70 / 87
第70話 プリクラを撮ろう
しおりを挟む
紗良は貰った袋に景品を詰めている。
そこそこ大きなぬいぐるみなので、紗良は少し苦労していた。
「持つよ」
「あ、ありがとうございます」
俺は、紗良から景品の入った袋を受け取った。
「構わないよ。紗良に持たせても置けないからな」
「では、プリクラを撮りに行きましょう」
そう言って、紗良はプリクラのエリアに引っ張っていく。
「そんなに引っ張らなくても付いていくから大丈夫だよ」
「あ、はい……」
紗良は少し照れくさそうに笑った。
「着きましたよ!!」
紗良が連れてきたくれた場所にはたくさんのプリクラ機が並んでいた。
沢山ありすぎてどれがどう違うのかも分からない。
「これ、何が違うんだ?」
「そうですね。別に大した差はないと思います」
「なるほど。そういうもんなのか。紗良はよく撮るの?」
「そうですね。友達とかと買い物に来たら撮るかもです」
さすがはJKだ。
俺は、これが人生初のプリクラとなる。
「俺、プリクラ初めてだから紗良に任せるよ」
「うふふ、兄さんの初めて頂きです!」
何やら紗良は意味深な事を言っている。
そう言うことは、あまり大きな声で言うもんじゃありませんよ。
「では、これにします!」
「おう、了解」
紗良が決めたプリクラ機の中に入った。
「兄さん、取る時は好きなポーズしていいですからね。あと、出来るだけくっついて下さい」
「お、おう……」
紗良は俺の腕を掴むと、自分の体の方に引っ張った。
ポーズって言われても何か恥ずかしいもんだな。
内心そう思っていたが、そこから数枚プリクラを撮影した。
「兄さん、最後の1枚です! もっとくっついて下さい!!」
「もっとか?」
これ以上どうやってくっつくのかという所まで既にくっついている。
「はい、その……肩を組んで撮りたいです……」
紗良は、白い肌を耳まで赤く染めて言った。
「おう、分かったよ」
そう言うと、俺は少ししゃがんで身長を紗良に合わせた。
「はい、どうぞ」
「あ、ありがとうございます」
身長を合わせると俺たちは肩をくんで最後の1枚を取り終わった。
「次はラクガキですよ!」
「おう、それも任せていいか?」
「もちろんです!!」
紗良はテキパキとタッチパネルを操作していく。
恐るべし今時JK!!
「こんな感じでどうでしょう」
一通りラクガキが終わったのか紗良が画面を見せてきた。
「おぉ! すごいなこれ」
そこには女の子らしい可愛いラクガキが施されていた。
「これでいいですか?」
「おう!!」
「では、これで印刷します。後でスマホにも落とせますからね」
そう言って、紗良は画面を操作し、印刷をする。
最近はスマホにも落とせるのか。
現代技術恐るべし。
「はい、出来ました!!」
「ありがとう!」
そう言うと、紗良は印刷したものの1枚を俺に渡してくれた。
そこそこ大きなぬいぐるみなので、紗良は少し苦労していた。
「持つよ」
「あ、ありがとうございます」
俺は、紗良から景品の入った袋を受け取った。
「構わないよ。紗良に持たせても置けないからな」
「では、プリクラを撮りに行きましょう」
そう言って、紗良はプリクラのエリアに引っ張っていく。
「そんなに引っ張らなくても付いていくから大丈夫だよ」
「あ、はい……」
紗良は少し照れくさそうに笑った。
「着きましたよ!!」
紗良が連れてきたくれた場所にはたくさんのプリクラ機が並んでいた。
沢山ありすぎてどれがどう違うのかも分からない。
「これ、何が違うんだ?」
「そうですね。別に大した差はないと思います」
「なるほど。そういうもんなのか。紗良はよく撮るの?」
「そうですね。友達とかと買い物に来たら撮るかもです」
さすがはJKだ。
俺は、これが人生初のプリクラとなる。
「俺、プリクラ初めてだから紗良に任せるよ」
「うふふ、兄さんの初めて頂きです!」
何やら紗良は意味深な事を言っている。
そう言うことは、あまり大きな声で言うもんじゃありませんよ。
「では、これにします!」
「おう、了解」
紗良が決めたプリクラ機の中に入った。
「兄さん、取る時は好きなポーズしていいですからね。あと、出来るだけくっついて下さい」
「お、おう……」
紗良は俺の腕を掴むと、自分の体の方に引っ張った。
ポーズって言われても何か恥ずかしいもんだな。
内心そう思っていたが、そこから数枚プリクラを撮影した。
「兄さん、最後の1枚です! もっとくっついて下さい!!」
「もっとか?」
これ以上どうやってくっつくのかという所まで既にくっついている。
「はい、その……肩を組んで撮りたいです……」
紗良は、白い肌を耳まで赤く染めて言った。
「おう、分かったよ」
そう言うと、俺は少ししゃがんで身長を紗良に合わせた。
「はい、どうぞ」
「あ、ありがとうございます」
身長を合わせると俺たちは肩をくんで最後の1枚を取り終わった。
「次はラクガキですよ!」
「おう、それも任せていいか?」
「もちろんです!!」
紗良はテキパキとタッチパネルを操作していく。
恐るべし今時JK!!
「こんな感じでどうでしょう」
一通りラクガキが終わったのか紗良が画面を見せてきた。
「おぉ! すごいなこれ」
そこには女の子らしい可愛いラクガキが施されていた。
「これでいいですか?」
「おう!!」
「では、これで印刷します。後でスマホにも落とせますからね」
そう言って、紗良は画面を操作し、印刷をする。
最近はスマホにも落とせるのか。
現代技術恐るべし。
「はい、出来ました!!」
「ありがとう!」
そう言うと、紗良は印刷したものの1枚を俺に渡してくれた。
0
お気に入りに追加
85
あなたにおすすめの小説
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
自称未来の妻なヤンデレ転校生に振り回された挙句、最終的に責任を取らされる話
水島紗鳥
青春
成績優秀でスポーツ万能な男子高校生の黒月拓馬は、学校では常に1人だった。
そんなハイスペックぼっちな拓馬の前に未来の妻を自称する日英ハーフの美少女転校生、十六夜アリスが現れた事で平穏だった日常生活が激変する。
凄まじくヤンデレなアリスは拓馬を自分だけの物にするためにありとあらゆる手段を取り、どんどん外堀を埋めていく。
「なあ、サインと判子欲しいって渡された紙が記入済婚姻届なのは気のせいか?」
「気にしない気にしない」
「いや、気にするに決まってるだろ」
ヤンデレなアリスから完全にロックオンされてしまった拓馬の運命はいかに……?(なお、もう一生逃げられない模様)
表紙はイラストレーターの谷川犬兎様に描いていただきました。
小説投稿サイトでの利用許可を頂いております。

大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話
家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。
高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。
全く勝ち目がないこの恋。
潔く諦めることにした。

かつて僕を振った幼馴染に、お月見をしながら「月が綺麗ですね」と言われた件。それって告白?
久野真一
青春
2021年5月26日。「スーパームーン」と呼ばれる、満月としては1年で最も地球に近づく日。
同時に皆既月食が重なった稀有な日でもある。
社会人一年目の僕、荒木遊真(あらきゆうま)は、
実家のマンションの屋上で物思いにふけっていた。
それもそのはず。かつて、僕を振った、一生の親友を、お月見に誘ってみたのだ。
「せっかくの夜だし、マンションの屋上で、思い出話でもしない?」って。
僕を振った一生の親友の名前は、矢崎久遠(やざきくおん)。
亡くなった彼女のお母さんが、つけた大切な名前。
あの時の告白は応えてもらえなかったけど、今なら、あるいは。
そんな思いを抱えつつ、久遠と共に、かつての僕らについて語りあうことに。
そして、皆既月食の中で、僕は彼女から言われた。「月が綺麗だね」と。
夏目漱石が、I love youの和訳として「月が綺麗ですね」と言ったという逸話は有名だ。
とにかく、月が見えないその中で彼女は僕にそう言ったのだった。
これは、家族愛が強すぎて、恋愛を諦めざるを得なかった、「一生の親友」な久遠。
そして、彼女と一緒に生きてきた僕の一夜の物語。

まずはお嫁さんからお願いします。
桜庭かなめ
恋愛
高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。
4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。
総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。
いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。
デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!
※特別編3が完結しました!(2024.8.29)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想をお待ちしております。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる