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2021
星
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足元が暗い。どこを目指して歩いていけばいいのか分からない。そんなとき、灯台のように彼の光に導かれ自分をとりもどす。だから、彼は星なのだ。北極星のように周りの星々を従えて、彼は輝く。迷える人に手を差し伸べるように。軽口を叩き笑い、くだらない日常の中にあっても、この胸の中に光はある。(了)
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