14 / 169
第一章 外れスキル【レバレッジたったの1.0】
1-14 上級冒険者の矜持
しおりを挟む
そのバニッシュと呼ばれた彼を先頭に、三人の上級冒険者らしき冒険者が大暴れして、オークは瞬く間にぶち殺され、あるいは逃げ惑った。
ドワーフの彼以外は、武器すら持たぬビースト族の戦士と、人族らしきマントを翻し、苦も無く重量のありそうな大剣を振るう女性の剣士のようだった。
彼らの戦闘ぶりは明らかに一目で上級冒険者であると見て取れるものだった。
しかも、元は上級冒険者パーティにいた俺の目から見ても、相当の手練れとみた。
足手纏いの新人など連れてはいない。
さすがだなあ、俺は憧れの存在である上級冒険者の華麗に戦う姿に思わずうっとりとした。
そして彼女は俺達の方を見ると、にっこりと笑ってこう言ってくれた。
「新人の僕達、なかなかやるな。
よくぞこれだけのオークの山を作ったものよ。
でも、これだけ湧いた場合は新人なら、諦めてさっさと逃げた方がいいぞ」
「はあ、俺は逃げたかったんですがねえ……」
我ながら間抜けな真似をしちまったもんだ。
うっかりこんな醜態をブライアンに見られでもしようものなら、俺を追放した事さえ忘れて大激怒し、フルボッコで殴られたかもしれないほどの強烈無比の大失態だった。
「こいつら魔物は階層の中では一定数を保とうとする性質がある。
こういう仲間を呼び出す、いわゆる『魔物のコーリング』という状態になったら、倒した分だけダンジョンから湧き上がり殺到して常にお代わりが来る、最悪なデスパレードが発生するのだ」
それを聞いて青くなった俺は、そいつらの事を思いっきり睨んだ。
「おい今の話を聞いたか?
お前らが何をやっていたのか、よくわかったか」
「う、すいませーん」
「ごめんなさーい」
それを見てエルフのお姉さんは不思議そうな顔をして俺を見た。
「おや、彼らは君のお友達じゃなかったのか?」
「違いますよ。
俺は一人でオークを狩っていたら、このデスパレードに巻き込まれただけです。
いやあ酷い目に遭った。
助けていただいてありがとうございます」
「あははは。
君、それは災難だったな。
そうか、新人なのにもう一人でオークが狩れるのか」
「まあ、ここまで酷い事になっていなければね。
もう仕方がないので、俺がぶっ叩いてから止めはこいつらに任せて。
もう最後にはオークの死体に埋もれてしまいそうでした」
情け無さそうにしょぼくれる俺の話を聞いた彼女は、エルフに相応しい麗らかな笑い声を立てた。
「凄いね。全部で五十体はある。
なかなかたいしたものだ。
では、危なくないように見ていてあげるから魔石を取り出しなさい」
「え、でもいいのですか。
助けていただいたので魔石はあなた方に」
だが彼女は首を振ってこう言った。
「大丈夫だ。
上級冒険者の責務として、こういう場面では無償での救援が義務付けられているのでな。
それに君も怪我をしているし、あっちの重症だった子達の治療には相応のお金もかかるだろう。
回復魔法をかけてあげても、すぐに治るかどうかは本人の治癒力次第だからね」
「ありがとうございます」
俺は丁重に頭を下げ、他の二人も慌ててそれに続いた。
他の冒険者の人は、怪我人を診てくれていた。
どうやら回復のスキルと高価な上級ヒールポーションを使ってくれているようだ。
それも無償提供なのだ。
俺は彼らの上級冒険者としての矜持に頭が下がる思いだった。
そしてエルフの彼女は、俺に向かって何らかの呪文を唱えて回復のスキルを使ってくれていた。
「凄い、これは回復の……魔法?」
「ああ、エルフは特別な魔法を使えるから。
もちろんスクロールの恩恵のスキルはまた別物だな」
そして怪我人二人以外の三人で、せっせと魔石の回収に励んだ。
俺が積み上げたオークを広げるのは上級チームが手伝ってくれた。
エルフの彼女も凄いパワーでオークをポンポンと転がしていくので驚いてしまった。
彼らが倒した魔物は最初から魔石を取りやすい格好にしてくれてあって、その新人に対して細かい気配りを利かせた素晴らしい技巧に恐れ入った。
だが、あの新人連中はもたもたしていて手際が悪く、その好意さえも台無しにしてしまっている。
俺が五個魔石を取る間に、彼らは二人がかりで一個しか取れなかったのだ。
「オークの肉って固い~」
「君、よくそんなにすいすいと取れますね」
「馬鹿、こんなのまだ柔らかい方だぞ。
上級パーティが狩る、堅い革や鱗を持った魔物の解体なんかマジで泣けてくるからな。
今のうちに頑張って手際をよくしておけよ。
俺のいたチームなら、お前らなんか拳骨と蹴りの嵐で、あっちの怪我人のお仲間になっているぞ」
そして、そいつはようやく気がついたようで、おそるおそる命の恩人である俺の名を聞いてきた。
「あのう、あなたのお名前は」
「俺はリクル。お前らは」
「僕はレント、そっちがアンリに、あっちの怪我人の二人がケントとアリオンです」
そして集まった魔石は全部で五十七個あり、どうやら止めを刺さなくても幾らかは実績にはなるらしく、俺のスキル・バージョンは無事に3・0へと変わっていた。
スキル名は【レバレッジなんとか3.0】か。
本当にもう、なんとかって感じだな。
あの呪われたサイコロめ、今回の出目は六って出ていたが、本当に感謝するよ。
もしかしたら初回サービスの特典みたいな物があったのかもな。
どうやら初めて使った特殊技能は事態を良い方向へと動かしてくれたようだ。
もしこれで一の目が出ていたらとか思うとゾッとするわ。
絶対確実に死ねた自信があるね。
このサイコロ、浮き沈みが激しそうなんで、あんまり使いたくないわあ。
沈む時は、今回の対になるような激しくマイナスな出来事が起こるのだろう。
ドワーフの彼以外は、武器すら持たぬビースト族の戦士と、人族らしきマントを翻し、苦も無く重量のありそうな大剣を振るう女性の剣士のようだった。
彼らの戦闘ぶりは明らかに一目で上級冒険者であると見て取れるものだった。
しかも、元は上級冒険者パーティにいた俺の目から見ても、相当の手練れとみた。
足手纏いの新人など連れてはいない。
さすがだなあ、俺は憧れの存在である上級冒険者の華麗に戦う姿に思わずうっとりとした。
そして彼女は俺達の方を見ると、にっこりと笑ってこう言ってくれた。
「新人の僕達、なかなかやるな。
よくぞこれだけのオークの山を作ったものよ。
でも、これだけ湧いた場合は新人なら、諦めてさっさと逃げた方がいいぞ」
「はあ、俺は逃げたかったんですがねえ……」
我ながら間抜けな真似をしちまったもんだ。
うっかりこんな醜態をブライアンに見られでもしようものなら、俺を追放した事さえ忘れて大激怒し、フルボッコで殴られたかもしれないほどの強烈無比の大失態だった。
「こいつら魔物は階層の中では一定数を保とうとする性質がある。
こういう仲間を呼び出す、いわゆる『魔物のコーリング』という状態になったら、倒した分だけダンジョンから湧き上がり殺到して常にお代わりが来る、最悪なデスパレードが発生するのだ」
それを聞いて青くなった俺は、そいつらの事を思いっきり睨んだ。
「おい今の話を聞いたか?
お前らが何をやっていたのか、よくわかったか」
「う、すいませーん」
「ごめんなさーい」
それを見てエルフのお姉さんは不思議そうな顔をして俺を見た。
「おや、彼らは君のお友達じゃなかったのか?」
「違いますよ。
俺は一人でオークを狩っていたら、このデスパレードに巻き込まれただけです。
いやあ酷い目に遭った。
助けていただいてありがとうございます」
「あははは。
君、それは災難だったな。
そうか、新人なのにもう一人でオークが狩れるのか」
「まあ、ここまで酷い事になっていなければね。
もう仕方がないので、俺がぶっ叩いてから止めはこいつらに任せて。
もう最後にはオークの死体に埋もれてしまいそうでした」
情け無さそうにしょぼくれる俺の話を聞いた彼女は、エルフに相応しい麗らかな笑い声を立てた。
「凄いね。全部で五十体はある。
なかなかたいしたものだ。
では、危なくないように見ていてあげるから魔石を取り出しなさい」
「え、でもいいのですか。
助けていただいたので魔石はあなた方に」
だが彼女は首を振ってこう言った。
「大丈夫だ。
上級冒険者の責務として、こういう場面では無償での救援が義務付けられているのでな。
それに君も怪我をしているし、あっちの重症だった子達の治療には相応のお金もかかるだろう。
回復魔法をかけてあげても、すぐに治るかどうかは本人の治癒力次第だからね」
「ありがとうございます」
俺は丁重に頭を下げ、他の二人も慌ててそれに続いた。
他の冒険者の人は、怪我人を診てくれていた。
どうやら回復のスキルと高価な上級ヒールポーションを使ってくれているようだ。
それも無償提供なのだ。
俺は彼らの上級冒険者としての矜持に頭が下がる思いだった。
そしてエルフの彼女は、俺に向かって何らかの呪文を唱えて回復のスキルを使ってくれていた。
「凄い、これは回復の……魔法?」
「ああ、エルフは特別な魔法を使えるから。
もちろんスクロールの恩恵のスキルはまた別物だな」
そして怪我人二人以外の三人で、せっせと魔石の回収に励んだ。
俺が積み上げたオークを広げるのは上級チームが手伝ってくれた。
エルフの彼女も凄いパワーでオークをポンポンと転がしていくので驚いてしまった。
彼らが倒した魔物は最初から魔石を取りやすい格好にしてくれてあって、その新人に対して細かい気配りを利かせた素晴らしい技巧に恐れ入った。
だが、あの新人連中はもたもたしていて手際が悪く、その好意さえも台無しにしてしまっている。
俺が五個魔石を取る間に、彼らは二人がかりで一個しか取れなかったのだ。
「オークの肉って固い~」
「君、よくそんなにすいすいと取れますね」
「馬鹿、こんなのまだ柔らかい方だぞ。
上級パーティが狩る、堅い革や鱗を持った魔物の解体なんかマジで泣けてくるからな。
今のうちに頑張って手際をよくしておけよ。
俺のいたチームなら、お前らなんか拳骨と蹴りの嵐で、あっちの怪我人のお仲間になっているぞ」
そして、そいつはようやく気がついたようで、おそるおそる命の恩人である俺の名を聞いてきた。
「あのう、あなたのお名前は」
「俺はリクル。お前らは」
「僕はレント、そっちがアンリに、あっちの怪我人の二人がケントとアリオンです」
そして集まった魔石は全部で五十七個あり、どうやら止めを刺さなくても幾らかは実績にはなるらしく、俺のスキル・バージョンは無事に3・0へと変わっていた。
スキル名は【レバレッジなんとか3.0】か。
本当にもう、なんとかって感じだな。
あの呪われたサイコロめ、今回の出目は六って出ていたが、本当に感謝するよ。
もしかしたら初回サービスの特典みたいな物があったのかもな。
どうやら初めて使った特殊技能は事態を良い方向へと動かしてくれたようだ。
もしこれで一の目が出ていたらとか思うとゾッとするわ。
絶対確実に死ねた自信があるね。
このサイコロ、浮き沈みが激しそうなんで、あんまり使いたくないわあ。
沈む時は、今回の対になるような激しくマイナスな出来事が起こるのだろう。
0
お気に入りに追加
38
あなたにおすすめの小説
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
動物に好かれまくる体質の少年、ダンジョンを探索する 配信中にレッドドラゴンを手懐けたら大バズりしました!
海夏世もみじ
ファンタジー
旧題:動物に好かれまくる体質の少年、ダンジョン配信中にレッドドラゴン手懐けたら大バズりしました
動物に好かれまくる体質を持つ主人公、藍堂咲太《あいどう・さくた》は、友人にダンジョンカメラというものをもらった。
そのカメラで暇つぶしにダンジョン配信をしようということでダンジョンに向かったのだが、イレギュラーのレッドドラゴンが現れてしまう。
しかし主人公に攻撃は一切せず、喉を鳴らして好意的な様子。その様子が全て配信されており、拡散され、大バズりしてしまった!
戦闘力ミジンコ主人公が魔物や幻獣を手懐けながらダンジョンを進む配信のスタート!
異世界にクラス転移したら全員ハズレスキルを持たされた
アタラクシア
ファンタジー
人生で数度もない貴重なイベントである修学旅行。この風鈴高校に通う二年二組の生徒たちも、長い間待ち望んでいた修学旅行に胸を躍らせていた。
はしゃぐバスの中――突然周りが黒く染まり、生徒たちは下へ下へと落下してしまう。
目が覚め、見えた景色は――現実の法則が意味をなさない、まさに『異世界』であった。
クラス全員ハズレスキル!?前代未聞の異世界転移に少年少女らは立ち向かう。
――根源に至る『四騎士』
――世界征服を企む『ナイトメア』
――新世界を作ろうとする『ネビュラ教』
異世界の様々な情勢に振り回されながらも奔走する。目指すは「クラスメイト全員の合流」と「元世界への帰還」。
はたして彼らは全員合流し、元の世界へと帰れるのか。
長くも奇妙な修学旅行が今始まる――。

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

食うために軍人になりました。
KBT
ファンタジー
ヴァランタイン帝国の片田舎ダウスター領に最下階位の平民の次男として生まれたリクト。
しかし、両親は悩んだ。次男であるリクトには成人しても継ぐ土地がない。
このままではこの子の未来は暗いものになってしまうだろう。
そう思った両親は幼少の頃よりリクトにを鍛え上げる事にした。
父は家の蔵にあったボロボロの指南書を元に剣術を、母は露店に売っていた怪しげな魔導書を元に魔法を教えた。
それから10年の時が経ち、リクトは成人となる15歳を迎えた。
両親の危惧した通り、継ぐ土地のないリクトは食い扶持を稼ぐために、地元の領軍に入隊試験を受けると、両親譲りの剣術と魔法のおかげで最下階級の二等兵として無事に入隊する事ができた。
軍と言っても、のどかな田舎の軍。
リクトは退役するまで地元でのんびり過ごそうと考えていたが、入隊2日目の朝に隣領との戦争が勃発してしまう。
おまけに上官から剣の腕を妬まれて、単独任務を任されてしまった。
その任務の最中、リクトは平民に対する貴族の専横を目の当たりにする。
生まれながらの体制に甘える貴族社会に嫌気が差したリクトは軍人として出世して貴族の専横に対抗する力を得ようと立身出世の道を歩むのだった。
剣と魔法のファンタジー世界で軍人という異色作品をお楽しみください。

チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる