婚約破棄された令嬢は森で静かに暮らしたい

しざくれ

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始まったクーデター

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 一国内の一部分のクーデターではあるが、王国の武器や人員は先にあった戦争に費やしてしまった。今では一地域である公爵領のクーデターさえも押されてしまう状況になる。


 しかし、このクーデターは神聖公国が撒いた種だ。
 もちろんのことながら、大半の農民は興味がなかったり反対の念を持つ者もいた。


 そしてついにクーデターを収めようと自警団を作り出す組織までもが現れる。


『この無意味な暴走を喰いとめるぞー!』
「「「おおー!!」」」


 もちろん、神聖公国がそんな民に動かないわけがなかった。
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