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「ひっ、あ、あっ、だめ、もぉ」
雄の発情した匂いに満ちた屋敷。誰もが限界を迎えて、あちらこちらで盛っている。
気にせずに服を剥ぎ、男を誘う色づいた肌を露出させて、肉体をくねらせる。とろりと密をしたためた肉茎に手を伸ばして慰め、それでも足りないと後ろの蕾にも指を差し入れ、よがる。だが、それでも収まらないらしい。必死に身を捩り、鳴き、中に入れてくれる雄を探す。
地獄絵図、そのものだ。
青年は恐る恐る自身の下半身に手を伸ばした。誰もが自分のことに必死で、きっと己のことなど気にもしないはずだ。そう言い聞かせて、痛いくらいに張り詰めたそこに触れた。
「あっ……!」
触れただけで、波のようにそれは全身を駆け巡る。やばい。青年は直感で震えた。これはまずい状態かもれない。感覚が鋭敏になっている。それだけならいいが、きっとこれは――、制御できなくなる。
「ふ、んぅ……くっ」
触れてしまったが最後だった。
青年は肉茎を取り出すとそれを必死に慰め始めた。彼の手淫によって、それはより反りあがり、蜜をぽろぽろとこぼしていく。濡れていくそれで滑りはよくなりどんどん悦は深まっていく。
「くっ―ー!!」
青年は制を吐いた。ぽたぽたと吐き出された白濁が廊下に飛び散る。
一度出したのだ。
これでしばらくはよくなると思った。そう思いたかった。
だが、それは逆だった。
「は、あ……な、なんで……」
一度精を吐いたというのに、青年のそこは再び硬さを取り戻し、勢いよく反りあがった。それだけじゃない。射精がトリガーとなって、全身がさらなる官能を求めはじめたのだ。
「くっ……うう……」
蠢く。己の熱が冷めないその胎内で。
これはきっと、前だけでは収まらない。苦しくなって、ひたすらにペニスをしごくがそれでは追いつかない。こんなこと、絶対に……。羞恥に震えながらも、片手を胸へと伸ばす。その突起した乳首を積み、撫で、押しつぶす。
自然に腰がゆれる。それは青年地震で意図したわけではないが、雄を求めてあさましく交尾をねだるように、扇情的だった。
そう、彼自身、自分のことで精いっぱいになってしまった。だから、気が付かなかった。彼のすぐ後ろから近づいてくる人影に。
雄の発情した匂いに満ちた屋敷。誰もが限界を迎えて、あちらこちらで盛っている。
気にせずに服を剥ぎ、男を誘う色づいた肌を露出させて、肉体をくねらせる。とろりと密をしたためた肉茎に手を伸ばして慰め、それでも足りないと後ろの蕾にも指を差し入れ、よがる。だが、それでも収まらないらしい。必死に身を捩り、鳴き、中に入れてくれる雄を探す。
地獄絵図、そのものだ。
青年は恐る恐る自身の下半身に手を伸ばした。誰もが自分のことに必死で、きっと己のことなど気にもしないはずだ。そう言い聞かせて、痛いくらいに張り詰めたそこに触れた。
「あっ……!」
触れただけで、波のようにそれは全身を駆け巡る。やばい。青年は直感で震えた。これはまずい状態かもれない。感覚が鋭敏になっている。それだけならいいが、きっとこれは――、制御できなくなる。
「ふ、んぅ……くっ」
触れてしまったが最後だった。
青年は肉茎を取り出すとそれを必死に慰め始めた。彼の手淫によって、それはより反りあがり、蜜をぽろぽろとこぼしていく。濡れていくそれで滑りはよくなりどんどん悦は深まっていく。
「くっ―ー!!」
青年は制を吐いた。ぽたぽたと吐き出された白濁が廊下に飛び散る。
一度出したのだ。
これでしばらくはよくなると思った。そう思いたかった。
だが、それは逆だった。
「は、あ……な、なんで……」
一度精を吐いたというのに、青年のそこは再び硬さを取り戻し、勢いよく反りあがった。それだけじゃない。射精がトリガーとなって、全身がさらなる官能を求めはじめたのだ。
「くっ……うう……」
蠢く。己の熱が冷めないその胎内で。
これはきっと、前だけでは収まらない。苦しくなって、ひたすらにペニスをしごくがそれでは追いつかない。こんなこと、絶対に……。羞恥に震えながらも、片手を胸へと伸ばす。その突起した乳首を積み、撫で、押しつぶす。
自然に腰がゆれる。それは青年地震で意図したわけではないが、雄を求めてあさましく交尾をねだるように、扇情的だった。
そう、彼自身、自分のことで精いっぱいになってしまった。だから、気が付かなかった。彼のすぐ後ろから近づいてくる人影に。
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