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第二章 ダルニア王国編

15.※R18

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「ちょっカルまままま待って。」

「嫌だ。しっかりみて安心したい。」

嫌だなんて子供みたいに言うカルに思わずきゅんっとなってしまった。
いやいやいや、今キュンとしてる場合じゃない。

「はっ恥ずかしいから………お風呂上がってからにして?」

「駄目だ。一緒にはいって隅々まで確認する。」

抵抗むなしく私のドレスは脱がされていき肌が露になっていく。
真剣な眼差しで確かめるように見てくるから恥ずかしいけど本当に心配してるのが伝わってきて何も言えなくなる。
だけど一緒にって……隅々まで………って絶対にみるだけじゃ終わらない気がするのは気のせい?

「頬以外にも腕も青あざになってる。あいつを殺してしまえばよかったかな。」

真顔で言うと怖いですよ。
カルが言うと本当にしそうだから………。

「私もしっかりと攻撃してるからお互い様だし、カルの手を汚してほしくない。」

「………リティ可愛いこと言うね。」

チュッと口にキスをしてきてとろんとした瞳で私をみている。
えっ!?今の何処にこんな雰囲気になるとこあった??
こうなるとヤバイです。
いつの間にかカルのスイッチをいれてしまってたみたい。



「えーーと、カルもなんで洋服脱いでるの?」

「リティが恥ずかしいと言ったから俺も脱いでたら恥ずかしくないよな。」

いやいやいや、普通にお互い裸なんて変な気分になっちゃうから。
カルの身体を何度も見てきてるはずなのに服を着ると細身なのに脱ぐと筋肉質な身体つき……たまりません。
いつもあの身体に抱かれてるんだなぁと思うと……ヤバイ変なこと考えてしまう。
じゃなくて、お風呂はいるんだった。
クルリとカルを視界からわざと外したのに後ろから抱きつかれて固まってしまう。


「あああ当たってる。」


口にするのが恥ずかしいけど私もパニックになってるのか言ってしまった。
肌と肌がくっついてるだけでもいまだに緊張するのにカルのものが当たってて固くて熱いもののせいで私まで熱くなってくる。

「リティの裸を見てるんだ。こうなるだろ?」

クスクス笑って後ろから抱き締めながら言われ、そうかもしれないけど言葉にされるとなお恥ずかしい。

「カル………確認するだけって言ったぁぁ………んっ。」

そっと唇が塞がれ私の腫れてる頬を優しく包み込む。

「可愛らしい声出して……俺の確認はだからな。何度も身体を重ねてるのにこんな初な反応するリティが可愛くてたまらないんだよ。俺の理性をリティに崩される。」
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