異世界でのんびり暮らしたいけど、なかなか難しいです。

種の意味

　『あ、そうだった！！』
東の町【ダイ町】に行く途中で神様は叫んだ
　「・・・うるさい」
　『いいじゃん！！　ねえ、【無限アイテムボックス】を開いて【？？？の種】を取り出してくれない？』
そう言って、俺は【？？？の種】を取り出した。　すると、赤黒い種が出てきた。
　「うわ！！、気持ち悪い・・・なんだこの種」
　『・・・お願いがあるんだけど、いいかな？』
　「・・・は～、で次はどんなことだ？」
　『この種を食べてほしい』
　「絶対に嫌だ！！！」
　『大丈夫だよ、これを食べれば君はいい気持ちになるよ～』
　「おい！！！、それ危ない薬みたいに聞こえるからやめろ！！！！」
　『あはははは、冗談だよ』
　「まったく、冗談に聞こえないからな！！！」
　『でも、食べるの本当の【お願い】だからね～』
　「・・・これを食ったら俺は死ぬのか？」
　『いや、それはないよ。　これは【ある称号】を小さくした種なんだ』
　「【ある称号】？」
　『うん、だから食べてみて』
　「・・・・は～、わかったよ。　お前を信じて食べてみるよ」
そう言って、俺は赤黒い種を食べてみるのであった。
　






　「・・・何の変化もないんだが・・・」
　『いや、【ステータス】を見てごらん！！』
俺は【ステータス】を見ると
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三日月　桜（みかづき　さくら）
１７歳
種族：人間？
レベル：２０
HP:２０００００
MP：３０００００
筋力：１５０００
防御力：９００００

スキル：【アクセルフォーム】・【無敵モード】・【複製】・【ナビゲーター】・【言語理解】・【文字理解】・【無限アイテムボックス】

称号：【ロリコン（確定）】・【不老不死】
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　「・・・え？」
　『お～、本当に【不老不死】になったんだね』
　「おい、なんで【不老不死】の効果があるんだ」
　『ああ、さっきの種・・・実は【不老不死の種】というアイテムで食べた人や動物を【不老不死】にさせるという効果があるんだ！！！』
　「・・・え、マジで？」
　『うん、マジで！！！』
　「・・最悪だ・・」
　『え、なんで？』
　「・・・お前、考えてみろ・・・【不老不死】の能力あると逆に狙ってくる可能性が増えるだろうが！！！！」
　『・・・そうだった！！！！！！』




　「終わった・・・普通に生きることが俺の目標だったのに・・・・」
　『え～と、仕方ないよ、ほら【予定は未定】とかいうじゃん！！！』
そんな励ましを言われながら、俺は東の町【ダイ町】に進むのであった。