49 / 94
第7話 二度目と、初めて(8/13)
しおりを挟む少しは緊張が解けただろうか。
まあ、俺が耐えられなくなるより、お前が堪えられなくなる方がずっと早いんじゃないかと、俺は思うがな。
内心苦笑する俺の腰を持ち上げるようにして、レイが俺の内へと侵入を試みる。
入り口に、ひた、と当てられたレイの物は、指よりもずっと熱かった。
ずぶり、と体内に硬く熱い異物が入り込む感覚に、思わず抵抗のための力が入りそうになる。
それを意識的に緩めながら、細く長く息を吐く。
「……っ……く……、はぁ…………」
視線を感じて顔を上げれば、レイが心配でたまらないような顔をしている。
おいおい、そんなに俺を心配していては、立つものも立たないんじゃないか?
そう思いはするものの、内へと入り込むレイのそれはとても強固で揺るぎない。
お前はそんなに、俺の事が好きか……。
こんな……どこから見てもむさ苦しい見た目の男に、お前は欲情してると言うのか。
そう思う間に、一番太い部分が入り口を通り抜け、後はするすると入り込む。
……と、思いきや、レイの物が全て収まるより先に、ゴツ。と何かが底に触れた。
「ぐっ!」
ビリリッと強烈な稲妻のような痺れが、腰から弾けて、足先や頭の先までを走り抜ける。
痛いほどの衝撃が走った後には、甘く蕩けるような快感が広がった。
……何だ、これは……。
戸惑う俺の腰を、レイがもう少し高く持ち上げる。
「痛いようなら、我慢しないで言えよ?」
レイの気遣う言葉に、内心苦笑する。
お前、やめてくれと言ってもやめないのではなかったのか?
……けれど、俺が笑っていられたのは、ここまでだった。
ズブ……と奥深くに侵入される。
「っ、ゔあ……っっ」
ゴリッとした感触と強烈な圧迫感。
入ってはいけない部分へと入り込まれるような、命の危険に近い恐怖。
息が出来ず、目を見開く。
レイはぎゅっと眉を寄せて苦しげに呟いた。
「ルスん中……キツイ、な……」
その声に、少しでも緩めようと、出来る限り全身の力を抜いた瞬間、硬い何かが俺の中を割くようにして奥の更に奥へと入り込んだ。
「っ、……ぅゔっっっっっ!!!」
びくんと身体が大きく跳ねる。
速やかに逃げなくては、壊されてしまう、と身体が訴えている。
しかし、入り込んだくびれは簡単には抜けそうにない。
激しい圧迫感と痛み。
それなのに、感じたこともない快感が渦巻いて息すらままならない。
「レ、イ……っ、奥、過ぎる……っ」
「あ……悪いっ!」
俺の必死の訴えに、ルスが慌てて腰を引く。
ぐぷり。と、中で細いそこを無理矢理通る音が聞こえた気がした。
「――――――っっっ!!!」
身体が跳ねる。ビクビクと、繰り返し。
腹の中から弾けるような感覚が、俺の内側を勝手に引き絞る。
「ぅあ、ルスっ、キツ……っ!」
レイの声は痛みを訴えていた。が、俺の身体は既に俺の制御を離れていて、どうする事もできない。
「……っ、一旦、抜くぞっ」
レイが、強引に自身のそれを引き抜く。
締め付けるそこを無理矢理引き裂かれる感覚が、痛みではなく強烈な快感として刺さる。
「――――っっ!!」
視界が明滅して頭が真っ白になる。
勝手に力を込めてしまう全身がレイを傷付けないように、自分の両手が掴んでいるものがシーツである事だけを何とか確かめて、後はただ、荒れ狂うような快感に溺れた。
***
俺は、自分の下でシーツを握り締めて痙攣を続けるルスを、どうしてやればいいのか分からずに、狼狽えていた。
「ルス、大丈夫か……? ルス……!」
ルスは俺の声も届かないのか、それとも答えようがないのか、ギュッときつく閉じたその目も、苦しげな表情も、変わりそうにない。
「っごめん……、ルス……、ごめんな……」
俺は、自身の立ち上がったままのそれに視線を落とす。
俺の物は、ちょっと……、いや、結構……。人より長い。
自分より小柄な女性とする時は、奥まで入れ過ぎないよう気を付けていた。
でも、ルスなら、俺よりガタイもいいし、最後まで入るかと思ってしまった。
いや、入るのは入った。
……入ってしまった。
俺は自身の物を改めて見る。
真っ直ぐじゃない奴は結構いる。だが、左に湾曲する奴が多い中、俺のこれは右側に向かって緩やかに曲がっている。
おそらく……、結腸まで入り込んでしまったんだろう。
普段は閉じているはずの入り口を、ルスは、俺のために……開いてしまった。
痛がる俺の為に、ルスは力を抜こうとしてくれたんだ……。
「っ……、ルス……」
震えるルスに手を伸ばしかけて、躊躇う。
下手に触れれば、快感を増やしてしまうだろう。
……触れないでいる方がいいだろうか。
不甲斐なさに歯噛みすると、思わず涙が滲む。
優しくすると言ったのに。ルスは初めてだったのに。
じっくり、俺と一緒に気持ちよくさせてやりたかったのに、こんないきなり、マズイとこまで侵して、ルスの身体だってびっくりするに決まってる……。
抑え切れずに漏れた、小さな嗚咽。
零れた涙の雫は、顔を覆う俺の腕を伝って、ルスの上にぽたりと落ちた。
「レ、イ……?」
ルスが荒い息の合間から、俺を呼ぶ。
「ルス……っ、大丈夫か? ごめんな、俺……っっ」
「大丈夫……だ……。っ、もう……少し、待って、くれ……」
ルスはまだ苦しげに眉を寄せたままに、俺に少しでも微笑もうとしてくれた。
ルスは、握り締めていたシーツからぎこちなく手を解くと、はぁ、と熱い息を吐きながら、腕を目の上に乗せた。
酷く疲れたようなルスの様子に、喉が渇いてないだろうか、と思い至る。
俺は、とりあえず水でも汲んでこようかと立ち上がった。
背を向けた俺の手首を、ルスの熱い手が掴む。
「あ、えっと、水汲んでくるだ、け……」
「……っ、そばに、いてくれ……」
真っ赤に染まった頬で、額に汗を滲ませて、ルスは潤んだ黒い瞳で俺を見上げて言った。
サラサラとした黒髪が額や頬にかかって、汗で張り付いている。
色っぽいにも程がある。
……もう一回、突っ込みてぇな……。
俺は、ごくりと喉を鳴らして、掴んできたルスの手を、もう片方の手で包む。
「そ、そばにいる。離れないから、安心して休めよ」
ルスはホッと寄せていた眉を緩める。
苦しげな表情が、少し緩まって、切なげで扇情的な表情に変わる。
いや待て、余計俺の心臓に悪いわ!!
こんなルスの顔見てたら、もう問答無用で襲ってしまいそうだ。
俺が思い切り視線を逸らすと、ルスが小さく息を詰めた。
まあ、俺が耐えられなくなるより、お前が堪えられなくなる方がずっと早いんじゃないかと、俺は思うがな。
内心苦笑する俺の腰を持ち上げるようにして、レイが俺の内へと侵入を試みる。
入り口に、ひた、と当てられたレイの物は、指よりもずっと熱かった。
ずぶり、と体内に硬く熱い異物が入り込む感覚に、思わず抵抗のための力が入りそうになる。
それを意識的に緩めながら、細く長く息を吐く。
「……っ……く……、はぁ…………」
視線を感じて顔を上げれば、レイが心配でたまらないような顔をしている。
おいおい、そんなに俺を心配していては、立つものも立たないんじゃないか?
そう思いはするものの、内へと入り込むレイのそれはとても強固で揺るぎない。
お前はそんなに、俺の事が好きか……。
こんな……どこから見てもむさ苦しい見た目の男に、お前は欲情してると言うのか。
そう思う間に、一番太い部分が入り口を通り抜け、後はするすると入り込む。
……と、思いきや、レイの物が全て収まるより先に、ゴツ。と何かが底に触れた。
「ぐっ!」
ビリリッと強烈な稲妻のような痺れが、腰から弾けて、足先や頭の先までを走り抜ける。
痛いほどの衝撃が走った後には、甘く蕩けるような快感が広がった。
……何だ、これは……。
戸惑う俺の腰を、レイがもう少し高く持ち上げる。
「痛いようなら、我慢しないで言えよ?」
レイの気遣う言葉に、内心苦笑する。
お前、やめてくれと言ってもやめないのではなかったのか?
……けれど、俺が笑っていられたのは、ここまでだった。
ズブ……と奥深くに侵入される。
「っ、ゔあ……っっ」
ゴリッとした感触と強烈な圧迫感。
入ってはいけない部分へと入り込まれるような、命の危険に近い恐怖。
息が出来ず、目を見開く。
レイはぎゅっと眉を寄せて苦しげに呟いた。
「ルスん中……キツイ、な……」
その声に、少しでも緩めようと、出来る限り全身の力を抜いた瞬間、硬い何かが俺の中を割くようにして奥の更に奥へと入り込んだ。
「っ、……ぅゔっっっっっ!!!」
びくんと身体が大きく跳ねる。
速やかに逃げなくては、壊されてしまう、と身体が訴えている。
しかし、入り込んだくびれは簡単には抜けそうにない。
激しい圧迫感と痛み。
それなのに、感じたこともない快感が渦巻いて息すらままならない。
「レ、イ……っ、奥、過ぎる……っ」
「あ……悪いっ!」
俺の必死の訴えに、ルスが慌てて腰を引く。
ぐぷり。と、中で細いそこを無理矢理通る音が聞こえた気がした。
「――――――っっっ!!!」
身体が跳ねる。ビクビクと、繰り返し。
腹の中から弾けるような感覚が、俺の内側を勝手に引き絞る。
「ぅあ、ルスっ、キツ……っ!」
レイの声は痛みを訴えていた。が、俺の身体は既に俺の制御を離れていて、どうする事もできない。
「……っ、一旦、抜くぞっ」
レイが、強引に自身のそれを引き抜く。
締め付けるそこを無理矢理引き裂かれる感覚が、痛みではなく強烈な快感として刺さる。
「――――っっ!!」
視界が明滅して頭が真っ白になる。
勝手に力を込めてしまう全身がレイを傷付けないように、自分の両手が掴んでいるものがシーツである事だけを何とか確かめて、後はただ、荒れ狂うような快感に溺れた。
***
俺は、自分の下でシーツを握り締めて痙攣を続けるルスを、どうしてやればいいのか分からずに、狼狽えていた。
「ルス、大丈夫か……? ルス……!」
ルスは俺の声も届かないのか、それとも答えようがないのか、ギュッときつく閉じたその目も、苦しげな表情も、変わりそうにない。
「っごめん……、ルス……、ごめんな……」
俺は、自身の立ち上がったままのそれに視線を落とす。
俺の物は、ちょっと……、いや、結構……。人より長い。
自分より小柄な女性とする時は、奥まで入れ過ぎないよう気を付けていた。
でも、ルスなら、俺よりガタイもいいし、最後まで入るかと思ってしまった。
いや、入るのは入った。
……入ってしまった。
俺は自身の物を改めて見る。
真っ直ぐじゃない奴は結構いる。だが、左に湾曲する奴が多い中、俺のこれは右側に向かって緩やかに曲がっている。
おそらく……、結腸まで入り込んでしまったんだろう。
普段は閉じているはずの入り口を、ルスは、俺のために……開いてしまった。
痛がる俺の為に、ルスは力を抜こうとしてくれたんだ……。
「っ……、ルス……」
震えるルスに手を伸ばしかけて、躊躇う。
下手に触れれば、快感を増やしてしまうだろう。
……触れないでいる方がいいだろうか。
不甲斐なさに歯噛みすると、思わず涙が滲む。
優しくすると言ったのに。ルスは初めてだったのに。
じっくり、俺と一緒に気持ちよくさせてやりたかったのに、こんないきなり、マズイとこまで侵して、ルスの身体だってびっくりするに決まってる……。
抑え切れずに漏れた、小さな嗚咽。
零れた涙の雫は、顔を覆う俺の腕を伝って、ルスの上にぽたりと落ちた。
「レ、イ……?」
ルスが荒い息の合間から、俺を呼ぶ。
「ルス……っ、大丈夫か? ごめんな、俺……っっ」
「大丈夫……だ……。っ、もう……少し、待って、くれ……」
ルスはまだ苦しげに眉を寄せたままに、俺に少しでも微笑もうとしてくれた。
ルスは、握り締めていたシーツからぎこちなく手を解くと、はぁ、と熱い息を吐きながら、腕を目の上に乗せた。
酷く疲れたようなルスの様子に、喉が渇いてないだろうか、と思い至る。
俺は、とりあえず水でも汲んでこようかと立ち上がった。
背を向けた俺の手首を、ルスの熱い手が掴む。
「あ、えっと、水汲んでくるだ、け……」
「……っ、そばに、いてくれ……」
真っ赤に染まった頬で、額に汗を滲ませて、ルスは潤んだ黒い瞳で俺を見上げて言った。
サラサラとした黒髪が額や頬にかかって、汗で張り付いている。
色っぽいにも程がある。
……もう一回、突っ込みてぇな……。
俺は、ごくりと喉を鳴らして、掴んできたルスの手を、もう片方の手で包む。
「そ、そばにいる。離れないから、安心して休めよ」
ルスはホッと寄せていた眉を緩める。
苦しげな表情が、少し緩まって、切なげで扇情的な表情に変わる。
いや待て、余計俺の心臓に悪いわ!!
こんなルスの顔見てたら、もう問答無用で襲ってしまいそうだ。
俺が思い切り視線を逸らすと、ルスが小さく息を詰めた。
0
お気に入りに追加
60
あなたにおすすめの小説

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

【BL】国民的アイドルグループ内でBLなんて勘弁してください。
白猫
BL
国民的アイドルグループ【kasis】のメンバーである、片桐悠真(18)は悩んでいた。
最近どうも自分がおかしい。まさに悪い夢のようだ。ノーマルだったはずのこの自分が。
(同じグループにいる王子様系アイドルに恋をしてしまったかもしれないなんて……!)
(勘違いだよな? そうに決まってる!)
気のせいであることを確認しようとすればするほどドツボにハマっていき……。

飼われる側って案外良いらしい。
なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。
なんでも、向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。
「まあ何も変わらない、はず…」
ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。
ほんとに。ほんとうに。
紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22)
ブラック企業で働く最下層の男。悪くない顔立ちをしているが、不摂生で見る影もない。
変化を嫌い、現状維持を好む。
タルア=ミース(347)
職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。
最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…?
俺、転生したら社畜メンタルのまま超絶イケメンになってた件~転生したのに、恋愛難易度はなぜかハードモード
中岡 始
BL
ブラック企業の激務で過労死した40歳の社畜・藤堂悠真。
目を覚ますと、高校2年生の自分に転生していた。
しかも、鏡に映ったのは芸能人レベルの超絶イケメン。
転入初日から女子たちに囲まれ、学園中の話題の的に。
だが、社畜思考が抜けず**「これはマーケティング施策か?」**と疑うばかり。
そして、モテすぎて業務過多状態に陥る。
弁当争奪戦、放課後のデート攻勢…悠真の平穏は完全に崩壊。
そんな中、唯一冷静な男・藤崎颯斗の存在に救われる。
颯斗はやたらと落ち着いていて、悠真をさりげなくフォローする。
「お前といると、楽だ」
次第に悠真の中で、彼の存在が大きくなっていき――。
「お前、俺から逃げるな」
颯斗の言葉に、悠真の心は大きく揺れ動く。
転生×学園ラブコメ×じわじわ迫る恋。
これは、悠真が「本当に選ぶべきもの」を見つける物語。

男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる