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幕間②
アリシアの思惑②
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お城の前に到着した馬車を降りる2人
お嬢様は先程の怪しい笑みを隠し
普段の猫被りモードに戻ったのである
私はこれからの事を思うと
帰りたくなった...
そんな事を考えていると、王宮から
足音が近づいてくる
まずは、兄君様からか...
そう思っていると目の前に現れたのです
この国のイケメン王子!
私は好みではないですが
世の女性たちが魅了されるであろう
顔立ちと、爽やかなハニカミ笑顔に
凛とした佇まいにこのルックスで
王国最強の剣士とか...チート級の能力を
有してるのは何故?と思っていると
無双を誇る彼は、お嬢様を見つけると
駆け寄って来た
???
「アリシア!何処に行っていたんだい?
父上が心配なされていたよ」
アリシア
「クリス兄様!...
お父様は私がまた
イタズラしてないか
心配なだけでしょう?」
そう答えたお嬢様に、クリス様は
心配そうな顔で
クリス
「何を言ってるんだい?1人で城を
抜け出して外に出たら父上でも
心配するだろう?」
まあ確かに...でも私がいるから
そこら辺の野党や山賊は返り討ちに
しますけどねー
ってかお嬢様1人なら魔法で片付けて
しまいますよ...
そんな事頭で考えていたら
猫被りモードのお嬢様はこう答えた
アリシア
「ごめんなさいお兄様...
どうしてもお会いしたい方が
いたもので...」
はーい 猫被り全開の嘘表現で悲しみを
出してお兄様を欺くのですねー
私が呆れた顔を隠して聞いていたのだが
それを聞いたクリス様は驚きましたが
逆にお嬢様のことをこうも言わせる殿方
が気になった様子で...
クリス
「君がそこまでして会いたいとは、一体
どんな方なんだい?」
こちらに顔を向けてニヤと笑い
満足の笑みを出して引っかかったと言わん
ばかりにお嬢様はすぐに顔を変え
アリシア
「その事でお兄様とお父様にご相談したくて... それで今戻って参りましたの」
うん 素晴らしい猫被りだ
クリス様はそれを聞いてお嬢様の手を取り
クリス
「なら父上の所で聞こう 今誰も面会して
無いから玉座にいるはずだ」
と言いお嬢様の手を引いて行ってしまった
私は連れて行かれたお嬢様の顔が更に
笑みを出しているのを見逃してはなかった
私は、入れないから玉座の間にある門の
前で待つ事にした
クリス
「父上!アリシアを連れて戻りました!」
そう告げたクリス兄様の前に椅子に座り
偉そうに...こほん!もといクリス兄様の
前に我がアルフレッド王国の王様がいた
???
「アリシア!頼むから余を困らせないでくれ!1人で城を抜け出して...何かあったら
どうするつもりなのだ?」
全くお兄様と言いお父様と言い私が
こんな平和な国の何処行っても安全な
場所で何があるって言うのかしら...
とりあえず謝っておきますか
アリシア
「ごめんなさいお父様!ですがどうしても
お会いしたい方がいらっしゃるもので
居てもたってもいられなくなり
会いに行って来たのですわ」
まあ嘘は言ってないわ...一応ね
心の中でそう呟く
???
「何?其方が会いに行くほどの物だと?
ワシに詳しく説明しなさい」
ほーれ来た!待ってましたよ!
私はこの後2人の反応がどうなるか
楽しみで仕方ない
アリシア
「ではお父様、少しお待ちください
私の婚約者であるジーク様が間もなく
到着なされますわ」
???
「何!婚約者だと?まさか...
アリシアよ魔眼で見た未来だと言うのか?」
クリス
「魔眼...やはり未来を見た事で会いに
行ったのだね?しかも...名前は
ジークと言うのか...」
ほーら 2人の反応が良い感じじゃない
でも、お兄様は名前を聞いて考え込んで
いるけど...どうしたのかしら?
アリシア
「ええ!ですからジーク様が来られる場所
に先回りしてお待ちしておりましたの
それでお城を抜け出してしまったの」
???
「そうであったか...?クリスどうかしたのか?先程から何か考え込んでいるようだが
何かあるのか?」
とお父様がお兄様に告げると
お兄様は少し考えてからこう告げた
クリス
「父上...実はですね...古い伝承にあるのですが...異世界より現れる剣士 伝説の剣を
用いて世界を救うとあるのです
その剣士の名が...ジークフリートと呼ばれるそうです しかも、剣聖と呼ばれた伝説の剣士」
???
「ワシも聞いた事がある!伝説の古文の一説にあった英雄伝説の話じゃな
なるほど...アリシアの見た出来事は
もしかしたらこの後に何か起こる前兆なのかもしれんな」
アレー もっと驚くと思ってたんだけど
話が変わって来たなー
まあこれで仕込みはバッチリね!
後はジーク様がお城に来て頂いて2人に
挨拶すればok!
???
「アリシアの言うジークとやらを待って
見るとしよう!それに間も無く祭の
始まりでもあるじゃろうから何も
起こりはせんはずじゃ!」
クリス
「では父上!私はアリシアと共に城の外に迎えに行って参ります!」
???
「うむ!クリス頼んだぞ!」
そのやり取りを見て私はニヤけながら
お兄様に手を連れられて部屋を後にした
ジーク様!早く来てくださらないかしら!
そう心に告げるアリシアにこの後
とんでもない事態が待っていたりする
事をまだ誰も知らない...
遡る事別れた時間に戻る
1人花畑に残されたジークは
我に帰りアリシアの告げた通り
ペンダントを持って王国のある方へ
向かいだすのであった...
お嬢様は先程の怪しい笑みを隠し
普段の猫被りモードに戻ったのである
私はこれからの事を思うと
帰りたくなった...
そんな事を考えていると、王宮から
足音が近づいてくる
まずは、兄君様からか...
そう思っていると目の前に現れたのです
この国のイケメン王子!
私は好みではないですが
世の女性たちが魅了されるであろう
顔立ちと、爽やかなハニカミ笑顔に
凛とした佇まいにこのルックスで
王国最強の剣士とか...チート級の能力を
有してるのは何故?と思っていると
無双を誇る彼は、お嬢様を見つけると
駆け寄って来た
???
「アリシア!何処に行っていたんだい?
父上が心配なされていたよ」
アリシア
「クリス兄様!...
お父様は私がまた
イタズラしてないか
心配なだけでしょう?」
そう答えたお嬢様に、クリス様は
心配そうな顔で
クリス
「何を言ってるんだい?1人で城を
抜け出して外に出たら父上でも
心配するだろう?」
まあ確かに...でも私がいるから
そこら辺の野党や山賊は返り討ちに
しますけどねー
ってかお嬢様1人なら魔法で片付けて
しまいますよ...
そんな事頭で考えていたら
猫被りモードのお嬢様はこう答えた
アリシア
「ごめんなさいお兄様...
どうしてもお会いしたい方が
いたもので...」
はーい 猫被り全開の嘘表現で悲しみを
出してお兄様を欺くのですねー
私が呆れた顔を隠して聞いていたのだが
それを聞いたクリス様は驚きましたが
逆にお嬢様のことをこうも言わせる殿方
が気になった様子で...
クリス
「君がそこまでして会いたいとは、一体
どんな方なんだい?」
こちらに顔を向けてニヤと笑い
満足の笑みを出して引っかかったと言わん
ばかりにお嬢様はすぐに顔を変え
アリシア
「その事でお兄様とお父様にご相談したくて... それで今戻って参りましたの」
うん 素晴らしい猫被りだ
クリス様はそれを聞いてお嬢様の手を取り
クリス
「なら父上の所で聞こう 今誰も面会して
無いから玉座にいるはずだ」
と言いお嬢様の手を引いて行ってしまった
私は連れて行かれたお嬢様の顔が更に
笑みを出しているのを見逃してはなかった
私は、入れないから玉座の間にある門の
前で待つ事にした
クリス
「父上!アリシアを連れて戻りました!」
そう告げたクリス兄様の前に椅子に座り
偉そうに...こほん!もといクリス兄様の
前に我がアルフレッド王国の王様がいた
???
「アリシア!頼むから余を困らせないでくれ!1人で城を抜け出して...何かあったら
どうするつもりなのだ?」
全くお兄様と言いお父様と言い私が
こんな平和な国の何処行っても安全な
場所で何があるって言うのかしら...
とりあえず謝っておきますか
アリシア
「ごめんなさいお父様!ですがどうしても
お会いしたい方がいらっしゃるもので
居てもたってもいられなくなり
会いに行って来たのですわ」
まあ嘘は言ってないわ...一応ね
心の中でそう呟く
???
「何?其方が会いに行くほどの物だと?
ワシに詳しく説明しなさい」
ほーれ来た!待ってましたよ!
私はこの後2人の反応がどうなるか
楽しみで仕方ない
アリシア
「ではお父様、少しお待ちください
私の婚約者であるジーク様が間もなく
到着なされますわ」
???
「何!婚約者だと?まさか...
アリシアよ魔眼で見た未来だと言うのか?」
クリス
「魔眼...やはり未来を見た事で会いに
行ったのだね?しかも...名前は
ジークと言うのか...」
ほーら 2人の反応が良い感じじゃない
でも、お兄様は名前を聞いて考え込んで
いるけど...どうしたのかしら?
アリシア
「ええ!ですからジーク様が来られる場所
に先回りしてお待ちしておりましたの
それでお城を抜け出してしまったの」
???
「そうであったか...?クリスどうかしたのか?先程から何か考え込んでいるようだが
何かあるのか?」
とお父様がお兄様に告げると
お兄様は少し考えてからこう告げた
クリス
「父上...実はですね...古い伝承にあるのですが...異世界より現れる剣士 伝説の剣を
用いて世界を救うとあるのです
その剣士の名が...ジークフリートと呼ばれるそうです しかも、剣聖と呼ばれた伝説の剣士」
???
「ワシも聞いた事がある!伝説の古文の一説にあった英雄伝説の話じゃな
なるほど...アリシアの見た出来事は
もしかしたらこの後に何か起こる前兆なのかもしれんな」
アレー もっと驚くと思ってたんだけど
話が変わって来たなー
まあこれで仕込みはバッチリね!
後はジーク様がお城に来て頂いて2人に
挨拶すればok!
???
「アリシアの言うジークとやらを待って
見るとしよう!それに間も無く祭の
始まりでもあるじゃろうから何も
起こりはせんはずじゃ!」
クリス
「では父上!私はアリシアと共に城の外に迎えに行って参ります!」
???
「うむ!クリス頼んだぞ!」
そのやり取りを見て私はニヤけながら
お兄様に手を連れられて部屋を後にした
ジーク様!早く来てくださらないかしら!
そう心に告げるアリシアにこの後
とんでもない事態が待っていたりする
事をまだ誰も知らない...
遡る事別れた時間に戻る
1人花畑に残されたジークは
我に帰りアリシアの告げた通り
ペンダントを持って王国のある方へ
向かいだすのであった...
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