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第十三章 再生
第七話 迷惑な部外者
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それは大体二日前の話。
八大地獄はペルタルク丘陵での敗北に打ち拉がれ、命からがら逃走していた。休養を欲した彼らは偶然見つけた人族の隠れ里に身を寄せた。パドル村と呼ばれる小さな村だ。
到着した途端に警備隊に囲まれ、事情聴取を受けることになった。魔族でないことを確認した村人たちは、盗賊の可能性も考慮して一度追い払おうと画策するが、幼い少女が可哀想だということと妖精の存在を視認し村への滞在を許可した。
倉庫に使っていた古い建物に案内され、ようやく寛ぐことが出来たのだった。
「本当に良い拾いものだったな。パルスに感謝せねばなるまい」
ロングマンは顎髭を撫でながらオリビアに目を向ける。オリビアは嬉しいような悲しいような複雑な顔で頬を掻いた。
「確かに。あん時こいつぶっ殺してたらここの連中は今跡形も無ぇだろうな。飯炊き係が居ないんじゃ面倒事が増えるってもんだぜ」
顔に似合わず乱暴な物言いで下品に笑うジニオン。体は美女になっても性格は粗暴な野生児のままだ。
「しかしそう長くは居れんぞ?他の連中はどうとでもなろうが、あのジェームスとか言う警備隊長。儂等をかなり警戒しておった。総動員、若しくは単独で寝首を掻きに来るかもしれん」
トドットは胡座をかいた足に杖を置いて先端に付いていた宝石に触れる。
「やめよトドット。そんな度胸のある武人ならばこんなところで手を拱いてはいない」
「こちらとて警戒は必要じゃろ?」
「ふん、警戒するほどの腕前ではない。いざとなれば我が始末する」
ロングマンの言葉にトドットは口を閉じる。杖も肩に立てかけるように置き換え、宝石を弄るのを止めた。話し合いも終わり、各自で休息に入ろうと体勢を変えた時、先程までウトウトしていたパルスが勢いよく立ち上がった。
「……?」
パルスの剣幕に一瞬呆けた面々だったが、彼女のヘイトの先にいるものを考えればすぐに分かる。
「神……か」
『ご明察』
一瞬まばゆい光が目を晦ます。徐々に光量が落ち着き、そこには水泳選手のように鍛え上げられた細長い男が立っていた。肩甲骨の辺りまで伸ばした長い髪を掻き上げて、鼻が高く彫りの深い顔が露わになった。
『我が名はユピテル。君たちに会うのは凍結直後だったかな?』
ほとんど面識の無い神の出現に面食らう。パルスはそれが誰だろうが関係ない。彼女にとって神の気配を持つものは全て敵だ。だが彼女は動かない。
パルスの持つ第八地獄”阿鼻”と呼ばれる大剣には、何者をも別空間に閉じ込める”無間”という能力が存在する。攻略不可能と思われたこの能力を引っ提げて神に挑むつもりだったが、ラルフに攻略されてから攻略不可能の自負と自信を喪失。最終目標を前にしながら動けなくなったのだ。
『ふっはは!何だいその顔!ネレイドじゃなくて驚いたのかな?』
「……ああ、その通りだ。ユピテルといったな?何の用だ?」
『……様』
「ん?」
『ユピテル”様”と呼ぶのだよ。あと敬語だ。「です。ます。」は神の前では基本中の基本だろう?』
ユピテルは呆れたように見渡してため息をつく。ジニオンはイラついた顔を見せた。
「んだ?この野郎は?」
「ふむ。神によって性格が違うのは承知していたが、こんなに面倒臭い奴だとはな……まぁ良い、トドット。こいつは頼む」
ロングマンは早々に責任を放棄してトドットに擦りつけた。「全く……」とトドットも呆れ気味にそれを受諾する。
「……ユピテル様。儂等に何を求めているのでしょうか?」
『うむ。君らの為体を見兼ねてね。八人しか居ないってのに、もう三人も殺されているじゃないか、情けない。これでは何度生き返しても同じことだ。そうだろう?』
ユピテルの言い分にムッとする。正論だ。確かに諸々の問題が解決しない限り、生き返してもまた即殺されるかもしれない。トドット、ジョーカー、ジニオン、パルスの生き残っている面子が死ぬかもしれない。自身もゼアルの剣に殺されかけた。
「なるほど。まさにユピテル様の言う通りでしょうな。儂等の実力に迫る敵がこれ程いるのは完全に想定外でありました。八大地獄を賜りながらこのような失態を見せたことについては釈明のしようがございませぬ。この度は誠に申し訳ございませんでした」
トドットは項垂れる仲間たちの代わりに立ち上がって頭を下げた。その頭をしばらく冷たい目で見ていたが、その口元に笑みが戻る。
『全く仕様のない愚か者どもだな。このように頭を下げて恥ずかしくないのか?』
押し黙る。完全に黙秘を選んだ情けない連中に気を良くしたユピテルは、演劇のように手を振った。
『まぁ良いわ。知能指数の低い君らに良いことを授けよう。ズバリ!人間であることが頭打ちとなっているのだ!人間の体を捨て、魔族の体を手に入れよ!!さすれば現状を打開出来ようぞ!!』
大仰な言い回しでどんな解決策が出るかと思えば魂の器の話であった。ジニオンを屈強な男性から見目麗しい女性に変更出来たのだ。それくらいのことは神の力なら可能にするだろう。
「……ならばさっさと魔族の体で三人を生き返せば良いだろう?何を勿体ぶっている?」
ロングマンは訝しげに睨みつける。トドットは焦り気味にロングマンに手を振って余計なことを言わぬように牽制する。ユピテルは冷ややかな目を向けながらも満足そうに答えた。
『神に対する接し方を言って聞かせたというのに……やはり獣か。そんな獣では理解出来ぬかもしれんが、肉体の錬成には物が必要なのだ。君らの体はいつでも複製出来るのだが、魔族となれば話は違う。記録が無いのだ。そこで君らは魔族の体を選ぶのだ。その魔族の肉体を奪い、最強の兵士となりて敵を討ち亡ぼすのだ!』
「な、なるほど。確かに同じことをしていては意味がありませぬな。しかし、儂等は魔族に関する知識が欠けております。どれが強く、どれが弱いかなどの知識がなければ脆弱な魔族を選んでしまう可能性があります。どうかお知恵をお貸しくださいませ」
『ふっふっふっ……中々言葉遣いがなっているではないか。良かろう!この世界で最も暑い大陸”灼赤大陸”を目指すが良い!そこにいる魔族共なら申し分ない。世界を揺るがす刃と化せ!八大地獄よ!!』
*
「好き勝手言ってくれたものだ。それに結局どの種族を取れば正解なのかという肝心な部分が欠落している。あの神は信用ならん上に胡散臭い」
ロングマンはぶつくさと文句を言いながら、生き物の気配がする方に歩いていく。
「ううむ、ロングマンの言う通りじゃのぅ。死体で良いと言うのじゃから、教えてくれた方が助かると言うに……嫌がらせのつもりなのかもしれん」
魔族の体であるなら生き返すことを了承したユピテル。より強い体を選別するためには殺さないように立ち回らなければならない。面倒この上ない。
「とりあえずお試しって奴だろ?もし成功するなら俺もして欲しいんだけどな」
「まだそのようなことを……いい加減諦めたらどうじゃ?」
「出来るか!!」
ジニオンの顔は怒りに塗れる。とりあえず男性に戻りたいジニオンは難癖つけて移し変えてもらうことを画策中だ。
「それもこれも三人の成功あってのものだろう?ある程度の欠損は許されるだろうが、跡形も消し去る真似だけは絶対にするなよ?」
「わかってるっつーの。……というか気になってたんだが、今この大陸よぉ、戦争真っ只中じゃねぇか?」
「……血の臭い」
「おっ、見ろ!パルスも気づいたぜ!」
ジニオンの指摘に同調する。
「これはこれは……何とも丁度良い。戦争では必然精鋭が出てくる。せっかくだ。我らも戦いに参戦し、ペルタルクとやらでの一戦を塗り替えようではないか」
今後立ち塞がるゼアルやミーシャを倒す算段は未だ付かない。しかし負けを払拭し、心の傷を癒すことは必要な儀式である。ロングマンが発した言葉に皆が賛同し、戦いに赴く。
灼赤大陸の内乱に進んで首を突っ込む八大地獄。だが、彼らを止める術はない。彼ら戦闘狂を退けるには死に物狂いで戦い、勝つしかないのだから。
八大地獄はペルタルク丘陵での敗北に打ち拉がれ、命からがら逃走していた。休養を欲した彼らは偶然見つけた人族の隠れ里に身を寄せた。パドル村と呼ばれる小さな村だ。
到着した途端に警備隊に囲まれ、事情聴取を受けることになった。魔族でないことを確認した村人たちは、盗賊の可能性も考慮して一度追い払おうと画策するが、幼い少女が可哀想だということと妖精の存在を視認し村への滞在を許可した。
倉庫に使っていた古い建物に案内され、ようやく寛ぐことが出来たのだった。
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ロングマンは顎髭を撫でながらオリビアに目を向ける。オリビアは嬉しいような悲しいような複雑な顔で頬を掻いた。
「確かに。あん時こいつぶっ殺してたらここの連中は今跡形も無ぇだろうな。飯炊き係が居ないんじゃ面倒事が増えるってもんだぜ」
顔に似合わず乱暴な物言いで下品に笑うジニオン。体は美女になっても性格は粗暴な野生児のままだ。
「しかしそう長くは居れんぞ?他の連中はどうとでもなろうが、あのジェームスとか言う警備隊長。儂等をかなり警戒しておった。総動員、若しくは単独で寝首を掻きに来るかもしれん」
トドットは胡座をかいた足に杖を置いて先端に付いていた宝石に触れる。
「やめよトドット。そんな度胸のある武人ならばこんなところで手を拱いてはいない」
「こちらとて警戒は必要じゃろ?」
「ふん、警戒するほどの腕前ではない。いざとなれば我が始末する」
ロングマンの言葉にトドットは口を閉じる。杖も肩に立てかけるように置き換え、宝石を弄るのを止めた。話し合いも終わり、各自で休息に入ろうと体勢を変えた時、先程までウトウトしていたパルスが勢いよく立ち上がった。
「……?」
パルスの剣幕に一瞬呆けた面々だったが、彼女のヘイトの先にいるものを考えればすぐに分かる。
「神……か」
『ご明察』
一瞬まばゆい光が目を晦ます。徐々に光量が落ち着き、そこには水泳選手のように鍛え上げられた細長い男が立っていた。肩甲骨の辺りまで伸ばした長い髪を掻き上げて、鼻が高く彫りの深い顔が露わになった。
『我が名はユピテル。君たちに会うのは凍結直後だったかな?』
ほとんど面識の無い神の出現に面食らう。パルスはそれが誰だろうが関係ない。彼女にとって神の気配を持つものは全て敵だ。だが彼女は動かない。
パルスの持つ第八地獄”阿鼻”と呼ばれる大剣には、何者をも別空間に閉じ込める”無間”という能力が存在する。攻略不可能と思われたこの能力を引っ提げて神に挑むつもりだったが、ラルフに攻略されてから攻略不可能の自負と自信を喪失。最終目標を前にしながら動けなくなったのだ。
『ふっはは!何だいその顔!ネレイドじゃなくて驚いたのかな?』
「……ああ、その通りだ。ユピテルといったな?何の用だ?」
『……様』
「ん?」
『ユピテル”様”と呼ぶのだよ。あと敬語だ。「です。ます。」は神の前では基本中の基本だろう?』
ユピテルは呆れたように見渡してため息をつく。ジニオンはイラついた顔を見せた。
「んだ?この野郎は?」
「ふむ。神によって性格が違うのは承知していたが、こんなに面倒臭い奴だとはな……まぁ良い、トドット。こいつは頼む」
ロングマンは早々に責任を放棄してトドットに擦りつけた。「全く……」とトドットも呆れ気味にそれを受諾する。
「……ユピテル様。儂等に何を求めているのでしょうか?」
『うむ。君らの為体を見兼ねてね。八人しか居ないってのに、もう三人も殺されているじゃないか、情けない。これでは何度生き返しても同じことだ。そうだろう?』
ユピテルの言い分にムッとする。正論だ。確かに諸々の問題が解決しない限り、生き返してもまた即殺されるかもしれない。トドット、ジョーカー、ジニオン、パルスの生き残っている面子が死ぬかもしれない。自身もゼアルの剣に殺されかけた。
「なるほど。まさにユピテル様の言う通りでしょうな。儂等の実力に迫る敵がこれ程いるのは完全に想定外でありました。八大地獄を賜りながらこのような失態を見せたことについては釈明のしようがございませぬ。この度は誠に申し訳ございませんでした」
トドットは項垂れる仲間たちの代わりに立ち上がって頭を下げた。その頭をしばらく冷たい目で見ていたが、その口元に笑みが戻る。
『全く仕様のない愚か者どもだな。このように頭を下げて恥ずかしくないのか?』
押し黙る。完全に黙秘を選んだ情けない連中に気を良くしたユピテルは、演劇のように手を振った。
『まぁ良いわ。知能指数の低い君らに良いことを授けよう。ズバリ!人間であることが頭打ちとなっているのだ!人間の体を捨て、魔族の体を手に入れよ!!さすれば現状を打開出来ようぞ!!』
大仰な言い回しでどんな解決策が出るかと思えば魂の器の話であった。ジニオンを屈強な男性から見目麗しい女性に変更出来たのだ。それくらいのことは神の力なら可能にするだろう。
「……ならばさっさと魔族の体で三人を生き返せば良いだろう?何を勿体ぶっている?」
ロングマンは訝しげに睨みつける。トドットは焦り気味にロングマンに手を振って余計なことを言わぬように牽制する。ユピテルは冷ややかな目を向けながらも満足そうに答えた。
『神に対する接し方を言って聞かせたというのに……やはり獣か。そんな獣では理解出来ぬかもしれんが、肉体の錬成には物が必要なのだ。君らの体はいつでも複製出来るのだが、魔族となれば話は違う。記録が無いのだ。そこで君らは魔族の体を選ぶのだ。その魔族の肉体を奪い、最強の兵士となりて敵を討ち亡ぼすのだ!』
「な、なるほど。確かに同じことをしていては意味がありませぬな。しかし、儂等は魔族に関する知識が欠けております。どれが強く、どれが弱いかなどの知識がなければ脆弱な魔族を選んでしまう可能性があります。どうかお知恵をお貸しくださいませ」
『ふっふっふっ……中々言葉遣いがなっているではないか。良かろう!この世界で最も暑い大陸”灼赤大陸”を目指すが良い!そこにいる魔族共なら申し分ない。世界を揺るがす刃と化せ!八大地獄よ!!』
*
「好き勝手言ってくれたものだ。それに結局どの種族を取れば正解なのかという肝心な部分が欠落している。あの神は信用ならん上に胡散臭い」
ロングマンはぶつくさと文句を言いながら、生き物の気配がする方に歩いていく。
「ううむ、ロングマンの言う通りじゃのぅ。死体で良いと言うのじゃから、教えてくれた方が助かると言うに……嫌がらせのつもりなのかもしれん」
魔族の体であるなら生き返すことを了承したユピテル。より強い体を選別するためには殺さないように立ち回らなければならない。面倒この上ない。
「とりあえずお試しって奴だろ?もし成功するなら俺もして欲しいんだけどな」
「まだそのようなことを……いい加減諦めたらどうじゃ?」
「出来るか!!」
ジニオンの顔は怒りに塗れる。とりあえず男性に戻りたいジニオンは難癖つけて移し変えてもらうことを画策中だ。
「それもこれも三人の成功あってのものだろう?ある程度の欠損は許されるだろうが、跡形も消し去る真似だけは絶対にするなよ?」
「わかってるっつーの。……というか気になってたんだが、今この大陸よぉ、戦争真っ只中じゃねぇか?」
「……血の臭い」
「おっ、見ろ!パルスも気づいたぜ!」
ジニオンの指摘に同調する。
「これはこれは……何とも丁度良い。戦争では必然精鋭が出てくる。せっかくだ。我らも戦いに参戦し、ペルタルクとやらでの一戦を塗り替えようではないか」
今後立ち塞がるゼアルやミーシャを倒す算段は未だ付かない。しかし負けを払拭し、心の傷を癒すことは必要な儀式である。ロングマンが発した言葉に皆が賛同し、戦いに赴く。
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