5 / 6
ある誕生日の思い出
しおりを挟む息子の不登校の話しになると
語り尽くせない思いが
あります。
何年か前の子供達の誕生日の時の
話です。
思えば双子だからいつも
同じ誕生日。
ケーキは1つ。
歳の違う兄弟やったら
ケーキまた食べれるのに~
と文句言ってたね。
生クリーム、チョコと
別々のリクエストの時もあったね。
ケーキ屋さんにお願いして
生クリームとチョコのハーフ&ハーフ
にしてもらったりもした。
ある年には
男の子がその日入院してて
別々にケーキを食べ
誕生日を祝った時もあった。
そして…
何年か前の
中学生の不登校の時期は
うちに居るのに
別々の誕生日…
「誕生日祝う必要あるの?」
と言って
息子は暗い部屋から出ては
来ない。
◯◯ちゃん(娘) 1人で
ローソクを消したね。
やっぱり1人だと
何となく寂しいよね。
お腹に居た時からずっと一緒で。
ある意味親より長い付き合いなんだよね。
「喜んじゃいけない?」
そんな複雑な表情の娘。
私は精一杯笑顔のつもりだったのに…
心半分は暗い部屋の息子の元へ
行ってしまってるのだろう。
誕生日おめでとう!!
◯◯(息子)はもうほっといて
ケーキ食べよう!
写真は1人だけどね。
最近娘が言っています。
あの頃のお母さんは
いつも辛そうで大変そうだった。
私も実は学校かなりしんどかった。
でも言えなかった。
だから日記に書き殴ってた。
その日記はとても見せられないんだそう。
優しいから 何も言わないから
そういう子供だからこそ
注意しないといけないんですね。
我慢させてゴメンね。
そしてありがとう。
今年は2人揃っての誕生日!
今まではカメラを向けても絶対に
撮らせてくれなかった息子。
満面の笑顔が見れるように
なったのは最近のこと。
お誕生日おめでとう!!
生まれて来てくれて
2人で私の所に来てくれてありがとう!!
本当に優しい子に育ってくれた。
それだけでいいんだよ。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
思春期の叫び
ももずく
エッセイ・ノンフィクション
クラスに馴染めず、誰にも心を開けなかった中学時代について書きました。
将来への不安、自己否定、恋愛、人間関係、家族間のすれ違いなど、思春期特有の感情や悩みを綴ります。
ただの独り言ではありますが、誰かの心に刺さる文章になる事を祈ります。
拙い文章ではありますが、よろしくお願いします。


フルーツ販売の労働マルチに騙されてしまった体験談
もっくん
エッセイ・ノンフィクション
以前26歳の時に私は労働マルチと呼ばれる会社とうっかり業務委託契約をしてしまい、フルーツ販売の仕事をしたことがあります。
結果的にはいいように使われただけで、楽をして儲かっているのは社長ただ一人というシステムなのですが、その当時はうまいこと乗せられて一時的に疑問にも思わなかったのだから、洗脳とは恐ろしいものです。

【完結】何かの日記
九時せんり
エッセイ・ノンフィクション
九時せんりが日常で気になったことや面白かったこと、面白くなかった事をダラダラ書くだけの脱力系エッセイ。書くことから離れないをモットーにやってます。
2025年何かが起こる!?~予言/伝承/自動書記/社会問題等を取り上げ紹介~
ゆっち
エッセイ・ノンフィクション
2025年に纏わるさまざまな都市伝説、予言、社会問題などを考察を加えて紹介します。
【予言系】
・私が見た未来
・ホピ族の予言
・日月神示の預言
・インド占星術の予言
など
【経済・社会的課題】
・2025年問題
・2025年の崖
・海外展開行動計画2025
など
【災害予測】
・大規模太陽フレア
・南海トラフ巨大地震
など
※運営様にカテゴリーや内容について確認して頂きました所、内容に関して特に問題はないが、カテゴリーが違うとの事のでホラー・ミステリーから「エッセイ・ノンフィクション」へカテゴリー変更しました。
我が家の猫は王様である
饕餮
エッセイ・ノンフィクション
我が家に来た猫は、ダンボールの中に捨てられていた、4匹いたうちの1匹。
3匹はすぐに貰い手がついたのに、我が家に来た猫はなかなか貰い手がつかず、保健所行き寸前だった。
そんな我が家に来たオス猫。
我が家に来てからの悪戯大好きな王様の話である。
ブログ風エッセイです。
当時を思い出しながらになるので、不定期更新となります。
写真もありますよ~。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる