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第二章 旅立ち
第六話 稲妻
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ミーシャはアルパザに近づく黒い影たちに向かって飛んでいた。
その数は凄まじく、空に隙間がないほど魔族で埋め尽くされていた。
いくら何でも早すぎる。
ラルフが三日と言っていた時でももうちょっとゆっくりしてもいいくらいと高を括っていたのに、まさかここまでとは思いも寄らなかった。
ミーシャは町からかなりの距離を取って停止する。
魔族の軍勢を迎え撃つ算段だ。
その軍勢もミーシャとは間合いを十分とって飛行軍を停止させる。
「はるばるよく来た!」
大きな声で魔族にアピールする。
「我が名はミーシャ!第二魔王である!その方らの目的を聞かせよ!!」
ミーシャはとりあえず確認に入った。この行軍がミーシャの討滅であることは間違いないが、事と次第によっては味方に引き入れられないかとふと思ったためである。
「お初にお目にかかります。第二魔王殿。吾輩は魔鳥人、”稲妻”を指揮するシザーと申します。どうぞお見知りおきを」
ミーシャは部隊名を聞いて納得した。
この素早い移動は”稲妻”だからこそ可能にしたのだと。
ミーシャもすべての部隊を覚えているわけではなく、あてずっぽうも多いが、”稲妻”と”竜巻”だけは魔族では知らぬ者の方が少ない。
武勲もさることながら、突出しているのは誰より戦場に早く着くその移動スピードだ。その上、この地までの距離を考えれば休みなくやってきただろうに息切れ一つない。魔鳥人は独自の気流を把握し、風に乗って移動するというが、本当らしい。
その見た目は二足歩行の鳥である。
顔の形状は猛禽類に近く、賢そうな瞳を宿し、手足となる部分もある一定のところまでは羽毛に隠れ、腕は肘から先、脚は脛から先の部分が剥き出しになっている。背中に羽が生え、手足が自由に動かせる便利な設計だ。
歩くために特化したため脚は、後ろ趾が退化している。逆に手は掴みやすいように前趾の四本に比べ、後ろ趾は長い。どれも猛禽類のように爪が鋭く、ただならぬ威力を連想させる。
魔獣人と魔鳥人、他にもトカゲや半獣人など、カサブリア王国の住人たちは魔獣から進化した者たちばかりで構成され、まるで動物園である。その者たちだけの部隊を作る国もカサブリアだけだ。
その系統の生息地はすべて彼の国というわけではないが、魔獣人等は大体、カサブリア王国出身が多い。
シザーは上半身がでかく腕も太い。
下半身はシュッとした、完全な逆三角形の体つきでいかにもな鳥の怪人である。それになめした革を着込み、軽装鎧で身を包んだ軽そうな出で立ちだ。
羽毛が先端に付いた槍を持っていて、指揮官を表すためか、赤い羽毛を付けていた。
「吾輩たちが来た理由に関しては、すでにご存じの事と思われますが…貴殿の命をもらい受けるため参上しました」
「なるほど…やはり私の命か…ならば、死にゆく前に教えてくれ。お前ら”稲妻”はカサブリアの者たちだろう?何故、我が命を狙う?友好国ではないが敵対するほどの仲でもなかったはずだが?」
人狼の時からおかしいと思っていたが、まさかこいつらまで引っ張り出してくるとは…
人狼の時は殺す事しか思いつかなかったのだが、今回こうして話し合っているのはラルフの影響が強いだろう。
「何故?どうして?などという事は吾輩たちには必要ない。必要なのは任務であり、それを遂行する事だけである。第二魔王、覚悟めされい」
言うが早いか、魔鳥人たちは一斉に魔力を槍の先端に集中させる。何羽かは魔力を凝縮の後、硬質化させ、弓矢の要領で放つ準備をする。
他は一定の距離を保ちつつ後ろに回り込んだり、上下に囲んだり、まさに四方八方囲まれる。空中にいる敵は阻害物の無い格好の的である。
「任務がすべてか…ならお前らに新たな任務を与えよう。我が前に頭を垂れ平伏せよ。死ぬまでこき使ってやるぞ?それが出来ぬなら、しょうがない。反逆罪として死ね」
「何を馬鹿な…大義はこちらにあり、貴殿を殺すが任務である。「死にゆく前に」などと悲観しながら、吾輩たちを脅すのか?命乞いが下手であるな第二魔王殿?」
ミーシャはシザーをフンッと鼻で笑う。
「勘違いも過ぎるなシザー。元から死ぬのはお前らの方だ。物言わぬ骸では話にならんからな。殺す前に聞いておきたかっただけだ。悲しいことに、今も話になってないが…」
「…ほざけ」
シザーはぼそりと一言つぶやくと、槍の先を爪で二回叩く。キンッキンッという無機質な音が鳴った後、槍を構えていた魔鳥人の集団から、硬質化した魔力が打ち出された。
周囲の水滴を集め固めた氷の飛礫だ。
それを魔力で強化し、弾丸のように飛ばしてくる。
ミーシャは自分の周囲5mくらいにシールドを展開させる。氷の飛礫はシールドを貫けず、当たった直後に飛散する。
次々と飛礫を飛ばして攻撃の隙を与えない。
ミーシャもその場で動かず、防戦一方となっていた。
これは魔力の消耗を狙った作戦だ。
魔力は生き物の生命線である。
内部から生成される魔力はその日の総量を使い切れば、魔族が誇る凄まじい体力があっても、気絶は免れない。内包している魔力量に個々で違いはあれど、無くなる直前まで使えば結果は同じ。
意識がなくなるか、混濁して戦えなくなる。
回復材を開発した人類でさえリスクなしに魔力を回復させる術がなく、使い切ればある程度、溜まるまで昏睡から逃れられない。
そして厄介なのは、昏睡から覚めれば全回復するというわけではなく、ある程度の休息が必要不可欠。
使えば無敵であっても、無くなれば手負いの獣同様、後は死にゆくだけだ。
ならば波状攻撃を仕掛けている魔鳥人も同様に危険であることは間違いない。しかし、魔獣から進化した亜人や半獣人の連中には魔力とは一線を画す、スキルが存在する。ヒューマンには決して備わることの無い、生き物独自の離れ業といった所だ。
その個体により使える業が違う。
魔鳥人のスキルは、風の流れを読む「気流知覚」と無意識化でも羽を羽ばたき、飛んでいられる「飛翔」がある。他にもあるが主にこの二つが重要で、万が一空の上で寝ても、墜落の危険はない。
但し、スキルも無限ではなく、体力に依存しているため物理的に瀕死状態だったり、疲労が限界位置に達すればどうしようもなくなる。
もっとも、人類側でもスキルは使用されているが、スキルの単語はあくまで経験であり、ここで言う天性のモノに属す事はない。
吸血鬼に至っては血液に依存するので、この限りではない。
まさに絶体絶命か。しかしミーシャの顔は余裕そのものだった。
「なるほど、魔力の枯渇が目的か…」
このままシールドを展開させ続け、疲弊を狙う。
攻撃できぬよう数で押せば、犠牲なしに勝てる。
よく言えば堅実。悪く言えば無難に抑えてきた。
命のやり取りの上で、無難は最良の方法だが、ミーシャにとっては最もつまらない。
ミーシャの魔力量はそこらの魔王の比ではない。
通常、魔法を使用するにあたって、重要なのは節約だ。
魔鳥人部隊”稲妻”が使用する氷の飛礫は、一度、物質に変えることで魔力消費を抑えている。後は飛礫を飛ばす瞬間、押し出す力で飛ばしてしまえば矢のごとく相手に飛んでいきダメージを与えられる。
さらに持続式の強化効果を付与すれば致命傷を与えることも可能。
ミーシャは細かい事が嫌いである。
属性変化や付与に関する事はもちろんできるが、手間を省けば節約はできなくても、考えたりしなくていいから楽だ。
ドンッ
その音は空気を揺るがし、日が落ち始めた暗い空を明るく照らし出した。
ミーシャが右手をかざすとシールド越しに光の柱が放たれ、その先にいた魔鳥人を光で包み込んだ。
ミーシャは細かい事が嫌いである。
故にミーシャの魔力放出は形を伴わない、指向性エネルギー。いわゆるビームを放つ。
光に包み込まれた魔鳥人は一羽の例外もなく消滅した。辛うじて光から漏れた羽が舞うばかりである。
それを見た魔鳥人の動きが止まる。
この威力を目の当たりにすると誰もが思考を停止させる。自分たちは攻撃をしていた。攻撃は最大の防御であり、相手はこの数に成す術がなく最後には肉の塊となって滅び落ちる。そのはずなのに…
「? おや?攻撃の手が止まっているぞ?もうお終いか?」
シザーは”鏖”の逸話についてを記憶から呼び起こす。
虐殺王、絶滅主義者、殺戮の傀儡、理の外の怪物。
「…理解した。貴殿はまさしく化け物であるな…」
ミーシャはクロークをバサッと翻して格好を付けつつ、シザーを見下す。先程までの容赦が消え無表情になる。その目は冷酷で心無い機械のような雰囲気を醸し出す。
「聞き飽きたわ」
その数は凄まじく、空に隙間がないほど魔族で埋め尽くされていた。
いくら何でも早すぎる。
ラルフが三日と言っていた時でももうちょっとゆっくりしてもいいくらいと高を括っていたのに、まさかここまでとは思いも寄らなかった。
ミーシャは町からかなりの距離を取って停止する。
魔族の軍勢を迎え撃つ算段だ。
その軍勢もミーシャとは間合いを十分とって飛行軍を停止させる。
「はるばるよく来た!」
大きな声で魔族にアピールする。
「我が名はミーシャ!第二魔王である!その方らの目的を聞かせよ!!」
ミーシャはとりあえず確認に入った。この行軍がミーシャの討滅であることは間違いないが、事と次第によっては味方に引き入れられないかとふと思ったためである。
「お初にお目にかかります。第二魔王殿。吾輩は魔鳥人、”稲妻”を指揮するシザーと申します。どうぞお見知りおきを」
ミーシャは部隊名を聞いて納得した。
この素早い移動は”稲妻”だからこそ可能にしたのだと。
ミーシャもすべての部隊を覚えているわけではなく、あてずっぽうも多いが、”稲妻”と”竜巻”だけは魔族では知らぬ者の方が少ない。
武勲もさることながら、突出しているのは誰より戦場に早く着くその移動スピードだ。その上、この地までの距離を考えれば休みなくやってきただろうに息切れ一つない。魔鳥人は独自の気流を把握し、風に乗って移動するというが、本当らしい。
その見た目は二足歩行の鳥である。
顔の形状は猛禽類に近く、賢そうな瞳を宿し、手足となる部分もある一定のところまでは羽毛に隠れ、腕は肘から先、脚は脛から先の部分が剥き出しになっている。背中に羽が生え、手足が自由に動かせる便利な設計だ。
歩くために特化したため脚は、後ろ趾が退化している。逆に手は掴みやすいように前趾の四本に比べ、後ろ趾は長い。どれも猛禽類のように爪が鋭く、ただならぬ威力を連想させる。
魔獣人と魔鳥人、他にもトカゲや半獣人など、カサブリア王国の住人たちは魔獣から進化した者たちばかりで構成され、まるで動物園である。その者たちだけの部隊を作る国もカサブリアだけだ。
その系統の生息地はすべて彼の国というわけではないが、魔獣人等は大体、カサブリア王国出身が多い。
シザーは上半身がでかく腕も太い。
下半身はシュッとした、完全な逆三角形の体つきでいかにもな鳥の怪人である。それになめした革を着込み、軽装鎧で身を包んだ軽そうな出で立ちだ。
羽毛が先端に付いた槍を持っていて、指揮官を表すためか、赤い羽毛を付けていた。
「吾輩たちが来た理由に関しては、すでにご存じの事と思われますが…貴殿の命をもらい受けるため参上しました」
「なるほど…やはり私の命か…ならば、死にゆく前に教えてくれ。お前ら”稲妻”はカサブリアの者たちだろう?何故、我が命を狙う?友好国ではないが敵対するほどの仲でもなかったはずだが?」
人狼の時からおかしいと思っていたが、まさかこいつらまで引っ張り出してくるとは…
人狼の時は殺す事しか思いつかなかったのだが、今回こうして話し合っているのはラルフの影響が強いだろう。
「何故?どうして?などという事は吾輩たちには必要ない。必要なのは任務であり、それを遂行する事だけである。第二魔王、覚悟めされい」
言うが早いか、魔鳥人たちは一斉に魔力を槍の先端に集中させる。何羽かは魔力を凝縮の後、硬質化させ、弓矢の要領で放つ準備をする。
他は一定の距離を保ちつつ後ろに回り込んだり、上下に囲んだり、まさに四方八方囲まれる。空中にいる敵は阻害物の無い格好の的である。
「任務がすべてか…ならお前らに新たな任務を与えよう。我が前に頭を垂れ平伏せよ。死ぬまでこき使ってやるぞ?それが出来ぬなら、しょうがない。反逆罪として死ね」
「何を馬鹿な…大義はこちらにあり、貴殿を殺すが任務である。「死にゆく前に」などと悲観しながら、吾輩たちを脅すのか?命乞いが下手であるな第二魔王殿?」
ミーシャはシザーをフンッと鼻で笑う。
「勘違いも過ぎるなシザー。元から死ぬのはお前らの方だ。物言わぬ骸では話にならんからな。殺す前に聞いておきたかっただけだ。悲しいことに、今も話になってないが…」
「…ほざけ」
シザーはぼそりと一言つぶやくと、槍の先を爪で二回叩く。キンッキンッという無機質な音が鳴った後、槍を構えていた魔鳥人の集団から、硬質化した魔力が打ち出された。
周囲の水滴を集め固めた氷の飛礫だ。
それを魔力で強化し、弾丸のように飛ばしてくる。
ミーシャは自分の周囲5mくらいにシールドを展開させる。氷の飛礫はシールドを貫けず、当たった直後に飛散する。
次々と飛礫を飛ばして攻撃の隙を与えない。
ミーシャもその場で動かず、防戦一方となっていた。
これは魔力の消耗を狙った作戦だ。
魔力は生き物の生命線である。
内部から生成される魔力はその日の総量を使い切れば、魔族が誇る凄まじい体力があっても、気絶は免れない。内包している魔力量に個々で違いはあれど、無くなる直前まで使えば結果は同じ。
意識がなくなるか、混濁して戦えなくなる。
回復材を開発した人類でさえリスクなしに魔力を回復させる術がなく、使い切ればある程度、溜まるまで昏睡から逃れられない。
そして厄介なのは、昏睡から覚めれば全回復するというわけではなく、ある程度の休息が必要不可欠。
使えば無敵であっても、無くなれば手負いの獣同様、後は死にゆくだけだ。
ならば波状攻撃を仕掛けている魔鳥人も同様に危険であることは間違いない。しかし、魔獣から進化した亜人や半獣人の連中には魔力とは一線を画す、スキルが存在する。ヒューマンには決して備わることの無い、生き物独自の離れ業といった所だ。
その個体により使える業が違う。
魔鳥人のスキルは、風の流れを読む「気流知覚」と無意識化でも羽を羽ばたき、飛んでいられる「飛翔」がある。他にもあるが主にこの二つが重要で、万が一空の上で寝ても、墜落の危険はない。
但し、スキルも無限ではなく、体力に依存しているため物理的に瀕死状態だったり、疲労が限界位置に達すればどうしようもなくなる。
もっとも、人類側でもスキルは使用されているが、スキルの単語はあくまで経験であり、ここで言う天性のモノに属す事はない。
吸血鬼に至っては血液に依存するので、この限りではない。
まさに絶体絶命か。しかしミーシャの顔は余裕そのものだった。
「なるほど、魔力の枯渇が目的か…」
このままシールドを展開させ続け、疲弊を狙う。
攻撃できぬよう数で押せば、犠牲なしに勝てる。
よく言えば堅実。悪く言えば無難に抑えてきた。
命のやり取りの上で、無難は最良の方法だが、ミーシャにとっては最もつまらない。
ミーシャの魔力量はそこらの魔王の比ではない。
通常、魔法を使用するにあたって、重要なのは節約だ。
魔鳥人部隊”稲妻”が使用する氷の飛礫は、一度、物質に変えることで魔力消費を抑えている。後は飛礫を飛ばす瞬間、押し出す力で飛ばしてしまえば矢のごとく相手に飛んでいきダメージを与えられる。
さらに持続式の強化効果を付与すれば致命傷を与えることも可能。
ミーシャは細かい事が嫌いである。
属性変化や付与に関する事はもちろんできるが、手間を省けば節約はできなくても、考えたりしなくていいから楽だ。
ドンッ
その音は空気を揺るがし、日が落ち始めた暗い空を明るく照らし出した。
ミーシャが右手をかざすとシールド越しに光の柱が放たれ、その先にいた魔鳥人を光で包み込んだ。
ミーシャは細かい事が嫌いである。
故にミーシャの魔力放出は形を伴わない、指向性エネルギー。いわゆるビームを放つ。
光に包み込まれた魔鳥人は一羽の例外もなく消滅した。辛うじて光から漏れた羽が舞うばかりである。
それを見た魔鳥人の動きが止まる。
この威力を目の当たりにすると誰もが思考を停止させる。自分たちは攻撃をしていた。攻撃は最大の防御であり、相手はこの数に成す術がなく最後には肉の塊となって滅び落ちる。そのはずなのに…
「? おや?攻撃の手が止まっているぞ?もうお終いか?」
シザーは”鏖”の逸話についてを記憶から呼び起こす。
虐殺王、絶滅主義者、殺戮の傀儡、理の外の怪物。
「…理解した。貴殿はまさしく化け物であるな…」
ミーシャはクロークをバサッと翻して格好を付けつつ、シザーを見下す。先程までの容赦が消え無表情になる。その目は冷酷で心無い機械のような雰囲気を醸し出す。
「聞き飽きたわ」
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