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6話 ゴリラゴリラゴリラ
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名前:ハル
種族:イノシシ
レベル:8
ステータス
HP:40/40
MP:0/0
STR:52
VIT:29
INT:3
DEX:5
AGI:41
スキルポイント:80
スキル:突進、ぶちかまし、疾走、嗅覚強化
魔法:
「おおおおお!!! すごい! 凄い凄い! これが私のステータスなの!? すっごーい!」
「それでスキルは何が使えるのよ!?」
「えーっと。突進とぶちかましと疾走と嗅覚強化だね」
「遠距離攻撃は何もないの……?」
「イノシシに遠距離なんて要らないと思わない? INTとか3しかないし」
「3! 3!? レベルいくつなの?」
「8」
「8もあるのに……」
「そんなことはいいんだよ! それよりもスキルの使い方教えて!」
「頭の中でそのスキルを使いたいって願えばいけるわよ」
「分かった!」
どうしようか。ひとまずは疾走のスキルでも使って試してみようかな? 突進とかぶちかましは攻撃っぽいし、何も考えずにゴリラもどきに突っ込んで行くのは良くない。
でも疾走なら走ることに関してだろうし、これ以上に早く走れるのならやってみたい。よし。そうしよう。
「『疾走』!」
「え? ひゃああああああああああ!!!」
「すごーい! はやーい!」
私がスキル名を叫ぶと、さっきよりも1.5倍は速くなった気がする。風なんて切り裂いてビュンビュン走っていける。
「おぼぼぼぼぼぼぼ!!!」
コシャァ
「この速さだとゴリラもどきもついてくれないんだね」
ゴリラもどきの投げてきた岩は私の遥か後ろに落ちていた。これだけのスピードがあるんならっこんでもいいかもしれない。
「あれ?」
突っ込もうかと思っていたら、スキルを使ってから30秒も経たない内に元の速度に戻ってしまう。
「やっと切れたのね……。速すぎて怖かったわ……」
「切れた?」
「スキルにも持続時間って言うのがあるのよ……。ずっと使えるスキルなんて便利過ぎるでしょ?」
「あー確かに」
「勿論そういうスキルもあるけどね。貴方の嗅覚強化とかは多分そういうスキル。パッシブスキルっていって、常時発動しているやつね」
「そうじゃないやつは?」
「アクティブスキルって言われるわね。私の『胞子シールド』とかそんな感じよ」
「なるほど。それじゃあ突っ込む?」
「話が早いわ。この子色んな意味ではやすぎる……!」
こんなことを話している間に道が狭くなっているんだからしょうがないじゃないか。
「突っ込むよ?」
「後1分待って、私のクールタイムが終わるから」
「クルールタイム?」
「そう、アクティブスキルは一回使ったら再使用に使えない時間があるのよ。それがクールタイム」
「どこで見れるの?」
「右下に出ているはずだけど……」
私は言われた通り右下に視線をやると、確かにあった。
「ほんとだ。後60って書いてある」
「じゃあ私と同じくらいね。それは60秒ってことだから。その時に突撃しましょう。私も最大限援護するわ」
「分かった!」
それからは走って逃げ回りながら60秒待つ。
「終わったよ!」
「私もよ!」
「よーし! 行っくよー!」
私はゴリラもどきの方に向って走り出す。
「おぼぼぼぼっぼ!!!」
ゴリラもどきが岩を投げてくる。
「避けなくていいわ! 私が守る! 『胞子シールド』!」
ナツキがそう言って私の目の前に緑色に光る盾を作り出す。
ガァン!
目の前で岩が粉々に砕け散る。
「すごいね!」
「でしょ! これくらいは出来るんだから!」
「おぼぼぼぼっぼ!!!」
「もう一発いける!?」
「任せて!」
ゴリラもどきが投げてくる岩をまたしても『胞子シールド』が弾いてくれた。とても頼りになる。
2発も弾く時間があればゴリラもどきの腹はすぐそこだ! 攻撃系統のスキルを使用する! 『突進』!
私は狙いがゴリラもどきの腹に集中するのが分かる。
「おぼぼぼぼぼぼ!!!」
集中しているけど、それ以外の場所もしっかりと把握できた。ゴリラもどきが拳を振りかぶっている姿も見える。視界が広くなったような感じだろうか。
見えるけど、私はその攻撃を避けない。
「キノコのシールド舐めんじゃないわよ!」
ガァァァァァァン!
物凄い音がして、ゴリラもどきの拳が止まる。ここまでの攻撃を受けているのに壊れないなんて流石だ。
後は奴の腹にぶちかますだけ、そう思っていたら、私の嗅覚に違和感を感じる。奴の腹の周りが臭いような……。そう思った途端。奴の横腹が分離した。
「!?」
違った。奴の腹が横に動き、それは奴の追加の2本の腕になった。奴はその腕を広げて私が腹にぶちかますのを妨害しようとして来る。
このままだといけない。周囲もこれ以上走るスペースはないし、かなり危険な状態になっている。だからここで決めないと!
「疾走!」
私は念のために取っておいたスキルを使い、加速する。そして、奴の手が閉じきるよりも一瞬だけ早く駆け抜けた。
後は奴の腹に当たるだけ!
「いっけえええええええええ!!!」
「ぶちかませえええええええ!!!」
『ぶちかまし』を使い、奴の腹を全ての力を使ってぶつかる。
ドオオオオオオオオオオオオン!!!
「おっぼぼぼぼっぼぼぼぼぼぼぼ!!!!!!??????」
「きゃあああああ!!!」
「どうなってるるのおおお!!??」
私とナツキは反動からか一緒になって吹き飛ばされる。
その代わり、ゴリラもどきも物凄い速度で私たちと反対側に飛んで行った。
ボン、ゴロゴロゴロ、ズザァ。
「と、止まった……」
「や、やったの?」
「多分……」
私達の視線の前には砂煙が立ち上っていて、奴が無事か分からない。
もしもまだ奴が無事だったらかなり厳しい。さっきのスキルの反動からか、すごく体中にダメージが来ている気がする。
ドキドキしながら砂煙が晴れるのを待っていると、そこには、どてっぱらに穴が開いたゴリラもどきが魔法陣に背を預けるようにうなだれていた。
『ハル はレベルアップしました。Lv8→Lv13になりました。ステータスが上昇しました。スキルポイントを90取得しました』
「勝ったあああああ!!!」
「嘘……そんな……。たった2発で……?」
『ハル はダークアームコングを倒しました。称号最初の森の真の主を取得しました』
あいつこんな名前だったのか。
『ハル はダークアームコングへの攻撃回数が5回以下で倒しました。称号ゴリラゴリラゴリラの天敵を取得しました』
なんか制限付きで倒した時はこういう称号になるんだろうか?
「嘘、嘘嘘嘘、こんな称号普通直ぐに取れる訳ないじゃない!」
夕飯……違った。ナツキがそう言って私の背中で頭を振っている。その拍子に零れる胞子はちょっと幻想的かもしれない。
「どうして? 私こいつの前のシルバーバックゴリラも2発だったよ」
「嘘でしょ!? スキル使えなかったのよね!?」
「腹に体当たりすればいけるからね」
「そんなでたらめな……」
「まぁまぁ。倒せたんだから良かったじゃない。それよりもチュートリアルのやり方教えて? 私まだ終わってないから」
「そんな事言ってたわね……。ていうか、頭の上を見てみなさい」
「?」
私はそう言われて頭を上にやって見ると、そこには黄色い矢印が浮かんでいた。その指し示す方角は、最初に来た道。元の位置に戻る方向だった。
「え? これ?」
「そうよ? 一番最初に降り立った時に何か言われなかった?」
「あれー? そんなこと言われたっけ……?」
そんな声聞えなかったと思うんだけどな。
「まぁ、バグとかあるかもしれないから。私も報告の為に戻らないといけないから。一緒に行きましょう?」
「うん。勿論」
私は帰り道も走った。
「こんなに速度出さなくてもいいんじゃないのー!」
「えーステータスも上がったみたいで速度も出て楽しいんだよねー」
「だからって……これは!」
そうして、なんやかんやあってナツキの案内で最初の街に到着した。
種族:イノシシ
レベル:8
ステータス
HP:40/40
MP:0/0
STR:52
VIT:29
INT:3
DEX:5
AGI:41
スキルポイント:80
スキル:突進、ぶちかまし、疾走、嗅覚強化
魔法:
「おおおおお!!! すごい! 凄い凄い! これが私のステータスなの!? すっごーい!」
「それでスキルは何が使えるのよ!?」
「えーっと。突進とぶちかましと疾走と嗅覚強化だね」
「遠距離攻撃は何もないの……?」
「イノシシに遠距離なんて要らないと思わない? INTとか3しかないし」
「3! 3!? レベルいくつなの?」
「8」
「8もあるのに……」
「そんなことはいいんだよ! それよりもスキルの使い方教えて!」
「頭の中でそのスキルを使いたいって願えばいけるわよ」
「分かった!」
どうしようか。ひとまずは疾走のスキルでも使って試してみようかな? 突進とかぶちかましは攻撃っぽいし、何も考えずにゴリラもどきに突っ込んで行くのは良くない。
でも疾走なら走ることに関してだろうし、これ以上に早く走れるのならやってみたい。よし。そうしよう。
「『疾走』!」
「え? ひゃああああああああああ!!!」
「すごーい! はやーい!」
私がスキル名を叫ぶと、さっきよりも1.5倍は速くなった気がする。風なんて切り裂いてビュンビュン走っていける。
「おぼぼぼぼぼぼぼ!!!」
コシャァ
「この速さだとゴリラもどきもついてくれないんだね」
ゴリラもどきの投げてきた岩は私の遥か後ろに落ちていた。これだけのスピードがあるんならっこんでもいいかもしれない。
「あれ?」
突っ込もうかと思っていたら、スキルを使ってから30秒も経たない内に元の速度に戻ってしまう。
「やっと切れたのね……。速すぎて怖かったわ……」
「切れた?」
「スキルにも持続時間って言うのがあるのよ……。ずっと使えるスキルなんて便利過ぎるでしょ?」
「あー確かに」
「勿論そういうスキルもあるけどね。貴方の嗅覚強化とかは多分そういうスキル。パッシブスキルっていって、常時発動しているやつね」
「そうじゃないやつは?」
「アクティブスキルって言われるわね。私の『胞子シールド』とかそんな感じよ」
「なるほど。それじゃあ突っ込む?」
「話が早いわ。この子色んな意味ではやすぎる……!」
こんなことを話している間に道が狭くなっているんだからしょうがないじゃないか。
「突っ込むよ?」
「後1分待って、私のクールタイムが終わるから」
「クルールタイム?」
「そう、アクティブスキルは一回使ったら再使用に使えない時間があるのよ。それがクールタイム」
「どこで見れるの?」
「右下に出ているはずだけど……」
私は言われた通り右下に視線をやると、確かにあった。
「ほんとだ。後60って書いてある」
「じゃあ私と同じくらいね。それは60秒ってことだから。その時に突撃しましょう。私も最大限援護するわ」
「分かった!」
それからは走って逃げ回りながら60秒待つ。
「終わったよ!」
「私もよ!」
「よーし! 行っくよー!」
私はゴリラもどきの方に向って走り出す。
「おぼぼぼぼっぼ!!!」
ゴリラもどきが岩を投げてくる。
「避けなくていいわ! 私が守る! 『胞子シールド』!」
ナツキがそう言って私の目の前に緑色に光る盾を作り出す。
ガァン!
目の前で岩が粉々に砕け散る。
「すごいね!」
「でしょ! これくらいは出来るんだから!」
「おぼぼぼぼっぼ!!!」
「もう一発いける!?」
「任せて!」
ゴリラもどきが投げてくる岩をまたしても『胞子シールド』が弾いてくれた。とても頼りになる。
2発も弾く時間があればゴリラもどきの腹はすぐそこだ! 攻撃系統のスキルを使用する! 『突進』!
私は狙いがゴリラもどきの腹に集中するのが分かる。
「おぼぼぼぼぼぼ!!!」
集中しているけど、それ以外の場所もしっかりと把握できた。ゴリラもどきが拳を振りかぶっている姿も見える。視界が広くなったような感じだろうか。
見えるけど、私はその攻撃を避けない。
「キノコのシールド舐めんじゃないわよ!」
ガァァァァァァン!
物凄い音がして、ゴリラもどきの拳が止まる。ここまでの攻撃を受けているのに壊れないなんて流石だ。
後は奴の腹にぶちかますだけ、そう思っていたら、私の嗅覚に違和感を感じる。奴の腹の周りが臭いような……。そう思った途端。奴の横腹が分離した。
「!?」
違った。奴の腹が横に動き、それは奴の追加の2本の腕になった。奴はその腕を広げて私が腹にぶちかますのを妨害しようとして来る。
このままだといけない。周囲もこれ以上走るスペースはないし、かなり危険な状態になっている。だからここで決めないと!
「疾走!」
私は念のために取っておいたスキルを使い、加速する。そして、奴の手が閉じきるよりも一瞬だけ早く駆け抜けた。
後は奴の腹に当たるだけ!
「いっけえええええええええ!!!」
「ぶちかませえええええええ!!!」
『ぶちかまし』を使い、奴の腹を全ての力を使ってぶつかる。
ドオオオオオオオオオオオオン!!!
「おっぼぼぼぼっぼぼぼぼぼぼぼ!!!!!!??????」
「きゃあああああ!!!」
「どうなってるるのおおお!!??」
私とナツキは反動からか一緒になって吹き飛ばされる。
その代わり、ゴリラもどきも物凄い速度で私たちと反対側に飛んで行った。
ボン、ゴロゴロゴロ、ズザァ。
「と、止まった……」
「や、やったの?」
「多分……」
私達の視線の前には砂煙が立ち上っていて、奴が無事か分からない。
もしもまだ奴が無事だったらかなり厳しい。さっきのスキルの反動からか、すごく体中にダメージが来ている気がする。
ドキドキしながら砂煙が晴れるのを待っていると、そこには、どてっぱらに穴が開いたゴリラもどきが魔法陣に背を預けるようにうなだれていた。
『ハル はレベルアップしました。Lv8→Lv13になりました。ステータスが上昇しました。スキルポイントを90取得しました』
「勝ったあああああ!!!」
「嘘……そんな……。たった2発で……?」
『ハル はダークアームコングを倒しました。称号最初の森の真の主を取得しました』
あいつこんな名前だったのか。
『ハル はダークアームコングへの攻撃回数が5回以下で倒しました。称号ゴリラゴリラゴリラの天敵を取得しました』
なんか制限付きで倒した時はこういう称号になるんだろうか?
「嘘、嘘嘘嘘、こんな称号普通直ぐに取れる訳ないじゃない!」
夕飯……違った。ナツキがそう言って私の背中で頭を振っている。その拍子に零れる胞子はちょっと幻想的かもしれない。
「どうして? 私こいつの前のシルバーバックゴリラも2発だったよ」
「嘘でしょ!? スキル使えなかったのよね!?」
「腹に体当たりすればいけるからね」
「そんなでたらめな……」
「まぁまぁ。倒せたんだから良かったじゃない。それよりもチュートリアルのやり方教えて? 私まだ終わってないから」
「そんな事言ってたわね……。ていうか、頭の上を見てみなさい」
「?」
私はそう言われて頭を上にやって見ると、そこには黄色い矢印が浮かんでいた。その指し示す方角は、最初に来た道。元の位置に戻る方向だった。
「え? これ?」
「そうよ? 一番最初に降り立った時に何か言われなかった?」
「あれー? そんなこと言われたっけ……?」
そんな声聞えなかったと思うんだけどな。
「まぁ、バグとかあるかもしれないから。私も報告の為に戻らないといけないから。一緒に行きましょう?」
「うん。勿論」
私は帰り道も走った。
「こんなに速度出さなくてもいいんじゃないのー!」
「えーステータスも上がったみたいで速度も出て楽しいんだよねー」
「だからって……これは!」
そうして、なんやかんやあってナツキの案内で最初の街に到着した。
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