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第五章 領地の冬
6 伯爵家の兄弟
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トリベール領は、マーペリア領の南東にある。トリベール領の北側とマーペリア領の東側は、トリマ山脈が境界で、その山脈の南西の海岸線に沿った道が二つの領を結んでいる。4番砦が近いこともあり、野盗被害もほとんどない。トリベール領主の屋敷は、マーペリア領との境界から、半日ほどのところにある。
フレデリックら三人は、夜は3番砦に一泊し、二日目の昼過ぎには、トリベール領主の屋敷についた。
執事:「ご主人様、お帰りなさいませ。」
早馬も、出さずに来たにも関わらず、素早く対応できるとは、優秀な執事である。
フレデリック:「二人には、客室で休んでもらってくれ。
二人とも、戻るときには、声をかけるから、ゆっくりしててくれ。1週間ほどで戻る予定では、ある。」
護衛:「「わかりました。」」
フレデリック:「僕はあまりこの町のことを知らないんだ。小さな頃に来た以来だからね。執事やメイドに聞いてから出掛けるといい。」
護衛:「「ありがとうございます。」」
メイドが護衛兵士二人を部屋へと案内する。
フレデリック:「セシルは?」
執事:「サロンにて、皆様とおくつろぎ中でございます。」
執事がサロンへ案内する。
フレデリック:「セシルっ!!!」
セシル:「まあ!フラン!どうしたのっ?」
伯爵夫人:「まあ、まあ。騒がしいと思ったら貴方だったのね、フラン。少し落ち着きなさいな。」
フレデリック:「母上!お言葉ですがっ!……」
フェリシー:「とりあえず、落ち着きなさい、フラン。こちらへお座りなさい。」
フェリシーが、自分とセシルの間にある椅子をすすめる。フランが座るとすぐに執事がお茶を出してくれる。
セシル:「フラン、本当にどうしたの?」
フレデリック:「母上から、手紙をもらったんだよ。セシルが、その…。」
ニコル:「フランお兄ちゃんだぁ!いつ来たの?ねぇねぇ、フランお兄ちゃん、セシルのお腹に赤ちゃんがいるんだって。僕、お兄ちゃんになるの?」
シリル:「バカだな、ニコ。セシルの赤ちゃんは、僕らには従兄弟になるんだよ。お母様が生んだ赤ちゃんじゃないとお前はお兄ちゃんにはなれないんだ。」
ニコル:「えー!じゃあ、お母様、赤ちゃんをください。僕、シリーお兄ちゃんみたいなお兄ちゃんになりたいんだよ。」
子供たちの可愛らしいお話に、微笑ましい笑いが響く。
伯爵夫人:「フラン、とりあえず、セシルちゃんとお部屋に行きなさい。」
フレデリック:「わかりました、母上。セシル、行こう。」
セシル:「はい。」
フレデリックは、腰を抱くようなエスコートで、セシルと部屋へと向かった。
二人が、サロンを出るのを見届けると
伯爵夫人:「はあ、兄弟でここまで似るってどうなのかしら?」
フェリシー:「ふふふ、わたくしも、わたくしが妊娠したときのサミュエルを思い出しましたわ。」
サミュエルは、バレー伯爵家の長男である。
伯爵夫人:「長男と四男だから似たのかしらね?次男と三男は、二人で同じような結婚するし。男4人兄弟って、こういうものなのかしら?」
次男と三男は、他国の貴族令嬢と大恋愛の末、婿へ行った。二人ともガーリウム王国の外交官であった。
フェリシー:「バレー伯爵家は、男子家系かもしれませんわね。セシルちゃんの赤ちゃんは、どちらかしら?」
お菓子を食べたシリルとニコラは、再び外へと遊びに行った。
〰️ 〰️ 〰️
主寝室のソファーに二人は座っている。
フレデリック:「セシル、体調はどう?」
セシル:「大丈夫よ。フラン、妊娠は病気じゃないのよ。私の心配より、この子に話かけてあげて。」
セシルは、フレデリックがセシルの腰を抱く手とは逆の手を、自分のお腹に当てる。
フレデリック:「ここに、僕たちの奇跡がいるなんて。女性は、どこまで神秘的なんだ。
僕たちの奇跡、お母様をあまりいじめないでくれよ。」
セシル:「この子は、いい子なのよ。つわりも本当に少しだけなの。」
フレデリック:「でも、少し痩せたみたいだ。」
フレデリックが、手を、セシルの頬へと移す。セシルがその手に甘えるように頬を寄せた。
セシル:「先日からずいぶん食べれるようになったの。元気な赤ちゃんを産みたいの。ちゃんとご飯は食べるわ。フラン、心配かけてごめんなさいね。」
フレデリック:「セシル、君の心配ができることは、僕の特権だ。ずっとずっと君のそばにいて、心配していたいよ。」
セシル:「フラン。」
セシルは、フレデリックの肩に寄りかかる。フレデリックは、優しくセシルを抱き締めた。
それから5日ほど、フレデリックとセシルは、海辺を散歩したり、お茶は赤ちゃんによくないとホットミルクでティータイムを楽しんだり、ニコラの持っていた絵本をお腹に読んであげたりと、甘い甘い時間を過ごした。
フレデリック:「僕は、明日、マーペリア辺境伯領へ戻ります。母上と義姉さんはどのような予定ですか?」
伯爵夫人:「もう、この子は、何を言っているのかしら?社交シーズンには、もう間に合いませんわよ。
旦那様に、セシルちゃんのことを伝えたら、セシルちゃんの不安をとってあげるようにって。」
フェリシー:「サミュエルのことも大丈夫よ。サミュエルもセシルちゃんのこと気に入っていたもの。お母様がサミュエルにも手紙を書いてくださったの。」
セシル:「お二人とも、ありがとうございます。すごく心強いです。フラン、ね、大丈夫そうでしょ?」
伯爵夫人:「セシルちゃんの安定期と、寒さを考えると、年越しはこちらになるわね。フラン、貴方はお仕事でしょ?セシルちゃんのことは、わたくしたちに任せなさい。」
フレデリック:「わかりましたよ。セシル、仕事が落ち着いたら、また来るから。それまで、体を大事に。」
セシル:「フランは、本当に心配性ね。あなたが生まれたらどうなるのかしら?」
セシルは愛しそうに、自分のお腹に話かけた。
〰️ 〰️ 〰️
トリベール領から戻ったフレデリックは、「当分、休暇はいりません。」と言ったが、カザシュタントに叱られた。
カザシュタント:「休暇も仕事の一部だ。しっかり休みしっかり働いてくれ。お互いに、(妊娠など)こういうことが、増えるだろう。協力し合うだけだ。」
ダニエルも来年の春には、結婚予定だ。休暇を補い合う必要は、出てくる。
フレデリック:「わかりました。では、鍛練場へ行ってきます。」
通常業務へと戻った。
マーペリア辺境伯領では、年末年始にイベントがあるわけではないが、領民は、何かと浮かれ気分であるので、年末年始には、城下町の警邏も仕事に加わる。
辺境伯領軍たちは、年始4日と14日を楽しみにしている。現在、10番に分かれている隊は、半分ずつ城勤務と砦勤務で10日ずつ入れ替わる。宴会に参加できるのは、城勤務隊だ。なので、宴会などのイベントは、10日開けて2回行われるのだ。
毎年、マーペリア辺境伯夫妻は、王都へ行っているため、執事とメイドと使用人の仕事だ。メイドたちは、ある程度、みんなの食事が済めば下がれるが、執事と使用人は、朝方までお世話をする。そのため、辺境伯が戻ってきたら、執事と使用人は、5連休が与えられる。こうして、うまくまわしていくのも、主の仕事なのだ。
1の月の初旬、ダニエルとフレデリックの別宅が完成した。城の斜め前に城を守るように建っている。東側をフレデリックが、西側をダニエルが使うこととした。
2棟は、同じ作りだ。玄関を入ると、ロビー正面には、2階への階段。1階の東側には、応接室と客室が2つ。西側には、家族用リビングと、食堂室に調理場、階段下には、使用人室が2つ。2階には、書斎と夫人の部屋と主寝室、子供部屋が2つ。屋根裏部屋もついている。
フレデリックは、15日から1週間休暇をとり、トリベール領へ行った。セシルやバレー伯爵夫人とマーペリア辺境伯城へ戻ってきた。新築の屋敷を見たバレー伯爵夫人とフェリシーは、喜んで、部屋の家具を入れたり、城下町でカーテンや絨毯を注文したりと大張きりで、2週間ほど滞在した。
王都から帰ってきた辺境伯夫婦は、フレデリックとダニエルの屋敷に料理人を雇うと言ったが、メイドが城までとりに行けば問題ないし、調理場があるので、温めたり、食べたいものを作ったりするのは、できるからと、お断りした。
メイドに関しては、ダニエルもフレデリックも、泊まりでの仕事も充分にあることなので、使用人室で暮らせるメイドにした。
ダニエルは、アンジェラが嫁いできてから家具やらを決めるので、まだしばらくは、城内生活となる。
バレー伯爵夫人一行は、最終日前日の夜には、トリベール家の屋敷の客室に泊まり、満足して王都へ帰っていった。
ダニエルは、フレデリックと入れ換えるように、3週間休暇をとり、アンジェラの住むオディラン子爵領へ行った。
同じ頃、城東門から歩いて15分の場所には、立派な魔法師団寄宿舎が建った。最大100名が寝泊まりできる。オーリオダムの希望通り、家族用の建物も5棟建っている。魔法師団は、こちらに引っ越しをした。
なんと、城下町に住む女性と、もう、結婚した者がおり、早速その家族用の建物へと引っ越した。まだ王都所属かマーペリア辺境伯領軍所属かを決めていないそうだ。
もうすぐ春だ。
フレデリックら三人は、夜は3番砦に一泊し、二日目の昼過ぎには、トリベール領主の屋敷についた。
執事:「ご主人様、お帰りなさいませ。」
早馬も、出さずに来たにも関わらず、素早く対応できるとは、優秀な執事である。
フレデリック:「二人には、客室で休んでもらってくれ。
二人とも、戻るときには、声をかけるから、ゆっくりしててくれ。1週間ほどで戻る予定では、ある。」
護衛:「「わかりました。」」
フレデリック:「僕はあまりこの町のことを知らないんだ。小さな頃に来た以来だからね。執事やメイドに聞いてから出掛けるといい。」
護衛:「「ありがとうございます。」」
メイドが護衛兵士二人を部屋へと案内する。
フレデリック:「セシルは?」
執事:「サロンにて、皆様とおくつろぎ中でございます。」
執事がサロンへ案内する。
フレデリック:「セシルっ!!!」
セシル:「まあ!フラン!どうしたのっ?」
伯爵夫人:「まあ、まあ。騒がしいと思ったら貴方だったのね、フラン。少し落ち着きなさいな。」
フレデリック:「母上!お言葉ですがっ!……」
フェリシー:「とりあえず、落ち着きなさい、フラン。こちらへお座りなさい。」
フェリシーが、自分とセシルの間にある椅子をすすめる。フランが座るとすぐに執事がお茶を出してくれる。
セシル:「フラン、本当にどうしたの?」
フレデリック:「母上から、手紙をもらったんだよ。セシルが、その…。」
ニコル:「フランお兄ちゃんだぁ!いつ来たの?ねぇねぇ、フランお兄ちゃん、セシルのお腹に赤ちゃんがいるんだって。僕、お兄ちゃんになるの?」
シリル:「バカだな、ニコ。セシルの赤ちゃんは、僕らには従兄弟になるんだよ。お母様が生んだ赤ちゃんじゃないとお前はお兄ちゃんにはなれないんだ。」
ニコル:「えー!じゃあ、お母様、赤ちゃんをください。僕、シリーお兄ちゃんみたいなお兄ちゃんになりたいんだよ。」
子供たちの可愛らしいお話に、微笑ましい笑いが響く。
伯爵夫人:「フラン、とりあえず、セシルちゃんとお部屋に行きなさい。」
フレデリック:「わかりました、母上。セシル、行こう。」
セシル:「はい。」
フレデリックは、腰を抱くようなエスコートで、セシルと部屋へと向かった。
二人が、サロンを出るのを見届けると
伯爵夫人:「はあ、兄弟でここまで似るってどうなのかしら?」
フェリシー:「ふふふ、わたくしも、わたくしが妊娠したときのサミュエルを思い出しましたわ。」
サミュエルは、バレー伯爵家の長男である。
伯爵夫人:「長男と四男だから似たのかしらね?次男と三男は、二人で同じような結婚するし。男4人兄弟って、こういうものなのかしら?」
次男と三男は、他国の貴族令嬢と大恋愛の末、婿へ行った。二人ともガーリウム王国の外交官であった。
フェリシー:「バレー伯爵家は、男子家系かもしれませんわね。セシルちゃんの赤ちゃんは、どちらかしら?」
お菓子を食べたシリルとニコラは、再び外へと遊びに行った。
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主寝室のソファーに二人は座っている。
フレデリック:「セシル、体調はどう?」
セシル:「大丈夫よ。フラン、妊娠は病気じゃないのよ。私の心配より、この子に話かけてあげて。」
セシルは、フレデリックがセシルの腰を抱く手とは逆の手を、自分のお腹に当てる。
フレデリック:「ここに、僕たちの奇跡がいるなんて。女性は、どこまで神秘的なんだ。
僕たちの奇跡、お母様をあまりいじめないでくれよ。」
セシル:「この子は、いい子なのよ。つわりも本当に少しだけなの。」
フレデリック:「でも、少し痩せたみたいだ。」
フレデリックが、手を、セシルの頬へと移す。セシルがその手に甘えるように頬を寄せた。
セシル:「先日からずいぶん食べれるようになったの。元気な赤ちゃんを産みたいの。ちゃんとご飯は食べるわ。フラン、心配かけてごめんなさいね。」
フレデリック:「セシル、君の心配ができることは、僕の特権だ。ずっとずっと君のそばにいて、心配していたいよ。」
セシル:「フラン。」
セシルは、フレデリックの肩に寄りかかる。フレデリックは、優しくセシルを抱き締めた。
それから5日ほど、フレデリックとセシルは、海辺を散歩したり、お茶は赤ちゃんによくないとホットミルクでティータイムを楽しんだり、ニコラの持っていた絵本をお腹に読んであげたりと、甘い甘い時間を過ごした。
フレデリック:「僕は、明日、マーペリア辺境伯領へ戻ります。母上と義姉さんはどのような予定ですか?」
伯爵夫人:「もう、この子は、何を言っているのかしら?社交シーズンには、もう間に合いませんわよ。
旦那様に、セシルちゃんのことを伝えたら、セシルちゃんの不安をとってあげるようにって。」
フェリシー:「サミュエルのことも大丈夫よ。サミュエルもセシルちゃんのこと気に入っていたもの。お母様がサミュエルにも手紙を書いてくださったの。」
セシル:「お二人とも、ありがとうございます。すごく心強いです。フラン、ね、大丈夫そうでしょ?」
伯爵夫人:「セシルちゃんの安定期と、寒さを考えると、年越しはこちらになるわね。フラン、貴方はお仕事でしょ?セシルちゃんのことは、わたくしたちに任せなさい。」
フレデリック:「わかりましたよ。セシル、仕事が落ち着いたら、また来るから。それまで、体を大事に。」
セシル:「フランは、本当に心配性ね。あなたが生まれたらどうなるのかしら?」
セシルは愛しそうに、自分のお腹に話かけた。
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トリベール領から戻ったフレデリックは、「当分、休暇はいりません。」と言ったが、カザシュタントに叱られた。
カザシュタント:「休暇も仕事の一部だ。しっかり休みしっかり働いてくれ。お互いに、(妊娠など)こういうことが、増えるだろう。協力し合うだけだ。」
ダニエルも来年の春には、結婚予定だ。休暇を補い合う必要は、出てくる。
フレデリック:「わかりました。では、鍛練場へ行ってきます。」
通常業務へと戻った。
マーペリア辺境伯領では、年末年始にイベントがあるわけではないが、領民は、何かと浮かれ気分であるので、年末年始には、城下町の警邏も仕事に加わる。
辺境伯領軍たちは、年始4日と14日を楽しみにしている。現在、10番に分かれている隊は、半分ずつ城勤務と砦勤務で10日ずつ入れ替わる。宴会に参加できるのは、城勤務隊だ。なので、宴会などのイベントは、10日開けて2回行われるのだ。
毎年、マーペリア辺境伯夫妻は、王都へ行っているため、執事とメイドと使用人の仕事だ。メイドたちは、ある程度、みんなの食事が済めば下がれるが、執事と使用人は、朝方までお世話をする。そのため、辺境伯が戻ってきたら、執事と使用人は、5連休が与えられる。こうして、うまくまわしていくのも、主の仕事なのだ。
1の月の初旬、ダニエルとフレデリックの別宅が完成した。城の斜め前に城を守るように建っている。東側をフレデリックが、西側をダニエルが使うこととした。
2棟は、同じ作りだ。玄関を入ると、ロビー正面には、2階への階段。1階の東側には、応接室と客室が2つ。西側には、家族用リビングと、食堂室に調理場、階段下には、使用人室が2つ。2階には、書斎と夫人の部屋と主寝室、子供部屋が2つ。屋根裏部屋もついている。
フレデリックは、15日から1週間休暇をとり、トリベール領へ行った。セシルやバレー伯爵夫人とマーペリア辺境伯城へ戻ってきた。新築の屋敷を見たバレー伯爵夫人とフェリシーは、喜んで、部屋の家具を入れたり、城下町でカーテンや絨毯を注文したりと大張きりで、2週間ほど滞在した。
王都から帰ってきた辺境伯夫婦は、フレデリックとダニエルの屋敷に料理人を雇うと言ったが、メイドが城までとりに行けば問題ないし、調理場があるので、温めたり、食べたいものを作ったりするのは、できるからと、お断りした。
メイドに関しては、ダニエルもフレデリックも、泊まりでの仕事も充分にあることなので、使用人室で暮らせるメイドにした。
ダニエルは、アンジェラが嫁いできてから家具やらを決めるので、まだしばらくは、城内生活となる。
バレー伯爵夫人一行は、最終日前日の夜には、トリベール家の屋敷の客室に泊まり、満足して王都へ帰っていった。
ダニエルは、フレデリックと入れ換えるように、3週間休暇をとり、アンジェラの住むオディラン子爵領へ行った。
同じ頃、城東門から歩いて15分の場所には、立派な魔法師団寄宿舎が建った。最大100名が寝泊まりできる。オーリオダムの希望通り、家族用の建物も5棟建っている。魔法師団は、こちらに引っ越しをした。
なんと、城下町に住む女性と、もう、結婚した者がおり、早速その家族用の建物へと引っ越した。まだ王都所属かマーペリア辺境伯領軍所属かを決めていないそうだ。
もうすぐ春だ。
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※10/1から連載し、10/7に完結します。
※1日おきの更新です。
※1ページの文字数は少な目です。
❇❇❇❇❇❇❇❇❇
2024年12月追記
お読みいただき、ありがとうございます。
こちらの作品は完結しておりますが、番外編を追加投稿する際に、一旦、表記が連載中になります。ご了承ください。
※番外編投稿後は完結表記に致します。再び、番外編等を投稿する際には連載表記となりますこと、ご容赦いただけますと幸いです。
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