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9章
113、結合
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「チーム?チームって……何?」
スロウは根本的なことで首を傾げた。レッドは倒しにきたはずの魔族に対して口にした言葉の真意を自分自身の心に問い掛けながらスロウに向き直った。
「お、俺は冒険者チーム『レッドとオリーとグルガンとライト』って言うチームのリーダーをやっているんです」
「あ?おい何だそのクソみたいなチーム名は?オメーらの名前を並べただけじゃねぇか」
「黙れディロン。今レッドが会話中だ」
「あ、ありがとうオリー。クソかぁ……ま、まぁ、チーム名はともかく、冒険者たちがそれぞれの力を補い合って支え合う集まりのことを指します。冒険の中で命を預け合う関係となるので実質家族のような関係となれるんです」
「家族……」
「姫様っ!ダメですよ!こんな奴の言うこと無視して!」
「そうだよ。家族なら僕たちがいるじゃないか。姫様は1人なんかじゃないよ」
レッドの誘いを断るように願うマフラーたち。しかしスロウの目は泳ぎ、動揺しているのが見て取れた。
「そ、そうです。そのマフラーさんたちの言っていることは正しい」
「マ、マフラーさん?」
「えっと、だからつまりその……だ、誰から生まれようと、血縁関係がなかろうと、知り合って10分の関係でも家族になることが出来るんです」
「……魔族と人間でも?」
「人間だろうが魔族だろうがゴーレムだろうが関係ありません。マフラーさんたちが家族になれるなら、俺たちともなれます」
レッドの言葉でマフラーたちは余計なことを言って自分たちの首を締めたと口を噤む。これ以上言葉尻を取られても敵わないからと考えてだが、既に一番のクリティカルをさらわれたので今更黙ってももう遅い。
『お?精霊でも?』
「もちろん精霊ともです」
「それって竜族とも?」
「も、もちろんです。竜族も……魔獣だって関係ありません。大切なのは家族になろうとする意思です!」
冗談交じりに飛び交う仲間たちからの質問にも答え、必死に言葉を紡ぐレッド。自分の心に聞いて分かったのはグリードを目の前で死なせてしまった罪悪感と償いである。スロウを悲しませてはいけない。自分にはその責任があるのだ。
スロウを絶対1人にはしないという誓いにも似た宣言に、スロウは感銘を受けたのか目をキラキラと輝かせた。こんなにも強く求められたのは弟を封印し、父親を討伐したいと持ちかけられた時以来だ。父親たちの蛮行をどうにかしたいと願うスロウの優しさに付け込んだ協力の強要。悲しいがそうしなければ平穏は一生訪れないと脅され、結局は討伐に手を貸した。
裏切り者であるスロウは償いのため、親族が犯した罪や業を背負うことに決めた。結果、最果ての門に封印され、力を掠め取られ続けることになる。封印術式の副次的な効果か、歳を取ることも出来ず、老衰もままならない無間地獄。無限の自堕落は自身の性格上、決して悪くはなかったが、客の1人も尋ねてこない代わり映えのしない日々に少々退屈を感じていた。
「家族……」
そんな自分に差し伸べられる優しい手。求められているのはもう自分には一生縁のない話だと考えていた家族に関する事柄。父も弟も裏切った自分には誰も近付かないだろう。親身になってくれるのはマフラーだけ。それで良かったはずだった。多くを願うつもりは毛頭なかった。
「なって……いいの?家族……」
「良いに決まってます!」
「わ、私面倒臭がりだし、やる気ないし、戦いも嫌いなんだけど……それでもついていっていいの?」
「当然です!だ、だからあなたはもう1人じゃありません。今から俺たちの家族……チームメイトです」
レッドは珍しく胸を張って堂々と言ってのけた。成長を感じたオリー、ライト、グルガンは子供の成長を見守る親族のように温かい目を向けていた。
「歓迎するぞ。スロウ=オルベリウス」
「ああ、異論はないさ。まさかこんなことになるとは……」
「うむ。全く読めなかった。家族か、良い選択だ」
チームメンバーに肯定され、レッドはさらに自信をつけた。スロウはレッドたちの優しさに触れ、不思議な高揚感を感じていた。
父であるデザイアに、グリード同様恐れられる最強の魔族として生み出され、利用される以外に力の使い方を知らない彼女は初めて自分そのものを認められたような気になった。
「姫様……」
「姫様……」
マフラーたちは不安げな表情でスロウを覗き込む。その目は今の変わらぬ生活を望んでいる。長きに渡り共に過ごして来たからこそスロウには瞬時に読み取れた。
自堕落に過ごすのは気持ち良い。年がら年中寝て過ごすのも最高だ。怠惰とはスロウそのもの。怠惰とはスロウのためにある言葉。
それでもスロウは首を横に振る。マフラーたちの期待に応えられない。何故ならこの生活に飽きていたし、何より想い合ってくれるチームメイトが出来たから。
マフラーたちはため息をついて諦めた。従者である彼らに決定権など存在しない。最後はスロウの判断に委ねられる。
スロウは姿勢を正してレッドに体を向ける。
「……ふつつか者ですが、どうかよろしくお願いします」
「あ、ど、どうもよろしくお願いします」
頭を下げ合うレッドとスロウ。力で追放された人間と力を利用された魔族の邂逅。2つが出会った時に起こる化学反応は結合である。
レッドとオリーとグルガンとライトのチームにスロウが追加された。
「姫様がお前のチームに入ったからって調子に乗るなよレッド=カーマイン!姫様がここを離れることはないんだからな!!」
「え~?何で~?私はレッドたちについていくつもりだよ~?」
「ついていくって……移動は歩きなんだよ?絶対疲れるからここにずっといた方が良いよ。それにここの畑の作物をどうするつもりなの?」
「え~?連れてってくれないの~?」
「その前にちょっと聞きたいことがあるのだが、我らがここに入った折、封印を解いて出入口が開けっ放しなのだが、気候は安定するのか?外は滝の影響でかなり寒い。その冷気が入ってくれば、作物の幾らかはダメになると思うのだが……」
「あ……そういえば……」
「そんなの結界を張れば良いよっ!」
「しかしずっと張りっぱなしは堪えるだろう?こことほとんど変わらない気候を保つ場所がある。シャングリラと言うのだが、そこに作物ごと移動させれば良い。スロウが共に旅を出来るよう、作物と家の維持を我の部下に任せるというのはどうか?」
「えぇ~?良いんですかぁ?やったね!みーちゃんひーちゃん!」
「う……うん」
冷気が入って来ているため、早めの移動が必要だった。グルガンの魔剣レガリアの力を利用し、魔力を十全に行き渡らせる魔法陣を使用した大魔法による瞬間転移でスロウの怠タロスをシャングリラへと迅速に移動させた。
スロウは根本的なことで首を傾げた。レッドは倒しにきたはずの魔族に対して口にした言葉の真意を自分自身の心に問い掛けながらスロウに向き直った。
「お、俺は冒険者チーム『レッドとオリーとグルガンとライト』って言うチームのリーダーをやっているんです」
「あ?おい何だそのクソみたいなチーム名は?オメーらの名前を並べただけじゃねぇか」
「黙れディロン。今レッドが会話中だ」
「あ、ありがとうオリー。クソかぁ……ま、まぁ、チーム名はともかく、冒険者たちがそれぞれの力を補い合って支え合う集まりのことを指します。冒険の中で命を預け合う関係となるので実質家族のような関係となれるんです」
「家族……」
「姫様っ!ダメですよ!こんな奴の言うこと無視して!」
「そうだよ。家族なら僕たちがいるじゃないか。姫様は1人なんかじゃないよ」
レッドの誘いを断るように願うマフラーたち。しかしスロウの目は泳ぎ、動揺しているのが見て取れた。
「そ、そうです。そのマフラーさんたちの言っていることは正しい」
「マ、マフラーさん?」
「えっと、だからつまりその……だ、誰から生まれようと、血縁関係がなかろうと、知り合って10分の関係でも家族になることが出来るんです」
「……魔族と人間でも?」
「人間だろうが魔族だろうがゴーレムだろうが関係ありません。マフラーさんたちが家族になれるなら、俺たちともなれます」
レッドの言葉でマフラーたちは余計なことを言って自分たちの首を締めたと口を噤む。これ以上言葉尻を取られても敵わないからと考えてだが、既に一番のクリティカルをさらわれたので今更黙ってももう遅い。
『お?精霊でも?』
「もちろん精霊ともです」
「それって竜族とも?」
「も、もちろんです。竜族も……魔獣だって関係ありません。大切なのは家族になろうとする意思です!」
冗談交じりに飛び交う仲間たちからの質問にも答え、必死に言葉を紡ぐレッド。自分の心に聞いて分かったのはグリードを目の前で死なせてしまった罪悪感と償いである。スロウを悲しませてはいけない。自分にはその責任があるのだ。
スロウを絶対1人にはしないという誓いにも似た宣言に、スロウは感銘を受けたのか目をキラキラと輝かせた。こんなにも強く求められたのは弟を封印し、父親を討伐したいと持ちかけられた時以来だ。父親たちの蛮行をどうにかしたいと願うスロウの優しさに付け込んだ協力の強要。悲しいがそうしなければ平穏は一生訪れないと脅され、結局は討伐に手を貸した。
裏切り者であるスロウは償いのため、親族が犯した罪や業を背負うことに決めた。結果、最果ての門に封印され、力を掠め取られ続けることになる。封印術式の副次的な効果か、歳を取ることも出来ず、老衰もままならない無間地獄。無限の自堕落は自身の性格上、決して悪くはなかったが、客の1人も尋ねてこない代わり映えのしない日々に少々退屈を感じていた。
「家族……」
そんな自分に差し伸べられる優しい手。求められているのはもう自分には一生縁のない話だと考えていた家族に関する事柄。父も弟も裏切った自分には誰も近付かないだろう。親身になってくれるのはマフラーだけ。それで良かったはずだった。多くを願うつもりは毛頭なかった。
「なって……いいの?家族……」
「良いに決まってます!」
「わ、私面倒臭がりだし、やる気ないし、戦いも嫌いなんだけど……それでもついていっていいの?」
「当然です!だ、だからあなたはもう1人じゃありません。今から俺たちの家族……チームメイトです」
レッドは珍しく胸を張って堂々と言ってのけた。成長を感じたオリー、ライト、グルガンは子供の成長を見守る親族のように温かい目を向けていた。
「歓迎するぞ。スロウ=オルベリウス」
「ああ、異論はないさ。まさかこんなことになるとは……」
「うむ。全く読めなかった。家族か、良い選択だ」
チームメンバーに肯定され、レッドはさらに自信をつけた。スロウはレッドたちの優しさに触れ、不思議な高揚感を感じていた。
父であるデザイアに、グリード同様恐れられる最強の魔族として生み出され、利用される以外に力の使い方を知らない彼女は初めて自分そのものを認められたような気になった。
「姫様……」
「姫様……」
マフラーたちは不安げな表情でスロウを覗き込む。その目は今の変わらぬ生活を望んでいる。長きに渡り共に過ごして来たからこそスロウには瞬時に読み取れた。
自堕落に過ごすのは気持ち良い。年がら年中寝て過ごすのも最高だ。怠惰とはスロウそのもの。怠惰とはスロウのためにある言葉。
それでもスロウは首を横に振る。マフラーたちの期待に応えられない。何故ならこの生活に飽きていたし、何より想い合ってくれるチームメイトが出来たから。
マフラーたちはため息をついて諦めた。従者である彼らに決定権など存在しない。最後はスロウの判断に委ねられる。
スロウは姿勢を正してレッドに体を向ける。
「……ふつつか者ですが、どうかよろしくお願いします」
「あ、ど、どうもよろしくお願いします」
頭を下げ合うレッドとスロウ。力で追放された人間と力を利用された魔族の邂逅。2つが出会った時に起こる化学反応は結合である。
レッドとオリーとグルガンとライトのチームにスロウが追加された。
「姫様がお前のチームに入ったからって調子に乗るなよレッド=カーマイン!姫様がここを離れることはないんだからな!!」
「え~?何で~?私はレッドたちについていくつもりだよ~?」
「ついていくって……移動は歩きなんだよ?絶対疲れるからここにずっといた方が良いよ。それにここの畑の作物をどうするつもりなの?」
「え~?連れてってくれないの~?」
「その前にちょっと聞きたいことがあるのだが、我らがここに入った折、封印を解いて出入口が開けっ放しなのだが、気候は安定するのか?外は滝の影響でかなり寒い。その冷気が入ってくれば、作物の幾らかはダメになると思うのだが……」
「あ……そういえば……」
「そんなの結界を張れば良いよっ!」
「しかしずっと張りっぱなしは堪えるだろう?こことほとんど変わらない気候を保つ場所がある。シャングリラと言うのだが、そこに作物ごと移動させれば良い。スロウが共に旅を出来るよう、作物と家の維持を我の部下に任せるというのはどうか?」
「えぇ~?良いんですかぁ?やったね!みーちゃんひーちゃん!」
「う……うん」
冷気が入って来ているため、早めの移動が必要だった。グルガンの魔剣レガリアの力を利用し、魔力を十全に行き渡らせる魔法陣を使用した大魔法による瞬間転移でスロウの怠タロスをシャングリラへと迅速に移動させた。
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