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「あっ、あっ、あ、だめぇ、も、前っ、はじけちゃっ……っ!!」
たくさん、そこがぷっくりと膨らんでいくまで、少年の指戯は続いた。高められている肉体はすぐに悦を拾い、どんどんと上へと上り詰めようとしている。
もうだめだ。
達してしまう。
すぐに限界を迎えそうになった青年に対して、その一寸間際で、少年は引いた。
つーっと指を引き抜かれて、青年は唖然としてしまう。
もうすぐだったのに。
それは、官能を与えてくる指がなくなった安堵よりも、急に悦が消えた驚きのほうがつよかった。未練がましそうに腰を揺らす青年に少年が意地悪く耳元でささやいた。
「……入れて、ほしい?」
どこか甘いその口調に、腰まで蕩けてしまいそうだ。ぶるりと青年の全身が震える。
「……あ、そ、それはっ」
小さく残っていた理性が邪魔をする。こんなとき、狂ってしまえれば、どこまで楽なのだろうか。
「ねえ、どうなの?」
じれったそうに少年が、青年の双尻に自身の雄をこすり合わせてくる。その感覚に青年の全身の細胞が覚醒させられていく。
「あ、かたいっ」
「そうだよ。ぼくの、このびくびくいってる可愛いやつ、にぃさんのが食べたい食べたいってヒクヒク開閉してる。かわいそうだよねぇ?」
「そんなっ……」
「楽にしてあげないと、ずっとこのままなの、つらいのは、にぃさんもだと思うよ」
「んっ、うくっ!」
青年が後ろをいじられている間、じっと自身の花幹を慰めていた使用人のアツヤが、急に首を伸ばしてきた。そして、その綺麗な顔がゆっくりと青年へと近づいていく。そのまま、彼の唇をついばんでやれば、くぐもった声が漏れ、飲み込めなかった唾液が青年の口の端から、たらりと流れ落ちていく。
「ん、はぁっ」
離れていく唇に未練がましいとばかりに糸を引くふたりの唾液がまじりあった液体。
その光景に待っていられないと少年の自身の高ぶりに手を添えて支えると、強引に青年の蕾へと進出した。
たくさん、そこがぷっくりと膨らんでいくまで、少年の指戯は続いた。高められている肉体はすぐに悦を拾い、どんどんと上へと上り詰めようとしている。
もうだめだ。
達してしまう。
すぐに限界を迎えそうになった青年に対して、その一寸間際で、少年は引いた。
つーっと指を引き抜かれて、青年は唖然としてしまう。
もうすぐだったのに。
それは、官能を与えてくる指がなくなった安堵よりも、急に悦が消えた驚きのほうがつよかった。未練がましそうに腰を揺らす青年に少年が意地悪く耳元でささやいた。
「……入れて、ほしい?」
どこか甘いその口調に、腰まで蕩けてしまいそうだ。ぶるりと青年の全身が震える。
「……あ、そ、それはっ」
小さく残っていた理性が邪魔をする。こんなとき、狂ってしまえれば、どこまで楽なのだろうか。
「ねえ、どうなの?」
じれったそうに少年が、青年の双尻に自身の雄をこすり合わせてくる。その感覚に青年の全身の細胞が覚醒させられていく。
「あ、かたいっ」
「そうだよ。ぼくの、このびくびくいってる可愛いやつ、にぃさんのが食べたい食べたいってヒクヒク開閉してる。かわいそうだよねぇ?」
「そんなっ……」
「楽にしてあげないと、ずっとこのままなの、つらいのは、にぃさんもだと思うよ」
「んっ、うくっ!」
青年が後ろをいじられている間、じっと自身の花幹を慰めていた使用人のアツヤが、急に首を伸ばしてきた。そして、その綺麗な顔がゆっくりと青年へと近づいていく。そのまま、彼の唇をついばんでやれば、くぐもった声が漏れ、飲み込めなかった唾液が青年の口の端から、たらりと流れ落ちていく。
「ん、はぁっ」
離れていく唇に未練がましいとばかりに糸を引くふたりの唾液がまじりあった液体。
その光景に待っていられないと少年の自身の高ぶりに手を添えて支えると、強引に青年の蕾へと進出した。
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