78 / 169
第一章 外れスキル【レバレッジたったの1.0】
1-78 勇者の時間
しおりを挟む
俺は「ど畜生~」と叫びながら槍を頭上に掲げる『ハイポート』の態勢で丘を駆け下りた。
この非常時に、突撃姿勢まで指定して拘るのはどうかと思うのだが。
これ、マジで本物の鍛練だわ。
あのドラゴンが実は聖女の仕込みだったなんて言うんじゃないだろうな。
くそ、遠いな。
ここいらは雄大な景色が広がっているのと、バルバディア聖教国も国と名うつだけあって相当巨大なので、遠目には近いと感じる現場が実際に走ると滅茶苦茶に遠いわ。
だがレバレッジ10.0を極めた俺の足は半端じゃなかった。
俺は、もしも最大戦速のトップスピードのままで長時間走り続けられるというのなら、四時間で四百キロ先のラビワンからここまでやってこれるほどの素晴らしい速度で駆け下りていった。
もちろん、頭上に槍を掲げたハイポートの厳しい姿勢で。
その間、聖都の外壁への到達まで僅か四十秒ほど。
そのまま都市の周りを覆っている城壁を蹴って垂直に駆け上がり、そのままの速度に更に加速をつけながら城壁を踏み切って飛び越え、バルバディア聖教国への挨拶に代えた。
その勢いのまま、手近に見える怪物の上半身目掛けて跳んでいった。
俺はまず地上付近にいる、街の人に向かって蹂躙のブレスを吐こうとしていたドラゴンに襲い掛かっていった。
もちろんブーストはかけずに。
だって一頭くらいは『素の』能力で倒さないと納得してくれそうもない。
誰がって?
あいつら全員がだよ!
ど畜生~。
これが本日何回目の「ど畜生~」なのかさえ忘れたぜ。
もはや、この俺は『ど根性勇者』を越えた、『ど畜生勇者』と成り果てていた。
毎回、馬車から降りた休憩時間が、俺の鍛錬の時間なんだものな。
要らん事に、バニッシュが馬車の天井に『鍛練用吊り具』を付けてくれたので、走行中も膝を曲げて足を持ち上げたまま馬車内懸垂とかやらされるんだぞ。
しかも、休憩時間が来るまでずっと。
そして休憩時間は、他の正式な鍛練の始まりを意味するのだ。
マジでありえねえ~。
ええい、この糞ドラゴンがあ~。
往生せいやあ。
そいつは、その目の前で抱き合って震えていた無力な母子に向けてブレスを吐くのは止めにし、もはや意味をなさないような汚らしい罵声を上げながら突っ込んできた俺の方を見た。
そのドラゴンは、ざっと見た加減では二十メートル前後の大きさか。
これがドラゴンの標準サイズなのか小ぶりな奴なのか、近くで見るのは初めてなのでよくわからないな。
というかドラゴンすら見たのは初めてだ。
ブライアンのパーティではそこまではやっていない。
母親に抱かれている子供はニコル達と同じくらいの子か。
そして、そいつは俺という敵を視界に認め、すっと目を細めた。
こいつ、三白眼が感じ悪いな。
こいつらって瞼があるんだ。
地下迷宮に羽根を生やしたドラゴン系魔物はいないので、よく知らなかったんだが。
そいつは空中でのホバーリングは止めにして地面に降り立つと、ゆっくりと俺に向けてブレスを吐く体勢を整えた。
「この間抜けが!」
こいつは空を飛べるのだから、大空から一方的に俺を焼き払えばいいものを。
もっとも、それをやらせないように大声で挑発しながら走り込んでやったのだが。
ドラゴンは知性が高いため、この手のヘイトコントロールが非常に有効な魔物なのだ。
魔物への罵声の浴びせ方なら、ブライアン達から盛大に学んだんだぜ。
もっとも、それは最近では主に俺が浴びせられていたんだけどな。
俺は全力で瞬間のみ倍速に加速した。
このままの速度で走り続けられるのなら、王都から一時間でここまでやってこられるほどの猛速で突っ込み、一気に間合いを縮めた。
そいつがブレスをグビビビっと喉元にせりあがらせた瞬間に、横手に大きく瞬間的にステップを切って直角に飛び、そして間髪入れずに飛び上がり奴の首に斬りかかった。
エルバニッシュの銘が輝くミスリル槍に、一流の魔法剣士直伝の力を乗せた魔法槍へ、鍛練に鍛練を重ねた十人前の力×攻撃力二倍の魔力を乗せて。
一気に食い込む感触、だがさすがに硬くて首は斬り落とせない。
しかし、そのまま滑らせるように比較的柔らかい裏の部位に穂先を走らせて、魔法剣の要領で喉元まで一気に切り裂いた。
おまけに槍の能力とコンボで食らわしてやった必殺の魔法槍『バーニング・ストライク』。
そいつのもたらした爆発のような衝撃に奴の首は千切れかけ、そして竹がへし折れたかの如くに大きく開いた傷口から溢れ出す、そいつ自身の強力なブレス。
もう、ぶっぱなしている最中なので、最早そいつ自身にもそいつは止められない。
首がどこかへ行っちまいそうで、それどころではなさそうだしな。
あれでまだ生きていやがるのが、よく理解できない生物であった。
俺は勢いでそのまま転がりながら、その噴き出してきた地獄の災禍を避けた。
そして、そいつは自身の込めた魔力による大火焔で自らを焼き、火達磨になってのたうった。
俺は巻き添えを食らわせないように、母子を両の手に抱え上げて、猛速でそこから駆け抜けた。
頑丈な石の建物の壁の向こうに彼らを置いてから言っておく。
「俺は勇者リクル。
今ここへ聖女セラシアのパーティが来ている。
もう大丈夫だから、安全なところに隠れているんだ」
そして俺は振り返ったが、あいつら全員、俺の戦いぶりを丘の上からのんびりと観察しているようだ。
あの、ど畜生どもが。
だが、母子は目を潤ませながら頭を下げると走り去っていった。
この非常時に、突撃姿勢まで指定して拘るのはどうかと思うのだが。
これ、マジで本物の鍛練だわ。
あのドラゴンが実は聖女の仕込みだったなんて言うんじゃないだろうな。
くそ、遠いな。
ここいらは雄大な景色が広がっているのと、バルバディア聖教国も国と名うつだけあって相当巨大なので、遠目には近いと感じる現場が実際に走ると滅茶苦茶に遠いわ。
だがレバレッジ10.0を極めた俺の足は半端じゃなかった。
俺は、もしも最大戦速のトップスピードのままで長時間走り続けられるというのなら、四時間で四百キロ先のラビワンからここまでやってこれるほどの素晴らしい速度で駆け下りていった。
もちろん、頭上に槍を掲げたハイポートの厳しい姿勢で。
その間、聖都の外壁への到達まで僅か四十秒ほど。
そのまま都市の周りを覆っている城壁を蹴って垂直に駆け上がり、そのままの速度に更に加速をつけながら城壁を踏み切って飛び越え、バルバディア聖教国への挨拶に代えた。
その勢いのまま、手近に見える怪物の上半身目掛けて跳んでいった。
俺はまず地上付近にいる、街の人に向かって蹂躙のブレスを吐こうとしていたドラゴンに襲い掛かっていった。
もちろんブーストはかけずに。
だって一頭くらいは『素の』能力で倒さないと納得してくれそうもない。
誰がって?
あいつら全員がだよ!
ど畜生~。
これが本日何回目の「ど畜生~」なのかさえ忘れたぜ。
もはや、この俺は『ど根性勇者』を越えた、『ど畜生勇者』と成り果てていた。
毎回、馬車から降りた休憩時間が、俺の鍛錬の時間なんだものな。
要らん事に、バニッシュが馬車の天井に『鍛練用吊り具』を付けてくれたので、走行中も膝を曲げて足を持ち上げたまま馬車内懸垂とかやらされるんだぞ。
しかも、休憩時間が来るまでずっと。
そして休憩時間は、他の正式な鍛練の始まりを意味するのだ。
マジでありえねえ~。
ええい、この糞ドラゴンがあ~。
往生せいやあ。
そいつは、その目の前で抱き合って震えていた無力な母子に向けてブレスを吐くのは止めにし、もはや意味をなさないような汚らしい罵声を上げながら突っ込んできた俺の方を見た。
そのドラゴンは、ざっと見た加減では二十メートル前後の大きさか。
これがドラゴンの標準サイズなのか小ぶりな奴なのか、近くで見るのは初めてなのでよくわからないな。
というかドラゴンすら見たのは初めてだ。
ブライアンのパーティではそこまではやっていない。
母親に抱かれている子供はニコル達と同じくらいの子か。
そして、そいつは俺という敵を視界に認め、すっと目を細めた。
こいつ、三白眼が感じ悪いな。
こいつらって瞼があるんだ。
地下迷宮に羽根を生やしたドラゴン系魔物はいないので、よく知らなかったんだが。
そいつは空中でのホバーリングは止めにして地面に降り立つと、ゆっくりと俺に向けてブレスを吐く体勢を整えた。
「この間抜けが!」
こいつは空を飛べるのだから、大空から一方的に俺を焼き払えばいいものを。
もっとも、それをやらせないように大声で挑発しながら走り込んでやったのだが。
ドラゴンは知性が高いため、この手のヘイトコントロールが非常に有効な魔物なのだ。
魔物への罵声の浴びせ方なら、ブライアン達から盛大に学んだんだぜ。
もっとも、それは最近では主に俺が浴びせられていたんだけどな。
俺は全力で瞬間のみ倍速に加速した。
このままの速度で走り続けられるのなら、王都から一時間でここまでやってこられるほどの猛速で突っ込み、一気に間合いを縮めた。
そいつがブレスをグビビビっと喉元にせりあがらせた瞬間に、横手に大きく瞬間的にステップを切って直角に飛び、そして間髪入れずに飛び上がり奴の首に斬りかかった。
エルバニッシュの銘が輝くミスリル槍に、一流の魔法剣士直伝の力を乗せた魔法槍へ、鍛練に鍛練を重ねた十人前の力×攻撃力二倍の魔力を乗せて。
一気に食い込む感触、だがさすがに硬くて首は斬り落とせない。
しかし、そのまま滑らせるように比較的柔らかい裏の部位に穂先を走らせて、魔法剣の要領で喉元まで一気に切り裂いた。
おまけに槍の能力とコンボで食らわしてやった必殺の魔法槍『バーニング・ストライク』。
そいつのもたらした爆発のような衝撃に奴の首は千切れかけ、そして竹がへし折れたかの如くに大きく開いた傷口から溢れ出す、そいつ自身の強力なブレス。
もう、ぶっぱなしている最中なので、最早そいつ自身にもそいつは止められない。
首がどこかへ行っちまいそうで、それどころではなさそうだしな。
あれでまだ生きていやがるのが、よく理解できない生物であった。
俺は勢いでそのまま転がりながら、その噴き出してきた地獄の災禍を避けた。
そして、そいつは自身の込めた魔力による大火焔で自らを焼き、火達磨になってのたうった。
俺は巻き添えを食らわせないように、母子を両の手に抱え上げて、猛速でそこから駆け抜けた。
頑丈な石の建物の壁の向こうに彼らを置いてから言っておく。
「俺は勇者リクル。
今ここへ聖女セラシアのパーティが来ている。
もう大丈夫だから、安全なところに隠れているんだ」
そして俺は振り返ったが、あいつら全員、俺の戦いぶりを丘の上からのんびりと観察しているようだ。
あの、ど畜生どもが。
だが、母子は目を潤ませながら頭を下げると走り去っていった。
0
お気に入りに追加
38
あなたにおすすめの小説
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
動物に好かれまくる体質の少年、ダンジョンを探索する 配信中にレッドドラゴンを手懐けたら大バズりしました!
海夏世もみじ
ファンタジー
旧題:動物に好かれまくる体質の少年、ダンジョン配信中にレッドドラゴン手懐けたら大バズりしました
動物に好かれまくる体質を持つ主人公、藍堂咲太《あいどう・さくた》は、友人にダンジョンカメラというものをもらった。
そのカメラで暇つぶしにダンジョン配信をしようということでダンジョンに向かったのだが、イレギュラーのレッドドラゴンが現れてしまう。
しかし主人公に攻撃は一切せず、喉を鳴らして好意的な様子。その様子が全て配信されており、拡散され、大バズりしてしまった!
戦闘力ミジンコ主人公が魔物や幻獣を手懐けながらダンジョンを進む配信のスタート!
異世界にクラス転移したら全員ハズレスキルを持たされた
アタラクシア
ファンタジー
人生で数度もない貴重なイベントである修学旅行。この風鈴高校に通う二年二組の生徒たちも、長い間待ち望んでいた修学旅行に胸を躍らせていた。
はしゃぐバスの中――突然周りが黒く染まり、生徒たちは下へ下へと落下してしまう。
目が覚め、見えた景色は――現実の法則が意味をなさない、まさに『異世界』であった。
クラス全員ハズレスキル!?前代未聞の異世界転移に少年少女らは立ち向かう。
――根源に至る『四騎士』
――世界征服を企む『ナイトメア』
――新世界を作ろうとする『ネビュラ教』
異世界の様々な情勢に振り回されながらも奔走する。目指すは「クラスメイト全員の合流」と「元世界への帰還」。
はたして彼らは全員合流し、元の世界へと帰れるのか。
長くも奇妙な修学旅行が今始まる――。

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

食うために軍人になりました。
KBT
ファンタジー
ヴァランタイン帝国の片田舎ダウスター領に最下階位の平民の次男として生まれたリクト。
しかし、両親は悩んだ。次男であるリクトには成人しても継ぐ土地がない。
このままではこの子の未来は暗いものになってしまうだろう。
そう思った両親は幼少の頃よりリクトにを鍛え上げる事にした。
父は家の蔵にあったボロボロの指南書を元に剣術を、母は露店に売っていた怪しげな魔導書を元に魔法を教えた。
それから10年の時が経ち、リクトは成人となる15歳を迎えた。
両親の危惧した通り、継ぐ土地のないリクトは食い扶持を稼ぐために、地元の領軍に入隊試験を受けると、両親譲りの剣術と魔法のおかげで最下階級の二等兵として無事に入隊する事ができた。
軍と言っても、のどかな田舎の軍。
リクトは退役するまで地元でのんびり過ごそうと考えていたが、入隊2日目の朝に隣領との戦争が勃発してしまう。
おまけに上官から剣の腕を妬まれて、単独任務を任されてしまった。
その任務の最中、リクトは平民に対する貴族の専横を目の当たりにする。
生まれながらの体制に甘える貴族社会に嫌気が差したリクトは軍人として出世して貴族の専横に対抗する力を得ようと立身出世の道を歩むのだった。
剣と魔法のファンタジー世界で軍人という異色作品をお楽しみください。

チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる