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南の空

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 瀬賛美君のグループは南の空を観察している、

南の空には木星、土星、金星が並んで
一年生の観測には向いているからだ、

反射望遠鏡が2台並んでいる

「先輩、土星の輪、初めて見ました・・」

「観察記録の方は大丈夫だろうなぁ・・・」

「はい、・・!」

惑星が一例に並んで見えるのもかなり感動する

この列には私達の地球も当然入っている訳で

宇宙の構造が想像できるようになると太陽の回りを
回っている地球が見えるようになる。天体観測を続けると
この感覚を感じる事ができるようになるのか醍醐味ですね!」

「高宮さん、流星群も素晴らしいけど惑星の観測も地球に乗るね・・」

「私もそう思います・」

「高宮さん、5分程前から金星の辺りの山の上空が明るくなったんです・・・」

「本当ですか?・・」

瀬賛美さんの説明によると金星の上空に見えた火球が山の縁まで落ちて
その後の黄緑色に山の縁から上空が染まったと言う事でした。

「何でしょう・・・」

「隕石かも知れないわね・・・」

「観察記録に書いていいか迷っているんですけどどうでしょう・・・」

「そのまま記録した方がいいと思います・・」

「毛伊井先生にも報告した方がいいわね・・・」
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