。しかし、行かないという選択肢は私にはない為それぞれの場所の画面をスクショに収めておく。
「うーん。何処から行くのが近いかな」
ある程度情報は集まったので次は行動だ。実際に目撃情報のあった場所に行かなければ。今すぐにでも早退して・・・と行きたい所だが約束があるので止めておいた。破っても同じクラスだしきっと根に持って面倒なことになるかもしれない。ならば今のうちに終わらせておくに限る。
キーンコーンカーンコーン
6限目の終了のチャイムが鳴った。私はベッドから降りてカーテンを開ける。すると先生が私に気付く。
「あら?もう調子はいいの?」
「はい、少し寝たらすっきりしました」
「そう。お大事に」
「はい、ありがとうございました」
それだけ言うと私は教室に戻る。クラス自体も授業は終わっていた為私が入って行っても注目を集めることもしなかった。
私は席について直ぐに鞄を取り出して準備を始める。準備を始めて直ぐに保健室に行くことを伝えた角刈りの彼が声をかけてきた。
「大丈夫だったの?ノートとか見る?」
角刈りの彼はいい人なのだろう。私はそれを丁寧に断る。
「ありがとう。でも必要ないの」
「そ、そう。分かった」
彼はそれだけ言うとクラスの他の男子の所へ行った。
私はそれに気にすることなく片づけをしているとまたしてもチャイムが鳴り教師が入ってくる。
クラスの皆はいつもの時間を過ごして教師が終わりを告げる。するとさっきの二人が直ぐに私の席に来た。
「さ、それじゃあ早速行こ」
「急がないと部活行っちゃうからね」
「相談するんじゃなかったの?」
私は鞄を持って立ち上がりながら二人に答える。
「どうせなら今から挨拶しといた方がいいかと思って」
「後の事をまた相談できるしね」
「なるほど」
3人で取りあえず玄関を目指す。私たち同様に玄関を目指す人だかりでかなり狭く感じる。その為めんどくささが出てきた。
「こんなに早く待つ必要ってあるの?」
「やっぱいいことは早く起きて欲しいじゃん?ねぇ?」
「そうだよ~」
「まぁいいけど・・・」
前回来た時よりも遅かった気がするけど大丈夫だろうか。それにこの人だかりで見つけられるかな。玄関の所で真島が来るのを待つと、数分もしない内に真島が来た。
「「あ」」
その声は同時だったと思う。私と彼が同時に気付いて声を上げる。
「あの」「その」
「あ、どうしたんだ?何を言おうとしたんだ?」
「い、いや、いい、先にそっちから話して」
私は慌てて彼に先を促す。どうにも後ろ暗い所があるからいつもの調子でいられない。
「あ、そういや、どうしたのかと思っただけなんだ。なんか待ってくれてたみたいだったし・・・」
「うん、まぁ、ちょっと紹介したい人達が居て・・・いい?」
「その後ろにいる二人か?」
「うんそう。私と同じクラスの・・・自己紹介よろしく。それじゃあ私は行くから」
「どうも~紹介に預かりました・・・」
私はその声を背に玄関に行きさっさと靴を履き替える。たったこれだけのことで良かったのかと私はホッと胸を撫でおろす。
そして私は何か言われない内にさっさと逃げ出すことに成功する。そして心の中で真島に謝る。今度この件が終わったら謝罪をしようとだけ決める。
そう思ってスマホを取り出しネットに接続する。そして色々情報を調べてみるがさっきのお団子に聞いた以上の情報は出てこなかった。
私は落胆しながら、もう一つの方を調べる。SNSでなら何かあるかもしれないと思ったからだ。すると情報は色々と引っかかる。ブログ等と違って気軽に話題に出来るのがこういう所のいい所だ。ただ詳しく調べたり自身で詳しいことは調べていないようで眉唾な物ばかりなのが問題だ。風景屋という言葉が入っていれば何でもいいのか誤字とかでも検索に引っかかるのが気になった。
それでも根気強く調べていく。すると友達がその店見たっと言ったコメントやこれのこと?みたいに写真に撮られた写真が上げられていた。
その写真には木の看板に横文字で『風景屋』とだけ黒の筆で書かれていて、その下には看板同様に木で出来た古い扉があった。それか多くの人が見ているようで。それを見たという人もいれば鉄だったよという人やガラスだったというように色んな意見があって信憑性はかなり低そうだった。
キーンコーンカーンコーン
そうやって調べていたらあっと言う間に時間が来てしまった。まだまだ調べたいのに・・・。そうだ。私は思い立ち隣の席の人に話しかける。
「ねぇ」
「何?」
彼は角刈りで普通の人だ。特にお互い話すでもなくいい距離感を保てていると思ってる。
「ちょっと頭痛いから保健室行ってくる。先生に言っておいて」
「わ、わかった。一緒に行こうか?」
「大丈夫。それくらいは歩けるから」
私はそう言ってスマホをポケットに仕舞い込んでしっかりした足取りで教室を出た。
「普通に歩いてたけどホントなのかな・・・」
******
「うーんなかなかいいのがないなぁ」
保健室に行き、保健室の先生に適当に言ってベッドで休ませてもらう。寝るといってカーテンを閉め誰にも見られないようにしてスマホを構い続ける。保健室は静かで先生がカリカリと何かに記入する音と校庭から微かに聞こえる叫び声が窓から風と一緒に入ってくるだけだった。その風にカーテンが優しく揺れるが、私は一切気にしていなかった。
キーンコーンカーンコーン
「うーもう?早過ぎない?」
あっと言う間に5限目が終わる。すると誰かが近づいて来る気配を感じてスマホを隠した。
「日下部さん?起きてる?」
この声は保健室の先生だ。どうせ次もサボるんだから寝たふりをしておこう。
「・・・」
「まだ寝ているのね・・・」
そう言って離れていくのでスマホを取り出し再度調べ始める。休み時間になって3分くらいたったころ。騒々しく扉が開けられた。
「せんせーおひさー。日下部がここにいるって聞いたんだけどどのベッド?」
「日下部いるー?元気ー?」
この声はあの二人だろう。しかも私の名前も呼んでいるし、来づらくなるから来ないで欲しい。
「静かになさい。寝ている人もいるんですから。日下部さんも寝ていますよ」
「えーちょっと用事あったのにー」
「どうする?起こしちゃう?」
「止めなさい」
「ちょっと寝顔確認するだけだってー」
「そうそう、変なことはしないから」
「変なことしたらただじゃおかないからね?」
「「はーい」」
先生にそう言われて二人の声はどんどん近づいてくる。そしてカーテン越しに二人の影が見えたと思ったら一気に開かれた。
「お?起きてんじゃん」
「何だー寝顔見ようと思ったのに」
「何か用?」
私はスマホを仕舞い二人に向き直る。
「いや、放課後約束してたのに授業にいねーから見に来た」
「そうだよー教室に帰ったらいないんだもん。びっくりしちゃったよ」
「ちょっとくらっと来ただけ。放課後はちゃんと行くから」
「そうか?じゃあ戻るわ。お大事に~」
「ホントにそれだけの為に来たの?」
「?そうだよ?」
「それ以外に理由っている?」
「いらないけど・・・」
考えてないのだろうか?それをしたらどうなるとか。それをするとどう感じるかとか。取りあえずやってみる・・・って感じなのかな?私には出来ない行動だ。
「それじゃあまた後でね」
「またねー」
「貴方達は本当に・・・」
二人はカーテンをちゃんと閉めて出て行った。そういう所はしっかりしているんだなとちょっと感心してしまった。
それからまた直ぐにチャイムが鳴り、私は気にせずに調べ続ける。すると少しずつどこどこで見たといった情報が集まってくる。渋谷で見た。八王子で見た。長崎で見た。アメリカで見た。何でそんなところで見たんだといった内容まで様々だがそれらは本当かどうかは分からない。しかし、行かないという選択肢は私にはない為それぞれの場所の画面をスクショに収めておく。
「うーん。何処から行くのが近いかな」
ある程度情報は集まったので次は行動だ。実際に目撃情報のあった場所に行かなければ。今すぐにでも早退して・・・と行きたい所だが約束があるので止めておいた。破っても同じクラスだしきっと根に持って面倒なことになるかもしれない。ならば今のうちに終わらせておくに限る。
キーンコーンカーンコーン
6限目の終了のチャイムが鳴った。私はベッドから降りてカーテンを開ける。すると先生が私に気付く。
「あら?もう調子はいいの?」
「はい、少し寝たらすっきりしました」
「そう。お大事に」
「はい、ありがとうございました」
それだけ言うと私は教室に戻る。クラス自体も授業は終わっていた為私が入って行っても注目を集めることもしなかった。
私は席について直ぐに鞄を取り出して準備を始める。準備を始めて直ぐに保健室に行くことを伝えた角刈りの彼が声をかけてきた。
「大丈夫だったの?ノートとか見る?」
角刈りの彼はいい人なのだろう。私はそれを丁寧に断る。
「ありがとう。でも必要ないの」
「そ、そう。分かった」
彼はそれだけ言うとクラスの他の男子の所へ行った。
私はそれに気にすることなく片づけをしているとまたしてもチャイムが鳴り教師が入ってくる。
クラスの皆はいつもの時間を過ごして教師が終わりを告げる。するとさっきの二人が直ぐに私の席に来た。
「さ、それじゃあ早速行こ」
「急がないと部活行っちゃうからね」
「相談するんじゃなかったの?」
私は鞄を持って立ち上がりながら二人に答える。
「どうせなら今から挨拶しといた方がいいかと思って」
「後の事をまた相談できるしね」
「なるほど」
3人で取りあえず玄関を目指す。私たち同様に玄関を目指す人だかりでかなり狭く感じる。その為めんどくささが出てきた。
「こんなに早く待つ必要ってあるの?」
「やっぱいいことは早く起きて欲しいじゃん?ねぇ?」
「そうだよ~」
「まぁいいけど・・・」
前回来た時よりも遅かった気がするけど大丈夫だろうか。それにこの人だかりで見つけられるかな。玄関の所で真島が来るのを待つと、数分もしない内に真島が来た。
「「あ」」
その声は同時だったと思う。私と彼が同時に気付いて声を上げる。
「あの」「その」
「あ、どうしたんだ?何を言おうとしたんだ?」
「い、いや、いい、先にそっちから話して」
私は慌てて彼に先を促す。どうにも後ろ暗い所があるからいつもの調子でいられない。
「あ、そういや、どうしたのかと思っただけなんだ。なんか待ってくれてたみたいだったし・・・」
「うん、まぁ、ちょっと紹介したい人達が居て・・・いい?」
「その後ろにいる二人か?」
「うんそう。私と同じクラスの・・・自己紹介よろしく。それじゃあ私は行くから」
「どうも~紹介に預かりました・・・」
私はその声を背に玄関に行きさっさと靴を履き替える。たったこれだけのことで良かったのかと私はホッと胸を撫でおろす。
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