434 / 718
第十一章 復讐
第三十五話 逢魔時
しおりを挟む
真っ赤な夕焼けの空。それとは対象的な青で構成された遊女が煙管を片手に煙を燻らせる。
第五魔王"蒼玉"。肩と乳房の谷間までを露出させて縁側で寛いでいる。作り物のように真っ白な肌は妖艶な空気を漂わせる。侍女は団扇を持ってゆっくり強くなりすぎないように風を送る。
「……蒼玉様」
侍女たちの後ろで黒子が跪いて現れた。侍女はキッと鋭く睨みつける。
「蒼玉様は夕涼みのお時間です。控えなさい」
コンッとたばこ盆の上に乗る灰落としを煙管で叩く。小気味良い音を出して灰を落とした。
「それを承知で今話しかけたのでしょう。急ぎとあれば構いません、何の用でしょうか?」
「……はっ、朱槍様が御目通りを願っておいでです。応接間にてお待ちいただいています」
蒼玉はくすくす笑って煙管を盆に置く。乱れた服を整えて縁側に座り直した。
「蒼玉様。よろしいのですか?もう少し涼まれていては……」
侍女は朱槍を軽んじている。肩書きこそ魔王だが、主人と肩を並べられる実力にないと暗に伝えている。
「また今度ゆっくりします。そんなことより暇つぶしになりそうな話が舞い込んで来たのですよ?ふふっ楽しみではありませんか……」
心底楽しそうな顔でにっこり笑う。それを見た侍女たちはゾッとして顔を伏せた。蒼玉が思っていることを顔に出す時は、決まって良くないことの前触れだ。
その昔、大失態をかました部隊長に出した清々しいまでの笑顔。それを見た部隊長は許されたものだと解釈し、感謝をしていたのを思い出す。
その後のことは筆舌に尽くし難い。部隊長の目の前で部下が蒼玉のペットである魔獣に八つ裂きにされ、ショックを受けている部隊長を跪かせて滅多やたらに切り刻んだ。
命の火が消える直前で時間を元に戻し、また切り刻む。何度も何度も同じことを繰り返し繰り返し。時には毒を持って蝕み、蝕んでは元に戻し。飢餓に喘いで餓死しかけては元に戻し。死ぬことを絶対に許さない拷問。部隊長が「もう殺してくれ」と叫び出すのに時間はかからなかった。それから数日後、彼はようやく解放された。
蒼玉を怒らせたら死よりも辛いことが待っている。それを知るからこそ微笑以外の顔は恐怖の対象となっていた。
蒼玉は部下を伴って応接間までゆっくりと歩を進める。まるで何かを考えているようだ。例えば拷問方法とか?応接間までの道中、時間をかけてやってきたというのに緊張感からか早く感じたのは、この場で蒼玉に侍る部下たちの総意だ。
黒子が真っ先に扉に立ち、ノックをする。部屋から「どうぞ」と許しがあり、扉をあけて蒼玉が止まることなく丁度入れるようにタイミングを見計らった。
「蒼玉様……」
立ち上がって歓迎しようとする。しかし、腰が少し浮いたところで蒼玉は手を前に出して静止するように求めた。それに逆らうことなくイミーナは従って座った。
「グラジャラク数十日の統治は如何でしたか?よくも平気な顔でここに来られましたねぇイミーナ」
「……これは手厳しい」
イミーナも笑みを浮かべてはいるが、その笑顔は何処と無くぎこちない。逃走の最中に連絡を入れた時は「逃げた方が良い」と太鼓判をもらったというのに、いざ来てみればこうして責められる。それを聞いて嬉しそうにしているのは隣に座るアトムだ。イミーナの部下の体が気に入ったのか、最近は体を入れ替えていない。
少し重めの空気の中、蒼玉は一拍置いて口を開く。
「しかしまぁ……終わったことをくどくど言っても始まりません。それに局面は今大きく変わったのですから……」
いつまでも頭ごなしに叱責されるかと思いきや、すぐさま切り替わったことに内心拍子抜けした。これにはアトムもイミーナ同様弾かれたように顔を上げた。
『何の話だ?』
「平たく言うと和平ですよ。先ほど忌まわしいヒューマンから連絡がありまして、協議の場を設けて欲しいと提案がありました」
「まさか……っ!?受けたのですか?!」
ガタッと立ち上がる。蒼玉は手を上から下に下げて座るように指示する。バツが悪そうにイミーナは腰を下ろした。
「あなたがやらかしたことを思えば自明の理でしょう。相手の戦力が高すぎる故に手の施しようがありません。ここは言われるがままに協議を開くのは最早避けられぬ必然。当然あなたも参加していただきます」
「……はい」
急激にしおらしくなるイミーナ。完全に有利に運ぶはずだった戦争は真逆の結果を産み、せめて一太刀浴びせようとした罠も無駄に終わった。おめおめと逃げて来た自分には言い訳の一つも立たない。アトムは不甲斐ないイミーナを見て呆れから鼻を鳴らす。
『ふんっ……そんなことより、ただ話し合いをするだけではつまらんだろう。ラルフを野放しにするわけにはいかんし、協議の場で一悶着あると期待して良いか?』
「流石はアトム様。読みが深いですねぇ」
ちょっとバカにされたような言い方にムッとするアトム。蒼玉は気にせず続ける。
「私の狙いはまさにこの協議にこそあります。我々だけでは面白くありません。この協議を広く周知させ、開かれた協議にすべきだと考えております」
『ほぅ……具体的な説明を求む』
「はい、王の集いと八大地獄の介入。それだけです。至って単純な事柄ですが、一網打尽にするならこれが一番かと……」
その答えに目を見開く。
『王の集いにどれほどの価値があるかは知らんが、八大地獄か……古よりの刺客を参加させるとなれば話は確かに変わってくる。だが、ラルフに関して上手いこと丸め込めるかどうか……』
「それは問題ないでしょう。マクマイン公爵からの報告によれば、ラルフを殺す代わりに情報提供を持ちかけ、了承を得たと伺っております。衝突は避けられないでしょうね」
『なるほど。奴らが勝手に戦いを放棄しない限りはそうなるわけか。そしてどさくさ紛れに攻撃を仕掛け、奴の死はより確実なものとなる。協議も悪くないものだな』
「ええ、全く。……そういえば最近面白い拾い物をしましてね。試運転がまだ出来ていないので報告には早いですが、近くお披露目の時がくることでしょう。楽しみに待っていてください」
『ほぅ……?気になるが良かろう。それでは後は座して待つのみよ』
「我がペルタルクは景色豊かな美しい土地です。是非ごゆるりと、アトム様」
この会話ですっかり空気となったイミーナは側で聞いてこう考えた。
(……果たしてそう上手くいくかしら?)
蒼玉を中心に行われる協議。
マクマインとつながっているからこそ出来る二つの組織の介入。
元はと言えばラルフが言い出しっぺ。
協議というなの謀略が、世界を巻き込み開催される。
第五魔王"蒼玉"。肩と乳房の谷間までを露出させて縁側で寛いでいる。作り物のように真っ白な肌は妖艶な空気を漂わせる。侍女は団扇を持ってゆっくり強くなりすぎないように風を送る。
「……蒼玉様」
侍女たちの後ろで黒子が跪いて現れた。侍女はキッと鋭く睨みつける。
「蒼玉様は夕涼みのお時間です。控えなさい」
コンッとたばこ盆の上に乗る灰落としを煙管で叩く。小気味良い音を出して灰を落とした。
「それを承知で今話しかけたのでしょう。急ぎとあれば構いません、何の用でしょうか?」
「……はっ、朱槍様が御目通りを願っておいでです。応接間にてお待ちいただいています」
蒼玉はくすくす笑って煙管を盆に置く。乱れた服を整えて縁側に座り直した。
「蒼玉様。よろしいのですか?もう少し涼まれていては……」
侍女は朱槍を軽んじている。肩書きこそ魔王だが、主人と肩を並べられる実力にないと暗に伝えている。
「また今度ゆっくりします。そんなことより暇つぶしになりそうな話が舞い込んで来たのですよ?ふふっ楽しみではありませんか……」
心底楽しそうな顔でにっこり笑う。それを見た侍女たちはゾッとして顔を伏せた。蒼玉が思っていることを顔に出す時は、決まって良くないことの前触れだ。
その昔、大失態をかました部隊長に出した清々しいまでの笑顔。それを見た部隊長は許されたものだと解釈し、感謝をしていたのを思い出す。
その後のことは筆舌に尽くし難い。部隊長の目の前で部下が蒼玉のペットである魔獣に八つ裂きにされ、ショックを受けている部隊長を跪かせて滅多やたらに切り刻んだ。
命の火が消える直前で時間を元に戻し、また切り刻む。何度も何度も同じことを繰り返し繰り返し。時には毒を持って蝕み、蝕んでは元に戻し。飢餓に喘いで餓死しかけては元に戻し。死ぬことを絶対に許さない拷問。部隊長が「もう殺してくれ」と叫び出すのに時間はかからなかった。それから数日後、彼はようやく解放された。
蒼玉を怒らせたら死よりも辛いことが待っている。それを知るからこそ微笑以外の顔は恐怖の対象となっていた。
蒼玉は部下を伴って応接間までゆっくりと歩を進める。まるで何かを考えているようだ。例えば拷問方法とか?応接間までの道中、時間をかけてやってきたというのに緊張感からか早く感じたのは、この場で蒼玉に侍る部下たちの総意だ。
黒子が真っ先に扉に立ち、ノックをする。部屋から「どうぞ」と許しがあり、扉をあけて蒼玉が止まることなく丁度入れるようにタイミングを見計らった。
「蒼玉様……」
立ち上がって歓迎しようとする。しかし、腰が少し浮いたところで蒼玉は手を前に出して静止するように求めた。それに逆らうことなくイミーナは従って座った。
「グラジャラク数十日の統治は如何でしたか?よくも平気な顔でここに来られましたねぇイミーナ」
「……これは手厳しい」
イミーナも笑みを浮かべてはいるが、その笑顔は何処と無くぎこちない。逃走の最中に連絡を入れた時は「逃げた方が良い」と太鼓判をもらったというのに、いざ来てみればこうして責められる。それを聞いて嬉しそうにしているのは隣に座るアトムだ。イミーナの部下の体が気に入ったのか、最近は体を入れ替えていない。
少し重めの空気の中、蒼玉は一拍置いて口を開く。
「しかしまぁ……終わったことをくどくど言っても始まりません。それに局面は今大きく変わったのですから……」
いつまでも頭ごなしに叱責されるかと思いきや、すぐさま切り替わったことに内心拍子抜けした。これにはアトムもイミーナ同様弾かれたように顔を上げた。
『何の話だ?』
「平たく言うと和平ですよ。先ほど忌まわしいヒューマンから連絡がありまして、協議の場を設けて欲しいと提案がありました」
「まさか……っ!?受けたのですか?!」
ガタッと立ち上がる。蒼玉は手を上から下に下げて座るように指示する。バツが悪そうにイミーナは腰を下ろした。
「あなたがやらかしたことを思えば自明の理でしょう。相手の戦力が高すぎる故に手の施しようがありません。ここは言われるがままに協議を開くのは最早避けられぬ必然。当然あなたも参加していただきます」
「……はい」
急激にしおらしくなるイミーナ。完全に有利に運ぶはずだった戦争は真逆の結果を産み、せめて一太刀浴びせようとした罠も無駄に終わった。おめおめと逃げて来た自分には言い訳の一つも立たない。アトムは不甲斐ないイミーナを見て呆れから鼻を鳴らす。
『ふんっ……そんなことより、ただ話し合いをするだけではつまらんだろう。ラルフを野放しにするわけにはいかんし、協議の場で一悶着あると期待して良いか?』
「流石はアトム様。読みが深いですねぇ」
ちょっとバカにされたような言い方にムッとするアトム。蒼玉は気にせず続ける。
「私の狙いはまさにこの協議にこそあります。我々だけでは面白くありません。この協議を広く周知させ、開かれた協議にすべきだと考えております」
『ほぅ……具体的な説明を求む』
「はい、王の集いと八大地獄の介入。それだけです。至って単純な事柄ですが、一網打尽にするならこれが一番かと……」
その答えに目を見開く。
『王の集いにどれほどの価値があるかは知らんが、八大地獄か……古よりの刺客を参加させるとなれば話は確かに変わってくる。だが、ラルフに関して上手いこと丸め込めるかどうか……』
「それは問題ないでしょう。マクマイン公爵からの報告によれば、ラルフを殺す代わりに情報提供を持ちかけ、了承を得たと伺っております。衝突は避けられないでしょうね」
『なるほど。奴らが勝手に戦いを放棄しない限りはそうなるわけか。そしてどさくさ紛れに攻撃を仕掛け、奴の死はより確実なものとなる。協議も悪くないものだな』
「ええ、全く。……そういえば最近面白い拾い物をしましてね。試運転がまだ出来ていないので報告には早いですが、近くお披露目の時がくることでしょう。楽しみに待っていてください」
『ほぅ……?気になるが良かろう。それでは後は座して待つのみよ』
「我がペルタルクは景色豊かな美しい土地です。是非ごゆるりと、アトム様」
この会話ですっかり空気となったイミーナは側で聞いてこう考えた。
(……果たしてそう上手くいくかしら?)
蒼玉を中心に行われる協議。
マクマインとつながっているからこそ出来る二つの組織の介入。
元はと言えばラルフが言い出しっぺ。
協議というなの謀略が、世界を巻き込み開催される。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……
buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。
みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる