異世界でのんびり暮らしたいけど、なかなか難しいです。

ただいま！

「お、見えてきた！」
そう言って、俺たちは、【ダイ町】に帰って来ました！
「じゃあ、私たちは、王都に行きますね」
「ごめんな、依頼のこと」
「いいですよ。代わりに約束は守ってくださいね！」
「ああ、わかっているよ！」
「ふん、また会えるといいわね！」
「レイ！すまんな、ミカズキ。またな！」
「ああ、またな！」
そう言い、3人と別れるのであった。


「よし、中に入るか！」
「うん！」
「はい！」
そう言って、門に行くのであった。


「お、ミカズキ！」
「ただいま！門番さん！」
「帰ってくるの早くないか？」
「ああ、それは・・」

－－説明中ーー

「なるほど、大変だったな」
「はい」
「というわけで、通っていいぞ！」
「ありがとうございます。あ、門番さんこれ！」
そう言い、花を渡した。
「なんで、花？」
「奥さんが欲しがっていたみたいですよ」
「そっか、ありがとうな！」



「優しいんですね。ミカズキさん」
「そうかな？」
「そうだよ！」
そんなことを話していると
「着いた！ここが俺が泊まっている宿【ダイの宿】だよ！」
そう言い、ドアを開けて
「ただいま！」
「お帰りなさい！ミカズキお兄ちゃん・・」
「「こんにちわ」」
2人を見た瞬間、リアの動きが止まった。
「ミカズキお兄ちゃん、この人たち誰？」
「ああ、この人たちは・・」

ーー説明中ーー

「・・なるほどなのです！」
説明をしたら、納得してくれたが、
「リアちゃん、ちょっと来て・・」
「どうしたんですか？アリンさん」
そう言い、俺が聞こえないように3人で話を始めた。



3人だけの話が終わり、俺もいろんなことを話していると
「そういえば、アリンさん、リザさん」
「どうしたの？リアちゃん」
「泊まる宿は決まっているんですか？」
すると、アリンとリザは
「えっと、私たちは別のところに泊まっているので・・」
「そうですか・・」
そう言って、アリンたちは帰った。

「あ！リアちゃん！」
「どうしましたか？ミカズキお兄ちゃん？」
俺は【無限アイテムボックス】からアクセサリーを取り出した。
「はい！お土産！」
「すごい綺麗なのです！ありがとうなのです！」
そう言って、親に自慢するのであった。









「ふむ、ドラゴンはいなかったか・・」
「父上、少し話が・・」
「よい、話せ」
「は！実は我が隊に入れたい奴がいます！」
「・・名はなんだ？」
「名は・・ミカズキと言います」