神様の料理番

柊 ハルト

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蜂蜜の吐息

13 ー ミョート村

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 二段飛ばしで階段を駆け上がり、石壁を乗り越える。誠は息一つ乱していないアレクセイに関心しつつも、神経を研ぎ澄ませていた。
 森の中の気配を探る。いろんな気配が入り乱れているが、どれもこれも身を潜めているので、それほど気にはならない。
 アレクセイは森のすぐ手前で足を止めた。

「マコト…大丈夫か?」

 黙ったままの誠を心配したのだろう。しかし、それは取り越し苦労だ。
 誠は大丈夫だと伝えるために、アレクセイの肩に手を置いた。

「ちょっと待ってて…今、探してるから」

 ザワザワと妖狐の血が騒ぐ。嫌な気配に反応しているらしい。
 木の根のように張り巡らせた気の先に、ドロリとした気配が反応した。森のかなり奥の方に居るようだ。
 誠はアレクセイの目を覗く。

「アレクセイ…この件が片付いたら説明するから、今から俺のすることには何も言わないで欲しいんだ」
「何か手があるんだな。分かった」

 頷くアレクセイの腕を掴むと、誠は森の中に踏み込み、そして影の中に沈んだ。
 影から影へ。暗闇から暗闇へ。
 夜だからこそ誠の妖怪としての力は、より開花する。
 おおよそ音がした辺りより十分距離を取って、目星をつけた辺りの影からトプリと出た。
 夜目が効くおかげで、木々の隙間からの月明かりだけで十分周りは見える。目を丸くしているアレクセイをよそに、誠は周囲の気配を探った。
 しばらくして、少し遠くに変な気配があるのを察知した。

「アレクセイ…向こうから来るよ」

 誠が指差した方向を、アレクセイも辿る。しきりに耳を動かし、アレクセイも音や気配を探っていた。
 ずーん、ずーんという腹に響く音が、次第に近付いて来た。
 巨大生物だろうか。音と共に、かすかに地面が揺れる。
 誠は小さな声で、アレクセイの耳元で問う。

「魔獣?」
「ああ。多分、この臭いは…」

 ガサガサと木の枝をかき分けながら近付いて来ている。高い木々の隙間から見えたのは、大きな二足歩行の鬼だった。

「オーガ…クソッ、しかも亜種か!誠、一旦引くぞ」
「分かった。館で良いんだよな」
「ああ。頼む」

 誠はアレクセイの腕を掴むと、静かに闇に溶けていった。



「班長、今どこから…!?」

 レビの影から二人して出て来ると、盛大に驚かれた。ちょっとした意趣返しだ。
 住民は粗方館に避難し終わったのか、あれほど溢れかえっていた人々はドアの周りに十数人残っているだけだった。

「それより、オスカーは戻って来ているのか?」
「さっき戻って来ましたが、また村の奥に行っています」
「そうか…。先にドナルドを呼んできてくれ。館はローゼスに任せる」
「分かりました」

 アレクセイがレビに指示を出している時にこちらに気付いたのか、外で住民を誘導していた犬獣人がこちらにやって来た。

「ルイージ、オスカーが戻り次第森に向かうぞ」
「分かりました。ところで班長、そちらの方はもしかして…」

 森で会っただけなのに、ルイージは誠のことを覚えていたのだろうか。妙に驚いているルイージは、耳を少し後ろに寝かせていた。

「お前は覚えていたか。マコトだ。森で出会っただろう」
「ええ、はい。マコトさんは、避難されないんですか?」

 ラビと違って丁寧な口調のルイージは、やんわりと誠に避難を促したが、マコトはノーと答えた。これ以上自分がこの場に居ると、アレクセイ達の迷惑になることは分かっている。
 しかし、乗りかかった船だ。勝算もある。
 アレクセイは、皆と一緒に帰りを待っていてくれと言いかけたが、誠の未知数の力の断片を見たことから、その言葉を飲み込んだ。その代わりに、誠の手をぎゅっと握る。

「マコト、約束してくれ。無理はしないと」

 そう言われた誠は、大きく頷いた。
 館内に居た団員がアレクセイの元に集まった頃、遠くから大きな鷹がこちらに向かって来るのが見えた。背中には何人かの人が乗っている。

「あれはオスカーだ」

 アレクセイは、誠に不安を与えないように説明した。
 近くまで来たオスカーは、館の上をゆっくり旋回してから庭に降り立つ。鷹の背に乗っていたのは、老人と小さな子供達だった。
 その住人達をローゼスが館内に案内しているのを見ていると、ひょこひょこと近付いて来る鷹は、みるみるうちに人型になった。誠にとっては見慣れた光景だ。
 この世界の獣人も、獣と人の両方の形を取れるのか。新しい発見だった。
 オスカーがアレクセイの元に駆け寄ると、誠と目が合った。彼は小さく背中の羽を羽ばたかせ、軽く会釈をしてくれた。

「先程の爆音は、おそらくオーガが現れたからだと思う。ここに居るマコトと確認したが、オーガの亜種だった」

 アレクセイは誠の肩に手を置き、団員達に簡潔に説明をした。

「オーガの亜種…」

 ラビが呟く。アレクセイは説明を続けた。

「通常のオーガよりも大きい。ボス格よりも一回り以上は大きかった。攻撃の手段は不明。手に何も持っていなかったことから、素手、もしかしたら魔法を使うかもしれん」
「…だとすると、厄介ですね」

 団員の中で一番大きな熊獣人が、ボソリと呟いた。

「まずは様子見でオーガを囲む。その後、俺が氷魔法で足止め。成功したら個々で各部位を狙いつつ、魔核を破壊」

 アレクセイが簡潔に言うと、団員達は頷いた。誠はアレクセイが作り出した、見事な氷の階段を思い出していた。
 薬草採取の時に遠目でハンター達の魔法を見たが、どれも大ぶりで魔力と思われる気が、術者から漏れていた。しかし、アレクセイは違った。一気に魔力が溢れたが、綺麗に階段へと力が収束されていた。
 誠が妖術の訓練を始めた頃、全ては循環だと牡丹が言っていたが、それは魔法というものにも当てはまるようだ。

「マコトは…遊撃を任せても良いか?」
「ん?大丈夫。皆の邪魔にならないように動くし」
「頼む」

 話が纏まったタイミングを見計らったのか、ローゼスが「先輩」と誠の背後から声をかけてきた。

「ローゼスには館を任せる。それと、部隊長に状況報告を。オーガの亜種が出現。一時間しても我々が帰還しなかった場合、援護部隊を要請してくれ」
「分かりました。それで、彼のことは?」

 ローゼスは誠を見た。
 アレクセイはその視線に気付くと、口の端を上げた。

「見つけた、と。それだけで良い」
「了解。お菓子のプリンス、ちゃんと帰って来てくださいね」
「は?ああ…」

 ニコっと笑ったローゼスは、館に引き返して行った。
 誠の頭には疑問符が浮いている。お菓子のプリンスとは、自分のことなのだろうか。

「アレクセイ、さっきのって…?」
「ああ…連絡鳥が戻って来た時、丁度ローゼスと話していてな。実は少し、クッキーを取られたんだ。アイツは甘い物に目が無くてな…」
「そうなんだ。じゃあ、戻ったら渡そうかな」



 それからは、誰もが無言だった。
 森の方角を警戒しながら走る。
 門番に状況を伝え、森の入り口に差し掛かった。オーガは村に近付いているのか、ここからでもかすかに足音が聞こえた。

「オスカー、合図をしたら空から一撃入れてくれ」
「了解」

 小声でアレクセイが指示をすると、オスカーは静かに上空へ飛び上がり、森の奥へと飛んで行った。
 誠はアレクセイの袖を、少し引っ張る。

「運ぶ?」
「いや、辺りの様子を確認したい」
「分かった」

 アレクセイはそれぞれの武器を手にした団員達を確認すると、スクエアポーチから剣を取り出し、森に入るぞとハンドサインを出した。
 気配を潜めながら、注意深く進む。地面の揺れは徐々に大きくなり、オーガとの距離が縮まっているのを実感する。
 誰かがゴクリと唾を飲み込む音が、やけに大きく聞こえた。
 オーガが目視できる距離まで近付くと、団員達はオーガを包むように散開する。誠は彼らの位置を目で追いながら、アレクセイと共にその場で留まることにした。
 ゆっくりとした足音と共に、木の枝が折れる音が届く。アレクセイは剣を構えながら、上空を気にしていた。
 木々の間から空高くにオスカーを確認すると、アレクセイはスッと手を上げ、そのまま前方に向かって下ろす。
 ごぅ、という音と共に、空から風の塊がオーガの頭に思い切りぶつかった。オスカーの風魔法だ。
 体勢を崩したオーガはたたらを踏む。その隙を、アレクセイは逃さなかった。
 オーガの近くまで駆けながら、辺りに氷の網を張り巡らせる。それはオーガが動く度に体に絡み付き、やがて巨体の動きを止めた。
 近くで見ると、余計にオーガの大きさが分かる。五メートル以上はあるだろうか。
 太腿辺りまでを氷に絡め取られているオーガは、まだ自由な手をばたつかせながらその場に倒れてしまった。
 その背後から熊獣人が現れ、戦斧でオーガの肩に斬りつけるも、皮膚が硬いのか刃の半分も刺さっていない。何とか引き抜き後ろに下がったタイミングで、今度はレビが顔面めがけて炎の塊を喰らわせる。
 それに合わせて熊獣人がつけた傷を目掛け、ルイージが水刃をいくつも放ったが、肩を切り落とすまでには至らない。

「クソッ、硬いな…」

 アレクセイは短く呪文を唱え、氷でオーガの腕を地面に縫い付ける。

「行け!」

 号令をかけたアレクセイは、真っ先にオーガに突っ込んで行った。
 オーガの膝から喉元を目指して飛び上がる。アレクセイの切先は、オーガの目を捕えた。皮膚が硬いなら、柔らかい場所から狙う気だ。

「ゴアァァ…」

 低い唸り声を上げ、オーガがもがく。アレクセイはひらりと跳び、レビの近くに着地した。
 団員達は交互に攻撃を仕掛けてはオーガの体力を削っていくが、どれも決定打になっていない。それにオーガがもがくせいで、アレクセイの氷がパキパキと音を立てて少しずつ崩れていっている。
 危険な状態だが、誠はふつふつと己の血が沸いているのを感じていた。
 高揚している。
 危険な兆候だが、それが本来の誠だ。
 出そうになる耳と尾を、深呼吸することで抑え込んだ。

「オオォォォ」

 オーガがまた低く唸る。
 口腔内に、光が集まっていた。その前には、剣を構えたレビが居る。
 間に合うか。
 誠は近くの影に潜るとすかさずレビの影から出て、その腕を強く引いて自分の後ろに隠す。それと同時に出した鉄扇を開いた。
 辺りを熱気が駆け抜ける。
 重い衝撃が、鉄扇から伝わってきた。近くの木や草は、瞬く間に炭になった。

「マコト!」

 アレクセイの声が聞こえる。
 誠はオーガの周りに誰も居ないの確認すると、その口を目掛けて雷を放つ。熱線を押し返した雷は、そのままオーガの口内に到達し、巨体を包み込むようにバチバチと枝葉を伸ばした。
 ドオォォォン…!
 大きな音を立てて倒れたオーガは、黒い煙が口や体のいたるところから上っている。もう立ち上がることはないだろう。

「…はぁ」

 詰めていた息を吐き出すと、「アンタ凄ぇよ!」と喜びながらレビに抱きつかれそうになったので、誠は体を捻ってそれを躱した。
 グシャッと地面に落ちたレビの首根っこをひっ捕まえたアレクセイは、誠を上から下まで何度もながら、怪我が無いかを確認して、小さく頷く。

「マコト、レビを助けてくれてありがとう。それに、君に怪我が無さそうで良かったよ」
「おー」

 団員達はアレクセイの元に集まり、各自怪我がないことを報告すると、オーガの頭部を見に行った。

「オーガの亜種と言っても、育ち過ぎですねぇ」
「いや、育ち過ぎで片付けんなよ。もっとこう、何かあるだろ」
「じゃあ…皮膚の硬質化が酷く、体長も突然変異にしては異常。ドナルドの戦斧が通らなかったことから、筋繊維も発達が著しい。おまけに魔法も通常のオーガより効きが悪かった。…どうです?」
「落差!感想の落差!」
「…何やってんの、あれ」

 誠はオーガを見ているルイージと、いつの間にかアレクセイから逃げ出したレビの二人を見やる。近くに居たオスカーは、その二人に微妙な視線を向けた。

「ああ。犬獣人とコヨーテ獣人で馬が合ってるのか、毎回のことだよ」
「そうそう。あ、俺は自己紹介がまだでしたね。ドナルドです。見ての通り、熊獣人」

 よろしく、とドナルドと握手をした誠は、熊だったら名前はプーじゃないのかと、少しがっかりしていた。
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