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第一章 ヒロイン編
49.
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カルがキスをしながら私をそのまま抱き抱え気づけばベッドの上にいますわ。
コアラのように抱き抱えられ………思い出すだけで恥ずかしくて顔から火が出そうです。
キスに夢中で何故移動するのか聞きそびれました。
カルの唇に舌に………とても気持ちがいいです。
「リティ可愛い。気持ち良さそうだね。」
唇が離れたと思ったら満面の笑みを向けられてとても恥ずかしいです。
当たってるから余計恥ずかしいんです。
「なんでそんなに可愛いんだ。はぁ……今すぐ欲しい。」
「欲しい?私からですか?」
「そうだよ。」
「今何も持ってないですわ。何が欲しいのですか?」
カルが何を欲しがっているのかわからず首をかしげて見ていると、唇に軽くキスをされくっくくくくくく首筋にチュッとキスをしながらペロリと舐められました。
「ひゃぁぁぁ。ななななななな舐め…………………。」
「リティの首を舐めていいのは俺だけだ。」
カルの発言だけ聞くと変態ですわ。
「だだだだ誰も私の首を舐めたいなんて思いませんわ。」
生まれて初めて首筋を舐められて動揺が隠せない。
「それがいるんだよな。」
「えぇっ!?」
知りませんでしたわ。私は無知ですね世の中そんな変態ばかりなんて………。
「怖いですわね。」
「ははっ。大丈夫、俺がリティを守るよ。だからリティの首筋やリティの身体に触れたり舐めていいのは俺だけだ。」
後半に凄い言葉を言われましたがそれよりも目の前から熱を帯びた瞳で私自身を見つめ、先程舐めた辺りをツーーと指先で触りながら下の胸元へ滑らせるカルの方が厄介です。
「カカカカカカル!??」
「戸惑ってるリティも可愛くて見ていたいが、俺が見たいのは俺だけが見れるもっと乱れたリティなんだよな。」
聞いててだんだん理解してきて恥ずかしくなってボッと顔が赤くなる。
さすがに分かりましたわ、カルが何が欲しいのか。
前に婚前交渉は許可が出ていると言ってましたものね。
私もカルが好きです。いずれ自然に任せてそうなってもいいかなぁと思ってましたが、急に来ましたわ。
「カルが欲しいのは……………………私ですか?」
「そうだよ。」
熱を帯びた瞳で見つめられ、笑顔で答えられて決意しました。
「私もカルが好きです。カルのキスはとろけるように気持ちいいし、カルの体温も温かくて私も変な気持ちになってしまいますわ。ただ、先にお話を聞いてください。私と結ばれて後悔するかもしれませんから……話を聞いても私を選んでくれるならカルに全てを捧げますわ。」
もしカルが話を聞いて躊躇ったりすることがあれば私は今までのことは無かったことにして身を引きますわ。
悲しいですが………カルの幸せのためですから。
「わかった。一つだけ……俺はどんな話を聞いてもリティへの想いは変わらないよ。」
カルの言葉にウルッと瞳に涙が溢れそうなのを我慢して、私は話した。
コアラのように抱き抱えられ………思い出すだけで恥ずかしくて顔から火が出そうです。
キスに夢中で何故移動するのか聞きそびれました。
カルの唇に舌に………とても気持ちがいいです。
「リティ可愛い。気持ち良さそうだね。」
唇が離れたと思ったら満面の笑みを向けられてとても恥ずかしいです。
当たってるから余計恥ずかしいんです。
「なんでそんなに可愛いんだ。はぁ……今すぐ欲しい。」
「欲しい?私からですか?」
「そうだよ。」
「今何も持ってないですわ。何が欲しいのですか?」
カルが何を欲しがっているのかわからず首をかしげて見ていると、唇に軽くキスをされくっくくくくくく首筋にチュッとキスをしながらペロリと舐められました。
「ひゃぁぁぁ。ななななななな舐め…………………。」
「リティの首を舐めていいのは俺だけだ。」
カルの発言だけ聞くと変態ですわ。
「だだだだ誰も私の首を舐めたいなんて思いませんわ。」
生まれて初めて首筋を舐められて動揺が隠せない。
「それがいるんだよな。」
「えぇっ!?」
知りませんでしたわ。私は無知ですね世の中そんな変態ばかりなんて………。
「怖いですわね。」
「ははっ。大丈夫、俺がリティを守るよ。だからリティの首筋やリティの身体に触れたり舐めていいのは俺だけだ。」
後半に凄い言葉を言われましたがそれよりも目の前から熱を帯びた瞳で私自身を見つめ、先程舐めた辺りをツーーと指先で触りながら下の胸元へ滑らせるカルの方が厄介です。
「カカカカカカル!??」
「戸惑ってるリティも可愛くて見ていたいが、俺が見たいのは俺だけが見れるもっと乱れたリティなんだよな。」
聞いててだんだん理解してきて恥ずかしくなってボッと顔が赤くなる。
さすがに分かりましたわ、カルが何が欲しいのか。
前に婚前交渉は許可が出ていると言ってましたものね。
私もカルが好きです。いずれ自然に任せてそうなってもいいかなぁと思ってましたが、急に来ましたわ。
「カルが欲しいのは……………………私ですか?」
「そうだよ。」
熱を帯びた瞳で見つめられ、笑顔で答えられて決意しました。
「私もカルが好きです。カルのキスはとろけるように気持ちいいし、カルの体温も温かくて私も変な気持ちになってしまいますわ。ただ、先にお話を聞いてください。私と結ばれて後悔するかもしれませんから……話を聞いても私を選んでくれるならカルに全てを捧げますわ。」
もしカルが話を聞いて躊躇ったりすることがあれば私は今までのことは無かったことにして身を引きますわ。
悲しいですが………カルの幸せのためですから。
「わかった。一つだけ……俺はどんな話を聞いてもリティへの想いは変わらないよ。」
カルの言葉にウルッと瞳に涙が溢れそうなのを我慢して、私は話した。
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