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第一章 孤独の果てに
1-1 遭難者達
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この深い山中に降りしきり、そして積もりまくった豪雪の吸い込む静寂を破って、突然我が家の狼が全身を伸び上がらせながら長く長く吠えた。
その遠吠え、いやこの俺の作った頑丈な家さえも荒々しく震わせた強烈な咆哮は、唐突に雪の深い山々の半永久氷雪の壁を木霊となって駆け巡り、この過酷な大自然丸出しの山に宿るという伝説の神々さえも驚かせたものだろうか。
俺は家の中で目を閉じて腕組みをしながら、自家製の太目の丸太を切って作った椅子に座り目を閉じていたのだが、その騒がしい様子にそっと薄目を明けた。
「ん? どうした、シルバー」
「ウォーーーン」
そしてその銀世界の住人である、白銀狼の見事なまでの美しい光沢をもつ毛皮から『シルバー』と名付けてやった彼は、今度は俺に向かって激しく吠えたてた。
いつもはこのように無闇に吠えたりはしないものなのだが。
「やれやれ、あまり吠えないように躾けたつもりだったのだがな。
さっきの遠吠えはここが日本ならば、隣近所どころか市役所から苦情が入りまくりになったような代物だったぜ。
まさかと思うが、この厳寒期の猛吹雪の中、また俺の首目当ての発狂した食い詰め冒険者あたりでもやってきたのか?
だったら、よけいに静かにしないと駄目だぞ。
連中に見つかったら困る。
別にやられてしまったりはしないのだが、うっかり連中に見つかったりすると、この寒い中、外で連中の相手をするのが無茶苦茶に面倒くさいわ」
俺はそう言って身を屈めると、彼の頭をしっかりと撫でてやり言い聞かせたのだが、彼は勢いよく伸びあがり、その手を咥えて俺をどこかへ引っ張っていこうとする。
やはり、いつもとは違って非常に興奮しており何か様子が変だ。
しかし、彼の嬉しそうに何かを激しく主張する尻尾の状態を見る限りでは、どうやら俺の敵がやってきたのではなさそうな按排だった。
「わかった、わかった。
じゃあ何があったのか知らないが、今から一緒に見に行こうか」
それに答えるかのように、少し先黒になっているのが特徴の可愛い白銀の尻尾を激しく振りながら先に立ち、そして家を出て、横凪ぎに激しく雪の降りしきる中を嫌々歩く俺の鈍重な歩みに合わせるのがもどかしいかのように何度も振り返りながら、彼は激しくこう吠えたてた。
「ワンワンっ!」
「ワンワンって、お前。犬じゃないんだからさ。
一体何がそんなに嬉しいんだい。
俺はこの猛吹雪の中を特に歩きたくないんだけど」
こいつは狼魔物、いや希少な魔獣フェンリルであるくせに犬好きの俺と暮らすうちに、もう半ば家畜化して犬になっているんじゃないだろうか。
こいつとはテレパシーで心が通じあっているので、もしかして俺の心の中にある犬のイメージを読み取って、そのイメージに合わせようとしてくれているのかもしれない。
何故かこの世界へやってきて、この険しい山中にて孤独に打ち震える俺のために。
本当に愛い奴よ。
犬は人類の友とはよく言ったものだ。
まあ犬なんて雪の中を駆け巡るイメージだよな。
俺は猫のように、あの暖かな魔力を放つ炬燵が恋しいよ。
強引に作り上げた、今の割合と日本的な家もそう悪くはないものなのだが。
そして嬉々として四つ足を跳ねるように駆り、尻尾を振り振り積極的に雪中行軍に励む彼の後を追って、仕方なく寒中マラソンに励むのであった。
「ふう、いくら上等な毛皮を着込んでいるからって、この雪の中を一体どこまで行くつもりなんだが。
やべえな、そういや狼って普通の奴でも時速三十キロで一晩中走れるような生き物なんだっけ。
こいつの場合には特に洒落にならねえ」
だが、非常に助かった事に俺が懸念するような最悪の事態には至らなかった。
どうやら、彼は主人たる俺を雪中の大行軍に付き合わせるために連れ出したかったのではなく、彼の超常的な聴覚が捉えた探し物を大好きなご主人様に見せたかっただけのようだ。
俺はこの虚しい行軍の終わりを予見できたようなので、安堵の白い息を煙のように大量に噴き出し、少し小止みになったように思われる雪の流れを目の前から吹き散らした。
「まさか、この前みたいに親にはぐれて震えているウサギの子供達を見つけたとかじゃないんだろうな。
この寒いのに勘弁してくれよ、本当に」
こいつはなんというか狼魔獣の癖に物凄く優しい奴なので、そういう生き物を見つけると非常に保護欲をかき立てられるらしい。
その度に飼い主の俺も引っ張り出される羽目になるので、困った奴というべきか、愛らしい奴だと表現すべきか。
だが、どうやら今回は少し洒落にならない物を見つけたようだった。
何故なら。
「わっふわっふわっふわっふ」
彼が、雪が少し小山のようになった部分から一心に前足で雪をかき出して発掘していた物は、どうやら人間の小さな手、しかも子供の手のようだった。
「うっわ、ドン引きだな。
何故、こんな雪山深い場所で子供なんかが掘り出されるんだ。
し、死んでいるんじゃないだろうな」
だが、我が家の山岳救助狼によって掘り出された【子供達】はまだ微かな命の痕跡を口から吐いていたようだった。
姉妹なのか、よく似た二人の子供達は互いを大事に抱き合うようにして、雪のように白い顔をして発掘された。
その白さは無論、彼女達の生来の肌の色だけに由来するものではなく、放置すれば幼気な子供達を死神の手に委ねる事になるのが明白なサインでもあった。
シルバーの屈強な前足は、このような場面においてはどのようなシャベルよりも強力な掘削道具なので、あっという間に彼女達の全身を掘り起こしてしまった。
金髪に色白な、目鼻立ちのよく整った顔は明らかに貴族以上の高貴な出自のようだ。
パッと見で十三歳と十歳くらいの少女だろうか。
どうも西洋人タイプの子供の歳などは、はっきりとわからん。
だが華奢なその肉体は、とてもこのような真冬の山中に、この『猛厳烈冬アルブーマ』とも称され、麓に住む地元の民からさえも恐れられる厳冬期のアルブーマ大山脈に足を踏み入れるのには、その年齢とも相まって、まったくもって相応しくない。
厚手のファー付きの上等なコートに毛皮の帽子、そして冬用のブーツは履いているものの、山中の行軍にて失ってしまったものか荷物一つ持っていない。
なんと無謀な事であろうか。
これが地球ならば、冬のヒマラヤ山脈を裸足の無装備で歩き回るのも同然の状況なのだから。
こんなところで無防備に散歩でもするかの如くに生きられる生物は、それこそそこで自分の発掘物に大喜びで自慢そうに尻尾を振っていやがる我が家の駄目駄目なフェンリルか、ヒマラヤの雪男、あるいはイエティやビッグフットを上回るほどの超雪山適性を誇る、この俺くらいのものなのだから。
後はやっぱり魔物だの、剛毛に覆われて魔物かと思うほどに巨大な、同じ種といえども寒冷な地にいる種ほど大きくなるというベルクマンの法則に従ったと思われる山岳山羊などだ。
「こりゃあまた、今回はマジで厄介事の匂いしかしない子兎ちゃん達だこと……」
「ウォーン!」
まるで「褒めて褒めて」とでも言うかの如くに楽し気に吠えながら、尻尾を千切れんばかりに振りまくる我が家の駄狼。
「褒めてねえよっ!」
だが、さすがに瀬死の遭難者をこのままにしておくわけにもいかないので、俺は少し魔素を燃やして、雪中を行軍して冷え切ってしまった自分の体の表面をウォーマーの如く適温に温めると、そっと二人の子供を自分の天然毛皮に包まれた胸にかき抱いて、まるで竜が大切な自分の卵を温めるかのような滑稽とも言える風体で家路を急いだのだった。
その遠吠え、いやこの俺の作った頑丈な家さえも荒々しく震わせた強烈な咆哮は、唐突に雪の深い山々の半永久氷雪の壁を木霊となって駆け巡り、この過酷な大自然丸出しの山に宿るという伝説の神々さえも驚かせたものだろうか。
俺は家の中で目を閉じて腕組みをしながら、自家製の太目の丸太を切って作った椅子に座り目を閉じていたのだが、その騒がしい様子にそっと薄目を明けた。
「ん? どうした、シルバー」
「ウォーーーン」
そしてその銀世界の住人である、白銀狼の見事なまでの美しい光沢をもつ毛皮から『シルバー』と名付けてやった彼は、今度は俺に向かって激しく吠えたてた。
いつもはこのように無闇に吠えたりはしないものなのだが。
「やれやれ、あまり吠えないように躾けたつもりだったのだがな。
さっきの遠吠えはここが日本ならば、隣近所どころか市役所から苦情が入りまくりになったような代物だったぜ。
まさかと思うが、この厳寒期の猛吹雪の中、また俺の首目当ての発狂した食い詰め冒険者あたりでもやってきたのか?
だったら、よけいに静かにしないと駄目だぞ。
連中に見つかったら困る。
別にやられてしまったりはしないのだが、うっかり連中に見つかったりすると、この寒い中、外で連中の相手をするのが無茶苦茶に面倒くさいわ」
俺はそう言って身を屈めると、彼の頭をしっかりと撫でてやり言い聞かせたのだが、彼は勢いよく伸びあがり、その手を咥えて俺をどこかへ引っ張っていこうとする。
やはり、いつもとは違って非常に興奮しており何か様子が変だ。
しかし、彼の嬉しそうに何かを激しく主張する尻尾の状態を見る限りでは、どうやら俺の敵がやってきたのではなさそうな按排だった。
「わかった、わかった。
じゃあ何があったのか知らないが、今から一緒に見に行こうか」
それに答えるかのように、少し先黒になっているのが特徴の可愛い白銀の尻尾を激しく振りながら先に立ち、そして家を出て、横凪ぎに激しく雪の降りしきる中を嫌々歩く俺の鈍重な歩みに合わせるのがもどかしいかのように何度も振り返りながら、彼は激しくこう吠えたてた。
「ワンワンっ!」
「ワンワンって、お前。犬じゃないんだからさ。
一体何がそんなに嬉しいんだい。
俺はこの猛吹雪の中を特に歩きたくないんだけど」
こいつは狼魔物、いや希少な魔獣フェンリルであるくせに犬好きの俺と暮らすうちに、もう半ば家畜化して犬になっているんじゃないだろうか。
こいつとはテレパシーで心が通じあっているので、もしかして俺の心の中にある犬のイメージを読み取って、そのイメージに合わせようとしてくれているのかもしれない。
何故かこの世界へやってきて、この険しい山中にて孤独に打ち震える俺のために。
本当に愛い奴よ。
犬は人類の友とはよく言ったものだ。
まあ犬なんて雪の中を駆け巡るイメージだよな。
俺は猫のように、あの暖かな魔力を放つ炬燵が恋しいよ。
強引に作り上げた、今の割合と日本的な家もそう悪くはないものなのだが。
そして嬉々として四つ足を跳ねるように駆り、尻尾を振り振り積極的に雪中行軍に励む彼の後を追って、仕方なく寒中マラソンに励むのであった。
「ふう、いくら上等な毛皮を着込んでいるからって、この雪の中を一体どこまで行くつもりなんだが。
やべえな、そういや狼って普通の奴でも時速三十キロで一晩中走れるような生き物なんだっけ。
こいつの場合には特に洒落にならねえ」
だが、非常に助かった事に俺が懸念するような最悪の事態には至らなかった。
どうやら、彼は主人たる俺を雪中の大行軍に付き合わせるために連れ出したかったのではなく、彼の超常的な聴覚が捉えた探し物を大好きなご主人様に見せたかっただけのようだ。
俺はこの虚しい行軍の終わりを予見できたようなので、安堵の白い息を煙のように大量に噴き出し、少し小止みになったように思われる雪の流れを目の前から吹き散らした。
「まさか、この前みたいに親にはぐれて震えているウサギの子供達を見つけたとかじゃないんだろうな。
この寒いのに勘弁してくれよ、本当に」
こいつはなんというか狼魔獣の癖に物凄く優しい奴なので、そういう生き物を見つけると非常に保護欲をかき立てられるらしい。
その度に飼い主の俺も引っ張り出される羽目になるので、困った奴というべきか、愛らしい奴だと表現すべきか。
だが、どうやら今回は少し洒落にならない物を見つけたようだった。
何故なら。
「わっふわっふわっふわっふ」
彼が、雪が少し小山のようになった部分から一心に前足で雪をかき出して発掘していた物は、どうやら人間の小さな手、しかも子供の手のようだった。
「うっわ、ドン引きだな。
何故、こんな雪山深い場所で子供なんかが掘り出されるんだ。
し、死んでいるんじゃないだろうな」
だが、我が家の山岳救助狼によって掘り出された【子供達】はまだ微かな命の痕跡を口から吐いていたようだった。
姉妹なのか、よく似た二人の子供達は互いを大事に抱き合うようにして、雪のように白い顔をして発掘された。
その白さは無論、彼女達の生来の肌の色だけに由来するものではなく、放置すれば幼気な子供達を死神の手に委ねる事になるのが明白なサインでもあった。
シルバーの屈強な前足は、このような場面においてはどのようなシャベルよりも強力な掘削道具なので、あっという間に彼女達の全身を掘り起こしてしまった。
金髪に色白な、目鼻立ちのよく整った顔は明らかに貴族以上の高貴な出自のようだ。
パッと見で十三歳と十歳くらいの少女だろうか。
どうも西洋人タイプの子供の歳などは、はっきりとわからん。
だが華奢なその肉体は、とてもこのような真冬の山中に、この『猛厳烈冬アルブーマ』とも称され、麓に住む地元の民からさえも恐れられる厳冬期のアルブーマ大山脈に足を踏み入れるのには、その年齢とも相まって、まったくもって相応しくない。
厚手のファー付きの上等なコートに毛皮の帽子、そして冬用のブーツは履いているものの、山中の行軍にて失ってしまったものか荷物一つ持っていない。
なんと無謀な事であろうか。
これが地球ならば、冬のヒマラヤ山脈を裸足の無装備で歩き回るのも同然の状況なのだから。
こんなところで無防備に散歩でもするかの如くに生きられる生物は、それこそそこで自分の発掘物に大喜びで自慢そうに尻尾を振っていやがる我が家の駄目駄目なフェンリルか、ヒマラヤの雪男、あるいはイエティやビッグフットを上回るほどの超雪山適性を誇る、この俺くらいのものなのだから。
後はやっぱり魔物だの、剛毛に覆われて魔物かと思うほどに巨大な、同じ種といえども寒冷な地にいる種ほど大きくなるというベルクマンの法則に従ったと思われる山岳山羊などだ。
「こりゃあまた、今回はマジで厄介事の匂いしかしない子兎ちゃん達だこと……」
「ウォーン!」
まるで「褒めて褒めて」とでも言うかの如くに楽し気に吠えながら、尻尾を千切れんばかりに振りまくる我が家の駄狼。
「褒めてねえよっ!」
だが、さすがに瀬死の遭難者をこのままにしておくわけにもいかないので、俺は少し魔素を燃やして、雪中を行軍して冷え切ってしまった自分の体の表面をウォーマーの如く適温に温めると、そっと二人の子供を自分の天然毛皮に包まれた胸にかき抱いて、まるで竜が大切な自分の卵を温めるかのような滑稽とも言える風体で家路を急いだのだった。
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