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今は、朝か昼か晩だな・・・・頭が働かなくなってきた。イヤイヤと何度も話したが、止めてとお願いしても駄目だった。そう、奴は、鬼だ。手も足も出なかった。そして今、目を開けたら負ける。そして、食べられる。
このまま、体力が戻るまで、寝たふりで行こう、さもないと、私の未来は、腹上死になりそうだ。そんな死に方したら、もう・・・・いかん。目が引きつる。よし、寝返りを打つ振りをして、ベストポジションを探すのよ。やれば出来る子・・・頑張れ私。だが、ガッチリ抱きしめられていた。泣きそうだよ。
リーンハルト様が優しく頭をなでる。「おはよう。スズネ。」と頬にキスをしようとするが、無意識に思いっきり顔をそらし「ヒッ」と声が出てしまった。終わりましたよ。私の人生・・・・部屋の温度が、少し・・・いえ、かなり下がりました。怖くて、リーンハルト様の顔を見られない。もの凄く、怒ってらしゃいます。
頭をなでてる手が、ガッシガッシて感じで不穏な空気感がある。もう、ヒッは、取り戻せないですよね。恐ろしや。
別の意味での、命の危険があります。もうここは、腹をくくり逃げよう。腕の中から逃れようとするが、足腰が、生まれたての子鹿のように、プルプルしています。ましてや、ガッチリ抱きしめられていますので、それを振りほどけるほどの、力がありません。
名を呼ばれる。「スズネ。」もう、この名前に反応しないと 生きていけないだろう。恐る恐る、顔を上げる。すると笑顔だが、目が笑っていません。頬なでる手が、優しくなってるが・・・今この手を払いのけたら、恐ろしい。
すると、頬に口づけをされた。「先ほどは、傷ついたよ。ね。スズネ。」と耳元で甘い声で囁かれてますが、頭では(なぜ先ほどのキスは、よけたんだ?それも、ヒッてどういう意味だ?)と変換され囁かれてます。
口を開こうとしますが、ヒューヒューと、声になりません。ああ。この人は、やはり強者種族です。弱者など、一捻りだろう。半泣きです。許してください。何も悪いことはしていませんが、謝罪します。
「ルト。怖い。」と話します。本当に 恐ろしいほどに、声が怖いです。すると、ため息が聞こえた。「すまない。怖がらせるつもりはなかった。」と抱き締めらた・・・・震えが止まりません。
「ルト、体が辛いの?今日はこのまま寝るの。おやすみなさい。」とリーンハルト様に背中を向けて寝ます。あのままじゃ、第二 第三 第四ラウンドに、入ります。体力無いのに何無体なことするんですか?朝っぱらから、気を失っても、ゆり起こし無理矢理 体力回復って、貴方は鬼ですか?と言いたいが、そんな事は、口が裂けても言うまい。イヤ言えない。
すると後ろから抱きしめてくる、リーンハルト様「無理だ。毎日交じらないと、また初めからだ・・・どうする?」と聞かれた。
貴方・・・毎日って、待てよ・・・ならば、回数は?思いきり、後ろに振り向き聞く。「毎日ならば、回数は?それは、一回で良いよね。」目が血走ってると思うが、もう私の命に関わる。
「そんなにイヤなのか?」と悲しそうな顔をされた。「うっ」と言葉に詰まっていると。「スズネは、イヤだったのだな?俺は、とても幸せだったのに・・・」と首に顔を埋めてきた。これは、ううう・・絆されそうだ。「イヤだ。と言ったら。止めて欲しい。無理矢理、体力を回復させてるでしょ?其れは止めて。寝かせてください。其れが無ければ、良いです。」と話す。
「分かった。」と頭をなでられたが、リーンハルト様を見ると、口角が上がっている。
今ので何か間違えましたでしょうか?止めてと言えば、止めて貰える。良し。無理矢理、体力回復しない。も良し。はて?他に、何かを付け足せば良いのか?何を・・・・
すると、口づけをされた。もしかして、このまま突入するのですか?イヤだ。寝かせろ。これは、1。サッサと終わらす。2 後に回す。さあ、どっち?・・・・・1。サッサと終わらす。嫌なことは、すぐに終わらそう。良し。
何だろう。リーンハルト様が笑ってる。「お風呂入るか?運んでやろう。」と抱っこしてくれた。おお。お風呂は好きさ。鼻歌がでちゃいます。そういえば、リーンハルト様って、騎士だけあって腹筋も割れてるし。ほどよい筋肉、無駄な贅肉一切無いんだよね。良いな・・・今初めて余裕が出来たよ。「スズネ?どうした?支えてるから、ゆっくり入ろう。」と話された。
ゆっくり湯船に入る。気持ちが良い、頭を洗って貰い。魔法で乾かしてもらう。体を自分で洗おうとするが、腕が上がらない。体も優しく洗ってもらう、ふーう気持ちいいな。そのままゆっくり湯船にまたつかる、ああ。今までで一番 ゆっくり時間が流れているな。ああ。極楽だ。前向きで抱っこされてるのが、リーンハルト様が優しいまなざしで見てくれる。
「ルト?蜜月って、体の作り替えの意味もあるの?」と聞いて見る。「ああ。そうだな。相手が弱者なら。作り替えの意味合いもあるな。大体は弱者が、強者に会わせるから、種族によっては長いな。スズネは、最弱だからな・・」と考えて話して来る。ああ。お手数掛けますね。「ゴメンナサイ。」頭をなでられる。「いや。少しだけ頑張ってくれ。」と口づけをされる。
「あさは、ゴメンナサイ。」朝か分からんが・・・「いや。構わない。今度は無い。」と言う。やっぱり次は無いのか・・・・「私は、こうしてるだけでも、幸せなんだけど・・・」と上目遣いでお願いする。「聞いていたのか?」とため息をはかれる。はい 聞いていましたよ。往生際が悪いだけです。そんな残念な子を見る目で、見ないでください。
お風呂から上がると、そのままベッドに降ろされた。ああ。地獄ですな。釘を刺しておこう。「ルト。回復は止めてね。やさしくしてね。」と願う。驚いた顔をして「ああ。」と破顔され、キスの雨が降ってくる。
このまま、体力が戻るまで、寝たふりで行こう、さもないと、私の未来は、腹上死になりそうだ。そんな死に方したら、もう・・・・いかん。目が引きつる。よし、寝返りを打つ振りをして、ベストポジションを探すのよ。やれば出来る子・・・頑張れ私。だが、ガッチリ抱きしめられていた。泣きそうだよ。
リーンハルト様が優しく頭をなでる。「おはよう。スズネ。」と頬にキスをしようとするが、無意識に思いっきり顔をそらし「ヒッ」と声が出てしまった。終わりましたよ。私の人生・・・・部屋の温度が、少し・・・いえ、かなり下がりました。怖くて、リーンハルト様の顔を見られない。もの凄く、怒ってらしゃいます。
頭をなでてる手が、ガッシガッシて感じで不穏な空気感がある。もう、ヒッは、取り戻せないですよね。恐ろしや。
別の意味での、命の危険があります。もうここは、腹をくくり逃げよう。腕の中から逃れようとするが、足腰が、生まれたての子鹿のように、プルプルしています。ましてや、ガッチリ抱きしめられていますので、それを振りほどけるほどの、力がありません。
名を呼ばれる。「スズネ。」もう、この名前に反応しないと 生きていけないだろう。恐る恐る、顔を上げる。すると笑顔だが、目が笑っていません。頬なでる手が、優しくなってるが・・・今この手を払いのけたら、恐ろしい。
すると、頬に口づけをされた。「先ほどは、傷ついたよ。ね。スズネ。」と耳元で甘い声で囁かれてますが、頭では(なぜ先ほどのキスは、よけたんだ?それも、ヒッてどういう意味だ?)と変換され囁かれてます。
口を開こうとしますが、ヒューヒューと、声になりません。ああ。この人は、やはり強者種族です。弱者など、一捻りだろう。半泣きです。許してください。何も悪いことはしていませんが、謝罪します。
「ルト。怖い。」と話します。本当に 恐ろしいほどに、声が怖いです。すると、ため息が聞こえた。「すまない。怖がらせるつもりはなかった。」と抱き締めらた・・・・震えが止まりません。
「ルト、体が辛いの?今日はこのまま寝るの。おやすみなさい。」とリーンハルト様に背中を向けて寝ます。あのままじゃ、第二 第三 第四ラウンドに、入ります。体力無いのに何無体なことするんですか?朝っぱらから、気を失っても、ゆり起こし無理矢理 体力回復って、貴方は鬼ですか?と言いたいが、そんな事は、口が裂けても言うまい。イヤ言えない。
すると後ろから抱きしめてくる、リーンハルト様「無理だ。毎日交じらないと、また初めからだ・・・どうする?」と聞かれた。
貴方・・・毎日って、待てよ・・・ならば、回数は?思いきり、後ろに振り向き聞く。「毎日ならば、回数は?それは、一回で良いよね。」目が血走ってると思うが、もう私の命に関わる。
「そんなにイヤなのか?」と悲しそうな顔をされた。「うっ」と言葉に詰まっていると。「スズネは、イヤだったのだな?俺は、とても幸せだったのに・・・」と首に顔を埋めてきた。これは、ううう・・絆されそうだ。「イヤだ。と言ったら。止めて欲しい。無理矢理、体力を回復させてるでしょ?其れは止めて。寝かせてください。其れが無ければ、良いです。」と話す。
「分かった。」と頭をなでられたが、リーンハルト様を見ると、口角が上がっている。
今ので何か間違えましたでしょうか?止めてと言えば、止めて貰える。良し。無理矢理、体力回復しない。も良し。はて?他に、何かを付け足せば良いのか?何を・・・・
すると、口づけをされた。もしかして、このまま突入するのですか?イヤだ。寝かせろ。これは、1。サッサと終わらす。2 後に回す。さあ、どっち?・・・・・1。サッサと終わらす。嫌なことは、すぐに終わらそう。良し。
何だろう。リーンハルト様が笑ってる。「お風呂入るか?運んでやろう。」と抱っこしてくれた。おお。お風呂は好きさ。鼻歌がでちゃいます。そういえば、リーンハルト様って、騎士だけあって腹筋も割れてるし。ほどよい筋肉、無駄な贅肉一切無いんだよね。良いな・・・今初めて余裕が出来たよ。「スズネ?どうした?支えてるから、ゆっくり入ろう。」と話された。
ゆっくり湯船に入る。気持ちが良い、頭を洗って貰い。魔法で乾かしてもらう。体を自分で洗おうとするが、腕が上がらない。体も優しく洗ってもらう、ふーう気持ちいいな。そのままゆっくり湯船にまたつかる、ああ。今までで一番 ゆっくり時間が流れているな。ああ。極楽だ。前向きで抱っこされてるのが、リーンハルト様が優しいまなざしで見てくれる。
「ルト?蜜月って、体の作り替えの意味もあるの?」と聞いて見る。「ああ。そうだな。相手が弱者なら。作り替えの意味合いもあるな。大体は弱者が、強者に会わせるから、種族によっては長いな。スズネは、最弱だからな・・」と考えて話して来る。ああ。お手数掛けますね。「ゴメンナサイ。」頭をなでられる。「いや。少しだけ頑張ってくれ。」と口づけをされる。
「あさは、ゴメンナサイ。」朝か分からんが・・・「いや。構わない。今度は無い。」と言う。やっぱり次は無いのか・・・・「私は、こうしてるだけでも、幸せなんだけど・・・」と上目遣いでお願いする。「聞いていたのか?」とため息をはかれる。はい 聞いていましたよ。往生際が悪いだけです。そんな残念な子を見る目で、見ないでください。
お風呂から上がると、そのままベッドに降ろされた。ああ。地獄ですな。釘を刺しておこう。「ルト。回復は止めてね。やさしくしてね。」と願う。驚いた顔をして「ああ。」と破顔され、キスの雨が降ってくる。
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