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第4話 後悔に溺れる(5/10)
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もうルスにもバレてしまったのだろう、この思いを。
伝えてくれとお前が言うのなら、俺にはもう、隠す理由もなかった。
「俺は……」
そこまでで、思いが胸につかえて、涙となって溢れ出す。
俺がルスに重ねてきた思いは、口に出すにはあまりに積もり過ぎていた。
「……っ、俺は……お前が……」
ぼろぼろと涙をこぼす情けない俺を、ルスはじっと温かい眼差しで包んで、次の言葉を静かに待っている。
「俺は……っ、お前の事が……ずっと…………す、……好き、だったんだ……」
胸が痛くて張り裂けそうだ。
お前への思いが募り過ぎてて、俺はいつだって苦しかった。
俺はこんなにこんなに、……お前を拗らせてる。
「は?」
ルスの間の抜けた声に、思わず俺も聞き返す。
「……へ?」
ルスは、酷く困惑していた。
「……なんだお前……、俺の事、恨んでるんじゃなかったのか?」
「恨んで……? あ。ああ。あの時の事か? いや、なんで俺がお前を恨む必要があるんだよ」
「だってお前、俺が結婚する頃様子がおかしかったろ? その後も、何度も恋人変えたりして、でも誰とも結婚しなかったし……」
「それで何で俺がお前を恨むんだよ」
「いや、レイも、あいつが好きだったんだろ……?」
「何でそうなる!! 俺は、お前が他の奴と結婚したのが辛かったんだよ!!」
「俺が………………」
「そう、お前が……」
目の前で真っ赤になるルストック。
……おい、お前、俺の告白ちゃんと聞いてたか??
「あー…………レイが、俺のことを好きだって言うのは、その……えーと……」
ルスの目が泳いでいる。いや、これは全然考えてなかったな。
こいつ、俺の気持ちまだこれっぽっちも気付いてなかったな!!!
くそっっ、自分からバラしただけじゃねーかっ!!
俺は半ばやけくそで叫ぶ。
「そうだよ! 俺は、お前に惚れてるんだ! ずっとずっと前から、俺はお前の事しか考えられねーんだよっ!!」
「そ、そういう『好き』か。……分かった」
自分で確認しておいて真っ赤になるなよ、いやこっちももう真っ赤だけどな。
「ルス……、俺は、お前が欲しくてたまらないんだよ」
「っ……」
ルスがゴクリと喉を鳴らす。
何だよその反応は。アリなのかナシなのか、分かんねぇよ。
「俺はルスに笑っててほしい。その為だったら、何だってするつもりだったし、俺の気持ちなんて、ずっと隠したままでいいと思ってた」
「レインズ……」
小さな黒い瞳が、小さく揺れる。
その瞳から逃れるように、俺は精一杯顔を背けて続ける。
「でも、もう……。もう、限界だったみたいだ……。俺は……もう、お前の親友じゃいられないんだな……」
ぽろり。と零れた涙は、俺の肩を掴むルスの手にかかった。
「レインズ……。すまない……」
ルスの謝罪の言葉に、俺は胸を抉られる。
湧き上がる後悔と、悔しさに、ギリっと奥歯を噛み締めた。
「今までずっと……、お前にばかり辛い思いをさせていたのに。俺は……全く気付かずに過ごしていた」
ルスの声には、深い自責の念が込められている。
「……それは、俺が隠してたんだから、お前が気にするとこじゃねーよ……」
痛む胸を押さえながら、俺は何とかそれだけを告げる。
ああもう、これが最後なんだろうか。
こいつとこんな風に話をすることも、これからは無くなってしまうんだろうか。
俺は、せめて最後にルスの顔をよく見ておこうと、黒い瞳を見つめ返した。
ルストックは、優しく笑っていた。
「お前は……俺に献身的すぎるんじゃないか?」
「惚れた弱味ってやつだよ」
俺は苦々しく苦笑して返す。
「お前の後頭部のハゲもか?」
俺の後ろ頭は、蟻にざっくりやられて傷痕がハゲになっている。
だから、普段はそれを隠すように後ろで髪を括っていた。
「……そうだよ」
俺が渋々答えると、ルストックはまた笑った。
「ははは。そうか」
何でそんな爽やかに笑えるんだこの男は。
じとっと半眼で見返せば、ルスは苦笑して言った。
「いや、お前がなかなか結婚できないのは、そのハゲのせいかと心配していたんだ」
何ていう心配をしてくれてるんだ。
「俺はハゲぐらいあったって結婚できる。……お前さえ、いなかったらな」
「つまり、お前がこの歳までずっと独り身なのは、全部俺のせいだったんだな?」
「……いや、そういう事じゃねぇよ……」
やたら真面目に返してくるルスに、俺はため息を吐きながら答えた。
お前のせいになんてする気はない。
「……俺が勝手に、お前に惚れちまっただけだ……」
「俺が責任を取ろう」
ルスは、落ち着いた声でハッキリと言った。
「……………………は?」
なんだって!?
「俺が、お前を嫁にもらおう」
「…………………………はぁ?」
待て待て待て待て、俺が、嫁なのか!?
違う、そこじゃない、大事なのは、ええと……??
ぐるぐると目を回して混乱する俺を、ルスはそっと胸に抱いた。
「レインズ……今まですまなかったな……」
いやいや、男前過ぎるだろ。
お前、完全ノンケの癖に、俺の気持ちに応えてくれるってのかよ。
動揺を堪えきれないままに、俺はルスの胸で尋ねる。
「い、いいのかよ……、俺は男で、お前も……」
ルスはほんの少し考えてから真面目に答える。
「そうだな……。まあ、お前の両親には、ガッカリされるかも知れないな」
「そんなとこ心配しなくていいから!」
「違うのか?」
キョトンとした顔で見返される。
くそう。俺はお前のその顔に弱いんだよ!
「俺の事……その……受け入れられ、そう、なのか……?」
無理はさせたくないが、できることなら、俺も、その、したい。
「経験は無いが、何事にも最初はあるものだ。これから勉強しよう」
「そうじゃなくて!」
「なるべく、優しくすると誓おう」
「って俺が抱かれる方か!!!」
「……違うのか?」
俺を覗き込むルスの瞳が不安げに揺れる。
「……っっ!!」
ああ、もういいよ!!
お前とひとつになれるなら、上でも下でも!!
何か間違ったかと不安そうに見つめてくる黒い瞳に負けて、俺は、その顎を引き寄せた。
ぐいと強引に口付けても、ルスは一瞬身体に力を入れただけで、抵抗はしなかった。
温かくて、分厚い唇。
そっとルスが目を閉じた気配に、俺も目を閉じる。
「ルス、好きだ……」
唇を重ねたまま伝えると、ルスも苦笑の混じった声で答えた。
「ありがとう」
そうだよな、別にルスは、俺の事好きってわけじゃないもんな。
自分の心の声に、俺は自分で傷付いた。
いやでも、心はこれから、好きになってもらえばいいんだよ。
だって、ルスは、俺とこの先も一緒に居てくれるって言ってるんだからな!
心を立て直すと、下半身までもが立ち上がりかけている事に気付く。
そうだよな。惚れた奴との初キスだもんな。当然上がるよな。
俺は、ダメ元で聞いてみる。
「……なあ、今からしてもいいか?」
「ああ。いや、明日は会議が……」
ルスはそこまで言いかけて、思い出したように続けた。
「そうか、来なくていいと言われたんだったな」
言われて、団長の顔が脳裏を過ぎる。
俺たちに、鳥車を手配した上に、明日を午前半休にしてくれた団長の『俺の言う通りだっただろう』と冷たく笑う顔が。
「……なんだよ、結局全部、団長の掌の上かよ」
俺の呟きに、ルスは小さく首を傾げた。
いや、だからそれが可愛いんだよ……。
どこか悔しくはあったが、それでも、団長のその気持ちをありがたくいただく事にして、俺はルスを押し倒した。
後ろへ撫でつけられた黒髪が、ベッドに押し付けられてぱらぱらと数本零れて広がる。
ああ、この髪を、これから俺が乱せるのか。そう思うだけで下腹部に熱が集まる。
ルスは、ほんの少し戸惑うような顔をしていたが、嫌がる素振りは無かった。
「……いいか?」
尋ねると、ルスは少し恥ずかしそうに、小さく頷いた。
伝えてくれとお前が言うのなら、俺にはもう、隠す理由もなかった。
「俺は……」
そこまでで、思いが胸につかえて、涙となって溢れ出す。
俺がルスに重ねてきた思いは、口に出すにはあまりに積もり過ぎていた。
「……っ、俺は……お前が……」
ぼろぼろと涙をこぼす情けない俺を、ルスはじっと温かい眼差しで包んで、次の言葉を静かに待っている。
「俺は……っ、お前の事が……ずっと…………す、……好き、だったんだ……」
胸が痛くて張り裂けそうだ。
お前への思いが募り過ぎてて、俺はいつだって苦しかった。
俺はこんなにこんなに、……お前を拗らせてる。
「は?」
ルスの間の抜けた声に、思わず俺も聞き返す。
「……へ?」
ルスは、酷く困惑していた。
「……なんだお前……、俺の事、恨んでるんじゃなかったのか?」
「恨んで……? あ。ああ。あの時の事か? いや、なんで俺がお前を恨む必要があるんだよ」
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「それで何で俺がお前を恨むんだよ」
「いや、レイも、あいつが好きだったんだろ……?」
「何でそうなる!! 俺は、お前が他の奴と結婚したのが辛かったんだよ!!」
「俺が………………」
「そう、お前が……」
目の前で真っ赤になるルストック。
……おい、お前、俺の告白ちゃんと聞いてたか??
「あー…………レイが、俺のことを好きだって言うのは、その……えーと……」
ルスの目が泳いでいる。いや、これは全然考えてなかったな。
こいつ、俺の気持ちまだこれっぽっちも気付いてなかったな!!!
くそっっ、自分からバラしただけじゃねーかっ!!
俺は半ばやけくそで叫ぶ。
「そうだよ! 俺は、お前に惚れてるんだ! ずっとずっと前から、俺はお前の事しか考えられねーんだよっ!!」
「そ、そういう『好き』か。……分かった」
自分で確認しておいて真っ赤になるなよ、いやこっちももう真っ赤だけどな。
「ルス……、俺は、お前が欲しくてたまらないんだよ」
「っ……」
ルスがゴクリと喉を鳴らす。
何だよその反応は。アリなのかナシなのか、分かんねぇよ。
「俺はルスに笑っててほしい。その為だったら、何だってするつもりだったし、俺の気持ちなんて、ずっと隠したままでいいと思ってた」
「レインズ……」
小さな黒い瞳が、小さく揺れる。
その瞳から逃れるように、俺は精一杯顔を背けて続ける。
「でも、もう……。もう、限界だったみたいだ……。俺は……もう、お前の親友じゃいられないんだな……」
ぽろり。と零れた涙は、俺の肩を掴むルスの手にかかった。
「レインズ……。すまない……」
ルスの謝罪の言葉に、俺は胸を抉られる。
湧き上がる後悔と、悔しさに、ギリっと奥歯を噛み締めた。
「今までずっと……、お前にばかり辛い思いをさせていたのに。俺は……全く気付かずに過ごしていた」
ルスの声には、深い自責の念が込められている。
「……それは、俺が隠してたんだから、お前が気にするとこじゃねーよ……」
痛む胸を押さえながら、俺は何とかそれだけを告げる。
ああもう、これが最後なんだろうか。
こいつとこんな風に話をすることも、これからは無くなってしまうんだろうか。
俺は、せめて最後にルスの顔をよく見ておこうと、黒い瞳を見つめ返した。
ルストックは、優しく笑っていた。
「お前は……俺に献身的すぎるんじゃないか?」
「惚れた弱味ってやつだよ」
俺は苦々しく苦笑して返す。
「お前の後頭部のハゲもか?」
俺の後ろ頭は、蟻にざっくりやられて傷痕がハゲになっている。
だから、普段はそれを隠すように後ろで髪を括っていた。
「……そうだよ」
俺が渋々答えると、ルストックはまた笑った。
「ははは。そうか」
何でそんな爽やかに笑えるんだこの男は。
じとっと半眼で見返せば、ルスは苦笑して言った。
「いや、お前がなかなか結婚できないのは、そのハゲのせいかと心配していたんだ」
何ていう心配をしてくれてるんだ。
「俺はハゲぐらいあったって結婚できる。……お前さえ、いなかったらな」
「つまり、お前がこの歳までずっと独り身なのは、全部俺のせいだったんだな?」
「……いや、そういう事じゃねぇよ……」
やたら真面目に返してくるルスに、俺はため息を吐きながら答えた。
お前のせいになんてする気はない。
「……俺が勝手に、お前に惚れちまっただけだ……」
「俺が責任を取ろう」
ルスは、落ち着いた声でハッキリと言った。
「……………………は?」
なんだって!?
「俺が、お前を嫁にもらおう」
「…………………………はぁ?」
待て待て待て待て、俺が、嫁なのか!?
違う、そこじゃない、大事なのは、ええと……??
ぐるぐると目を回して混乱する俺を、ルスはそっと胸に抱いた。
「レインズ……今まですまなかったな……」
いやいや、男前過ぎるだろ。
お前、完全ノンケの癖に、俺の気持ちに応えてくれるってのかよ。
動揺を堪えきれないままに、俺はルスの胸で尋ねる。
「い、いいのかよ……、俺は男で、お前も……」
ルスはほんの少し考えてから真面目に答える。
「そうだな……。まあ、お前の両親には、ガッカリされるかも知れないな」
「そんなとこ心配しなくていいから!」
「違うのか?」
キョトンとした顔で見返される。
くそう。俺はお前のその顔に弱いんだよ!
「俺の事……その……受け入れられ、そう、なのか……?」
無理はさせたくないが、できることなら、俺も、その、したい。
「経験は無いが、何事にも最初はあるものだ。これから勉強しよう」
「そうじゃなくて!」
「なるべく、優しくすると誓おう」
「って俺が抱かれる方か!!!」
「……違うのか?」
俺を覗き込むルスの瞳が不安げに揺れる。
「……っっ!!」
ああ、もういいよ!!
お前とひとつになれるなら、上でも下でも!!
何か間違ったかと不安そうに見つめてくる黒い瞳に負けて、俺は、その顎を引き寄せた。
ぐいと強引に口付けても、ルスは一瞬身体に力を入れただけで、抵抗はしなかった。
温かくて、分厚い唇。
そっとルスが目を閉じた気配に、俺も目を閉じる。
「ルス、好きだ……」
唇を重ねたまま伝えると、ルスも苦笑の混じった声で答えた。
「ありがとう」
そうだよな、別にルスは、俺の事好きってわけじゃないもんな。
自分の心の声に、俺は自分で傷付いた。
いやでも、心はこれから、好きになってもらえばいいんだよ。
だって、ルスは、俺とこの先も一緒に居てくれるって言ってるんだからな!
心を立て直すと、下半身までもが立ち上がりかけている事に気付く。
そうだよな。惚れた奴との初キスだもんな。当然上がるよな。
俺は、ダメ元で聞いてみる。
「……なあ、今からしてもいいか?」
「ああ。いや、明日は会議が……」
ルスはそこまで言いかけて、思い出したように続けた。
「そうか、来なくていいと言われたんだったな」
言われて、団長の顔が脳裏を過ぎる。
俺たちに、鳥車を手配した上に、明日を午前半休にしてくれた団長の『俺の言う通りだっただろう』と冷たく笑う顔が。
「……なんだよ、結局全部、団長の掌の上かよ」
俺の呟きに、ルスは小さく首を傾げた。
いや、だからそれが可愛いんだよ……。
どこか悔しくはあったが、それでも、団長のその気持ちをありがたくいただく事にして、俺はルスを押し倒した。
後ろへ撫でつけられた黒髪が、ベッドに押し付けられてぱらぱらと数本零れて広がる。
ああ、この髪を、これから俺が乱せるのか。そう思うだけで下腹部に熱が集まる。
ルスは、ほんの少し戸惑うような顔をしていたが、嫌がる素振りは無かった。
「……いいか?」
尋ねると、ルスは少し恥ずかしそうに、小さく頷いた。
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