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竜臣はベットから降りると、龍聖の股間に顔を近付けた。
「た、竜臣!」
カプッと中心を甘噛みされた。
「──っ!」
下着を通して竜臣の舌を感じた。
「濡れてきた」
その言葉と同時に、ボクサーパンツを下され龍聖の中心が露わになる。
「おまえ、デカイな。しっかり剥けてるし」
「や、やめろって……!」
力なく竜臣の肩を押すが、竜臣は容赦なくそれを口に含んだ。
「うっ……!」
生暖かい感触と快感が体を貫き、体が大きく跳ねた。
(やべ……気持ち良すぎて……)
やめて欲しいと思うのに、あまりの快感に抵抗できない。竜臣は丁寧に舐めては先の窪みを舌先で突つき、カリだけ含んでは軽く吸い、全て口含むとそれを口内で上下に扱いた。
ゾクゾクと一気に射精感が込み上げてくる。
「で、出る……! から、口離せ……」
それでも竜臣は口を離すことはなく、とうとう竜臣の口内に吐精してしまった。
あまりの刺激に乱れた呼吸を整え竜臣を見ると、酔いしれたような顔でコクリと喉を動かしていた。竜臣の唇の端から龍聖の精液が流れていた。それを口で拭い、それすらもペロリと舐めた。
「竜……臣……」
龍聖はそれを信じられない様子で、ただ見つめる事しかできなかった。
竜臣は龍聖の肩を軽く押した。龍聖はそのままベットに倒れると、竜臣は龍聖の上に跨った。Tシャツを脱ぎ捨てた竜臣のその姿が艶めかしく、龍聖の腰がズクリと疼いた。
「龍聖は俺のもんだよね? だから龍聖の初めて、俺にくれよ」
その言葉に龍聖は、ゾクゾクと痺れるような感覚が背中を走った。
「だって……男同士でどうやって……!」
竜臣の唇が降ってくると、チュッチュッと音を立てながら、竜臣は夢中で龍聖の唇に吸い付いている。その言葉に竜臣は龍聖の右手を掴むと、不意に後ろの秘部に指をあてがった。
「ここ……男はここ使うんだよ」
ギョッとして竜臣を見る。
トロンとした色気が漏れるその表情に龍聖の中心は再び硬くなり始めた。それに気付いた竜臣はスエットパンツと下着を脱ぎ捨てた。竜臣の中心も腹に付くほど勢い良く反り返り、先端からはトロトロと先走りが溢れていた。
龍聖は思わず、ゴクリと生唾を飲んだ。
あまりにも竜臣のその姿が官能的でいやらしく、目を離す事ができない。男のいきり立った性器を目の当たりにして、こんなにも興奮している自分が信じられなかった。竜臣だからなのかもしれない、ふとそう思った。
竜臣は硬くなった龍聖の中心を双丘にあてがった。既に龍聖の先端から先走りが漏れ、後孔にそれを塗り付けるように腰を動かしている。
下腹部から聞こえるクチュクチュと卑猥な水音が更に龍聖の欲情を煽り、それだけで快感が襲い吐精してしまいそうだった。
「は、入るのか……?」
「んっ……んっ……慣らし、といた、から、入る……」
腰の動きと共に、竜臣の声が途切れ途切れになり、次の瞬間、竜臣の腰が浮き、龍聖の中心を後孔にあてがった。
「あっ……あっ……」
艶めいた喘ぎ声と共にゆっくりと腰を下ろす。
(ホントに……入ってる……)
徐々に自分のものが竜臣の中に入っていくのを凝視していたが、竜臣のうねるような中の締めつけと熱さの気持ち良さで、既に射精しそうになる。
「お、まえのデカくて、全部入んねー……」
竜臣はうっとりと結合部を見つめている。
龍聖は堪らず腰を突き上げると、
「ああっ!」
竜臣は大きく体を仰け反らせた。
「竜臣……!」
竜臣の細い腰を掴むと、無我夢中で腰を進めた。
「あっ……! あっ……!」
龍聖にしがみつき、竜臣も自ら腰を揺らしている。
「あっ、いい……龍聖、龍聖……もっと……」
竜臣を下にしようと龍聖は繋がったまま体勢を変えると竜臣を組み敷く形にし、上から竜臣の顔を見つめた。
意識が朦朧としたような表情の竜臣の目からは生理的な物なのか、涙が溢れている。喘ぎ声が止めどなく漏れる口は常に空いていて赤い舌が見え隠れしている。堪らずその唇を塞ぎ執拗に舌を絡めては深く口付けた。
性行為は初めてであったが、本能なのか龍聖は竜臣の腰を掴み激しく腰を打ち付けた。
「あぁ! あっ! んっ……あっ、はぁ……」
(腰……止まんねえ……)
龍聖が腰を打ち付ける度に、グチュグチュと濡れた音が一層卑猥さを増し、龍聖は竜臣の中で更に自分の中心が大きくなるのを感じた。
お互いの昂ぶった息が部屋を埋め尽くし、部屋の温度が酷く高いように感じ、いつの間にか龍聖の額から汗が滴り落ちた。
ある一箇所を突いた途端、竜臣の体が大きく跳ねた。
「龍聖……そこ……そこ、もっと……!」
龍聖は言われた通り竜臣が感じている箇所を攻め立てた。
「あっ! あぁ! 龍聖! 前も、触って……」
言われるがまま、龍聖は躊躇う事なく竜臣の中心を掴むとそれを扱いた。
「あっ……んっ……も、イク……!」
次の瞬間、龍聖の掌に竜臣は吐精した。それと同時に竜臣の中がきゅっと締めつけられ、龍聖も竜臣の中に吐精してしまった。
「あっ……あっ……はぁ……」
龍聖は竜臣の中から自分のものを抜くと、自分が吐精した白い液が竜臣の中からドロリ溢れた。
「てめ……中で出したな……」
「ごめん……」
お互い息も絶え絶えで、はぁはぁと肩で息を吐くと、二人はどちらともなく唇を合わせた。
一気に疲労感が襲い、龍聖はパタリと竜臣の上に覆い被さると一気に眠気に襲われ、そのまま眠ってしまった。
目を覚ますと部屋には竜臣はいなかった。
「風呂入りてぇ……」
どちらのものかわからない精液が、ベタベタと纏わりついている。
不意にドアが開き、タオルを頭から被った竜臣が部屋に入ってきた。
「風呂入ってくれば?」
何事もなかったように、竜臣はそう言うとソファに腰を下ろした。
「ああ」
言われた通り、龍聖は風呂に入るべく部屋を出た。
まさか初めての相手が男で、竜臣になるとは夢にも思わなかった。
正直、考えたくはなかったが、竜臣は初めてではないだろう。既に童貞は捨てていると聞いていたが、男とも竜臣はセックスをした事があると悟った。
風呂に入り、その夜はそのまま自室に戻ると泥のように眠った。
「た、竜臣!」
カプッと中心を甘噛みされた。
「──っ!」
下着を通して竜臣の舌を感じた。
「濡れてきた」
その言葉と同時に、ボクサーパンツを下され龍聖の中心が露わになる。
「おまえ、デカイな。しっかり剥けてるし」
「や、やめろって……!」
力なく竜臣の肩を押すが、竜臣は容赦なくそれを口に含んだ。
「うっ……!」
生暖かい感触と快感が体を貫き、体が大きく跳ねた。
(やべ……気持ち良すぎて……)
やめて欲しいと思うのに、あまりの快感に抵抗できない。竜臣は丁寧に舐めては先の窪みを舌先で突つき、カリだけ含んでは軽く吸い、全て口含むとそれを口内で上下に扱いた。
ゾクゾクと一気に射精感が込み上げてくる。
「で、出る……! から、口離せ……」
それでも竜臣は口を離すことはなく、とうとう竜臣の口内に吐精してしまった。
あまりの刺激に乱れた呼吸を整え竜臣を見ると、酔いしれたような顔でコクリと喉を動かしていた。竜臣の唇の端から龍聖の精液が流れていた。それを口で拭い、それすらもペロリと舐めた。
「竜……臣……」
龍聖はそれを信じられない様子で、ただ見つめる事しかできなかった。
竜臣は龍聖の肩を軽く押した。龍聖はそのままベットに倒れると、竜臣は龍聖の上に跨った。Tシャツを脱ぎ捨てた竜臣のその姿が艶めかしく、龍聖の腰がズクリと疼いた。
「龍聖は俺のもんだよね? だから龍聖の初めて、俺にくれよ」
その言葉に龍聖は、ゾクゾクと痺れるような感覚が背中を走った。
「だって……男同士でどうやって……!」
竜臣の唇が降ってくると、チュッチュッと音を立てながら、竜臣は夢中で龍聖の唇に吸い付いている。その言葉に竜臣は龍聖の右手を掴むと、不意に後ろの秘部に指をあてがった。
「ここ……男はここ使うんだよ」
ギョッとして竜臣を見る。
トロンとした色気が漏れるその表情に龍聖の中心は再び硬くなり始めた。それに気付いた竜臣はスエットパンツと下着を脱ぎ捨てた。竜臣の中心も腹に付くほど勢い良く反り返り、先端からはトロトロと先走りが溢れていた。
龍聖は思わず、ゴクリと生唾を飲んだ。
あまりにも竜臣のその姿が官能的でいやらしく、目を離す事ができない。男のいきり立った性器を目の当たりにして、こんなにも興奮している自分が信じられなかった。竜臣だからなのかもしれない、ふとそう思った。
竜臣は硬くなった龍聖の中心を双丘にあてがった。既に龍聖の先端から先走りが漏れ、後孔にそれを塗り付けるように腰を動かしている。
下腹部から聞こえるクチュクチュと卑猥な水音が更に龍聖の欲情を煽り、それだけで快感が襲い吐精してしまいそうだった。
「は、入るのか……?」
「んっ……んっ……慣らし、といた、から、入る……」
腰の動きと共に、竜臣の声が途切れ途切れになり、次の瞬間、竜臣の腰が浮き、龍聖の中心を後孔にあてがった。
「あっ……あっ……」
艶めいた喘ぎ声と共にゆっくりと腰を下ろす。
(ホントに……入ってる……)
徐々に自分のものが竜臣の中に入っていくのを凝視していたが、竜臣のうねるような中の締めつけと熱さの気持ち良さで、既に射精しそうになる。
「お、まえのデカくて、全部入んねー……」
竜臣はうっとりと結合部を見つめている。
龍聖は堪らず腰を突き上げると、
「ああっ!」
竜臣は大きく体を仰け反らせた。
「竜臣……!」
竜臣の細い腰を掴むと、無我夢中で腰を進めた。
「あっ……! あっ……!」
龍聖にしがみつき、竜臣も自ら腰を揺らしている。
「あっ、いい……龍聖、龍聖……もっと……」
竜臣を下にしようと龍聖は繋がったまま体勢を変えると竜臣を組み敷く形にし、上から竜臣の顔を見つめた。
意識が朦朧としたような表情の竜臣の目からは生理的な物なのか、涙が溢れている。喘ぎ声が止めどなく漏れる口は常に空いていて赤い舌が見え隠れしている。堪らずその唇を塞ぎ執拗に舌を絡めては深く口付けた。
性行為は初めてであったが、本能なのか龍聖は竜臣の腰を掴み激しく腰を打ち付けた。
「あぁ! あっ! んっ……あっ、はぁ……」
(腰……止まんねえ……)
龍聖が腰を打ち付ける度に、グチュグチュと濡れた音が一層卑猥さを増し、龍聖は竜臣の中で更に自分の中心が大きくなるのを感じた。
お互いの昂ぶった息が部屋を埋め尽くし、部屋の温度が酷く高いように感じ、いつの間にか龍聖の額から汗が滴り落ちた。
ある一箇所を突いた途端、竜臣の体が大きく跳ねた。
「龍聖……そこ……そこ、もっと……!」
龍聖は言われた通り竜臣が感じている箇所を攻め立てた。
「あっ! あぁ! 龍聖! 前も、触って……」
言われるがまま、龍聖は躊躇う事なく竜臣の中心を掴むとそれを扱いた。
「あっ……んっ……も、イク……!」
次の瞬間、龍聖の掌に竜臣は吐精した。それと同時に竜臣の中がきゅっと締めつけられ、龍聖も竜臣の中に吐精してしまった。
「あっ……あっ……はぁ……」
龍聖は竜臣の中から自分のものを抜くと、自分が吐精した白い液が竜臣の中からドロリ溢れた。
「てめ……中で出したな……」
「ごめん……」
お互い息も絶え絶えで、はぁはぁと肩で息を吐くと、二人はどちらともなく唇を合わせた。
一気に疲労感が襲い、龍聖はパタリと竜臣の上に覆い被さると一気に眠気に襲われ、そのまま眠ってしまった。
目を覚ますと部屋には竜臣はいなかった。
「風呂入りてぇ……」
どちらのものかわからない精液が、ベタベタと纏わりついている。
不意にドアが開き、タオルを頭から被った竜臣が部屋に入ってきた。
「風呂入ってくれば?」
何事もなかったように、竜臣はそう言うとソファに腰を下ろした。
「ああ」
言われた通り、龍聖は風呂に入るべく部屋を出た。
まさか初めての相手が男で、竜臣になるとは夢にも思わなかった。
正直、考えたくはなかったが、竜臣は初めてではないだろう。既に童貞は捨てていると聞いていたが、男とも竜臣はセックスをした事があると悟った。
風呂に入り、その夜はそのまま自室に戻ると泥のように眠った。
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