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2021
ルーティーンもしくは愛
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「お前、何で飽きないんだ、それ」真っピンクなパッケージを破ると顔を出すイチゴ味の菓子パン。パン生地の上を着色料のごってり桃色のコーティングが見えてげんなりする。よく毎日食っていられると同級生の横顔を眺めた。「まあ、お前みたいなもんだし」「はあ?」わけが分からない。彼は笑っていた。(了)
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