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2021
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目標がない俺と夢に突き進む彼の間の溝。学生時代から彼は一直線でいつも輝いていた。卒業後も日々の八割は仕事のせいか通り過ぎる時間が増えるほど差は大きく深くなっていく。いつか彼が二度と手の届かないところへ行ってしまいそうで。そのとき、俺は気が付く。俺は彼を手の中に入れたかったのだと。(了)
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