97 / 111
8章 王都ファラミシア2
147話 目覚めるとそこは
しおりを挟む
「うぅ……ん。ここは……」
わたしは目が覚めると、とても狭い部屋にいた。
石作りの5畳程度しかない部屋で、高い所からは格子の隙間を抜けて日差しが部屋を照らしてくれている。
小ぶりな机が一つにちょうどいいサイズのイスが1脚。
あとは、わらの上に敷かれた薄汚いシーツが置いてあるベッド? だけしかない。
格子のついた窓とは逆側には、金属製の扉が設置されている。
隙間はほとんどないけれど、下の隙間からは炎の揺らめきがあった。
「ここは……」
他になにかないかと思って視線を巡らせてもそれ以外の物はなにもない。
一応、天井には文字で何か書かれているようだけれど、こちらの文字を読めないわたしには意味はなかった。
「どうしよう……」
わたしが周囲を見ていると、扉が開け放たれ、3人の男が現れる。
「おお、目を覚ましたか」
「あなたは……」
一番前にいる人はどこかで見たことがある。
このにこやかな笑顔に、禿頭、そして、パリッとした紫色の服はたしか……。
「バルマン辺境伯?」
わたしがそう言うと、彼の目がすっと細くなり、恐ろしい声を出す。
「貴様ごときが吾輩を呼び捨てにするなど許されんことだぞ。小娘よ」
「すみません……」
「よい。子供であれば最初はそうなっても仕方のないもの。寛大な吾輩はそれを許そう」
「はい。流石主様です」
そう言って辺境伯に同意するのは、辺境伯の左隣にいる官僚のような服装をした男だった。
背は辺境伯よりも小さいけれど、その目はわたしを警戒しているようだ。
「うむ。吾輩は寛大で、それに優秀だ。さて、サクヤだったか。吾輩の元で働け」
「あの……どうして……ですか?」
「どうしたもこうしたもない。貴様が魔力水を作り、それを王都中にばらまいたことは分かっている。その力量、吾輩の元で振るえば富や名声は思うがままだ!」
彼はそう言って自信満々に振り上げる。
しかし、わたしがじっと見つめてなにも言わないので、彼は少し眉を寄せてわたしを見た。
「どうした。吾輩が提案をしたのだぞ? すぐにでも感謝して頷くべきではないか?」
「あの……わたし、知らないでここに来てしまったんです。元の居場所に返していただけないでしょうか……」
まずはそこからだ。
彼らがわたしを助けてくれた、もしくは、ちょっと話をしたかっただけでここに連れてきたのであれば、解放してくれるかもしれない。
まぁ……ないと思うけど、確認は大事だ。
「それはできん。貴様は吾輩に招待されたのだ。嬉しくないわけなかろう?」
そんな訳ないだろうがこのハゲ! ……いや、倫理的に引っかかるから変えておこう、〇ゲ!
と言いたくなる気持ちを抑えて、わたしは考える。
誘拐同然のように連れてきておいて、喜んで部下になると思っているこのハ〇にまともな話は通じないと思う。
それに、この人の部下になるなんて言うのは絶対に嫌だ。
第一、成り上がりたいとか考えているなら、最初からクロノさん達に自分を売り込んでいるだろう。
ということではあるから、わたしは情報を集めて何ができるか考えるために時間稼ぎをする。
「あの……わたし……会いたい人がいて……それで……そういうのは……分かりません」
「分からない? 吾輩のすごさが伝わないか?」
「……分かりません」
伝わらないよって言おうと思ったけれど、やめておいた。
そんなことを言って怒りを買ったわたしの身がどうなるか分からない。
こんな距離だったらすぐに魔法は使えないだろうし……。
わたしがそう答えると、辺境伯は一瞬すごい形相を浮かべたあと、笑う。
「はは、まぁ……小娘には分からんだろう。仕方ない。しばらくここで考えろ、モルド」
「は」
「この小娘の世話を任せる。この部屋の中にいることであれば、力になってやれ。そして、決して出すな」
「かしこまりました」
そう言って一歩進み出て来たのは、褐色肌の燕尾服を着たスッとしたイケメン執事だった。
白銀の髪に、黒い瞳、ただ、その目は何もない虚空を見つめているようで、言われたことをこなす人形のようだった。
そして、彼は辺境伯の隣に並んだ瞬間、殴り飛ばされる。
ドゴッ!
殴り飛ばされた彼は石の壁に背を打ち付け、頭を下げた。
「貴様、奴隷の分際で吾輩と並ぶとはどういう了見だ?」
「申し訳ございません。仕事を行おうと進み出てしまいました」
「それは吾輩が帰ってからやればよい。理解したか?」
「主様のご指導、感謝いたします」
「分かればよい。それでは任せる」
「はい」
そう言って辺境伯と官僚の人は部屋から出て行くけれど、わたしはそちらのことはどうでも良かった。
「だ、大丈夫ですか?」
「ええ、いつものことですので、お気になさらず。そしてサクヤ様。何かご用がありましたらすぐにお申し付けください」
彼は殴られた頬を手袋の背で拭い、立ち上がる。
わたしはそんな彼に駆け寄るけれど、彼は気にした風もない。
「そんな……」
何かあった時には回復させてあげたいと思う。
でも、この人はさっきの辺境伯の仲間だ。
殴ったりはしていたけれど、なにかあるのかもしれないし。
わたしは彼に訪ねる。
「ここから出して頂けませんか?」
「それは出来かねます」
「どうしてですか?」
「それが主様の命令だからです」
「そうですか……」
なら、自分で脱出をする方向で考えるべきだろう。
まぁ、ここに連れて来られた時点で、そうしないといけないとは思っていたけれど。
「因みに、ここってどこか教えて頂けますか?」
「はい。ここは王都にあるバルマン辺境伯様のお屋敷の一角になります」
「なるほど、ありがとうございます。何かあったら呼びますね」
「はい」
彼はそう頷いてから部屋を出て行く。
パタンと閉じられた所で、わたしはできるだけ小声で魔法を唱える。
人に見せるのはよくないと思うけれど、今は緊急事態だ。
話の通じない相手と時間を使っている場合ではない。
「『〈結界の創生〉』」
わたしはいつものように魔法を使うけれど、魔法が発動することはなかった。
「なんで……?」
それから何度も試したけれど、一切魔法が発動することはなかった。
わたしは目が覚めると、とても狭い部屋にいた。
石作りの5畳程度しかない部屋で、高い所からは格子の隙間を抜けて日差しが部屋を照らしてくれている。
小ぶりな机が一つにちょうどいいサイズのイスが1脚。
あとは、わらの上に敷かれた薄汚いシーツが置いてあるベッド? だけしかない。
格子のついた窓とは逆側には、金属製の扉が設置されている。
隙間はほとんどないけれど、下の隙間からは炎の揺らめきがあった。
「ここは……」
他になにかないかと思って視線を巡らせてもそれ以外の物はなにもない。
一応、天井には文字で何か書かれているようだけれど、こちらの文字を読めないわたしには意味はなかった。
「どうしよう……」
わたしが周囲を見ていると、扉が開け放たれ、3人の男が現れる。
「おお、目を覚ましたか」
「あなたは……」
一番前にいる人はどこかで見たことがある。
このにこやかな笑顔に、禿頭、そして、パリッとした紫色の服はたしか……。
「バルマン辺境伯?」
わたしがそう言うと、彼の目がすっと細くなり、恐ろしい声を出す。
「貴様ごときが吾輩を呼び捨てにするなど許されんことだぞ。小娘よ」
「すみません……」
「よい。子供であれば最初はそうなっても仕方のないもの。寛大な吾輩はそれを許そう」
「はい。流石主様です」
そう言って辺境伯に同意するのは、辺境伯の左隣にいる官僚のような服装をした男だった。
背は辺境伯よりも小さいけれど、その目はわたしを警戒しているようだ。
「うむ。吾輩は寛大で、それに優秀だ。さて、サクヤだったか。吾輩の元で働け」
「あの……どうして……ですか?」
「どうしたもこうしたもない。貴様が魔力水を作り、それを王都中にばらまいたことは分かっている。その力量、吾輩の元で振るえば富や名声は思うがままだ!」
彼はそう言って自信満々に振り上げる。
しかし、わたしがじっと見つめてなにも言わないので、彼は少し眉を寄せてわたしを見た。
「どうした。吾輩が提案をしたのだぞ? すぐにでも感謝して頷くべきではないか?」
「あの……わたし、知らないでここに来てしまったんです。元の居場所に返していただけないでしょうか……」
まずはそこからだ。
彼らがわたしを助けてくれた、もしくは、ちょっと話をしたかっただけでここに連れてきたのであれば、解放してくれるかもしれない。
まぁ……ないと思うけど、確認は大事だ。
「それはできん。貴様は吾輩に招待されたのだ。嬉しくないわけなかろう?」
そんな訳ないだろうがこのハゲ! ……いや、倫理的に引っかかるから変えておこう、〇ゲ!
と言いたくなる気持ちを抑えて、わたしは考える。
誘拐同然のように連れてきておいて、喜んで部下になると思っているこのハ〇にまともな話は通じないと思う。
それに、この人の部下になるなんて言うのは絶対に嫌だ。
第一、成り上がりたいとか考えているなら、最初からクロノさん達に自分を売り込んでいるだろう。
ということではあるから、わたしは情報を集めて何ができるか考えるために時間稼ぎをする。
「あの……わたし……会いたい人がいて……それで……そういうのは……分かりません」
「分からない? 吾輩のすごさが伝わないか?」
「……分かりません」
伝わらないよって言おうと思ったけれど、やめておいた。
そんなことを言って怒りを買ったわたしの身がどうなるか分からない。
こんな距離だったらすぐに魔法は使えないだろうし……。
わたしがそう答えると、辺境伯は一瞬すごい形相を浮かべたあと、笑う。
「はは、まぁ……小娘には分からんだろう。仕方ない。しばらくここで考えろ、モルド」
「は」
「この小娘の世話を任せる。この部屋の中にいることであれば、力になってやれ。そして、決して出すな」
「かしこまりました」
そう言って一歩進み出て来たのは、褐色肌の燕尾服を着たスッとしたイケメン執事だった。
白銀の髪に、黒い瞳、ただ、その目は何もない虚空を見つめているようで、言われたことをこなす人形のようだった。
そして、彼は辺境伯の隣に並んだ瞬間、殴り飛ばされる。
ドゴッ!
殴り飛ばされた彼は石の壁に背を打ち付け、頭を下げた。
「貴様、奴隷の分際で吾輩と並ぶとはどういう了見だ?」
「申し訳ございません。仕事を行おうと進み出てしまいました」
「それは吾輩が帰ってからやればよい。理解したか?」
「主様のご指導、感謝いたします」
「分かればよい。それでは任せる」
「はい」
そう言って辺境伯と官僚の人は部屋から出て行くけれど、わたしはそちらのことはどうでも良かった。
「だ、大丈夫ですか?」
「ええ、いつものことですので、お気になさらず。そしてサクヤ様。何かご用がありましたらすぐにお申し付けください」
彼は殴られた頬を手袋の背で拭い、立ち上がる。
わたしはそんな彼に駆け寄るけれど、彼は気にした風もない。
「そんな……」
何かあった時には回復させてあげたいと思う。
でも、この人はさっきの辺境伯の仲間だ。
殴ったりはしていたけれど、なにかあるのかもしれないし。
わたしは彼に訪ねる。
「ここから出して頂けませんか?」
「それは出来かねます」
「どうしてですか?」
「それが主様の命令だからです」
「そうですか……」
なら、自分で脱出をする方向で考えるべきだろう。
まぁ、ここに連れて来られた時点で、そうしないといけないとは思っていたけれど。
「因みに、ここってどこか教えて頂けますか?」
「はい。ここは王都にあるバルマン辺境伯様のお屋敷の一角になります」
「なるほど、ありがとうございます。何かあったら呼びますね」
「はい」
彼はそう頷いてから部屋を出て行く。
パタンと閉じられた所で、わたしはできるだけ小声で魔法を唱える。
人に見せるのはよくないと思うけれど、今は緊急事態だ。
話の通じない相手と時間を使っている場合ではない。
「『〈結界の創生〉』」
わたしはいつものように魔法を使うけれど、魔法が発動することはなかった。
「なんで……?」
それから何度も試したけれど、一切魔法が発動することはなかった。
639
お気に入りに追加
4,980
あなたにおすすめの小説
転生幼女の異世界冒険記〜自重?なにそれおいしいの?〜
MINAMI
ファンタジー
神の喧嘩に巻き込まれて死んでしまった
お詫びということで沢山の
チートをつけてもらってチートの塊になってしまう。
自重を知らない幼女は持ち前のハイスペックさで二度目の人生を謳歌する。
貧乏男爵家の四男に転生したが、奴隷として売られてしまった
竹桜
ファンタジー
林業に従事していた主人公は倒木に押し潰されて死んでしまった。
死んだ筈の主人公は異世界に転生したのだ。
貧乏男爵四男に。
転生したのは良いが、奴隷商に売れてしまう。
そんな主人公は何気ない斧を持ち、異世界を生き抜く。
記憶喪失の転生幼女、ギルドで保護されたら最強冒険者に溺愛される
マー子
ファンタジー
ある日魔の森で異常が見られ、調査に来ていた冒険者ルーク。
そこで木の影で眠る幼女を見つけた。
自分の名前しか記憶がなく、両親やこの国の事も知らないというアイリは、冒険者ギルドで保護されることに。
実はある事情で記憶を失って転生した幼女だけど、異世界で最強冒険者に溺愛されて、第二の人生楽しんでいきます。
・初のファンタジー物です
・ある程度内容纏まってからの更新になる為、進みは遅めになると思います
・長編予定ですが、最後まで気力が持たない場合は短編になるかもしれません⋯
どうか温かく見守ってください♪
☆感謝☆
HOTランキング1位になりました。偏にご覧下さる皆様のお陰です。この場を借りて、感謝の気持ちを⋯
そしてなんと、人気ランキングの方にもちゃっかり載っておりました。
本当にありがとうございます!
異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*無断転載、無断翻訳を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
10歳で記憶喪失になったけど、チート従魔たちと異世界ライフを楽しみます(リメイク版)
犬社護
ファンタジー
10歳の咲耶(さや)は家族とのキャンプ旅行で就寝中、豪雨の影響で発生した土石流に巻き込まれてしまう。
意識が浮上して目覚めると、そこは森の中。
彼女は10歳の見知らぬ少女となっており、その子の記憶も喪失していたことで、自分が異世界に転生していることにも気づかず、何故深い森の中にいるのかもわからないまま途方に暮れてしまう。
そんな状況の中、森で知り合った冒険者ベイツと霊鳥ルウリと出会ったことで、彼女は徐々に自分の置かれている状況を把握していく。持ち前の明るくてのほほんとしたマイペースな性格もあって、咲耶は前世の知識を駆使して、徐々に異世界にも慣れていくのだが、そんな彼女に転機が訪れる。それ以降、これまで不明だった咲耶自身の力も解放され、様々な人々や精霊、魔物たちと出会い愛されていく。
これは、ちょっぴり天然な《咲耶》とチート従魔たちとのまったり異世界物語。
○○○
旧版を基に再編集しています。
第二章(16話付近)以降、完全オリジナルとなります。
旧版に関しては、8月1日に削除予定なのでご注意ください。
この作品は、ノベルアップ+にも投稿しています。
転生チート薬師は巻き込まれやすいのか? ~スローライフと時々騒動~
志位斗 茂家波
ファンタジー
異世界転生という話は聞いたことがあるが、まさかそのような事を実際に経験するとは思わなかった。
けれども、よくあるチートとかで暴れるような事よりも、自由にかつのんびりと適当に過ごしたい。
そう思っていたけれども、そうはいかないのが現実である。
‥‥‥才能はあるのに、無駄遣いが多い、苦労人が増えやすいお話です。
「小説家になろう」でも公開中。興味があればそちらの方でもどうぞ。誤字は出来るだけ無いようにしたいですが、発見次第伝えていただければ幸いです。あと、案があればそれもある程度受け付けたいと思います。
幼女に転生したらイケメン冒険者パーティーに保護&溺愛されています
ひなた
ファンタジー
死んだと思ったら
目の前に神様がいて、
剣と魔法のファンタジー異世界に転生することに!
魔法のチート能力をもらったものの、
いざ転生したら10歳の幼女だし、草原にぼっちだし、いきなり魔物でるし、
魔力はあって魔法適正もあるのに肝心の使い方はわからないし で転生早々大ピンチ!
そんなピンチを救ってくれたのは
イケメン冒険者3人組。
その3人に保護されつつパーティーメンバーとして冒険者登録することに!
日々の疲労の癒しとしてイケメン3人に可愛いがられる毎日が、始まりました。
滅びる異世界に転生したけど、幼女は楽しく旅をする!
白夢
ファンタジー
何もしないでいいから、世界の終わりを見届けてほしい。
そう言われて、異世界に転生することになった。
でも、どうせ転生したなら、この異世界が滅びる前に観光しよう。
どうせ滅びる世界なら、思いっきり楽しもう。
だからわたしは旅に出た。
これは一人の幼女と小さな幻獣の、
世界なんて救わないつもりの放浪記。
〜〜〜
ご訪問ありがとうございます。
可愛い女の子が頼れる相棒と美しい世界で旅をする、幸せなファンタジーを目指しました。
ファンタジー小説大賞エントリー作品です。気に入っていただけましたら、ぜひご投票をお願いします。
お気に入り、ご感想、応援などいただければ、とても喜びます。よろしくお願いします!
23/01/08 表紙画像を変更しました
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。